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宇城(熊本)訪問 [2009年01月14日(Wed)]
 宇城市は松橋町、不知火町、三角町などが合併してできた新しい市です。現在、合併後2期目の選挙が近づいており、一騎打ちの激戦になりそうだとお伺いしました。休みの日でしたが市役所にお邪魔して、副市長さんと会談後、熊本大学薬学部副学部長よの高濱先生(宇城出身)と指導教官の白崎准教授、さらに学生さん8人と意見交換を行いました。趣旨は、文部科学省の質の高い大学教育推進プログラムに採択されたエコファーマを担う薬学人育成プログラムのなかの一環で自主性、国際性、視野の拡大などを目指す観点から、中央省庁との意見交換をこの夏にも予定しており、いわばその予行演習をさせてほしいというものでした。一見私の仕事とは関係ないようにも思えますが、地域再生マネジャーの斉藤さんからの依頼でもあり、また、人材育成は私の一生のテーマであることもあり、快くお引き受けしたものです。学生さんからは中央省庁における薬学人の活躍可能性、環境問題に対する総務省の取り組みなどについて質問がありました。今後、夏ごろには、環境省、文部科学省、国土交通省、農林水産省などと意見交換をしたいとのことで、その紹介窓口をすることになりました。  その後、府中のアンテナショップへ農家から商品を送る役割、つまり地元商社の役割をしているまちなか研究室ひまわり(主婦3人と斉藤さんで運営、斉藤さんはこの2階に住んでいます。松橋駅の駅前通、駅から歩いて3分ぐらいのところにあります)を見せてもらった後、三角の山の上、不知火湾や三角港が眼下に広がるところにすべて手作りで作られた食と農の体験塾に立ち寄り、ちょうど地元の生産農家の方を招いて地産池消のメニューの試作、試食会をやっているところに飛び入りで参加、調理と試食を手伝いました。この塾は、地元では有名人となっている宮田研蔵さんが長年一人で家族と手がけてきた純粋民間の青少年教育のための施設です。今では年間1万人の方が訪れ、全体3時間半くらいで、お好み焼き、ピザ、パンなどを小麦から練って作り、発酵させ、石釜で焼いて食べる。釜でご飯を炊き、だご汁を作って食べる、そして片付けるという食育、農業の勉強などをさせるのです。料金は大人1000円、子供500円で食べ放題だそうです。すべて地元の農産品で食べるものをつくり、薪の火力で煮たり、焼いたり、炊いたりすることを覚え、皆でおいしく食べて、片付けるということを通じて子供たちを教育しようという基本的なコンセプトで一貫してやってきているそうです。建物といっても掘っ立て小屋みたなものですが、すべて電信柱などの廃材でできており、テーブルイス等も手作りでした。地元にしっかりと根付いてこのような地道な活動が継続してなされていることに大きな感動を覚えました。ここのプログラムを体験できる子供たちは本当に幸せですし、まっすぐにすくすくと育っていくことでしょう。
Posted by shechan at 23:10 | 活動紹介 | この記事のURL