日本財団公益コミュニティサイト CANPAN CANPANブログ:公益法人,NPO,CSR,社会貢献活動のための無料ブログ
«初行脚 | Main | 生活対策臨時交付金に関する問答»
2009年01月
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリアーカイブ
最新記事
竹田(大分)訪問 [2009年01月14日(水)]
 大分県竹田市をふるさと財団地域再生マネージャーの斉藤さんと訪問しました。大分県は感心なことに単独で地域づくり仕掛人という制度を作っており、斉藤さんはその一人として竹田を担当。厚労省職業安定局のパッケージ事業という助成事業を核に、地域の方々とともに内発型雇用創出に取り組み、農家によるトマトなどの特産品の加工品開発と直販、地産地消、食育ネット型レストランの創業、泊食分離型商家民泊の推進、滞在型温泉施設開発などを手懸け、成果をあげてきています。市長さんをはじめ市の担当者、商工会議所など関係者との連携もよく、素晴らしい取り組みになりつつあります。
 私は特に荻の農家の主婦が組織するエムナインの加工直売施設トマト村、長湯温泉大丸旅館の当主で観光カリスマの首藤さんが新たに作った図書施設を備えた高級コテージ型滞在施設BBC、県庁職員でありながら食育ネットを主催する本山さんが地元のうどん屋さんや若手と協力して勉強会を兼ねて将来の本格開業を目指す朝カフェなどに感心しました。特に朝カフェは七時からの会に参加させていただきましたが、私が参加するというので、市長さん夫婦、タクシー会社経営の商工会議所副会頭さんなどをはじめ、お歴々も参加されて、新しいアイデアも生まれていました。

 参考までに、竹田の皆さんに宛てた御礼のメールを以下にご紹介しておきます。
 

竹田市の皆様

 先日は忙しい日程でお邪魔したにもかかわらず、皆さんの素晴らしい活動の実態
を見せていただき、また、いろいろと意見交換もさせていただきありがとうござい
ました。
 私自信もNPO大山中海観光推進機構の理事として、観光というよりは地域おこ
し全般に参画させていただいていますが、地域の生活や文化、習俗、食、イベント
などを見聞してもらうことがこれからの観光、エコツーリズムの主流になると考え
ています。観光や交流居住、移住を最初からの目的にするのではなく、地域の個性
をしっかりと踏まえた魅力ある地域づくりをすることが、そういう結果に必ずつな
がるという信念にも似たものがあります。自分たちが自信を持って暮らせる地域が
外部の人にからも評価され観光や交流居住の対象になるはずです。
 今回は時間が短く、大好きな町歩きがあまり出来ませんでしたが、岡城趾は市長
さんに進められ、朝案内をしていただき、その山深さや堅牢さに圧倒され、さすが
一度も落城したことがないお城だなと感嘆しました。一度ここもゆっくりと散策な
どしてみたいところです。合わせて風情のある城下の町並みもゆっくりと歩いて見
たいと思いました。機会があれば是非また熊本空港からふらっと出かけたいもので
す。私はこういう小さな城下町、かつての底力に基づく地域力を感じさせる所に大
いに魅力を感じ、その源泉をたどってみたい気持ちに駆られます。
 長湯のBBCも素敵な滞在型施設です。3泊くらいでゆっくり泊まり、近所の正
直屋さんでスッポン料理なんて最高ですね。私は昔から温泉街の活性化のため、旅
館は素泊まり客を大切にすべきだと主張してきました。そうしないと、せっかく温
泉にいって糖尿病になるという笑い話が出来てしまいます。温泉旅館が栄えて、街
が廃れるのでは本末転倒です。温泉街が比較的元気がいいところ、湯布院はそうか
もしれませんが、私はああいう街は評価しません。山陰城崎温泉、有馬温泉などは
いい方でしょうか。福島の飯坂温泉は無惨です。うちの山陰皆生温泉も大変です。
温泉旅館と温泉街の共存は共通のテーマだと思っています。その意味で、長湯のB
BCは素敵な取組みです。
 県庁職員でありながら食育ネットを主催する本山さんや志保屋の後藤さんを中心と
した朝カフェの取組も素晴らしいものでした。食育と地産地消、泊食分離型商家民泊
との連携などいろんな課題に取り組む中、私が参加するということで、市長さんご夫
婦、商工会議所副会頭で国際観光交通(タクシー)社長の佐藤さんなども初参加をい
ただき、朝談義のなかでいろんな知恵が出てきました。周辺から竹田の病院に通うお
年寄り達の居場所やご飯を食べる場所がなくて困っている、タクシー会社の5時から
の一時間おきの時差出勤で朝ご飯を提供してくれるところがなく困っているなどの意
見があり、こういう朝カフェがあれば需要はあるのではないかということになりまし
た。私からは小さなビジネスなのでリスクを軽減するために、利用客も協力して前日
予約型のような形に出来ないかと提案しました。準備をしていただいたスタッフの皆
さんは朝7時からの開始で準備は暗いうちからされて大変だったと思います。ありが
とうございました。
 そのほか、荻の農家の主婦の皆さんが経営するエムナインのトマト村なども視察さ
せていただき、農産品加工とその直売システムの成功例を拝見しました。
 斉藤地域再生マネージャーが大分県即時のシステムである地域おこし仕掛け人とし
て、竹田を担当し、厚労省のパッケージ事業などを導入して、内発型雇用創出に大き
な寄与をしている実態をつぶさに見せていただき、大いに感心し、触発され、今後の
我々の制度づくりにも大変な示唆を受けたところです。
 今後とも、竹田市の皆さん方の取組が大きく花を開かせ、実を結ぶことを心から祈
念してお礼に代えさせていただきます。
 本当にありがとうございました。頑張ってください。またお会いしたいと思いま
す。

                                         しいかわ

Posted by shechan at 12:28 | 活動紹介 | この記事のURL