妙好人「因幡の源左」 [2008年06月15日(日)]
|
妙好人「因幡の源左」を知ったのは、本当に偶然のことでした。職場の後輩に鳥取県青谷町出身のものがおり、また、この地域に江戸時代の石工でユニークな狛犬などの作品を多く残す川六という人がおり、地元では結構誇りにして大切にし、調査などもしているのです。
二、三度、川六の調査に行ったことがありますが、その時に青谷町山根という和紙の里でもある山手の集落を訪れたときに、ふと町内の案内地図にある源左と言う人の生家に立ち寄ってみようと思い立ったのでした。本当に偶然のことです。しかし、実はこれには伏線があり、 南部町の板祐生の記念館でこの源左のことを知ってからなんとなく気になっていたのでした。 その生家には、源左の末裔の方が住んでおられ、訪ねるといろいろと説明してくれたり、本を出してくれたりして、丁寧に応対してくれました。例の有名な柿の木も庭の奥のほうにありましたが、残念ながら枯れてしまっており、往時の実がたわわになっていたであろう面影はありません。なんでも、町が記念碑を建てたときに根の周りをいためてしまったのだと嘆いておられました。 そのことがきっかけになり、といっても、随分時間が経ってから、ふと思い出してこの本を取り寄せて読む気になったのでした。なかなか味のある源左の言行であり、気に入った話は何度も噛み締めるように読んでいます。 ![]() |





