こんにちは。シマブロ!事務局の烏田です。
今年から特別寄稿を中心にブログ更新していこうと思っています。
今回は、島根県松江市を中心として、僧侶でありながらフォトグラファーという豅 純吾さんに御寄稿いただいています。
仕事をしながらプライベートで地域に関わる活動をしておられる方の割合は、都心部に比べて島根の方が高いような印象があります。
その地域との❝関わりしろ❞が、自分の特技や趣味だったら…それはきっと、負担感なく楽しく取り組むことができるんじゃないかと思います。
そんな1つの例として紹介させていただきます!
〔シマブロ特別寄稿:豅 純吾さん〕
僧侶&フォトグラファー
初めて寄稿させていただきます、豅 純吾(ながたに じゅんご)と申します。松江市石橋町にある順光寺というお寺の副住職です。
お寺は古くから地域コミュニティの中心であることから、地域とともにあるお寺づくりを目指し、積極的に地域の活動に参加しています。
また、10年以上前から、フォトグラファーとしての活動も行なっています。松江は美しい風景が多く、被写体に恵まれたまちです。松江の魅力を写真で広く発信していくため、個人サイトを開設し、作品を公開しています。
Nagatani Jungo Photography
https://nagatanijungo.net
2014年からは、松江の秋の光のイベント「松江水燈路(まつえすいとうろ)」の写真展を毎年開催しています。
松江着物時間〜着物で彩る松江の風景
今、私は写真を使ったまちづくり活動として、「松江着物時間」という取り組みを行なっています。
この企画を一緒に発案したのは、元・ちどり娘(松江城観光ガイド)の江畑春奈さん。着物と松江をこよなく愛する松江の女性です。
「松江で着物を着る人が増えて欲しい。着物人口が増えて街を華やかに彩ることで観光に活気を生み出したい」という思いを持っています。
松江は、江戸期より松江藩の城下町として発展しました。城下町ならではの風情が街の至るところに残っており、着物姿が映える街でもあります。
この「松江着物時間」のコンセプトは、「着物姿が彩る松江の風景」。着物姿が彩る「水の都・松江」の観光スポットを写真で紹介し、松江の魅力を発信することを目的にしています。
今までの活動
「松江着物時間」は、2014年の秋から活動を始めました。
松江の観光スポットに行き、撮影を行います。モデルを担当するのは、江畑さんと、彼女の着物仲間たちです。これまで、松江城、宍道湖、松江大橋など、松江の名所を舞台にモデル撮影を行いました。
撮影した写真は私のサイトで公開し、多くの方にご覧いただいています。
松江着物時間
https://nagatanijungo.net/matsuekimono
FacebookやInstagramなどのSNSにも写真を投稿し、活動をアピールしています。
当初は地道な活動を続けていた「松江着物時間」ですが、SNSでの口コミが広がり、2016年あたりから多くの方に知ってもらえるようになりました。
スマートフォンが普及し、ブログやSNSで気軽に投稿ができる時代。Web媒体を活用することで、コストや手間をかけず、作品をたくさんの人に見てもらうことができます。
発信を続けていくことで、同じような目的を持った仲間を見つけることも簡単になりました。
インターネットの発達と発信技術の向上によって、地域活動を行う敷居が下がったように感じます。そういう意味では、良い時代になったなと思います。
2016年には、「松江着物時間」で撮影した写真が、「市報まつえ」の表紙を飾りました。
https://nagatanijungo.net/archives/7522
また、2018年1月には最初の写真展を開催しました。会場はミスアガサさんという市内の飲食店です。多くの方にご来場いただきました。
※ 開催期間:2018年1月8日〜1月31日
https://nagatanijungo.net/archives/9278
これからの活動
活動を始めて3年が経ちました。まだ撮影していない名所・スポットもたくさんあるので、これからも各地での撮影を続けていきます。
これまで通り、ネット媒体を中心に活動していきますが、それと並行して、「松江着物時間」の写真展を各所で開催していきたいと思っています。
また、一緒にこの活動に参加してくれる仲間を増やすのも目標のひとつです。
特技を活かしたまちづくり
「松江着物時間」の活動を続ける中で感じたのは、まちづくり活動で自分の特技・趣味・関心を活かすことの大切さです。
「松江着物時間」は、江畑さんの着物の知識と私の写真撮影、それぞれの得意分野が原点です。
活動当初は、何度もミーティングを重ねて、それぞれのスキル、できることできないこと、活動についての思いなどをとことん話し合いました。
地域活動を始めるときに、自分自身が得意なこと、興味のあることをしっかりと掘り下げること。そこから活動のヒントが見えてくるのだと思います。
「松江着物時間」の活動を続ける中で、そんなことを感じました。これからも、得意分野を活かした活動を続けていきたいと思います。
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豅さん、素晴らしい取組紹介と写真をありがとうございました!!!
これからもシマブロ!では、「島根の明るい未来に繋がるメッセージや体験談」など、皆様からの寄稿をお待ちしております◎
2018年02月17日
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