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取材メンバー紹介

大三島メンバー
智 武 徳
おすすめはコレ
海風と海肌。旅人とのふれあい。
プロジェクトに参加した理由
大三島で多くの人に楽しんでもらいたいから。地域を元気にしたい!

大三島メンバー
大三島をもっと知ってほしい卓さん
「大三島を元気づける仲間を一人でも多く増やし、活気ある島にしたい!声をかけてください。」
おすすめはコレ
多々羅大橋の眺め。飽きることはないです。
プロジェクトに参加した理由
大三島のすばらしさ(自然、人情、景観等)を島内・島外の人たちに知ってもらうため

大三島メンバー
お お み
「あなたの笑顔と出会いたい。」
おすすめはコレ
鷲ヶ頭山から見る日の出
プロジェクトに参加した理由
山本優子さんの熱意に(賛同?)負けて。

大三島メンバー
ゆ き ん こ
「ゆったりと、やさしい気持ちになれますよ。あそびに来てね。」
おすすめはコレ
海、山、空・・・。自然に囲まれて空気がおいしい!
プロジェクトに参加した理由
大三島が好きだから。

大三島メンバー
みつこさん
「風は感じる心にそよぐ」
おすすめはコレ
星 ・ わくわくパーク
プロジェクトに参加した理由
大三島の素敵さを外から感じてもらい、島をルーツに育った人にそれが伝わり、 島の活性化につながればいいなと思って。

大三島メンバー
井上貞子
「瀬戸内海は地中海に負けませんよね。  私の目で確かめてみたいです。」
おすすめはコレ
上浦イチゴは全員が空中栽培(高床)です。
プロジェクトに参加した理由
大三島を楽しんでもらいたい。

大三島メンバー
KiKi.S
おすすめはコレ
海の歴史がいたるところに眠っていますよ。
プロジェクトに参加した理由
楽しい人たちとの出会いを期待して。

リンク集
横本ワールド満開!ふるさと工房・とんぼ [2008年05月08日(木)]
大島にあるふるさと工房・とんぼの建物は、オーナーであるプロのイラストレーター・横本誠二さんが友人たちとリフォームしたもの。元々は塀などのブロックを製造していた工場だったそうだ。
しまなみ海道開通時、大島ローズ公園に芸術村、その名もローズ村をつくる計画があったそうで、横本さんは松山の仲間と共に大島に足を運ぶ。コンサートの舞台設営なども手がけイベントを支えたが、ローズ村計画は実現しなかった。仲間は松山に帰っていったが、横本さんには大島を離れがたい、人との出会いがあった。

そして決断する。松山から大島に居を移し、ふるさと工房・とんぼを立ち上げたのだ。

とんぼは、喫茶店&ギャラリーになっていて、毎週水曜日の午後には「砂絵教室」も開かれている。

私たちもさっそくチャレンジ!
砂絵教室では、絵が苦手な方のために、あらかじめ花や魚などが描かれた台紙が用意されている。

その中から好きな絵を選んで、そこに赤、青、黄、金など色とりどりの砂を振りかけていく。この砂は、鳥取砂丘や大島の砂に色を付けたものだそうだ。
上手く手順を説明できないが、とにかく簡単で楽しい!素人にも十分達成感が味わえるよう工夫されている。私が、仕上がりに今ひとつ満足していないものの、どこをどうしたらいいのか分からなくて迷っていると、横本さんは作品を手に取り、背景にササッと砂を振りかけてくれた。

見る見るうちに作品が生まれ変わった。この時の作品は今、我が家の玄関を飾っている。虹は七色、人と砂絵は十人十色。ホント面白かった!砂絵教室の生徒さんにはお年寄りの方が多いという。「おしゃれなデイサービスになっとんよ」と笑う横本さん。「う〜ん、確かに」おもわず納得させられた。

「絵の面白さって何ですか?」ヤボな質問を横本さんに投げかけてみた。横本さんは、少し恥ずかしそうに「空からでも海からでも、自由な角度で想像しながら描けることかな…」と教えてくれた。そう、横本さんは「型にはまらない」方なのだ。熊の木彫りやミッキーマウスのぬいぐるみが混在する不思議な空間、ふるさと工房・とんぼには、人を引き付けてやまない何かがある。




【ふるさと工房 とんぼ】
喫茶:9時〜12時 定休日:月曜日
砂絵教室:水曜日 13時〜16時30分
吉海町名388
ふるさと工房・とんぼで、しまなみアートにふれる! [2008年05月08日(木)]
今治から来島海峡大橋を渡って大島へ向かう。目的地であるふるさと工房・とんぼの駐車場に車を止めて、思わず出た一言。

「あぅ…、怪しすぎる…」。
それが私たちしまなみブログ取材班の第一声だった。

沖縄の田舎通りにありそうなオープンカフェ。シェードもテーブルもチェアもある。でも、いわゆるリゾート雑誌に出てくるような雰囲気とは趣を異にする。何かが違う…。


ビビリながら店内に入ってみる。そこはまるでサーカスのテント小屋のよう…。とんぼのオーナー・横本誠二さんが少し照れたような表情で「いらっしゃい〜」と迎えてくれた。ウエスタンハットとサングラス、まさに絵に描いたような芸術家タイプだ。いや、実際、横本さんは絵を描いていらっしゃる正真正銘プロのイラストレーターだった。店内は、ギャラリー&喫茶店になっていて、横本作品がいたるところに展示されている。




大島に来られてからはお地蔵さんの絵も描かれるようになったそうだ。大島と言えば「島四国」の地。横本さんは島四国のルートを全編イラストで紹介する冊子も制作されている。お地蔵さんがほほえむポストカードには、直筆のオリジナルポエムも添えられていた。「一人ぼっちじゃない いつも誰かが見ていてくれる」「今日 一日も一生!!」なんかジーンとくる。花火の砂絵も圧巻だ!豊かな色彩で、花火の美しさと迫力が表現されている。販売されている作品もあるから、ぜひ観光客の方にはお気に入りの作品を探してお土産にして欲しい。

注文を聞いてから豆を挽いてくれるコーヒーは350円。紅茶も350円。カキ氷もある。お天気の良い日は、オープンテラスでまったりするのもいい。初めは「怪しい…」と思っていた空間が、横本さんのお人柄にふれたとたん、素朴で居心地のいい場所に変わった。横本さんは、時間があればボランティアで観光案内もしてくださるそうなので、おねだりしてみるのもいいかも?
毎週水曜日の午後は「砂絵教室」も開かれています!

【ふるさと工房 とんぼ】
喫茶:9時〜12時 定休日:月曜日
砂絵教室:水曜日 13時〜16時30分
吉海町名388
暮らしと、環境問題と、観光と vol.2 [2008年05月08日(木)]
大島の津倉(つくら)地区にある湿地帯は、かつて“鉄鋼スラグ”の保管場所になっていたことがある。現在は原状回復されているが、ここにいたるまでには、地元住民と自治体と企業との折衝があった。住民代表として奔走した一人が、石井礼一さん(72)だ。詳細は、ここから見て欲しい。
鉄鋼スラグの搬入以降に始まった住民たちの身体の異変。それまで住民運動などまったく無縁だった石井礼一さんは、当時自治会長を務めていたこともあり、先鋒となって各所を回り体調の不良を訴えた。しかし、住民たちの主張は認められず、「鉄鋼スラグは有価物であり産業廃棄物ではない」、「健康被害は想定していない」、「体調不良は花粉症では?」と付き返されたという。
そんな中、県議会議員や大学教授、弁護士らが立ち上がる。現地を調べ、津倉住民を対象にした健康調査なども実施し、身体被害は鉄鋼スラグが原因であるとの疑いを強くしていった。
そうした活動に押され、企業は敷地のボーリング調査を実施する。その結果、津倉地区の湿地帯は粘土層が厚く水はけが悪いため、鉄鋼スラグの保管場所としては不適切であるということが判った。企業は鉄鋼スラグの撤去を決め、現状回復を約束した。
石井さんは、当時のことをこう振り返っている。
 「津倉のように早期に撤去まで持ち込めたのは、全国的にみても稀なケースだと専門家の方から聞かされた。全ては、関心を持って下さった方々が尽力してくれて、地元住民が一致団結して活動できたからだと思う。企業が誠意をもって対応してくれたことも大きい。皆が対立的な立場をとらず、相手の身になって考え協力できたからこそ原状回復を成し遂げることができた」。

石井さんの口から、企業や行政を責める言葉は出なかった。石井さんは、機会があれば観光客にも『津倉(つくら)環境を守る会』の活動を語って下さると言う。
是々非々を問うことは私にはできない。しかしこの経緯について一人でも多くの人に耳を傾けてもらいたいと切に思った…。

暮らしと、環境問題と、観光と vol.1 [2008年05月08日(木)]
ビュースポット・グルメ・文化・産業など、しまなみ海道には色んな楽しみや学びが詰まっている。そうした中にあって、大島の津倉(つくら)地区には、環境問題に一石を投じる場所があった。お話を、元津倉自治会長の石井礼一さん(72)にうかがった。経緯は以下のとおりだ。
かつては、葦(あし)が生い茂り野鳥の住処となっていた津倉地区の湿地帯。この場所が、ある日を境に姿を変えていく。“鉄鋼スラグ”の保管場所となったからだ。2005年11月から始まった鉄鋼スラグの搬入は4カ月間続き、約5000坪の湿地帯を埋め尽くした。鉄鋼スラグは、鉄鋼を生産する過程でできる副産物で、セメントの原料などに使われるリサイクル資材として脚光を集めていた。津倉地区の湿地帯に持ち込まれた鉄鋼スラグは、新聞報道などによると55000トンにのぼり、高さ5mものスラグ山ができたという。

当時、津倉には、約40世帯100人余が暮らしていた。住民は、“鉄鋼スラグ=リサイクリ資材”というお墨付きを信じていたが、搬入が始まって2カ月が過ぎた頃から「のどが痛い」「痒み、ジンマシンが出る」といった体調不良を感じ始める。そのため、2006年3月『津倉(つくら)環境を守る会』を結成、鉄鋼スラグの撤去を求める嘆願書を県に提出した。
そして、紆余曲折を経て企業は鉄鋼スラグの撤去を決め、2007年3月、住民と企業との間で協定書の調印が行われた。鉄鋼スラグの搬入が始まってから約1年半後のことだった。撤去にかかる費用10億円余は、企業が負担したという。
環境やリサイクル問題は、様々な角度から検証しなければより良い結果は導き出せない。功もあれば罪もある。「環境破壊は悪だ」と声高に叫んだからといって問題が全て解決するわけではない。なぜ環境破壊が行われるのか、背景には何があるのかを知る必要がある。それらを踏まえ、何よりも必要なことは情報公開だと思う。

大島・津倉地区のスラグ跡問題は、どこにでも起こりうることだ。くしくもここは、環境問題の観点から故郷を再発見できる貴重な場所となった。教科書からは決して学べない生きた教訓…。
大島からの帰り道、私たちしまなみ取材班は、「一見何のへんてつもない故郷の風景こそが、実は一番ありがたいことなんだなぁ」としみじみ思った。