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2013年03月25日

お知らせ

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連載開始日変更のお知らせ

今年から連載を開始する「日本歌謡物語」ですが、
連載開始を9月1日に延期させて頂きます。

4月1日を楽しみにされていらっしゃった皆様には、
本当に申し訳ございません。

是非、9月1日からの連載を楽しみにお待ちください。


これからも「四季おりおり」よろしくお願い申し上げます。
posted by 事務局 at 14:51| Comment(0) | 告知

2013年01月07日

初春

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あけましておめでとうございます。
本年も「創造する伝統」の心を大切に
「四季おりおり」を綴ってまいります。

今年から始まるのは、「日本歌謡物語」。
古事記の時代から現代まで、
日本人が詠み、歌ってきた様々の歌謡。
それを語ることは、
私たちの心を語ることでもあります。

第一回は、「上古歌謡」。
古事記より
「あなにやし 愛男(えをとこ)を(なんとまあ、いい男よ)」
「あなによし 愛女(えをとめ)を(なんとまあ、いい女よ)」
です。

4月1日からはじまります。

今後ともよろしくお願い申し上げます。
posted by 事務局 at 18:11| Comment(0) | 告知

2011年09月01日

わらべうたの旅



はじめに

児童相談所によれば、
児童虐待の認定は毎年4万件を越えるようになってしまいました。

そして、昨年の相談対応件数は55,152件。
この20年間にその数は50倍となっているのです。

このように毎年4万人以上の子どもたちが、
愛情につつまれることなく、
辛く悲しい目にあっているという日本という国。
とても哀しいことです。

この子どもたちは、お父さんやお母さんと一緒に
“わらべうた”を歌ったことがあるのでしょうか。
友だちと一緒に
“わたべうた”を歌ったことがあるのでしょうか。

児童虐待は親から子へと繰り返します。
虐待されて育ってしまった人は
また、自分の子どもを虐待してしまうということで、
どんどん増えてしまう傾向にあるとのです。

また、こどもの育つ環境は良くなっていかねばならないのに、
私たちの周辺からは、
豊かな人間関係を経験する場も次第になくなりつつあります。
人生の幸せは人と人との関係にあるというのに辛いことです。

世の中がどのように変わっていこうとも、
子どもは「人とのかかわり」によって成長するものです。
幼い頃から、さまざまな人と出会う、
その体験から学び成長していく子どもたち。
周りの人々の深い愛情が必要です。



昭和の中頃までは、子どものとき学校から帰ると、
家の近くに小さな空き地があり、
近所の子どもたちは、
年齢も関係なく寄り集まっていろんな遊びをしました。
大きな子も小さな子も、男の子も女の子も
入り混じって遊び、
誰に教わるということもなく、
喜怒哀楽の様々な感情や価値観を
学び育っていったものです。

良いこと良くないことを見よう見まねで覚え、
自分が仲間に受け入れられているという感覚は
本当に楽しいものでした。
また時々は喧嘩などをしてわんわん泣いたものです。
そして最後はいつでもきまって“わらべ歌”での遊び。
うたは遊びからはじまったようなもの。

よく歌ったのは「通りゃんせ」。

みんなと手をつなぎながらこの「うた」を歌う時、
どこか胸がしめつけられるような懐かしさと同時に、
いいしれない不安にかられました。
あれはいったい何だったのでしょう!

このうたには、今でもなぜか、なんとなく不安を感じ、
怖さも覚えます。
「わらべうた」の不思議さでしょうか。
このうたの特徴でしょうか。
今の子どもたちはどうなのでしょう。





9月から新たにはじまる「四季おりおり」は、
「わらべうた」を主題に、子どもたちのうたと遊びの世界を旅します。

伝承されてきた「わらべうた」は、「日本の心」そのもの。
大人が子どものために歌う「こもりうた」や、「あそばせうた」
子どもたちが遊びの中で歌う「遊ぶうた」
行事の中で歌う「うた」

それらの懐かしい「わらべうた」の数々は、
昔からの大切な神事の名残であったり、
生活のあり方や慣習、風俗、歴史や人間観、自然観など
様々なことを今に伝えてくれます。

「わらべうた」が私たちに見せてくれる日本文化の
さまざまな面を楽しみながら「わらべうたの旅」
たどってみたいと思います。


どうぞご一緒にお楽しみてください。
(毎月1日、15日に更新いたします。)
よろしくお願い申し上げます。


資料:『わらべうた』木村はるみ・蔵田友子著




posted by 事務局 at 09:17| Comment(0) | 告知

2010年01月01日

―謹賀新年―

“明けましておめでとうございます”



今年は、寅年。
諺(ことわざ)に、
「虎は一日に千里を走る」、とあります。
1日に千里を走るほどの
エネルギーにあふれる虎。

わたしたちも、日々元気で
充実した心に満たされて生きていけたら、
すばらしいですね。

今年の「四季おりおり」のテーマは、
“よりよく生きる心”の探求です。

古今東西のさまざまな伝説や物語、
歴史書などに登場する人物を通して、
その生き方を学びたいと思っています。

おおげさですが、
それは、“生きる作法”を見つける試みにしたいのです。



68億の命と心

地球総人口は、西暦0年に、約2億人でした。
現在は、推計約68億人(米国勢調査局と国連データ)
といわれています。
自分と同じ68億の命と心があるなんて
考えたことがありますか・・・・・

近くの駅にはってあるポスター、

国の境目が、
生死の境目で
あってはならない。

あなたが何気なく暮らす今日も
世界には十分な医療が受けられずに
失われていく命があります。
国、人種、民族、宗教、そんな境目が
生死の境目であってはならない。


「特定非営利活動法人国境なき医師団日本」の
活動支援を呼びかけるポスターです。

ふだんは病院の勤務医ですが、
災害が起こるたびに
すぐさま現地におもむき医療活動にあたる
若い女医さんを知っています。

その姿を見ると、
いつもその行動に頭が下がる思いです。
この小さな力が、もっともっと増えるといいですね。

また、「WFP国連世界食糧計画」の支援活動ポスター。

消さないで、
子どもたちの希望。


とあり、
世界経済の悪化や食糧危機の影響によって、
給食が食べられない国の子どもたちのことが、
写真とコピーで訴えられています。
給食さえ食べられない子どもたちは、
おなかが空いて勉強どころではないでしょう。

いま地球規模のさまざまな問題が山積です。
大気汚染の弊害、
地球温暖化の影響。
海面上昇による国土消滅の危機。
テロや紛争、災害、飢餓。
世界経済の行き詰まりと、
社会格差の拡大。
この現状を打開するために、
わたしたちはどうすればよいのでしょう。



価値観を変える

年末のTV番組で、
現状を打開するためには、
「自然をきっちり見つめよう」
「新しい価値観を持とう」
「意識を変えよう」という意見が相次ぎました。

これからの社会は、
「お金中心」から、
「命と心」を大切にする時代に
変わっていかなければならないのではないでしょうか。

お金は大切なものですが、
あまりにもお金中心主義の世の中になって、
社会格差を生んでしまいましたね。

もともと「経済」の正しい意味は、
経世済民(けいせいさいみん)といい、
「世を治め、民を救うこと」のはずでした。


こういうときにこそ、
わたしたちの生き方・考え方を
もう一度、原点にかえって
問い直す機会を持つことは
良いことではないでしょうか。

人類には、多くの精神的な遺産があります。
『古事記』もその一つです。
8世紀初頭に日本の神話・伝承を編纂したもので、
その基本的な考え方は、序文の言葉、

稽古照今(けいこしょうこん)です。

“いにしえをかむがみ、いまにてらす”

古代の根源的なことにたちかえり、
物事をよく考え、よく知り、
省みて初心に戻り、
今を正していくことです。

「おけいこ」
とよく使われますが、
それは、この稽古はここからきています。

もう一度、心をゼロにもどして、
歴史の中に刻まれたさまざまな人の想いを
訪ねてみましょう。
「よりよく生きる」ための新しい発想が
生まれるかもしれません。

今年の「四季おりおり」の試みを
楽しんでいただけたらと思います。

1月15日が第1回となります。

本年も引き続き
どうぞよろしくお願い申し上げます。




資料:
『古事記』校注者・西宮一民 新潮日本古典集成 新潮社

『世界の人口』HP

『猫のことわざ・古事成語』HP
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2009年01月01日

四季おりおり 〜文化の香り、さんぽ道〜


                                  剪画:小沢直平

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

新しいもの、
不思議なもの、
稀有なものに惹かれ、
求めてやまない人間たち、
それは人間として生きる存在の本質である。


そして、

ヒトはチャレンジを好む。
進んで新しいもの、違うものを求める。
無理をしたり、背伸びをするのが好きだ。
刺激を求め、あえてわが身を危険にさらす。

われわれは、新しもの好きなのである。


             動物行動学博士・ライアル・ワトソン
             著書『ネオフィリア』(訳:内田美恵)より


さんぽも一つの冒険です。
心と身体が冒険する、さんぽ!

今年は、文化の香りに誘われるままに、
さんぽを楽しみたいと思います。

ずいぶん前のことです。
理論物理学者の湯川秀樹さんを京都のご自宅にお訪ねした時、
「人が新しいことを見出すのは、動いている時が多い」
とお聞きしました。

「次の部屋に行こうとして襖をあけた瞬間、
暗闇の中に、求めていた答えの数式が浮かんでいた」

と実際にあった経験をお話しになりました。
また、「バスに乗ろうとして足を上げたとき、
新しいアイデイアが浮かんだ経験があなたにもあるでしょう」

とおっしゃったのです。

解決したい問題点を考え続けているとき、
身体を動かすと、真っ先に頭脳に血が巡って
ついに新しいアイデイアが誕生するのですね。

さんぽ(歩くの)は、心にも身体にもいいのです。


散歩は楽しい!

なぜ散歩が楽しいのでしょう。

人類学者によると、
人類が一ヶ所に定住して生活をするようになったのは
およそ一万年ぐらい前のことです。

数百万年の人類の歴史の中では、その大部分が、
狩猟や植物の採集をしながら移動する暮しでした。

移動しながら生活するのがあたりまえだったのです。
現代の私たちから見れば、さぞかし大変ではないか、と思いますが、
結構楽しかったかもしれません。

毎日が旅の生活!
想像できますか。

そのころの人たちは、暑さ寒さに合わせて移動し、
行く先々で食べ物や水を手に入れ、
ゴミや排泄物も自然のままに処理できました。

仲間同士うまくいかなくなったり、
部族間で緊張関係に入ると、別れ別れになって
いつでも自由に他の場所に移って行くことができたのです。

日々新しい環境への遊動生活では、
絶えず大脳や感覚器官が刺激されて、リフレッシュします。
そうしなければ生きのびることができません。
ところが人類が定住することになって、
何を知ったでしょうか。

一ヶ所に定住してみると、
日々同じ行動パターンになり、飽きてしまう。
ストレスがたまって、
ノイローゼになったりします。

それで人間は、退屈ということを知りました。

だから、現実とは違う表現世界を考えだしたのです。
儀式や祭りからはじまって、
次第に、踊りや歌や演劇などを生み出しました。
こうして文化や芸術というものができはじめました。

文化とは、芸術や学問に親しみ、道徳や法律、
そして経済などの恩恵を受けて
人生を豊かにしていくことです。

私たちの生活が多彩な変化に富み、
自分の能力が生かさて、
生きていけるような環境になればいいですね。


今、私たちの身近に、
さまざまな文化に触れるさんぽ道はあるでしょうか。
皆さまと一緒に小さな発見をしてみましょう。


第一回は、1月15日です。
よろしくお付き合いください。




資料:『ネオフィリア』ライアル・ワトソン著 内田美恵・訳 筑摩書房

    『おくのほそ道』堀切実著 NHKライブラリー

    『定住革命』西田正規著 新曜社
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2007年12月29日

「四季おりおり」ブログ開設のご挨拶

このページをご覧のみなさま、はじめまして。
日本文化藝術財団と申します。

2008年元旦より、「四季おりおり」と題したブログを開設します!

「四季おりおり」は、春・夏・秋・冬、四季を友として暮らす
日本人の心を再発見し、季節ごとのしきたり、行事、伝統の原点を
みなさまと一緒に見直していこうと思っております。
そして、もちろん、文化・芸術の情報もお知らせできたらと思っております。

ご家族皆様に楽しんでいただけるブログを目指していきます!

毎月、1日と15日の2回更新を予定しております。

第1号は2008年1月1日を予定しております。
http://blog.canpan.info/shikioriori/
(注:2008年1月1日以降に記事が掲載されます。)

どうぞ、これから宜しくお願い致します!


財団法人日本文化藝術財団 事務局
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