2024年03月15日
中学生に「性暴力」をテーマに講義
理事長千谷が江東区第二大島中学校で講義を行いました
「学校では教えてくれない性暴力の話」をテーマに、以下をお話しました。
☆1.性暴力とは
1)性暴力は非現実的なこと?
2)性暴力とは
3)性暴力が潜在化しやすい理由
(1)恥ずかしいから 他人に知られたくない
(2)加害者との関係
(3)被害だと自覚していない
4)認知のゆがみ
☆2.自分や周囲の人が性暴力に遭ったら
1)性暴力被害の影響について
2)性暴力はPTSDにないやすい
3)危機や恐怖に直面した時の5F反応
4)知り合いが被害に遭ったら
☆3.相談機関について
1)警察
2)産婦人科
3)ワンストップセンター
☆4.最後に
1)セックスはゴールじゃない
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2024年03月12日
ジャニーズJr被害当事者会が主催する勉強会に登壇しました
理事長千谷直史が、ジャニーズJr. だった子どもの頃に、大人から性加害を受けた当事者らを中心につくるアクションプラン「ワニズアクション」が主催する勉強会に登壇しました。
「障害者に対する性暴力調査報告」をテーマに、以下をお話しました。
☆1.障害の4類型について
1)身体障がい
2)知的障がい
3)精神障がい
4)発達障がい
☆2.障害児者の性暴力調査結果
1)しあわせなみだ「障がい児者への性暴力」調査
2)海外での調査結果
☆3.なぜ障害が性暴力へのリスクになるのか
1)障がいならではの「特性」と「育ち」
2)暴力の構造
☆4.なぜ障がいのある人が“選ばれる”のか
1)なぜ障がいのある人が”選ばれる”のか
2)加害者は被害者の障がいを”知っている”
3)障がいのある人は性犯罪に”巻き込まれる”
☆5.障害者の性暴力に関する法制度
1)障害者虐待防止法
2)児童虐待防止法
3)刑法
しあわせなみだでは、性被害当事者を対象とした講義を、積極的にお受けしています。
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2024年03月08日
#性的同意を広めて性暴力をなくそう〜「国際女性デー ハッシュタグデモアクション」に賛同〜
3/8は、国連が定める「国際女性デー」です。
女性たちの、平和と安全、開発等における役割の拡大や、組織やコミュニティーにおける地位向上について、みんなで考える日とされています。
しあわせなみだは、性被害当事者が生きやすい社会の実現を目指す、一般社団法人Springが呼びかける、「国際女性デー ハッシュタグデモアクション」に賛同しました。
ぜひみんなで、このアクションを盛り上げましょう!
▼目的▼
*新刑法の中身の周知と適切な運用によってすべての性暴力が処罰されるようにアピールすること
*「性的同意」の概念を日本社会に広めること
▼日時▼
1日目:3月8日(金)12:00-13:00
2日目:3月9日(土)12:00-13:00
▼投稿内容▼
「#性的同意を広めて性暴力をなくそう」
これを共通のメイン・ハッシュタグとして、さらに訴えたいことをそれぞれのSNS(主にXで実施、Instagram、facebookなど)でハッシュタグとしてつけ加える
例)
#同意のない性行為は全て性暴力
#性犯罪改正刑法で全ての性暴力に処罰を
#経済的社会的地位を利用した性行為は新刑法で処罰されます
#YesMeansYes
など
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2024年03月05日
朝日新聞で登壇イベントが紹介されました!
理事長千谷が登壇した『Indigo Mourning』チャリティー上映会&パネルディスカッション の様子が、2/28付「朝日新聞」で紹介されました。
大切に思っていた女性から、性暴力被害を打ち明けられたことをきっかけに制作された、川添ビイラルさん監督作品『Indigo Mourning』への想いや、男性3人によるパネルディスカッションの様子を、お伝えいただきました。
ぜひご覧ください。
【「性被害打ち明けられ、渦巻いた感情 監督が短編映画に込めた思い」記事はこちらです(webは有料会員限定記事です)】
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2024年03月01日
高校生に性暴力をテーマに講義!
理事長千谷直史が、大東学園高等学校「性と生」に登壇しました。
高校1年生約40名を対象に「性暴力と性の問題について」をテーマに、以下をお話しました。
☆1.性暴力とはなにか
1)性暴力とは
2)認知のゆがみ
3)性暴力被害の影響について
☆2.もし知り合いが被害に遭ったら
☆3.「同意」とついて
1)そもそもセックスってなに?
2)でも同意ってどうすればいい?
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2024年02月20日
〜映画を通じて性暴力について考える〜イベントに登壇しました
2/16、川添ビイラル監督主催『Indigo Mourning』チャリティー上映会&パネルディスカッション (映画を通して性暴力について考える)」に、理事長千谷直史が登壇しました。
約30名の参加をいただきました。
登壇した千谷より、報告です。
映画の内容は、吸血鬼と人間が共存している世界で、愛する人が友人の吸血鬼に噛まれたことで、自死を選択した男性のお話です。
知人から性被害に遭ったことをカミングアウトされたことをきっかけに、性暴力に関心をもった私としては、主人公の冷たい表情から、友人の吸血鬼は普段から女性をいやらしい目で見ているような描写がありましたが、これまでは主人公の男性も友人の素行の悪さは知っていながらも、特になにも言わず、特段それを良くも悪くも思っていなかったんじゃないかと思います。
ですが、愛する人が噛まれて(性被害に遭い)失ったことで、今まで他人事だった「性暴力」が急に心を浸食してきて、その気持ち悪さや友人に対する憤りを感じ、ラストシーンにつながるのだと思いました。
パネルディスカッションでは、どうすれば性暴力に対する問題意識が低い人の問題意識をあげることができるかなどを、
☆川添ビイラル監督
☆「Open the Black Box 伊藤詩織さんの民事裁判を支える会」代表 新畑信さん
と議論を交わしました。
【川添さん】
性暴力を防ぐためには、個々の意識が変わることが不可欠です。
「自分には関係ない」と思わず、先ずは関心を持ち、対話を通じて意識を変えていくことができると思います。
「男性が性暴力にもっと問題意識を持ち、性暴力を容認しない社会を作っていく為にどのような行動が必要なのか」というダイアローグが必要だと感じています。
【新畑さん】
教育によって性暴力は良くないことであることが広く知らせ、「プライベートゾーンは他人に侵害させてはならない」ことなどセクシュアリティ教育、包括的性教育が浸透することが大切。また、性被害は女性が被害に遭うことが多いが男性が被害に遭うこともあり、ないがしろにしてはいけない。
私個人としては、性暴力に関して問題意識が低い人の原因は、特に男性に多いと感じますが、性欲による犯罪であると誤解されており、自分はしないと高をくくっていること、そして自分や近しい人は被害者にはならない、他人事であることだと思います。
また、性欲によるものだと思われているため、世間的にエンタメ化されているものも多く、被害者の心情を考えるきっかけの妨げになっていると思います。
少年漫画でもひと段落ついた所のおふざけ回として、お風呂の覗きが面白おかしく描かれるなどして被害側を描くことより、加害行為を容認する場面をよく目にします。
そういった擦り込みが行われて、認識を甘くしていくのだと思います。
無意識化で擦り込まれている価値観に是非を問うのは難しい作業ですが、きっかけ次第で誰でもできると思います。
衝撃的なニュースかもしれないし、友達に指摘されることかもしれません。
効果があるものは人それぞれだと思うので、違和感を無視しないことが非常に大事だと思います。
今回の映画のように映像として表現することや、やり方はそれぞれの方がいいと思います。
どうすればいいか分からない人は、性暴力関連のことを見聞きしたときに「最低だな」とかひとこと、どう思っているか感情をあらわにすることから始めてみたらいいと思います。
だんだんと行動が伴ってきたり、共感した人が近くに増えてくるはずです。
被害者が声をあげないで済む社会にするために今多くの人が小さくてもいいので、声をあげることは大切だと思います。
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2024年02月13日
「読売新聞」に、刑事手続きにおける氏名秘匿に関するコメントが掲載されました
【2/16:東京】短編映画『Indigo Mourning』チャリティー上映会&パネルディスカッション (映画を通して性暴力について考える)
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理事中野宏美のコメントが、2/8付「読売新聞」に掲載されました。
性犯罪裁判にあたっては、起訴状等を通じて、面識のない加害者に、自分の氏名が伝わることになります。
このため、氏名を知られることに抵抗があったり、報復を恐れ、起訴を断念する方もいます。
こうした現状を踏まえ、起訴状を含む刑事手続き書類に記載する被害者名を加害者に秘匿する新制度が、2/15から開始されます。
中野からは、制度の意義や、被害者が安心して裁判に臨める環境整備の必要性を、お話しています。
ぜひご覧ください。
【「逮捕状や起訴状の被害者名「秘匿」、15日から新制度…被告側の「反証」困難との懸念も」記事はこちらです】
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2024年01月26日
「As club」にてチャリティステッカー販売!
購入額の一部がしあわせなみだへの寄付となるチャリティグッズに、As clubさまのステッカーが加わりました!
As clubさまは、痴漢やセクシャルハラスメントなどの犯罪に対し「被害者の心の傷や被害そのものを軽減、減少したい」との思いで、デザインを通してこのような問題の解決を目指し活動しています。
この度、As clubさまのステッカーをご購入いただいた際、ステッカー1つ毎に50円の寄付をいただけることになりました。
【As clubさまからしあわせなみだへのメッセージはこちらです】
しあわせなみだへの寄付になるステッカーはこちらです。
【Sticker set (fancy ver)】(ステッカー6種、2500円)
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しあわせなみだへの応援を、よろしくお願いします!
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2024年01月23日
「しあわせなみだファンミーティング〜性暴力ゼロに向けて〜」開催しました!
1/19「しあわせなみだファンミーティング〜性暴力ゼロに向けて〜」を開催しました!
現地、オンラインあわせて34名の皆さんにご参加いただき、無事終了することができました。
まず、前理事長中野より、活動開始からの13年を振り返りました。
性暴力等を経験し、施設で暮らす人々を対象とした事業からスタートし、刑法性犯罪改正の後押しを実現するまでの過程を、共有しました。
次に新理事長千谷より、新しいミッションと行動指針、
そして新事業プランを発表しました。
☆新しいミッション
性暴力ゼロで誰にとってもしあわせな社会を創る
☆新しい行動指針
1.性暴力は絶対許さない
2.当事者のチカラを信じよう
3.すぐそばにある性暴力に目を向けよう
4.性暴力はカッコ悪いと言おう
5.すべての性を大切にしよう
☆新事業プラン
1.パートナーが性被害に遭った男性向けリーフレットの作成
2.パートナーが性被害にあった男性向けチャットボットの作成
3.性暴力被害者カウンセリング費用サポートシステムの設立
最後に、皆さんの投票で、新しいロゴが決定!
しあわせなみだの文字がつながるデザインが、多くの方に愛されるよう、活動を拡げられるよう、頑張ります!
私たちは、新しいしあわせなみだを一緒に盛り上げてくれるメンバーを募集しています。
「話を聞いてみたい!」という方、お気軽にお問い合わせください!
というわけで、これからも、しあわせなみだを、よろしくお願いします!
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2023年12月29日
「みみよりくらし解説」で被害者に障がいのある性犯罪が取り上げられました
【1/19:東京&オンライン】しあわせなみだファンミーティング〜性暴力ゼロに向けて〜
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12/28付「みみより!くらし解説」で、被害者に障がいのある性犯罪が取り上げられました。
ぜひご覧ください。
【動画はこちら(10分、「NHKプラス」への登録で無料でご覧いただけます)】
そして2023年のブログは今日で終了です。
今年も色々な出来事がありました。
2018年から取り組んできた、障がいのある性暴力被害者の現状。
2023年6月の刑法性犯罪改正で「心身に障害があること」が盛り込まれました。
警察官をはじめ、自治体や学校が主催する講座に登壇し、多くの皆さんと、性暴力の現状を共有することができました。
9月には新たな代表に、千谷直史が就任しました。
【新たなビジョンと講堂指針】も定めました。
【2022年度(2022年10月〜2023年9月)の活動報告書はこちらです】
ここで。年末のご寄付のお願いです。
しあわせなみだの活動は、みなさまからのご寄付で成り立っています。
さまざまな事業を、利害関係なく行うことができているのは、個人の方に「ご寄付」という形で、しあわせなみだを支えていただいているおかげです。
代表を交代し、新たな活動を拡げていくためには、多くの方からのご支援が必要です。
ぜひ、しあわせなみだへのご寄付をお願いいたします。
【年末の大掃除で不要になったブランド品はbrand-pledgeへ】
【年末に断捨離した本・DVD・CD・ゲームはありがとうブックへ】
【現金ならびにクレジットカードによるご寄付はsyncableへ】
次回は2024年1月5日にお会いしましょう。
おだやかな年末年始をお過ごしください。
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