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2019年04月05日

高齢者への性的虐待件数が公表されました


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【『なぜ障がい者が性暴力を経験しているの?〜刑法に「性犯罪被害者としての障がい者」の概念を盛り込みたい〜』オンライン署名実施中】

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「高齢者虐待防止法」に基づく、施設職員ならびに養護者(家族などの介護者)による虐待件数が公表されました。

これによると、平成29年度に報告された高齢者 への性的虐待は
☆施設職員によるものが28人
☆養護者によるものが73人
でした。

【詳細は厚生労働省『平成29年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果』をご覧ください】


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「高齢者」への「性的虐待」というと、違和感を感じる方もいるかもしれません。
それは「高齢者が性の対象になる」という認識が浸透していないためです。

性的虐待は、上下の人間関係に基づき、相手を支配し、コントロールする目的で、性を利用する行為です。
特に介護が必要な状態にある高齢者は、本来は対等であるはずの「世話をする/される」という関係が、上下・強弱関係になりがちです。
そこに暴力による権力行使が行われる環境が生じます。


性的虐待は、外から見える傷ができる等の、第三者が発見する要素が少ないです。
それに加えて高齢者、特に女性は、若年世代以上に、性に関する用語を発することに抵抗があります。

☆周囲の人々が「高齢者も性的虐待に遭う可能性がある」ことを理解すること
☆安全安心して相談できる体制が整備されること
等の取り組みを進めていくことが必要です。


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