おおつちおばちゃんくらぶ !! [2017年03月16日(Thu)]
デコ鮭・Shake Hand photo by poco おおつちおばちゃんくらぶ主催のShake Hand、あれから6年目の大槌町で盛況の内に終了したようです。リーダーの川原畑洋子さんがフェイスブック上で伝えてくださったレポートをまとめさせてもらいました。 6年前の3月11日、テレビ画面から映し出された大槌の町は目を覆いたくなるような惨状。大津波と大規模な火災。そこにまぎれもなく住んでおられる方たちのことを、想うだに、末世のような何とも絶望的な感じを受けておりました。その3か月後に風の布・パピヨンと行った大槌の風景はいまだに色濃く胸の内に残っております。 そんな中から、立ち上がってきたおばちゃんたちの姿は、そののち訪ねるたびに強い印象を受け、その大変さと、どっこい負けてはいられない踏ん張りの凄さに、こちらの方が力をいただいてきました。 2012年夏、当時TDA(日本テキスタイル・デザイン協会)奈良平宣子さんと、木下幸子さんと共に三陸沿岸を巡る野染めの旅をしました。それをきっかけにして始まったのがTDA主催のShake Hand Projectでした。その後、被災地支援に特化したADU(アンテナ・デザイン・ユニット)を設立。デザインの力で東北を支援するプロジェクトとして当地の物作りグループと深い親交を重ねてこられました。 その中のShake Hand Projectの主体を今年から<おおつちおばちゃんくらぶ>に移譲。そして今回、大槌で初めての、<デコ鮭 in おおつち>に至りました。 手を動かし、ものを作る場と時間が、いかに危機にある人たちにとって大切なものであるかを、この6年感じ続けてきましたが、今回のおばちゃんたちのたくましい表情を見、その感をさらに深くしました。その輪の中心で踏ん張ってこられた川原畑洋子さんに敬意を表します。 未開の荒野に一歩一歩足を踏み出していってるような生活が、これからも続くおばちゃんたちと、どのようにつながって行けばよいのか試行錯誤は続くと思いますが、これからもよろしくお付き合いのほどを。 「Shake Hand 」帰って来たデコ鮭のラッピング風景ですおばちゃん達、頑張っています。応援して下さい(≧∀≦)デコ鮭が、可愛くて見てばかりいて進まないんです。 今日は、おばちゃんくらぶにて 「明治学院大学ボランティアセンター Do for Smile @ 東日本プロジェクト」の学生さんが「Shake Hand」デコ鮭をして行きました。小学時代の図工時間を思い出しながら、針と糸を使い、ボンドを使い、色をぬり、作っていました。思い思いに、メッセージを書いて、鮭を帰して行きました。こんな、デコ鮭が出来ました。可愛いね 誰一人、同じデザインがないんです(≧∀≦) 兵庫県立西脇高等学校のみなさんから、可愛い鮭達が大槌へ帰って来ました。 可愛い鮭達のメッセージをおばちゃん達が読んで、みなさんの温かい気持ちに嬉しくなっています。 みなさん、鮭達を見に来て下さい。 心がほっこりとなりますよ 風の布・パピヨンそして<おおつちおばちゃんくらぶ>の仲間 <デコ鮭 in おおつち>の受賞者の方々です。 「Shake Hand」大賞決定︎ みなさんの投票数で大賞が決定しました。 「丹後ちりめん」で加飾した鮭です。京丹後市の方です。 おおつちおばちゃんくらぶ賞 田野畑のハックの家の方々がブラバンでボタンを作りデコした鮭です 「Shake Hand」賞 釜石の佐々木さん。 「Shake Hand」賞 京都市 さかいさん 「つどい」賞 大阪府のchigusaさんで、つまみ細工のデコ鮭です。 「Shake Hand」デコ鮭 in おおつち 無事、終了しました。 デコされた鮭をたくさの方が見に来てくれました。ありがとうございます。 デコしてくださった方々、みなさんと繋がりができて嬉しいです。 初めての開催で、どうなるかと思いましたが、みなさんの協力で無事に終わりました。おばちゃん達もご苦労様(≧∀≦) 2018年も開催出来るように、早めに計画を立てて、また、鮭達に会いたいと思っています。みなさま、よろしくお願い致します。 川原畑洋子 ADU(アンテナ・デザイン・ユニット)https://www.facebook.com/adu.shakehand/ blog風の布・パピヨンのShake Handのカテゴリーは https://blog.canpan.info/shamurie/category_13/1 |