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市民フォーラム21・NPOセンター 法人16期総会シンポジウム
自治体改革の突破口
〜公共サービス改革と担い手〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■Shimin Forum21・NPO centre■━━
中央集権から地方分権へ向けた自治体改革の動きは、今後新たな手法が求められ
ます。
自治体が自らを改革していくことができるかどうかが、今後の自治体改革が進む
ためのカギであり、それは首長のリーダーシップであり、職員の意識がどのよう
に変わっていくかだと考えます。
地方自治体として初めて「日本経営品質賞」を受賞した滝沢村の前村長柳村純一
氏から今だから話せる改革の手法、官民連携・共働(協働)による“新しい公共
サービス”の展開で日本一公務員の少ないまちとして全国的に注目されている大
野城市から見城俊昭氏、全国153の自治体が参画する「日本公共サービス研究
会」を自ら立ち上げた足立区から定野司氏を迎え、自治体の先駆的で革新的な取
り組みに学びながら、自治体改革の第2ステージへの道を探ります。
その自治体改革のうねりと同時に考えるべく、担い手としてのサードセクター組
織の展望についても議論します。
━【開催概要】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日時:2013年9月29日(日)(13:00〜17:30)
場所:ABC貸会議室 第3会議室
愛知県名古屋市中村区椿町16-23 名駅ABCビル
対象:自治体職員、議員、NPO関係者、研究者、企業関係者など
定員:50名(定員になり次第締め切り)
参加費:一般参加者 1000円
市民フォーラム正会員 無料
━【プログラム】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■基調講演
「日本一の超優良企業となった自治体」
柳村純一氏(前滝沢村村長)
「日本一公務員の少ない自治体」
見城俊昭氏(大野城市教育部長)
「公共サービス改革の第2ステージへ」
定野司氏(足立区総務部長)
■パネルディスカッション
「自治体改革の突破口とサードセクター」
パネリスト
柳村純一氏
定野司氏
見城俊昭氏
コーディネーター
後房雄(名古屋大学大学院法学研究科 教授)
━【登壇者プロフィール】━━━━━━━━━━━━
■柳村純一氏(前滝沢村村長)
1950年10月26日、岩手県岩手郡滝沢村生まれ。盛岡工業高等学校
土木科卒業後に上京、京成電鉄株式会社に就職。28歳の78年、滝沢村
村議会議員となり、以後三期12年、村議会議員を務める。94年に村長に
就任し、「地方行政自治体は会社みたいなものであり、住民は顧客である」と
いうポリシーをもとに、情報公開、組織のフラット化、ISO認証取得、
行政経営品質アセスメント実施など、地方分権による自治体への権限委譲に
向けた村の改革を次々と実現させる。新しい「行政経営モデル」構築を掲げ、
「第五次滝沢村総合計画 前期基本計画―行政戦略計画―」を策定、05年
より「滝沢村NPM(ニュー・パブリック・マネジメント)」を開始させた。
三期12年で改革に目処を付け、村長を勇退。
■見城俊昭氏(大野城市教育部長)
1955年生まれ。官民連携と行政改革による新しい公共サービスの先進かつ成
功事例として全国的に有名な大野城市にて、総務部財政課長、企画制作部自治経
営推進課長などを経て現職。予算の枠配分方式を取り入れた独自の事後評価シス
テム「フルコスト計算書診断」や「初期診断」、「民間活用の在り方診断」「業
務システム最適化診断」からなる「公共サービスDOCK事業」や、市民と行政の協
働の拠点施設となるコミュニティセンターを核とした都市内文献による「新しい
コミュニティによるまちづくり」、全国初となる「電話交換一体型コールセンター」
と、企業との協働によるワンストップ対応の総合窓口「まどかフロア」等により、
人口約95,000人に対して市職員約360名という全国トップレベルの効率を誇る。
■定野司氏(足立区総務部長)
1979年埼玉大学卒業後、足立区役所に入庁。財政課長時代の2002年度に予算
査定を各部が行い、予算執行の後に事務事業評価を行う包括予算制度を導入。
その手法が経済財政諮問会議の視察を受けて注目を浴びる。以来、粗大ごみの収
集を無料化してコスト削減を図るなど、一貫して自治体における予算制度改革や
コスト分析による行政改革を提唱、実践。環境部長時代の2008年、環境省の事業
仕分けをきっかけに、自治体の事業仕分けに参加。2012年7月に150以上の自治体
を会員とする日本公共サービス研究会を立ち上げた。
著書に「図解よくわかる自治体予算のしくみ」「みるみる仕事が片づく!公務員
の時間術」がある。
■後 房雄 氏(名古屋大学大学院法学研究科教授)
1954年富山県生まれ。専門は、政治学、行政学、NPO論。設立時より特定非営利
活動法人市民フォーラム21・NPOセンターの代表理事を務める。
研究者と実践者の両方の立場から、社会貢献性と事業性を両立させた
事業型NPOの経営者として、多くのNPOを有給職員を持てる財政規模に
成長させている。公益社団法人日本サードセクター経営者協会代表理事。
主な著書に「NPOは公共サービスを担えるか(法律文化社)」「準市場 もう
ひとつの見えざる手‐選択と競争による公共サービス‐(法律文化
社)」などがある。
━【参加申込フォーム】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
申し込みに関しましては、「申込フォーム」に必要事項をご記入の上、
下記の連絡先までメールにてお申し込みください。
◆申込フォーム◆
★メール件名に『「自治体改革の突破口」シンポジウム』と記載してください。
お名前:
法人・団体名:
ご所属(役職):
住所:〒
電話番号:
FAX番号:
E-mail:
◆申込・問合せ◆
特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター
(担当:岩見、小畑、若山)
〒462-0819 名古屋市北区平安1丁目9番22号
電話:052-919-0200 Fax: 052-919-0220
E-mail: iwami@sf21npo.gr.jp
ご参加お待ちしております。
どうぞ、よろしくお願い致します。
2012年10月30日
愛西市まちづくり市民会議「提案の大会」が開催されました
10月6日(土)に、愛西市で「提案の大会」が開催されました。
今年で4回目を迎えました。
主催は、「愛西市まちづくり市民会議」です。
愛西市まちづくり市民会議は、市民と市との相互の協働によるまちづくりを進めることを
目的に設置されており、公募による委員のみなさんで構成されています。
市と市民の共通の目標である「生活課題」の改善状況を評価し、
その達成のために有効な事業を市民目線で提案を行っています。
生活課題の達成度合いをはかるためのものさしである、
「まちづくり指標」もまちづくり市民会議で作成しました。
提案の大会に向けて、新しい委員さんを迎えた4月から検討を重ねてきました。
多い部会では約半年間で10回以上の部会を開催してきました。
今年も3部会それぞれから事業の提案がありました。
●生活環境部会
【提案事業】互いに皆が助け合える「まちづくり・地域づくり」協働事業
●福祉部会
【提案事業】自主防災を最強にするための地域プラン
●産業部会
【提案事業】あいさいさん自転車と野菜まちづくりプロジェクト
市民会議の会長さんや部会長さんからの素敵なあいさつや開会宣言
市長さんもお越しになられました。
当日は70名以上の方にご参加いただきました。
会場からもたくさん質問をいただき、とても盛況で実りある提案の大会でした。
提案の大会やまちづくり市民会議については、
ニュースレターなどでもお伝えしたいと思います。