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【活動報告】2014年12月17日(水)第5回定例ミーティング [2014年12月17日(Wed)]
 12月17日(水)に開催されました、せとしんプロボノプロジェクト第5回定例ミーティングの様子について、野々部裕則、佐藤歩、酒井麻衣がお伝えします。

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 最初に、野々部がお伝えします。

 私は、「仕事ノアル暮らし」チームの就職先班に属しています。私の班では、前回の定例ミーティング以降にメンバーでの打ち合わせを行い、「仕事ノアル暮らし」利用者の就職先企業の方々から回収したアンケートからアウトカムを導き出しました。今回の定例ミーティングではアウトカムごとに担当を決め貨幣価値換算を行った結果について意見を出し合いました。今後、貨幣価値換算の精度を上げるべく班のメンバーが意見を出し合い、次回の定例ミーティングに向けて準備を進めることとなりました。担当箇所の資料調査や貨幣価値換算に時間がかかり大変でしたが、少しずつ形になってきており、3月の成果報告会に向け、SROI算出の精度を高めていきたいと思います。

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 続いて、「仕事ノアル暮らし」チームの施設利用者班の佐藤がお伝えします。

 今回の定例ミーティングではまず、前回の定例ミーティング後に実施していただいたアンケートの結果を確認しました。利用者の多くの方が、施設を利用することによる様々な社会的価値を実感していることがわかりました。

 次に、アンケートの結果が示すアウトカムの大きさを貨幣価値に換算するためにどのような指標を使うか、各自が宿題で考えてきたものを発表し、代表の加藤さんとも相談しながらアンケートの項目ごとに話し合いました。なるべく説得力のある換算指標を使いたいと考えましたが、実際に利用者の方が感じているアウトカムのイメージと換算指標のイメージとをリンクさせることの難しさを感じました。

 今回のミーティングで各アウトカムをどのように貨幣価値換算するかを大まかに決めることができましたが、次回のプレ発表までにはアウトカムの貨幣価値とインプットを確定させてSROIの数値を出したいので、それに間に合うようにメンバーで集まって検討していきたいと思います。

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 最後に、「愛知シュタイナー学園」チームの秋祭り班の酒井がお伝えします。

 今回は、アウトカムの貨幣価値換算からSROI算出まで取り組みました。まず、前回からの宿題であったアウトカムを貨幣価値換算するための指標について発表しました。それぞれ、食育セミナーの参加費、公共の娯楽施設使用料金、親子で参加出来る日帰り体験費用、子育てセミナー参加費等について発表し、その中から金額をいくらにするか決めました。ところが、算出した貨幣価値換算額は非常に少額にとどまり、その金額が秋祭りを実施した価値を表すものなのかを再検討することになりました。なぜ低い貨幣価値になってしまったのかを考えたところ、貨幣価値換算に用いた指標は、ほとんど行政が行うものを参考としており、公共的な施設は税金で運営コストを賄っている部分があるため、その分料金が安くなっていることが原因でした。そこで、再度貨幣価値換算のための指標を検討する必要があったのですが、皆さん、今回の宿題で事例を20〜30個ほど調べて来ていたので、すぐに集計し、修正することができました。

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 次回はプレ発表です!私の班はどのように報告するのかしら。また連絡を取り合い、準備していきたいです。仕事終わりで疲れていても、雪が降っていても、毎回みんなとても熱心に参加しており、毎回毎回、盛り上がっている所で終わってしまうのが残念なのですが、その楽しい時間を過ごすのもあと少し…。寂しい気持ちもありますが、達成感を味わえる様に最後まで全力で取り組みたいと思います。皆さん頑張りましょう!
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