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せたがや災害ボランティアセンターレポート 1月〜3月の動き [2018年04月05日(Thu)]

せたがや災害ボランティアセンターレポート 1月〜3月の動き


■マッチングコーディネーター養成講座を実施(1月〜2月)
 基礎講座を1月に日本女子体育大学、2月に日本体育大学で行いました。今年度は協定を結んだ5大学とご要望いただいた地域で講座を行い、1年間で600名以上の方が受講されました。
 4月以降も、協定を結んだ5つの大学のをはじめ、さまざまな地域でも実施する予定です。ぜひご参加ください。
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■スキルアップ講座(2月〜3月)
 基礎講座を受講された方を対象に、スキルアップ講座を開催しました。コーディネーターとして、被災者から受け取る「ボランティア依頼カード」の取り扱い方や、避難所・要配慮者の問題についてグループワークなどを通じて学んでいきます。
 参加された方からは「非常に難しい問題ではありましたが、とてもためになりました」などのご感想をいただきました。
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■東京都災害ボランティア活動連携訓練への参加(3月)
 都内の様々な団体が連携・協働して取り組む訓練が東京ボランティアセンター主催で実施されました。今年度は東京湾北部地震を想定し、発災3か月後の被災地・被災者のコミュニティ支援について検討しました。区内外のつながりを深め、いざというときの連携に活かしていきたいと思います。
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養成講座の情報はホームページやfacebookをご覧ください。
http://www.saigai.otagaisama.or.jp/
https://www.facebook.com/setabora/
Posted by setabora at 10:03
セボネ4月号まちの市民力「おはなしたまごの会」 [2018年04月05日(Thu)]

「まちの市民力」は、街の中で地域やそこで暮らす人たちと一緒に活動している団体を紹介します。

おはなしたまごの会

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 絵本の読み聞かせではなく、語り手の声ひとつで聞き手が物語の情景を思い浮かべながら聞く「おはなし」の世界。「おはなしたまごの会」は子ども向けのおはなし会のほか、「大人のためのおはなし会」の活動もしているグループです。代表のマイヤース景子さんにお話をうかがいました。

 マイヤースさんは図書館司書の仕事をしていたことがあり、アメリカで始まった児童のための読書活動「ストーリーテリング」の勉強をしていました。ボランティア活動を通じて玉川ボランティアビューローに出会い、その縁でマイヤースさんを講師にストーリーテリング講座を開催。2012年にボランティアグループが立ち上がりました。ボランティアビューローで活動していたことから、「大人向けにもおはなし会をやってみませんか?」と声がかかり、活動の幅がより広がりました。

 おはなし会に向けては何カ月も前から準備し、練習しています。まずは実際に聞いてみようと、4月のおはなし会にむけた練習風景を見学させていただきました。昔話や創作物語など、ひとつにつき10分前後ですが、耳を傾けていると登場人物や場面が頭の中を駆け巡り、「おはなし」の世界に入り込んで、時が経つのも忘れるほど。

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 昨年秋にも養成講座を開催し、新しいメンバーを迎えて、12人になりました。活動を続けているメンバーに尋ねると、「他の人のおはなしを聞くと、自分がふだん選ばないようなおはなしも聞けて楽しいんです」といいます。図書館以外でも、地域の高齢者サロンから声がかかったり、メンバーの特技のオカリナ演奏にも取り組んだり、ビューローの紹介で障害のある人が通う施設でのおはなし会をしたり、この6年で活動は地域に広がっていきました。「声をかけてもらえれば行きますよ」

 「語り手はあくまでも黒子、『このおはなしが聞きたい』と思ってもらえるように、練習を心がけています」とマイヤースさんは話します。読書とは一味違って、語り手によって異なる声のトーンや間合いをリアルタイムで共有し、心情の変化や場面の描写が楽しめる一期一会のおはなし会。ぜひ一度耳を傾けてみませんか?

おはなしたまごの会「大人のためのおはなし会」
 4月20日(金)10:30〜 中央図書館 
 5月18日(金)10:30〜 玉川ボランティアビューロー

Posted by setabora at 10:02
セボネ4月号特集「子どもに育ててもらったおとなたち 〜せたがやチャイルドライン 20周年〜」 [2018年04月05日(Thu)]

子どもに育ててもらったおとなたち 
〜せたがやチャイルドライン 20周年〜


 1998年3月に世田谷の地に種が蒔かれた「チャイルドライン」が、今年20周年を迎えました。この節目に、チャイルドラインが大切にしてきたことをまとめ、受け手養成講座の講義集を発行しました。
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 3月3日にはお祝いの会を開き、この20年を振り返って、「よくやってきたね」とねぎらい、「まだまだ続けていこう」とこれからを誓いました。長年にわたる多くの方たちの支えのおかげで、今につながっています。


◆『いじめよ、とまれ!』

 「せたがやチャイルドライン」は、18才までの子どものための電話です。電話を受けるのは研修を受けたボランティア。1998年の活動開始から20年の節目を迎え、3月に記念行事を開催しました。20年前の立ち上げに参加した懐かしいメンバー、そして新しい世代が一堂に集い、世田谷ボランティア協会2代目理事長で、せたがやチャイルドラインの代表を務めた故・牟田悌三さんが写真の中から見守っていました。

 20周年のお祝いの会、第1部はチャイルドラインの歴史のさまざまな場面で関わってきたメンバーたちのいわば「同窓会」。「『チャイルドラインを世田谷でやることになったら、電話を受けようと思う人はいますか?』と問いかけられた時に『はい!』と手を上げました」という第1期の人から、最近「受け手」に認定されたばかりの人、「8年前に電話を受けたのが最後」というご無沙汰の人も久しぶりに集い、「また活動できるようになったら戻りたい」という気持ちになったようです。

 当時、教育ジャーナリストとしてチャイルドラインの立ち上げにかかわった現世田谷区長の保坂展人さんも駆けつけ、そもそものいきさつをこう語りました。
「ミスター・ボランティアと言われていた牟田さんが文科省の中央教育審議会の「いじめ」専門委員に任じられたのを機に、世田谷区内の子どもに関わるさまざまな現場にいる人たちが集まって『こんなことを提案してもらったらどうか』とアイデア出しの会をやりました。そのなかで、「世田谷からいじめをなくす、少なくともいじめを受けて追い詰められた子どもに救援がないという状況は変えたい、いじめが起きても最悪の事態に陥らないようなセーフティネットをつくろう」と、1996年に『世田谷こどもいのちのネットワーク』が発足しました。

『いじめよ、とまれ!』と題したシンポジウムを区教育委員会と共催し、子ども、親たち、教師、行政、地域の人々など、500人の参加がありました。何回か集会を重ね、「いじめをとめるために、地域でできることはなんだろう」と考え、出されたアイデアがイギリスで実施されていた「チャイルドライン」でした。

 その後、牟田さんをはじめとする5人がイギリスの「チャイルドライン」を訪れ、レクチャーを受けました。24時間365日、子どもが通話料を払わずにダイヤルできるイギリスのシステムは夢物語のようでしたが、「『電話』と『聴く人』と『熱意』があれば大丈夫」という励ましに背中を押され、1998年3月には24時間電話を2週間、世田谷で試行することになりました。


◆子どもが「かけたい」と思う電話を

 「受け手」を募り、「いのちの電話」の齋藤友紀雄先生に相談して急きょ、研修プログラムをつくっていただき、ほぼ1ヶ月で研修を行いました。世田谷の子どもたちには学校経由でカードを配り番号を伝え、1998年3月13日の真夜中に回線をオープン。0時ちょうどに電話が鳴りました。受けた電話は2週間で1,069件。「今度はいつやるの?」という子どもの声を切実に感じ、1年後に再び2週間の試行。

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子どもたちに配ったカード(2001年作成)

 そして2000年6月からは常設化し、現在は火曜〜土曜、16時から21時まで、フリーダイヤルで全国からの子どもの声を聴いています。世田谷での試みは、全国の「子ども」に関わるグループや行政にも大きなインパクトを与え、各地で「チャイルドライン」が立ち上がりました。全国組織として「チャイルドライン支援センター」が誕生し、牟田さんはその代表にもなり、「花咲かじいさん」のように、全国各地で種まきをしました。

 子どもが対象の電話による相談機関は、それまでも教育委員会、児童相談所、警察などでも実施していました。しかし、専門家ではなく近所のおじさんおばさんのような身近な存在として子どもに寄りそい、「僕(私)がかけてもいいんだ」と子ども自身が感じられる電話、チャイルドラインはそんな電話でありたいと思ったのです。そして子どもたちには5つの約束をしています。

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 相談や悩み事がなくても、かけていい電話。誰もいない留守の家に帰った子どもが「ただいま!」と電話をしてきたり、「こんなにうれしいことがあった」と、一緒に喜んでほしくて電話してくることもあります。「こうしなさい」と指示するのではなく、「子どもが自分でどうしたいかを決める」きっかけをつかんでもらえるよう、子どもの気持ちを聴くことを大切にしています。


◆ともに歩んできた20年

 そんな思いで、子どもとの電話という絆を絶やさないよう続けてきた20年。延べ6万件の電話を受け、これまでに開催してきた「受け手」養成講座は22回になり、受け手ボランティアの仲間を増やしてきました。20周年を記念して、講座の内容をまとめた『受け手養成講座 講義集〜子どもに育ててもらったおとなたち〜』を発行しました。

 創設に関わったメンバーのひとりで毎回研修の講師を務めている天野秀昭さん(プレーパークせたがや理事)は当時を振り返り、「齋藤友紀雄さんにむりやり研修の講師をお願いに行ったら、『鬼気迫るものがあったので』と引き受けてくれました」「回線がつながると、すぐに電話が鳴ったりして、手応えを感じました。『子どもの声を聴いてくれる大人がいるんだ』『私も大人になったら電話をとりたい』と言った子がいたなあ」と感慨深げでした。

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記念クッキーを製作(協力:パイ焼き窯)

 活動を始めて数年の、若い世代によって構成されたムービー班が、長く関わってきた人たちへのインタビューをもとに映像記録を制作したのも素晴らしいことでした。チャイルドラインがどんな想いで立ち上げられ、ここまでつながってきたのか、深く知りたいという関心が、映像をつくることにつながったのでしょう。この映像がこれからかかわる人たちにチャイルドラインで活動したいという気持ちを起こさせるものとなったら、と願っています。


◆子どもを支える輪が広がる

 チャイルドラインは直接「電話」や「運営」に関わるボランティアだけでなく、多くの方々に支えられています。手作り品を提供したり、ボロ市などでチャリティ・バザーの売り子を手伝ったり、子どもたちに配布するチラシやカードの印刷や仕分けをしたり…。お祝いの会第2部は、さまざまなボランティアの方々も一緒に、楽しく祝いました。

 記念パーティーの始まりは「エル・システマジャパン」のフェローオーケストラが素晴らしい音色を奏でてくれました。「エル・システマ」は、南米ベネズエラで始まった、音楽を通してスラムの貧しい子どもたちを非行や犯罪から守ろうという活動で、多くの優れた音楽家を生み出しています。日本でも東日本大震災のあと、「エル・システマジャパン」が立ち上がり、音楽を経験することで子どもたちの「生きる力」を育むことを目指しています。その活動を支えているのが「フェロー」と呼ばれる音楽指導ボランティア。被災地に音楽を運び、子どもたちが生き生きと育つことのお手伝いをしています。その理念はチャイルドラインとも共通し、この特別の日にとてもふさわしいものでした。せたがやチャイルドライン定番の「手づくり料理」を囲んだ交流会は、夜遅くまで素敵な時間を共有しました。

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「エル・システマジャパン」の音楽指導ボランティア(フェロー)による演奏でお祝い

 この20年に培い、蓄えた大きな宝物を携えて、チャイルドラインは子どもが少しでも生きやすくなるような世の中を目指してこれからも歩みを続けます。「ボランティアを中心に20年活動が続いていること自体が『希望』。何よりも子どもが電話をかけてきてくれるということが『希望』です」と語ったメンバーの言葉を、この日集まったみんなで共有し、未来にバトンをつなげたいと思います。
(寄稿/せたがやチャイルドライン運営委員長・セボネ編集委員 星野弥生)

せたがやチャイルドライン
HP https://www.otagaisama.or.jp/about/childline
blog  http://blog.canpan.info/setagaya-cl

《18才の子どものための電話》 
せたがやチャイルドライン 03-3412-4747
全国フリーダイヤル 0120-99-7777

受け手養成講座講義集『子どもに育ててもらったおとなたち』は
1冊1,000円で販売しています。詳しくは事務局までお問合せください。
 せたがやチャイルドライン事務局 電話1(プッシュホン)03-5712-5101

Posted by setabora at 10:01
ボランティア情報誌「セボネ4月号」を発行しました [2018年04月05日(Thu)]

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★4月号表紙 イラスト/荒木直子 さん

【今月の掲載記事】
★特集「子どもに育ててもらったおとなたち 〜せたがやチャイルドライン 20周年〜」
1998年の活動開始から20年を迎えた「せたがやチャイルドライン」。電話で18歳までの子どもの気持ちを聴いています。

★まちの市民力「おはなしたまごの会」
子ども向けのおはなし会のほかに、「大人のためのおはなし会」の活動もしているグループをご紹介します。

★せたがや災害ボランティアセンターレポート 1月〜3月の動き
(※今月はキラリ世田谷人はお休みします)


世田谷ボランティア協会の情報誌「セボネ」は、
区内の図書館や区民センター、出張所・まちづくりセンターなどでも配布しています。

なお、情報誌「セボネ」はボランティアの編集委員が企画・取材して制作しています。
ボランティア募集、イベント告知など、みなさまからの情報を集めていますので、
ホームページの投稿フォームから情報をお寄せください。
http://www.otagaisama.or.jp/usp_form/toukou
Posted by setabora at 10:00