CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
プロフィール

世田谷ボランティア協会さんの画像
<< 2017年02月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
リンク集
セボネ2月号キラリ世田谷人「工藤 美紀さん」 [2017年02月01日(Wed)]

キラリ世田谷人は、世田谷を中心に活躍するキラリと光る素敵な方がたをご紹介します。

自然とともに暮らす
工藤 美紀 さん

miki.jpg

 ここは多摩川のはらっぱ。「ミミズがいたよ〜」と、ためらいなく手のひらにのせて子ども達に見せ、屈託のない笑顔で語りかける工藤美紀さん。1年前から、NPO法人せたがや水辺デザインネットワークのスタッフとして働いています。

 小さい頃から自然が大好きで、多摩川や自然がいっぱいの公園で日が暮れるまでずっと遊んでいました。「本当に外で遊ぶのが好きで、虫も好きだし、自然に関わる仕事をしたいと思うようになりました」と言います。高校卒業後は資格を取り、日本庭園の管理等の仕事をしていましたが、「管理するのではなく、もっとありのままの「自然」に近いことをしていきたい」と考えるようになり、現職にたどり着きました。

 そのきっかけは高校の授業の一環で、この現場でボランティア体験活動をしたことにありました。「授業で初めてここに来て、そのあとも時々手伝ってて。進路に悩んだときにスタッフに相談して、ここで働かせてもらうことになりました」

 この日は「きぬたま遊び村」の開園日。何組かの親子が遊びに来ていて、取材中もあちこちから「みきちゃーん!」と子どもたちから声がかかります。子どもの話を聞き、「じゃあこれでやってみる?」「みせてくれてありがとう」とひとつずつ丁寧に返します。

 1年を振り返って、「毎日が本当に楽しい!…けど、だんだん難しくなってきました」といいます。もともと自然が好きでこの仕事を始めましたが、子どもとかかわるのは初めて。「安全を第一にしつつ、子どもがやりたいことをやれるよう、どう接したらいいのか、考えることが増えてきました」

 大学に進学した同級生は来年卒業。「今年は私にとって重要な年」と言葉を強めます。「私もそれまでに好きなことを仕事にして、しっかりとカタチにしていきたい」キラキラした目はしっかり前を見据えています。「新しいことをやってみたい」と、3月から月1回「のっぱらの日」をスタートし、大人も子どもも自然体験できる場をつくろうとしています。

 一面はらっぱの真ん中で「ここは『きぬたま時間』がながれていてのんびり過ごせるんですよ。外は寒いけど、人があったかい」と笑う工藤さんは、"自然体"という言葉がぴったりな21才でした。
(取材/編集委員 鈴木朋子)

せたがや水辺デザインネットワーク http://setagaya-mizubedesign.org/
きぬたま遊び村は毎週月・水・土10時半から開園しています。
Posted by setabora at 11:44
セボネ2月号まちの市民力「わんの会(障がい者福祉に携わる  若者の会)」  [2017年02月01日(Wed)]

「まちの市民力」は、街の中で地域やそこで暮らす人たちと一緒に活動している団体を紹介します。

わんの会 (障がい者福祉に携わる若者の会)

one-04-30.jpg

 障がい者の生活を支えるホームヘルパーや施設職員などが集まり、「ヨコのつながりをつくろう」と始めたのが、「わんの会」です。幹事をつとめる田坂知樹さんにお話をうかがいました。

 「このゆびとーまれ」と最初に手をあげたのがヘルパーの田坂さん。障がい福祉にかかわる人たちがアイデアや経験を出し合い、協力していけばよりよい介助ができるのではと考え、知り合いに声をかけて飲み会を開催したのがはじまりでした。そのときたまたま行ったお店の名前から「わんの会」と命名。

 その後も飲み会という形で交流を継続していくうちに、「飲み会もいいけど、ただ飲んで終わりではなく、勉強会みたいなことができないかな」と考えるようになりました。「ヘルパーの仕事はけっこう孤独なんです」と田坂さんはいいます。介助する人が話したり聴いたり、思いを吐き出せる場が必要だと感じていました。「認知症カフェ」はあるけど、障がい者に焦点をあてた場はなかなかないことから「それなら自分たちでやってみよう」と立ち上げたのは自然のながれ。

 田坂さんは介護者が集うカフェに行って、場づくりのためのファシリテーションを学び、昨年5月に三軒茶屋で、ワークショップ「わんカフェ」を開催。座学で講義を聞くのではなく、みんなが参加できる形でワークショップを行いました。

one-01-35.jpg one-02-35.jpg


 「わんカフェ」は飲み屋の雑談でなく、堅苦しい会議の雰囲気でもなく、「対話」の場。何か結論を求めて話をするのではなく、自分が思っていることを出して、相手を否定することなく、お互いが気兼ねなく話せる場です。これまで「障がいとは?」や「自立とは?」をテーマに、毎回20人くらい集まり、それぞれの想いを語り合ってきました。いろいろな人と出会えることも魅力。「今後は介助者のためのワークショップだけでなく、障がい福祉を地域にもっと広めていきたい」と考えています。

 次回、第8回のわんの会は、3月10日(金)19時〜「癒しと福祉」をテーマにしたワークショップを開催します。アロマハンドマッサージを体験して、福祉における癒しについて対話します。興味のある方はぜひご参加ください。
(取材/事務局)

わんの会 https://www.facebook.com/setagaya.one/
 問合せ ttomkingjp@gmail.com(田坂)

第8回わんの会「癒しと福祉」
3月10日(金)19時〜21時 世田谷ボランティアセンター
アロマハンドマッサージ体験あり
Posted by setabora at 11:19
セボネ2月号特集「子育てママだからできること〜子連れボランティアで広がる世界〜」 [2017年02月01日(Wed)]

子育てママだからできること
〜子連れボランティアで広がる世界〜


mamabono-01-30.jpg
(写真提供/サービスグラント)

 「プロボノ」は、ラテン語が語源で、Pro Bono (Publico) = "For Good (Public)"つまり、「公共善のために」市民が自分自身の可能性を最大限に活かして、社会参加をするプログラムです。世田谷ボランティア協会の「おたがいさま」の考え方にも通じます。
 子育て中のママたちの活躍の場を提供する「ママボノ」プログラムとせたがやチャイルドラインが出会い、つながりを育んだステキなお話をお伝えします。


◆「ママ」×「プロボノ」
 
 「プロボノ」をご存知でしょうか。「仕事で培ったスキルや専門知識・経験等をボランティアとして提供し、社会課題の解決に成果をもたらす」活動です。プロボノプロジェクトのコーディネートを通じてNPOなどの団体支援をしているのが、「認定NPO法人サービスグラント」です。2005年に活動を開始し、2016年時点で3,000人以上の方が「スキル登録」を通じて、参加を表明し、プロジェクトから成果物を生み出し、支援先に届けるという活動を行っています。

 昨年6月に昭和女子大学で開催された「三茶子育てファミリーフェスタ」でのサービスグラントとの出会いから、お付き合いが始まりました。世田谷ボランティア協会の主催事業のひとつ「せたがやチャイルドライン」が出店していたところに、サービスグラントからお誘いがありました。育休中のママたちの「持てる」ちからを咲かせる活動「ママボノ」を紹介されたのです。職場復帰を目指す子育てママの「子育ての他に社会活動によって新たな経験をし、復職に向けたウォーミングアップを図りたい」という希望に答えるのが「ママボノ」の活動です。

 子どもからの電話を受ける「チャイルドライン」は世田谷から始まり、全国各地に広まりました。世田谷で常設されてから16年。活動内容を知らせ、ボランティアや寄付金による支援をよびかける広報物を見栄えのするものにつくりかえたいと思っていた時でしたので、「ママボノ」にリーフレット制作を依頼してみよう、ということになりました。さっそくサービスグラントに申請書を提出したのが昨年夏。書類審査、電話取材、面接による2次審査を経て、支援団体として採択されることになりました。


◆プロのスキルを活かす

 チャイルドラインを含め、支援先は10団体のNPOなど。事前に提出した資料や面接内容などに基づき、ママたちが立候補した中からチームが組まれます。そして11月、いよいよ7人から成るママチームとの「キックオフ・ミーティング」で活動がスタート。打合せでは、「どんなリーフレットにしたいのか、対象はどんな人たちか?」などを話し合い、内容を具体化していくための何人かのキーパーソンへの取材の日程を決めます。

 まだしっかり首の座らないような赤ちゃんを抱き、時々おっぱいもふくませるママたちですが、仕事で培ったスキルをリーフレットのデザインやコンセプトに注ぎ込む意欲はさすがにプロ。取材のため何度も子連れでボランティアセンターに足を運び、それぞれの得意分野を活かして短期間で形にしてくれました。

 12月7日には10チーム合同で成果提案。支援を受けた団体は、せたがやチャイルドラインの他、「働く女性の全国センター」、「子育てネットワーク・ピッコロ」、「石巻復興支援ネットワーク」、「めじろ台町会連絡協議会」など、地域も支援内容も多岐にわたるものでした。

mamabono-02-30.jpg
リーフレット案を色違いで何種類も提案してくれた


 さて、チャイルドラインのリーフレットですが、訴える力が弱く、文字が多かったものが、印象に残るわかりやすい言葉と色の表紙、見やすいデザインと楽しげなイラストが散りばめられた中身に生まれ変わりました。さらに、リーフレットを補完するかわいい紙製のスタンドや、ポケットティッシュサイズの広報物、リーフレットの新規設置先の提案等、想像もしなかったようなアイデアもいただき、驚きとともに感動が!

leaf-10.jpg
リーフレット入れのスタンドも手づくり。よくみると電話の形。


 ママたちのチームワークが抜群で、2ヶ月弱の間に、これまでずっと一緒に仕事をしていたかのように打ち解けた関係を築いていました。「このお仕事はとっても楽しかった」というママたち。「素敵なリーフレットができて、これで活動をPRしやすくなる」と喜ぶチャイルドライン。リーフレットがきっかけとなって生まれた関係は、さらに発展しそうな予感。もっとママたちの話が聞きたくなり、改めてインタビューしました。


◆「何かしたい」エネルギーを社会参加へ

 参加したきっかけを尋ねると「ネットで『ママ向けのインターン』と検索して、ママボノを知りました。子どもが生後2ヶ月の時、よく寝てくれる子だったからヒマで時間と力をもてあましていたんです」と語るのはIT企業勤務のOさん。

 「産後ケアのNPO『マドレボニータ』の教室に参加して、まず身体を整えて、社会に復帰するために何をしようかと思っていたところにママボノを知り、ふだん忙しいとできないようなことができそう、と思って」というKさんも別のIT企業で働くママです。

 「これまで時間がなくて仕事しかできなかったから、やりたいことを手当たり次第やりたいと思って。ボランティアにも興味がありました。いろんな業種の人たちとも交流したかったし」と語るのはテレビ局勤務のTさん。

 「子育てサロンで知り合った方がたまたまサービスグラントのスタッフで、誘われて登録しました。仕事が三度のご飯より好きなんです」と、学生時代からカンボジアに絵本を送る活動や通訳ボランティアもしてきた、商社勤務のMさん。みなさん「何かをしたい」エネルギーで満ち溢れています。

 チャイルドラインを支援しようと選んでくれたのは、「子どもを生んでから、子どもに関することにアンテナがピピッと反応して」とTさん。「思っていた以上に得るものがあった」とOさんは振り返ります。「こういう電話のしくみは大事だと思ったし、チャイルドラインへの取材を通して、今後子育てをする上でも覚えておきたいことを学びました。チームのメンバーからの刺激もあり、想像以上に学べました」

mamabono-03-15.jpg
赤ちゃんを抱っこしながら子連れでミーティング

 「チャイルドラインの活動は、単に深刻な悩みの相談ではなく、なんでも話していいんだよ、と子どもに呼びかけているものだ、と知ったのは嬉しいことでした。こういう活動を支援することで、自分も人を助けることができる、自分にできることがあるんだなあと思いました」(Tさん)
 
 「リーフレットづくりってもっとあっさり終わるのかと思っていたけど、こうしたつながりができて楽しかったです。チームで役割分担できて、仕事に復帰した時のイメージがつかめて参加してよかったと思います」(Kさん)

 成果を出す「仕事」として引き受けたプロジェクトは、仕事とは違う「学び」や発見があり、その活動自体への興味につながった、というのは嬉しいことです。「企業で働いているだけでは知らなかった福祉やNPOの世界をのぞくことができ」「自分の働き方や生き方を考えるうえでもいい時間だった」という経験は、これからのキャリアにとってもきっと役立つことでしょう。

A4-panfu-45.jpg
チラシラックに埋もれないようA4版もつくっていただいた


◆世田谷がもうひとつの実家に!

 「子連れママが一歩踏み出すのは確かに大変だし面倒くさいけれど、一歩出てみるといろいろ得るものがあります。子どもと2人だけでいるよりは精神的にずっと楽ですよ」と、Oさんは同じような若いママたちに伝えたいと思っています。

 「ママボノ」で出会った7人のママたちが、幼な子を持つ同じ境遇で共感しあい、チャイルドラインのスタッフとも関係が深まり、リーフレット作成というひとつの目的を中心に、いくつもの糸がつながりました。広域から集まってくれたママたちでしたが、「世田谷に来ると、実家に帰って来たようで…」という嬉しい言葉も。「新しい社会体験」、「仕事復帰へのウォーミングアップ」以上の「成果」だったかもしれません。

 「1月の世田谷ボロ市にチャイルドラインもお店を出すから、よかったら来てみない?」と誘うと、寒い日にもかかわらず赤ちゃんを抱っこしたママたちが訪ねてきてくれました。出来たてのリーフレットを配り、バザーの売り子も買って出てくれました。赤ちゃんはどこでも人気者。3ヶ月前、初めて会った時、首がすわらなかった赤ちゃんがしっかりおすわりをしていたり、9ヶ月になってつかまり立ちをしている子もいます。こんなふうに、子どもたちの成長を眺めていけるのは嬉しいことです。

 生まれたての素敵なリーフレットも、これからどう育ち、活用されていくのか。生み出したママたちはその成長を見守りたいと思っています。仕事に復帰しても、世田谷の「実家」を時々訪ね、チャイルドラインにいろんな形で関わってもらえたら、と心待ちにしています。
(寄稿/せたがやチャイルドライン運営委員長・本誌編集委員 星野弥生)

認定NPO法人サービスグラント
http://www.servicegrant.or.jp/
TEL:03-6419-4021  メール:info@servicegrant.or.jp

ママボノ2016報告会 2月25日(土)13:30〜16:30(予定)
場所:日本財団(港区赤坂1-2-2日本財団ビル)
参加無料  参加申込みはhttp://bit.ly/MB2016houkoku_entry から


Posted by setabora at 11:01
ボランティア情報誌「セボネ2月号」を発行しました [2017年02月01日(Wed)]

image-c2.jpg

★2月号表紙 武隈 善子さん

【今月の掲載記事】
★特集「子育てママだからできること〜子連れボランティアで広がる世界〜」
 子育て中のママたちの活躍の場を提供する「ママボノ」プログラムと、せたがやチャイルドラインが出会い、つながりを育んだ素敵なお話をお伝えします。

★まちの市民力「わんの会(障がい者福祉に携わる若者の会)」
 雑談でもなく、会議でもなく、「対話」の場をつくろうと、新たな試みが始まっています。

★キラリ世田谷人「工藤 美紀さん」
 ボランティアをきっかけに、NPOのスタッフとなり1年。自然が大好きな工藤さんにお話をうかがいました。


世田谷ボランティア協会の情報誌「セボネ」は、
区内の図書館や区民センター、出張所・まちづくりセンターなどでも配布しています。

なお、情報誌「セボネ」はボランティアの編集委員が企画・取材して制作しています。
ボランティア募集、イベント告知など、みなさまからの情報を集めていますので、
ホームページの投稿フォームから情報をお寄せください。
http://www.otagaisama.or.jp/usp_form/toukou
Posted by setabora at 10:47