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セボネ1月号キラリ世田谷人「高橋 久一さん」 [2017年01月05日(Thu)]

キラリ世田谷人は、世田谷を中心に活躍するキラリと光る素敵な方がたをご紹介します。

地域の歴史の生き証人
高橋 久一さん

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 11月に船橋地区で開かれた講演会「船橋・千歳台のあゆみ」に登壇し、「八幡山から船橋にかけていつも街路樹の下草刈りをしている久一さん」と紹介された高橋さんは「いい街になってよかった」と感慨深げ。この地域に88年間暮らし、空襲、区画整理など、地域が変遷を遂げる重要な場に常に居合わせた久一さんは、さながら地域の歴史の「生き証人」です。
 例えばこんな話。「文豪、徳富蘆花の死後、旧宅が都に寄贈されて芦花公園ができた」とか、「千歳台を区画整理する時に、4千年前の縄文中期の遺跡が発掘された」とか。

 でも何よりも久一さんが伝えたいのは、10万人が亡くなった1945年の東京大空襲の時のこと。当時運送の仕事をしていた久一さんは、大空襲からおよそ10日後に、深川にある倉庫まで荷物を運んでほしいとの依頼を受け、荷馬車で甲州街道を都心に向かいました。焼土と化した隅田川周辺で目にしたのは、見渡す限りの蝋のように白くなった死体の山。敗けるわけはないと思っていた日本の敗戦を知った8月15日、「大空襲であんなに多くの人が犠牲になったのは何だったのか」と無念の思いでした。

 まもなく運送業をやめたのち、1964年までは精米所を経営。その後の挑戦はなんとマッシュルーム栽培。当時の日本ではマッシュルームは珍しく、久一さんは国会図書館で本を読みあさり、外国にも行って研究を重ね、オリンピック選手村、山王ホテルなどへの出荷は月3トンにものぼり、ナンバーワンだったそうです。皇居にある馬糞の堆肥の権利を譲り受けて、宮中にも出入りするようになりました。

 環八をつくる話が起こった時、久一さんは「外国にあるような広い歩道をつくろう」と提案しました。今、成城警察署や船橋小学校のあるあたりが緑地帯になっているのはそのためです。しみじみと、「いろいろ大変だったが、今は立派な道路になってよかったなあ」と、久一さんは振り返ります。

 地域の歴史を近隣の小中学校で語り伝える「証人」は言います。
「一番聞いてほしいのは、戦争のこと。私たちがどんなに苦労したか、悲惨な目にあったかということをどうしても伝えたい」
この言葉、しっかりと若い人たちに受け渡したいと思ったことでした。
(取材/編集委員 星野 弥生)
Posted by setabora at 16:03
せたがや災害ボランティアセンターレポート 10月〜12月の動き  [2017年01月05日(Thu)]

■世田谷区とボランティアマッチングセンター運営訓練を実施(11月)
 世田谷区役所中庭で行われた訓練にはおよそ100人のボランティアが参加。ボランティアを受け付けるボランティアマッチングセンターや、避難所や地域を支援する受付窓口(サテライト)におけるボランティアコーディネーターの動きや役割を確認しました。
今後もより円滑な運営を目指して、コーディネーターの研修や訓練などを実施していく予定です。

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■上馬地区、下馬・野沢地区の「防災塾」に協力(11月)
 防災知識の普及・啓発を目的とした「防災塾」にて、講師・進行役を担当しました。
地区の各町会や福祉施設、学校関係者などが参加し、『発災後72時間は地区の力で乗りきる』をテーマに、グループ討議を行いました。活発に討議が行われ、地域に根ざした具体的な意見が出されました。話し合われた結果は、各地区の防災計画の策定に反映される予定です。

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■九品仏小学校・東玉川小学校「避難所運営訓練」に参加(10月、12月)
 ブースを出展し、災害時のボランティア活動や、ボランティアマッチングセンターや災害ボランティアマッチングコーディネーターについての説明パネルや防災グッズの展示を行いました。災害時のボランティアの重要性などを初めて知り、興味深く質問する人の姿が多く見られました。

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Posted by setabora at 15:56
セボネ1月号特集「「ボランティア」がみつかってから 〜ボランティア相談の現場からA〜」 [2017年01月05日(Thu)]

「ボランティア」がみつかってから
〜ボランティア相談の現場からA〜


 前号の特集で、『「ボランティア募集」ができるまで』と題して、相談があってから募集するまでのことをお伝えました。相談を受ける中で、困っていることを捉え、「人」が関わって解決できる形にかみ砕いていくプロセスをお伝えしました。
 今回は、その「ボランティア募集」の記事をみて、興味を持った方が問い合わせをしてくださってからのことをお伝えしたいと思います。

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◆「ボランティア募集」ができるまで(前号のあらすじ)
 
 相談窓口であるボランティアセンターやボランティアビューローでは、「ボランティアを探しています」「○○してもらえないですか…」という相談を受けると、どういうふうに「人(ボランティア)」が関われば解決・実現できるか、と考え、ボランティア相談に取り組んでいます。
 まずはスタッフが相談者に会ってお話を聞いて、ボランティアを募集することが決まると、募集の呼びかけの文章を作成し、セボネやホームページなどで呼びかけ、協力者を募ります。

 寄せられた相談ごとを、「人」が関わって解決できる形に整えていくなかで心がけていることは、ボランティア活動をする人が関わりやすい形にすることです。例えば、時間を区切る、役割を分ける、複数人の募集にする、などです。「ボランティア活動をしたい」とか「それなら協力できるよ」と申し出てくださった方との、これまでの出会いの経験を踏まえて、「あ! これならできそう」という形にして募集をしています。


◆無理なくかかわるために

 そうして広報すると、興味をもってくださった方から「セボネの記事をみました」と電話やメールで問合せがあります。問合せをうけると「ありがとうございます! もしよかったら詳しく説明したいので一度お会いできませんか?」と、スタッフはまず応募者にお会いすることにしています。

 お会いしたら、募集記事に書ききれなかった内容を説明して、状況を理解してもらったり、その方がどんな動機や気持ちで応募されたのかをうかがっています。応募してくださった方が今回の内容について活動が可能かどうかを、相談者に紹介する前に確認する必要があると思っているからです。

 仕事や毎日の忙しい生活の中で時間をやりくりして協力を申し出てくださったり、応募される方にもさまざまな事情があります。話し相手や外出の付き添いなどの、個人の方へのボランティア活動の場合は、1回きりではなく、継続的で中長期になることが多いです。そのため、相談者の困っていることを継続的に解決して、応募者が無理なく、負担なく活動できそうかどうかを見極めていきます。

 協力したいと思っていても、アレルギーがあることで活動を断念された方や、イスではなく床に座る時間が長いことがわかり、断念された方もいます。応募者の仕事の都合で繁忙期には活動が難しくなることがわかり、ボランティアを追加募集をすることもありました。活動が始まってからだとなかなか言い出しにくかったり、無理をしてしまうこともあるので、こうした事前の確認は大事なプロセスとして位置付けています。

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◆信頼を築く関係づくり

 スタッフが応募者にお会いし、活動内容を説明をして「わかりました。やります」と言っていただけたら、次は相談者との面談の段取りをします。その際には、スタッフも同席をして、自宅など実際に活動が行われる場所で、三者で顔合わせをします。

 まず、スタッフが概要を紹介をし、次に相談者の方から状況や希望することを話していただきます。その後、ボランティア活動希望者(応募者)の方に応募動機を話していただき、あとはお互いに気になることなどを自由に話していただきます。面談は約1時間で、終える際に、話の整理をし、決まったことを確認します。

 そしてスタッフから「後日、お電話するので(基本的には翌日)、今日の感想をお聞かせください。お互いによければ、活動をスタートさせましょう。最初の日程はその時に相談いたします」と両者にお伝えします。その場で早急に意思確認をしないのは、その場では言いにくいことがあったり、会ったその時はお互い気持ちが高揚することもあり、相談者(依頼者)には「この人に任せられそうか」、活動希望者には「自分にできそうか」を一晩ゆっくり考えていただきたいことからそうしています。

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◆良好な関係の調整役として

 三者での面談後、連絡をして、お互いがよければ活動をスタートします。個人の方からの依頼の場合の多くは、連絡先を直接交換せずに、窓口をボランティアセンターにしています。「急な都合で活動ができなくなった」「状況が変わって依頼した活動が必要なくなった」などの連絡もボランティアセンターにしてもらうようにしています。

 連絡先を交換する例もありますが、直接連絡をとる形にしていると、「ちょっとお願いできませんか」など新たな頼みごとを言われた場合に断りにくくなることがあるからです。うまく連絡がつかないことが続いたりすると、関係が変わってきてしまうこともあります。予めお互いが決めた枠組みのなかで活動を行うことが、良好な関係を続けるためのポイントです。

 最初に約束していた活動内容を変えたい時には、またスタッフが間に入り、お互いが納得の上で、内容を変えるようにしています。それでも「人」と「人」の関係です。トラブルや気になることが出てくることもあります。そんなときは「いつでも間に入って調整します」という姿勢を心掛けています。

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◆「振り返り」を大切に

 活動が続いていくと、ときどき「振り返り」をする機会をつくることをお願いしています。長く活動をしていると、気がつかないうちに、はじめの時とは話が変わってくることがよくあります。「最初は1時間と約束していたのに、1時間半になっている」とか、「はじめはしていなかったが、今はこれも行っている」などの例です。知らず知らずに、そのことが潜在的なストレスになって、相手に負担を与えていたりすることがあります。それを見直したり、改めて最初の頃を思い出したりして、今のことを捉えると「自分のやりたいことができているな」とか「自分の充実感にもつながっているな」と気づき、気持ちを新たにする機会にもなります。そのために「振り返り」をお願いし、お会いすることにしています。

 一方で、私たちスタッフも「振り返り」をしています。相談から活動までのプロセスを複数のスタッフで振り返り、私たちの関わりが適切であったかを振り返ります。「振り返り」を通して改善点を見つけ、次回に活かすようにしています。
 同時に、「こういう事例は潜在的にどれくらいありそうか」を考え、地域に同じような困りごとを抱えた人がいそうであれば、個人の問題としてでなく、社会の課題として、どのようにその依頼を受けられるようにするか、また多く出てきそうな場合、より効率よく応えられるためにはどのようなしくみがあればよいかなどを考えます。

 例えばアンケートを実施したり、「身のまわりにこういう方はいませんか? いれば相談にのれます」というチラシをつくって配ったり、「傾聴ボランティア養成講座」「障がい児を見守るボランティア養成講座」のように事前にボランティアを募り、研修を企画し、さらなる依頼に応える準備をしていきます。
 また、課題のあるケースでボランティアの方の負担が大きい場合には、活動の悩みを話せたり、相談にのれるようにボランティアをサポートできる体制もつくっています。
 ボランティア募集の記事ができた後は、このように進めていっています。

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◆地域の困りごとは地域の手で

 一個人との出会いや、ふとした会話が、気づきになり、事例になり、同じ困りごとを抱えた方への助けになることがあります。世田谷ボランティア協会では、困りごとを抱えるご本人からの相談はもちろん、その方の周囲の人からの声も大切にしています。
 『地域の困りごとは、地域の手で』をモットーに、たくさんの情報が寄せられ、多くの気持ちが集まり、新たな動きが生まれていく、そんな期待を受けられる拠点になれるよう、ボランティアのコーディネートを行っています。

 私たちスタッフは、その仕事にやりがいや喜びを感じながら、ひとりでも多くの皆さんとお会いできることを希望し、その出会いを楽しみにしています。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 
(担当/事務局 鈴木佑輔)
Posted by setabora at 15:42
ボランティア情報誌「セボネ1月号」を発行しました [2017年01月05日(Thu)]

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★1月号表紙 島津 和子さん

【今月の掲載記事】
★特集「「ボランティア」がみつかってから 〜ボランティア相談の現場からA〜」
 前号の特集「ボランティア募集ができるまで」の後編です。募集記事を見て、活動希望者が応募してくださってからのながれをご紹介します。

★「災害ボランティアセンターレポート 10月〜12月の動き」をまとめました。
※今月はまちの市民力はお休みです。

★キラリ世田谷人「高橋 久一さん」
千歳船橋に生まれ育って88年。地域の移り変わりをみてきた高橋さんにお話をうかがいました。


世田谷ボランティア協会の情報誌「セボネ」は、
区内の図書館や区民センター、出張所・まちづくりセンターなどでも配布しています。

なお、情報誌「セボネ」はボランティアの編集委員が企画・取材して制作しています。
ボランティア募集、イベント告知など、みなさまからの情報を集めていますので、
ホームページの投稿フォームから情報をお寄せください。
http://www.otagaisama.or.jp/usp_form/toukou
Posted by setabora at 15:35