CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
プロフィール

世田谷ボランティア協会さんの画像
<< 2015年07月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
リンク集
セボネ7月号キラリ世田谷人「伊藤 晃子さん」 [2015年07月01日(Wed)]

キラリ世田谷人は、世田谷を中心に活躍するキラリと光る素敵な方がたをご紹介します。

ネイルでみんなを笑顔に 伊藤 晃子 さん

 「爪という小さなキャンバスでも、無限大に明るい気持ちになれることをもっと広めたい」

 ネイリストの資格を活かして週末にボランティアをしたいと、伊藤晃子さんが世田谷ボランティアセンターを訪ねたのは2年前の夏でした。その後、職員の紹介を受け、世田谷区内の高齢者施設「きたざわ苑」で、利用者の爪にマニキュアを施すネイルボランティアの活動を開始。月に1回の頻度で、2年間続けています。

004-mn.jpg

 伊藤さん自身、気分が落ち込んで悲しかった時に、綺麗になった爪を見て明るく前向きな気持ちになれた経験があり、その時の感動を広めたいと思ったのが活動を始めたきっかけでした。
 ボランティアを始める前は、お年寄りと接する機会がほとんどなく、安心して施術を受けてもらうために、試行錯誤を繰り返したといいます。たとえば、着ている服に合った色のマニキュアを塗ったり、手が動きがちな方には柔らかいボールを握ってもらったり様々な工夫を凝らしました。

 伊藤さんが利用者の爪にマニキュアを塗ってあげると、みなさん一様にパッと明るく笑顔になるそう。「やはり女性はいくつになっても『綺麗』が好きなんだな」と伊藤さんは実感しました。エピソード集が1冊できるくらいの感動や印象的な出来事がたくさんあったそうですが、なかでも特に伊藤さんの印象に残っているのは、重い障がいのある利用者の方にマニキュアを施術した時のこと。「終始うつむいていらしたのですが、鮮やかな色に塗られた自分の爪をご覧になって、帰り際に『ありがとう』と小さな声で言ってくださった時には感動しました」

006-mn.jpg

 マニキュアを塗った方が一瞬でもにこっと笑顔になった姿を見ると、伊藤さん自身も自然と笑顔になり、活動の励みになると感じています。ネイルボランティアは伊藤さんにとっても「元気の源」なのもかもしれません。
 今後の目標を尋ねると、「お呼びがかかればどこへでも出かけていきますし、『笑顔になれた時間』を大切にして、これからもネイルボランティアの活動を長く続けていきたいと思っています」と笑顔で語ってくれました。
(取材/小川 宏)
Posted by setabora at 14:28
セボネ7月号まちの市民力「高校生の高校生による中学生のための高校説明会」 [2015年07月01日(Wed)]

「まちの市民力」は、街の中で地域やそこで暮らす人たちと一緒に活動している団体を紹介します。


高校生の高校生による中学生のための高校説明会

P5032534-mn.jpg

 昨年7月から高校生たちが中学生向けの高校説明会を自主的に始めています。中心メンバーで都立高校2年生の沖田洋文さんにお話をうかがいました。

 沖田さんは中学時代に数校の高校説明会に行きましたが、教職員の説明は大学受験の実績やら、中学生にとってはあくびの出るような話ばかり。「短時間でしたが1校だけ、最後に在校生から、中学生の興味をひくようなわかりやすい話があり、今はその高校の2年生です」と話します。
 もともと知り合いだった世田谷ボランティア協会の大河内理事に相談したところ助言をもらい、中学時代の友人や口コミで仲間を広げて、昨年7月に初めて高校説明会を開催。反響が大きく、この1年間で4回開催しました。

P5032303-mn.jpg

 友だちが友だちを呼び、いまやスタッフは約30人。「今は都立高校生だけですが、国立、戸山、新宿、青山、豊多摩、西、田園調布、小山台、駒場などから参加しています」生徒会や学校は通さず、有志の責任で行なっています。中学生は積極的に質問をする年頃ではないので、会場では高校生から積極的に話しかけ、自分の高校の雰囲気や学校行事、部活動などの情報を丁寧に説明することを心がけています。

 「説明会には親子で来てくれる方がほとんどで、昨年は延べ100組ほど来てくれました。今年は1回目を5月3日の連休に開催し、10組来てくれました。その場でお礼を言われたり、あとでメールをくださる保護者の方がいるので嬉しいですね。何よりスタッフが楽しんでいるのがいいと思います」

 高校の3年間はあっという間。後輩にどう引き継ぐかが課題です。
「3年になると受験勉強があるし、卒業すれば活動できなくなります。そこで、みんなと話し合って3月に受験お疲れさま会を開き、新入生にも参加してもらいました。活動の継続を自然にできるよう雰囲気づくりも大切ですね」と今後のことも見据えています。

 これまでの実績が認められ、世田谷まちづくりファンドの10代まちづくり部門の助成グループに選ばれました。7月30日には今年度2回目の高校説明会を行います。もうひとつの課題は、説明会の告知をどうするか。出身中学にチラシを貼ってもらうことなどを思案中だとか。
ガンバレ、高校生!
(取材/迫 雅之)

高校生の高校生による中学生のための高校説明会
http://k-k-c-k.jimdo.com/

次回の説明会は、7/30(木)13時〜16時 三茶しゃれなあどホールにて。
 対象/中学生全学年とその保護者(中学生のみの参加も可)
 申込み/ホームページから
Posted by setabora at 14:17
セボネ7月号特集「ありのままに、自分を生きる 〜『LGBT』を知ろう〜」(前編) [2015年07月01日(Wed)]

ありのままに、自分を生きる 〜『LGBT』を知ろう〜(前編)

 「LGBT」という言葉を聞いたことがありますか? これは性的マイノリティをあらわす言葉です。最近、芸能人の同性婚や多様な性をめぐる報道を耳にする機会が増え、世間の関心が高まっています。渋谷区では3月に「同性パートナーシップ条例」が成立し、大きな話題となりました。世田谷区でもLGBT支援に関する検討作業が始まっています。
 今年3月の「おたがいさまフェスタ」で、『日本とイギリス〜セクシャル・マイノリティとしてくらすこと』と題し、当事者である飯田豊三さんのお話を聞きました。そのときの記録を振り返りながら、あらためて飯田さんにお話をうかがいました。

「LGBT」とは…
L=レズビアン(女性同性愛者)
G=ゲイ(男性同性愛者)
B=バイセクシュアル(両性愛者)
T=トランスジェンダー(性同一性障害など、心と体の性の不一致を感じている人)

20150304_1176023-80.jpg
レインボー(虹色)はLGBTのシンボルカラー

◆身近にいるけど言えないでいる

 世界ではヨーロッパを中心に、約20カ国で同性婚が認められています。イギリスでは2005年に「シビル・パートナーシップ」という制度が施行され、同性のカップルにも異性の夫婦とほぼ同じ権利が認められました。その後2014年には同性婚を認める法律が施行されました。また、2015年5月には、アイルランドで同性婚を認める憲法改正の是非を問う国民投票が行われ、60%以上の賛成を得て、同性婚が合法化されたことが大きなニュースになりました。

 国内でも渋谷区で2015年3月に全国で初めて、同性カップルに対して結婚に準じる関係と認める「パートナーシップ証明」を発行する条例が可決されました。この条例は、性的マイノリティへの偏見や差別の解消を訴え、性的マイノリティが個人として尊重され、多様な生き方を選択できるように求めています。この条例により渋谷区在住の20歳以上の同性カップルに夫婦と同等の関係と認める「パートナーシップ証明書」を渋谷区が発行することになります。この証明書に法的拘束力はありませんが、区民と区内の事業所は最大限配慮しなければならないとされています。

 LGBTはどんな社会でも人口の数パーセントはいると言われ、2012年の調査では5.2%という数値でした。日本では、200万人から500万人ともいわれ、30人のクラスや職場に、ひとりはいる、という確率です。4月に行われた、性の多様性への理解を深めるイベント「東京レインボープライド2015」にはおよそ5万5,000人が来場し、約3,000人がパレードに参加しました。LGBTは「自分の近くにいない」のではなく、本当はすぐそばにいるのに、偏見や差別、不利益を恐れて「そのことを言えないでいる」のです。


◆当事者に聞いてみよう

 LGBTの当事者はどのような思いで生活しているのでしょうか。3月に世田谷ボランティアセンターで行った「おたがいさまフェスタ」では、地域のさまざまな立場の人の話を聞くコーナーをもうけ、飯田さんにも登壇してもらいました。

DSC_1748-mn.jpg
3月の「おたがいさまフェスタ」で体験を話してくれた飯田さん(左)

 飯田さんは、2004年にスコットランド人のパートナーとスコットランドに引っ越し、10年間生活して、昨年8月に日本に戻ってきました。飯田さんたちは2006年に「シビル・パートナーシップ」を結び、結婚式を挙げました。
 3月に話していただいた内容と、あらためてうかがったお話を紹介します。


◆生きていく望みを失った

 自分がゲイでないかと感じ始めたのは、中学1年生の頃でした。当時、同性愛はテレビでは面白おかしく映されたりして、自分自身が何かおかしいのかな、病気なら一時的なものであってほしいと思いつつ生活をしていました。しかし、高校生になってもその傾向は変わらないし、いったいどうなんだろうと思っていました。
 相談したくても誰にも相談できないし、相談する場所もない。インターネットもない時代でしたので、とても孤独でした。悶々としたなかで生きていく望みを失ったり、自殺願望を持ったりもしました。

 転機は大学時代。アメリカに交換留学したことでLGBTのサークルを知り、日本と違う環境の中で学び、心配する必要はないんだ、自分は自分のままでいればいいんだと自覚でき、自信をもって日本に帰ってくることができました。

続き(後編)は…http://blog.canpan.info/setabora-vc/archive/145
Posted by setabora at 13:51
セボネ7月号特集「ありのままに、自分を生きる 〜『LGBT』を知ろう〜」(後編) [2015年07月01日(Wed)]

ありのままに、自分を生きる 〜『LGBT』を知ろう〜(後編)

前編はこちら http://blog.canpan.info/setabora-vc/archive/144

◆イギリスでの「普通」の生活

 イギリスでは「シビル・パートナーシップ」を結んだことにより結婚と同等の権利を与えられました。いっしょに暮らすことはもちろん、相続についても問題なく、子どもを持つことも養子を迎え入れることもできます。
 スコットランドで盛大に結婚式を挙げ、私は袴を着て、パートナーはスコットランドの正装のキルトを着ました。みんなに祝福されて、認められたという気持ちでした。
イギリスでは自分たちがLGBTであるということを意識せずに生活できる社会基盤があるので、普通に生活することができました。周囲からも受け入れてもらえて、幸せな気持ちでした。いちいち構えなくていいのがすごくよかったですね。

G&T Wedding-mn.jpg
写真左が飯田さん。袴を着て結婚式。


◆親の変化

 今となっては、両親は私たちのことを認めてくれて、家族同様に接してくれていますが、そうなるまでにはやっぱり時間がかかりました。20代の頃、ボーイフレンドがいて、親には友達として紹介していました。ところが母親はただの友達ではないと気づいていたようで、ある時母親から「もしかしてあの人はボーイフレンド?」と聞いてきたんです。その時、これはアメリカの青春ドラマのようにきっと「あなたのことを愛しているのよ」と認めてくれるんだろうなとイメージしながら「うん」と答えました。すると母親は血相を変えてお見合い写真を出してきて「結婚したら治る!」と迫ってきたことがありました(笑)。無知ということもあるんでしょうけど、自分の親をもって日本社会の不寛容さを目の当たりにしました。

 今のパートナーと15年いっしょにいるのですが、2006年に「シビル・パートナーシップ」を結んだあと親が認めてくれました。一度、日本に帰ってきて両親と会ったのですが、その時はパートナーの手を握りしめて、「これからよろしくお願いします」と言ってくれたので、それは感動でしたね。時間はかかりましたが、「あぁ、受け入れられた。これで家族として認められた」と救われた思いでした。


◆日本での不都合
 イギリスでは夫婦ですが、日本では同性婚が認められていないので独身ということになります。今はお互い健康ですが、片方が入院して命の危険がある、家族しか面会できないというときには病室にも入れません。自分のパートナーに面会できないというのは、言葉に表わせられない悲しさがありますね。
 世田谷区に引っ越してきて、住民登録をするときにも世帯主とか扶養家族のこととか、ちょっと混乱しました。行政の手続きも一筋縄ではいかない部分があり、制度上で残念に思う部分はあります。


◆日本でカミングアウトすること

 今回このような場でお話する機会があり、これでまた不特定多数にカムアウトするんだなとは思いました(笑)。でもこれからの日本の社会も器の大きい社会になってほしい。その一役になりたいと思って、この打診を快諾させていただきました。やっぱり読んでくれた人にはどんなふうにうつるのかな、奇異の目で見られるのかなと一瞬よぎりましたけど、結婚もしていますし、何も隠すことはないので引き受けました。


◆急がれる子どもへの支援

 文部科学省は今年4月、LGBTの子どもについて配慮を求める通知を全国の国公私立の小中高校などに出しました。2013年に初めて行った実態調査では、身体的な性別に違和感を持ち、学校に相談した児童生徒が全国に少なくとも606人在籍していることが判明しました。

 飯田さんも、「特に若い人への精神的な支援が必要。そのためにも学校の先生にまず知ってほしい。先生がLGBTを理解するための教育が必要ですね」といいます。子どもたちが自分の性の特徴に気づいても誰にも相談することができず、不登校や自傷行為、いじめ被害につながるケースも少なくありません。

Coming out guide booklets-mn.jpg
イギリスではカミングアウトを考えている若者のためのガイドブックが学校に置いてあり、自由に持ち帰ることができる。左が女子用、右が男子用。


 飯田さんは言います。「これからはいちいちカムアウトしなくていい社会がくればいいなと思います。LGBTだということを意識して生活しなくていい社会がいいですね」
 性の問題を語ることは日本人が苦手とするところですが、多様な性や生き方が認められる社会をめざして、まずは一人ひとりが「知る」ことから始めてみませんか。
(取材/事務局)
Posted by setabora at 13:50
情報誌セボネ7月号を発行しました [2015年07月01日(Wed)]

sevone201507-image.jpg

☆7月号表紙イラスト 加藤都子さん

【今月の掲載記事】
☆特集「ありのままに、自分を生きる 〜『LGBT』を知ろう〜」
 先日、アメリカでも同性婚が合憲と認められる判決が出て、話題になりました。多様な性と生き方について知るために、「LGBT」の当事者である飯田豊三さんにお話をうかがいました。

☆まちの市民力「高校生の高校生による中学生のための高校説明会」  
 「もっとわかりやすい高校説明会があったらいいな」と思いたった高校生たちが、中学生のために自主的に始めた高校説明会を紹介します。

☆世田谷キラリ人「伊藤 晃子さん」
 高齢者施設で利用者さんの爪にマニキュアを塗る、ネイルボランティアの活動を続けている伊藤さんにお話をうかがいました。

↓7月号のPDFファイルはこちらから見れます。
SEVONE135-201507.pdf

↓セボネバックナンバー(blog版)
http://blog.canpan.info/setabora-vc/category_9/1

↓セボネバックナンバー(PDF書類)
http://www.otagaisama.or.jp/download

世田谷ボランティア協会の情報誌「セボネ」は、
区内の図書館や区民センター、出張所・まちづくりセンターなどでも配布しています。

なお、情報誌「セボネ」はみなさまの声を集めて制作しています。
ボランティア情報、イベント情報などをお寄せください。
ホームページから情報を投稿できます。
次回2015年8月号掲載分は、7月10日(金)に締め切ります。
Posted by setabora at 13:43