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セボネ6月号キラリ世田谷人「河津 明美さん」 [2016年06月05日(Sun)]

キラリ世田谷人は、世田谷を中心に活躍するキラリと光る素敵な方がたをご紹介します。

笑顔の花を咲かせる
河津 明美さん

DSCN2249-hp.jpg

 下馬の住宅街。フェンス越しにいつも季節の花や緑があふれている一角が「世田谷ボランティア協会をささえる会」が運営する「ボランタリー・ガーデン」です。この近くに住む河津明美さんは、ここが始まった7年前から農園づくりに関わってきました。
 
「スギナやススキが茂った空き地を整地している男の方がいたんです。眺めていると、いっしょにやりませんかと声をかけられて」
 その男性とは、ささえる会の世話人・島村雅之さん。世田谷区の「街づくり用地」を借りて地域の人と一緒に花や緑を育て、町を緑化し、災害時には避難場所としても活用しようという「循環型みどり企画」を始めたころでした。

 花や園芸が好きだった河津さんは、誘われるままにささえる会に参加。メンバーと一緒に石ころだらけの土地を耕し、種や苗を植え、育てた花などは収穫祭を開いて近所の方にお分けしたり、協会の行事に使われたりするまでになりました。3年前には手づくりのパーゴラも完成。通りがかりに花づくりの相談をする人もいます。

 現在メンバーは4人。一緒に作業するのは土曜の午前中だけなので、ほかの日にも近くに住む河津さんの目配りがあるのは心強いかぎりです。アート関係の仕事を持つ忙しい河津さんですが、井戸のあるお宅から水やりの水を引かせてもらったり、花づくりに詳しい人をメンバーにスカウトしたりと、ご近所との信頼関係でボランティアの輪を広げてきました。

DSCN3313-hp.jpg DSCN3798-hp.jpg

 「今ここにある植物のサイクルを大切にしながら、一年中花の絶えない庭をつくりたい」と河津さん。活動日の土曜はもちろん、春や秋にはオープンガーデンを開いて地域の人に来てもらおう。自前の井戸もぜひ、と夢が膨らみます。車イスでも回れる回遊式庭園をめざしてレンガの小道づくりも始まりました。毎年、桜の下に可憐な花を開くチドリ草やレースフラワーに「今年も、また会えたねと言いたい」と河津さん。

 こぼれ種が花の命をつないでいくように、ボランタリー・ガーデンが地域の新しいつながりをつくり続けていくのが楽しみです。
(取材/編集委員 家井雪子)
Posted by setabora at 17:38
この記事のURL
http://blog.canpan.info/setabora-vc/archive/193