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セボネ5月号キラリ世田谷人「白崎 映美さん」 [2016年05月09日(Mon)]

キラリ世田谷人は、世田谷を中心に活躍するキラリと光る素敵な方がたをご紹介します。

「鬼うたひ」
白崎 映美さん

shirasakisan-2.jpg

 3月の恒例のボランティアセンターの「おたがいさまフェスタ」。突然真っ赤なナマハゲかと見紛うような「鬼」の乱入!? 美しくもケバい「鬼」は白崎映美さん。90年代を風靡した「上々颱風(しゃんしゃんたいふーん)」のボーカルとして、ケアセンター「ふらっと」に幾度となく登場しています。この日は三味線のグラシャス坂井さんを相方に、故郷の山形訛りそのままで何曲か披露しました。やあ、いがったよ!

 映美さんのボランティア歴は長いのです。20年以上も前、区報を見て、「パイ焼き窯(※)」でのボランティア志願。「自分も鬱になって周りに助けてもらった。元気になれたので今度は何かできる事があれば」と。それがふらっとでの活動につながることになりました。
 都会的バンドで歌いたいと山形から上京したのに、入ったのは田舎臭いバンド。でも上々颱風は「声の小さな人たちと一緒に、仲間はずれがいない」がモットーの音楽活動を志していました。障がいのある人たちと出会い、「本当はどっちが自由なんだろう」と気付かされました。ヘルパーの資格も取り、グループホームでごはんづくりをしたり。「何十倍もゆっくりそれぞれのペースで生きていることを知り、心が落ち着きました」

 2011年の3.11をきっかけに、故郷東北への思いがつのります。「なんで地味で暗い東北に起こったんだ?」と大きな衝撃を受けた時に、木村友祐さんの『イサの氾濫』を読み、「さけびたくなるくらい血が湧き上がりました」。そして「東北にいいこと来い」と、バンドをつくりました。13人のミュージシャン、「神様がいっぱいいる東北の豊かな芸能に携わる人たち」を加えて、総勢50人。名づけて「白崎映美&東北6県ろーるショー」を立ち上げ、昨年は渋谷のライブハウスでフェスティバル。
「蝦夷(えみし)と呼ばれた東北の人たちの大群が国会議事堂を取り巻くというシビレル場面が小説にはあるんです。でも東北民族主義に陥らず、悔しい気持ちを持った全国の人たちみんなでつながっていきたいですね」

 東北弁そのままで歌い、東北から中央に攻め上る勢いの真っ赤な衣装の映美さんの姿は、カッコいい、の一言につきます。「じっちゃん、ばっちゃんが楽しく、元気になれるようなことをやりたい」と歌う映美さんに、だれもが元気をもらえそうです。
(取材/編集委員 星野弥生)

「白崎映美&東北6県ろーるショー! 」
6月25日18時〜 北千住にて
詳しくはhttps://emishirasaki.themedia.jp/

※パイ焼き窯…精神障がい等さまざまな生きづらさを抱えた人が就労や生活の自立を目指す訓練の場。
Posted by setabora at 11:48
この記事のURL
http://blog.canpan.info/setabora-vc/archive/188