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セボネ11月号まちの市民力「グリーフサポートせたがや」 [2015年11月11日(Wed)]

「まちの市民力」は、街の中で地域やそこで暮らす人たちと一緒に活動している団体を紹介します。

哀しみを抱えた人々を支える
グリーフサポートせたがや

grief.jpg

 グリーフとは大切な人やものをなくした時の深い哀しみのこと。その衝撃は人それぞれですが、仕事や生活に追われて哀しみときちんと向き合えず、心や体のバランスを崩したり、自分の居場所を失ったように感じる人も少なくありません。そうした人びとに寄りそい、安心して哀しみと向き合える安全なスペースを提供しているのが「グリーフサポートせたがや(以下グリサポせたがや)」です。

 活動の拠点は三軒茶屋に近いサポコハウス。世田谷区の空き家活用モデル事業で借りることができました。スタッフの松本真紀子さんと海原由佳さんに迎えられたハウスは広々と明るく、まるで友人の家のような居心地のよさです。
 ここで毎月、死別を体験した人を対象に、子ども向け、大人向け、パートナーを亡くした人向けの3つのサポートプログラムを行うほか、ファシリテータ(プログラムの進行役)の養成講座やグリーフに関する講演、ワークショップ、個別相談なども開いています。
 プログラムでは互いのグリーフを語り合いますが、話したくなければ話さなくてかまいません。子どもは遊びを通して自分のグリーフを表現します。どんなに暴れても安全なよう壁や床にクッションを取り付けた「火山の部屋」では、身近な人を失い混乱している子どもが心を解放することができます。
こうしたプログラムは、アメリカでグリーフサポートを始めたダギーセンターに学んだもので、参加者はプログラムを通して自分の中にグリーフとともに生きる力があることに気づいていくのです。

 グリサポせたがやのコアのスタッフは20名。全員ボランティアで、会社員や看護師、行政の関係者などさまざまです。サポート講座などで出会い、2012年夏、ダギーセンターを見学して、自分たちの地域にもこうしたスペースをつくろうと活動を始めました。連続講座を開催して「世田谷区グリーフケアモデル事業」の助成を受けるなど実績を重ね、プログラム参加者は100名を超えました。
 「グリサポせたがや」では死別だけでなく、離別や暴力被害、被災、貧困、いじめなどもグリーフの要因になると捉えて、いずれサポートプログラムを開催したいと考えています。哀しみに寄りそい、ともに生きる社会を願って。
(取材/家井 雪子)

一般社団法人 グリーフサポートせたがや
電話1(プッシュホン)03-6453-4925 http://www.sapoko.org

映画『ぼくたちわたしたちが考える復興 夢を乗せて』上映会&トークイベント
12月12日(土)14時〜16時半 世田谷区立桜小学校さくらホール
参加費500円
Posted by setabora at 15:37
この記事のURL
http://blog.canpan.info/setabora-vc/archive/163