千葉県の地形・地質 [2019年06月27日(Thu)]
普段、何気なく見ている地形(風景)を地質とセットで見ることで、風景を地学的にとらえることができるできるそうです。講師は、千葉県立中央博物館の八木玲子先生。 自然災害が多くなっている今、関心の高まっている分野です。 千葉県は、プレートの影響で、第一級の隆起地域だそうです。雨風等で浸食されなければ、千メートル級の山があってもおかしくないとか・・・。 地磁気逆転地層(チバニアン)が見られるのも、急速な隆起運動の賜物なのだそうです。 土地の性質と災害の関係についても教えていただきました。 午後は、博物館の常設展示を見ながら、千葉県の地形・地質について学びました。 一番関心を集めたものは、関東・東海地方の過去の震源を、赤い点で表したもの、立体的に震源の位置が示され、プレート境界に沿って震源が分布していることがわかります。 最後に、土地開発(盛土、切土など)についてもお話がありました。 今まで、見てこなかった足元を、よく見てみようと思う講義でした。 |
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千葉シニア自然大学
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