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四乃一郎
クローズアップ現代の影響 (04/26)
震災から一ヶ月 [2011年04月11日(Mon)]
 あの恐怖から一ヶ月。
 
 この震災で、幸い私は家や家族や仲間を失うことはありませんでした。

 ただ、いまの私は残されたものを守っていくことに必死で、余裕がないかもしれません。

 私にとって、「人」の次に大切なものはWOHです。

 私の存在そのものだといっていいほどです。

 加害者家族支援はここ宮城から始まったもので、この活動を影で支えてくれているのは、他でもない加害者の家族たちです。

 孤独に絶えて何年も苦しんできた加害者家族の思いを無駄にしないためにこの活動はなんとしてでも続けていかなければならないと強く感じています。

 震災から二日後、電気が通り、携帯の充電が満たされてすぐに加害者家族からの連絡がありました。

 私自身、今後自分たちがどうなってしまうのかまだ不安でいっぱいの時期でした。

 だからこそ、家族が逮捕され不安でどうしようもない加害者家族の気持ちがいつもより胸に迫ってくる気がしました。

 そして、次に、なんとかしてあげたいという気持ちと責任感が湧いてきました。

 震災の苦しみは、世界中の多くの人が理解しようとしてくれており、支援者が集まっています。

 しかし、加害者家族は未だに孤独です。

 誰も守ってくれません・・・。

 苦しみを分かち合える相手がいないのです・・・。

 私は、マイノリティーを支援したいと思い、ワールドオープンハートを設立しました。

 これまで数多くの団体に関わってきましたが、そこで中核を担うことはせず、自分の団体を作りたいと思ったのは、世間から忘れ去られている人々が存在すると思ったからです。

 マイノリティーとは何か。

 私は今も考え続けています。
 
 マイノリティーと一口に言ってもさまざまな集団が存在します。

 その中でも、身体障害者やホームレス、子どもたちなど可視化されている集団にはすでに支援のネットワークが作られています。

 私が心の片隅に常に存在していた思いは、声を上げられない立場の人々がいてそういう人々の声を伝える役割を果たしたいと思ったからです。

 実際、加害者家族と出会い、その中でも親が殺人を犯した子どもとの出会いは衝撃でした。

 この子との出会いがなければとっくに止めていたかもしれません。

 純粋なきれいな瞳をしていて、家族や友達思いです。

 この子が将来、世間からの不条理な差別に苦しむようなことがあれば全力で支えていきたいです。

 私は「仕方ない」という言葉が嫌いです。

 犯罪者のいる家系に生まれたら、子どもは代々それを償わなければならないのでしょうか。

 幸せになってはいけないのでしょうか。

 差別をしている人々に考えてほしいのです。

 いや、むしろ一緒に考えたいです。

 差別をするのは、実態がわかならい恐怖からだと思います。

 向き合えば、そういう機会さえあれば、きっとわかりあえると信じています。

 加害者家族は究極のマイノリティーであり、支援をこの国に根付かせていきたいと思っています。

 そのために、この命があると思って生きています。

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