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四乃一郎
クローズアップ現代の影響 (04/26)
代表日記 [2011年10月11日(Tue)]
 9月12日にWorld Open Heartめでたく法人化し、

 私も理事長となりましたパンダ

 東京での活動も始まったということで、ますます忙しくなっているこの頃ですが、

 いつ、どこで、どんなことをしているの?

 とよく聞かれることが多いので、

 今日は代表の1日について紹介します桃太郎

 本日は、9時に事務所入りパソコン

 まだ幸い相談が来ていないので、

 電話番をしながら書類の整理や加害者家族に関する研究資料を読みたいと思いますクローバー

  World Open Heartを始めたときから、

 私にとって、朝の8時〜9時というのは「魔の時間帯」〓

  「家族が逮捕された」

  「自殺未遂をして病院に・・・」

 など朝一番の連絡はいいことがありません困った

 この時間、何もない日はなんだか穏やかですラブ

 2011年度前半は、震災が起こり被災者支援事業が活動の中心でした。

 ・被災者のための人権相談ホットライン(日本財団ROADプロジェクト)
 ・被災地「支援者」のためのスキルアップ研修&相談会(公益法人協会助成企画)

 これらの事業を通して本来の「人権団体」らしい活動ができていると思います。

 後半からは、みやぎ夢ファンドからも助成が決定した「犯罪加害者家族支援」が中心となります。

 副理事長の関さんが積極的に動いてくれているおかげで講演活動も再開しました。

 今月は、10月13日宮城野ロータリークラブでお話させていただきます。

 10月31日は、島根あさひ社会促進センターを訪問し、お話させていただく予定になっています。

 11月以降も、民間や矯正施設での講演活動が続きます。

 面談予約もけっこう入っていてハードなスケジュールです炎

 電話相談や面談、付き添いといった「直接支援」と

 講演や執筆といった加害者家族の現状や支援の課題を社会に問題提起するための

 「間接支援」のバランスがとても重要ですリボン

 現在は直接支援7割、間接支援3割くらいのバランスをキープしていこうと思います。

 主張より行動!

 私はコメンテーターではなく

 アクティビストなのですから!女の子


  

  

  
クローズアップ現代の影響 [2011年04月12日(Tue)]
 昨年の今頃、ちょうどNHK「クローズアップ現代」で「加害者家族たちの告白」が放送されました。

 全国からたくさんの電話やお手紙をいただき、対応に追われていたことを思い出します。

 不思議と、WOHの活動に関するクレームなどはなく、鳴り止まない電話から聞こえる声は

 「立ち上げてくれてありがとう」「勇気をもらいました」

 などというあったかいメッセージばかりでした。

 その後、活動が拡大するにつれて、厳しいご意見もいただきますが、真摯に受け止めて成長していきたいと思います。

 この番組に取り上げられたことで、私やWOHに対する世間の見方は変わったかもしれません。

 WOHはようやく3年目となる新しい団体で、まだ特別実績というものがありません。

 それにもかかわらず、実力以上の扱いを受けることに、正直嬉しい反面違和感も感じていました。

 そして何よりも、テレビの影響力を直接感じる出来事でした。

 私は何よりも当事者と向き合うことを大事にしていきたいと思います。

 番組でも言いましたが、当事者のニーズから離れない支援をしていきたいです。

 当事者と向き合うことを避けて、自分の力を過信し、メディアの影響力に依存するようになったら10年後は確実に「痛いおばさん」です。

 いやだな・・・困った

 それはともかく、クローズアップ現代「加害者家族たちの告白」のディレクター鈴木伸元さんが『加害者家族』という本を出版されました。

 この本の影響で、さらに多くの支援を必要とする加害者家族と出会うことができました。

 当団体では、なかなかリサーチできない情報を海外も含めて伝えてくれており、我々としても非常にありがたい一冊です。

 鈴木さんとは2月11日東京ボランタリーフォーラム分科会「犯罪加害者家族にも希望の光を」でご一緒させていただきました。

 定員30名のところに80名もの方々が、雪の中参加していただいたのは、鈴木さんやこの本の影響だと思います。(もちろん、フォーラム企画の皆さんが一生懸命宣伝していただいたことも忘れてませんよドキドキ大

 まだ、ご覧になっていない方、クローズアップ現代の放送を見逃した方におススメの一冊です。

 

 

 

 

 
震災から一ヶ月 [2011年04月11日(Mon)]
 あの恐怖から一ヶ月。
 
 この震災で、幸い私は家や家族や仲間を失うことはありませんでした。

 ただ、いまの私は残されたものを守っていくことに必死で、余裕がないかもしれません。

 私にとって、「人」の次に大切なものはWOHです。

 私の存在そのものだといっていいほどです。

 加害者家族支援はここ宮城から始まったもので、この活動を影で支えてくれているのは、他でもない加害者の家族たちです。

 孤独に絶えて何年も苦しんできた加害者家族の思いを無駄にしないためにこの活動はなんとしてでも続けていかなければならないと強く感じています。

 震災から二日後、電気が通り、携帯の充電が満たされてすぐに加害者家族からの連絡がありました。

 私自身、今後自分たちがどうなってしまうのかまだ不安でいっぱいの時期でした。

 だからこそ、家族が逮捕され不安でどうしようもない加害者家族の気持ちがいつもより胸に迫ってくる気がしました。

 そして、次に、なんとかしてあげたいという気持ちと責任感が湧いてきました。

 震災の苦しみは、世界中の多くの人が理解しようとしてくれており、支援者が集まっています。

 しかし、加害者家族は未だに孤独です。

 誰も守ってくれません・・・。

 苦しみを分かち合える相手がいないのです・・・。

 私は、マイノリティーを支援したいと思い、ワールドオープンハートを設立しました。

 これまで数多くの団体に関わってきましたが、そこで中核を担うことはせず、自分の団体を作りたいと思ったのは、世間から忘れ去られている人々が存在すると思ったからです。

 マイノリティーとは何か。

 私は今も考え続けています。
 
 マイノリティーと一口に言ってもさまざまな集団が存在します。

 その中でも、身体障害者やホームレス、子どもたちなど可視化されている集団にはすでに支援のネットワークが作られています。

 私が心の片隅に常に存在していた思いは、声を上げられない立場の人々がいてそういう人々の声を伝える役割を果たしたいと思ったからです。

 実際、加害者家族と出会い、その中でも親が殺人を犯した子どもとの出会いは衝撃でした。

 この子との出会いがなければとっくに止めていたかもしれません。

 純粋なきれいな瞳をしていて、家族や友達思いです。

 この子が将来、世間からの不条理な差別に苦しむようなことがあれば全力で支えていきたいです。

 私は「仕方ない」という言葉が嫌いです。

 犯罪者のいる家系に生まれたら、子どもは代々それを償わなければならないのでしょうか。

 幸せになってはいけないのでしょうか。

 差別をしている人々に考えてほしいのです。

 いや、むしろ一緒に考えたいです。

 差別をするのは、実態がわかならい恐怖からだと思います。

 向き合えば、そういう機会さえあれば、きっとわかりあえると信じています。

 加害者家族は究極のマイノリティーであり、支援をこの国に根付かせていきたいと思っています。

 そのために、この命があると思って生きています。