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これからのゴルフ場 No.160[2018年11月28日(Wed)]
日本生態系協会 会報「エコシステム」No.160
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  • 自然破壊の代名詞だったゴルフ場

  • ゴルフ場は生きものにやさしいの?

  • 生物の多様性を守るゴルフ場とは?

  • 生物多様性保全に力を入れる

  • ドイツのゴルフ場

  • 地域の人々に愛される自然豊かなゴルフ場


自然破壊の代名詞とも言われてきたゴルフ場。
数十ヘクタール規模の広大な敷地は、その利用や管理の内容によって、地域の生態系ネットワークを強化するものにも、健全な地域づくりにも大きく貢献できます。



自然破壊の代名詞だったゴルフ場

自然破壊や農薬汚染が全国的問題となったゴルフ場開発

かつて、ゴルフ場は自然破壊の代名詞のように扱われていました。
それは、ゴルフ場開発のために森林伐採や地形改変が行われ、芝生維持のために散布される農薬や化学肥料が周辺に流出して水が汚染されるというイメージのためです。

実際、1980年代から1990年代には各地でゴルフ場開発に反対する市民運動が立ち上がり、関連するシンポジウムや書籍も多数、開催、出版されました。

失われた森などの面積は東京23区以上

ゴルフ場開発によって、どれほどの自然が失われてきたのでしょうか。
はっきりとしたデータはありませんが、国が出している地図情報をもとに試算したところ、現在ゴルフ場のホール(ゴルフをプレーする区域)として利用されている部分の合計面積は全国で約13万haでした。

ゴルフ場開発がブームとなる直前の約40年前にその場所がどうだったか調べてみると、森林が約7万ha、湖沼・河川が約1,700ha、荒地(草はらや湿地帯)と水田がそれぞれ約4,000haなどであり、建物用地はわずかに300ha程度、畑やその他用地は約5万haでした。

つまり、日本ではこの40年の間に、ゴルフ場開発だけで東京23区の1.3倍ぐらいの面積に匹敵する8万ha程度の森林や湿地などが失われたことがわかりました。
建設後、ゴルフ場内に、まったく異なる地域の植物や園芸種が導入される例も多くあります。
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