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レッドデータブックは警告する No.39[2016年01月21日(Thu)]
日本生態系協会 会報「エコシステム」No.39
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絶滅のおそれのある動物や植物のようすをまとめた「レッドデータブック」という本があります。
それをみると、メダカやホタルなど、かつてはごく普通にみられていた生きものまで次々と姿を消し、絶滅に向かっていることがわかります。
この生きものたちからの、死をもった警告を無視してはなりません。
一刻も早く自然を守る必要があります。


音をたてて崩れていく日本の自然

ごく普通に見られた生きものまでが絶滅の危機に!

●消える生きものたちと崩れゆく自然

日本産の哺乳類の3種に1種、鳥類の5種に1種、爬虫類の3種に1種、両生類の3種に1種、淡水魚類の4種に1種、そして植物の4種に1種が、いまや絶滅または絶滅の危機にさらされています。
これは、環境庁でまとめている「絶滅のおそれのある野生生物の現状―レッドデータブック―」最新データからの結果です。
けれども本当は、この数字よりもっと大変なことになっています。
なぜならこれは全国的にみての話であり、レッドデータに名前がのっていない生きものでも、ある県やある町ではすでに絶滅していたり、絶滅しそうになっているものが少なくないからです。
様々な種類の野生の生きものが、次々と絶滅していくということは、日本の自然が、各地で今、音をたてて崩れていることの証明です。

●絶滅はまず地域から起こる

例えばミズアオイという植物は、全国版のレッドデータでは「絶滅危惧U類」にランクされています。
しかし、水田の減少や水路を造りかえた影響、除草剤などの影響で近年激減し、神奈川県ではすでに県内すべての生育地がなくなってしまいました。
このため神奈川県のレッドデータでは「絶滅種」と書かれています。
野生の生きものたちは、なにも全国でいっぺんに姿を消していくのではありません。
このようにまず各地域で絶滅がおこり、それが積み重なった結果、全国どこにも見られなくなるという順序をたどるのが普通です。
そのため、全国版のレッドデータからだけでは、野生の生きものたちが直面している危機は十分にはわかりません。
むしろ全国的に危機が追ってから守ろうとしても、遅すぎるのです。
タグ:メダカ 絶滅
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