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輝くフロリダ No.37[2016年01月19日(Tue)]
日本生態系協会 会報「エコシステム」No.37
−子どもたちのために自然を買ってあげよう−
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将来の子どもたちの暮らしを支える「自然」を守る最も確実な方法は、国や地方公共団体が、自然を守ることを目的に土地を買い上げることです。
日本の約4割の面積をもつ米国フロリダ州では、すでに州全体の23%以上(東京、千葉、神奈川、埼玉、群馬、栃木、茨城県を足した面積に相当)が自然を守る土地として確保され、現在も次々と買い上げが行われています。


輝くフロリダ 〜土地を買って自然を守る〜

自然を守るためすでに州全体の23%を確保

●目標は州全体の面積の30%以上

私たちの会では、世界の国々を訪れ自然を守る様々な取組を参考にしていますが、米国フロリダ州は、そのなかでも進んだ地域のひとつです。
特に自然を守るために土地を着実に買い上げているという点では、最も積極的といってもよいでしょう。
フロリダ州は、日本のおよそ4割の広さをもっています。
州の面積は約1,400万ha、そのうちの約326万ha、全体の23%が自然を守り残す土地としてすでに公共の土地となっています。
もともと所有していた国有地なども含んでいますが、その大半はあとから民有地を買い上げた面積です。
こうした買い上げの背景には、国有地の自然を守るだけでは不十分であり、民有地に多く存在する多様な生きものの生息地を、開発から守る必要があるとの理解があります。
土地の買い上げは今後も続けられるため、近い将来30%をこえる土地が確保される見通しです。

自然生態系の悪化が土地を保全する引き金に

●土地の開発利用で自然生態系が危機に

世界最大の湿地帯エバーグレイズがあるフロリダ州は、生物の多様性も全米一高いといわれています。
しかし、同時に植物の絶滅危惧種の多さも全米一となっており、脊椎動物も高い割合で激減し、フロリダパンサーなどは、現在、数十頭ほどしか生きていないと考えられています。
このような生物の絶滅の危機に象徴される自然破壊の大きな原因のひとつが、近年の急激な人口の増加と土地の開発利用です。
生きものが暮らしている自然地域が、無くなったり縮小したり分断されたりしているのです。
南フロリダに広がるエバーグレイズでも、かつて160万ha以上あった湿地が約半分にまで埋め立てられてしまいました。
人口の急増に伴う宅地化や農業活動の影響は、水の汚染や流れの分断も引き起こし、自然生態系に大きな打撃を与えています。
タグ:フロリダ
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