CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

« 中間報告会 | Main
ティーチみやぎを見学 [2011年12月07日(Wed)]

発達障害をもつ親子の支援事業を立ち上げている鈴木久一郎さんの活動を見学してきました。



地下鉄台原駅から車で10分弱。

閑静なアパートに、ティーチみやぎの事務所があります。

万が一、パニックを起こした子どもが外に飛び出すことに備えて、車通りも少ない
安全な場所を選んだそうです。



こちらは、ティーチみやぎの社用車。

SBトライアルの起業支援金で購入したステッカーが光ります。


当日は、ちょうど見学者の来客があり、真摯に保護者のお悩みに耳を傾けていた鈴木さん。

2時間程度保護者とお話をしていた鈴木さんですが、やはり保護者からの信頼を得たり、
状況をちゃんと把握するためにはこれくらいの時間がかかってしまうとのこと。

事業性を高めていく上では効率性も高めていかなければなりませんが、
今の状況ではなかなか簡単なことではありません。

この当りのバランスは、ソーシャルビジネスの難しいことの一つかもしれません。



とはいえ、毎月のように新規の申込があり、順調なスタートを切り始めています。
第1期支援対象者 佐藤康之さんの状況 [2011年05月02日(Mon)]

浦戸諸島に引き続き、山形県鶴岡市へ。

浦戸と同じく、映像製作の取材同行です。

鶴岡では、第1期支援対象者の佐藤康之さんが、通所型のリハビリテーション施設を
立ち上げるべく、日々奮闘されていらっしゃいます。

すでに株式会社リハウェイという法人を設立していますが、
実質的なサービスインは7月を目標にしているとのこと。



上は、佐藤さんが契約した物件。

元々は、きもの屋が入っていたそうですが、この建物の1階部分すべてを借りています。

さぞかし高いのだろうと思って値段を聞いたら、驚きの価格(もちろん、安いという意味で)。

しかしここを借りるまでには、契約間際の物件を横から奪われたり、
認可基準を満たすために予想外に費用がかかったりと、苦労は少なくなかったそうです。



これは、取材の様子。

佐藤さんと直接お会いしたのは、
第1回目のハンズオン支援(メンターとのミーティング)以降、この日がはじめて。

そのときと比べると、事業の意義や独自性の説明が、格段に分かりやすくなっていました。

おこがましい表現ですが、ハンズオン支援による成長の証を目の当たりにし、
何とも言えず嬉しい気持ちに包まれました。
浦戸諸島 三浦さんの状況@ [2011年05月02日(Mon)]

第1期 支援対象者である三浦勝治さんが活動する塩釜市の浦戸諸島に行ってきました。

ソーシャルビジネストライアルを紹介する映像製作の同行です。



津波の爪あとがあちらこちらに残っている、塩釜港。



畑の肥料や食材を積み込み、浦戸への出発準備。
この船に、10人が乗り込みます。。。



写真では伝わりにくいですが、体感速度は100キロを超えています(汗)。
さらに、たぶん重量オーバーで、船底から船内に水が浸入してきていました(汗)。

注)フツウの観光客は、遊覧船のような大きな船でもっと安全に移動できます。

船が着岸した側は、特に大きな被害は見当たらなかったので、意外と大丈夫
だったんだな、と思いきや、一つ丘を越えると、そこにあるのは壊滅的な光景。



上の写真は、三浦さんが浦戸に移住して借りていた住居の跡。
土台しか残っていません。



これ、何の写真だか分かりますか?

画面中央に、足だけが残った石造がありますよね。

なんと、二宮金次郎の石造。
気づいたら、金次郎さんがどこかに消えていたそうです。


ここに掲載している写真は、まだまだ一部です。

こんな被害をうけた浦戸諸島(桂島)ですが、死者は一人も出なかったのだそう。

地震後、区長などが迅速に海岸沿いで仕事をする人に避難を呼びかけ、
足などが不自由で動けない島民を他の島民が協力して非難させた。

ありていに言えば、コミュニティが形成されていたから、となってしまうのかも
しれませんが、有事に際しては人と人のつながりの強さが命を守るということ
なのですね。

(Aへ続く)
浦戸諸島 三浦さんの状況A [2011年05月02日(Mon)]

こういった状況にも関わらず、さっそく三浦さんは次の事業展開を考えています。

一つ目は、食用ほおずきの栽培。
これは元々計画していたものですが、この震災後に島民と島外の人たちが団結して
取りくむことで、さらに一体感を生み出すことを期待されています。

二つ目は、ふるさと島民制度の拡大。
浦戸諸島を第2のふるさととして登録できる島民制度ですが、震災前よりも
規模を拡大して1,000人を目指していくそうです。

残念ながら棚田オーナー制度は、田んぼが塩に浸かってしまったので中止となりました。



上の写真は、三浦さんたちが植えた菜の花。
本当は地面が見えないくらい黄色い花で埋め尽くされるようにしたかったのだそう。



その昔、上の道路の両側は、一面が黄色い菜の花でいっぱだったそうです。


三浦さんは、もともとは4月の起業を目標としていました。

棚田オーナー制度も、数十人から申込があり、さぁこれから、という時に地震、
そして津波がやってきました。

しかし、それにもめげず(むしろそれをバネにして)、
日々浦戸諸島の活性化、再生に尽力されています。

その姿を見て、このソーシャルビジネストライアルで三浦さんが支援対象者に
選ばれたことに、何だかこちらが誇らしい気持ちになりました。

三浦さんの活動に興味をもたれた方は、ぜひ実際に浦戸に行ってみてください。
自分自身で島の空気や景色を感じると、この島を応援したいという気持ちになります。
そして、浦戸のふるさと島民として、継続的にこの島に関わっていただけたらと思います。


ちなみに、帰りの船は、大型の遊覧船。
行きがエキサイティングすぎたので、安全なのは嬉しいのですが、
ちょっと物足りなさも感じてしまいました。。。



最後に、この方が三浦勝治さん(齢65)です。元気です。