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2017年02月23日

第5回・里山若者サミット・番外事件編

事件はティータイム終了後、
ヌカ釜ご飯炊き体験を終えて、母屋に戻った時に起きた。

真っ先に玄関を開けたマリちゃんが、
「うわー、びっくりした!猫が入ってる!」

え、だれか玄関閉め忘れたんか。
いや、たった今玄関しまってたじゃん。

「あ、猫じゃない、なんだろ、これ?」

ええ、猫じゃない野生動物?!

「た、ぬ、き???」

げええ、なぜ、タヌキが、ここに???

げげげ、最近近くをうろついてたやつに違いない!

うゲゲゲ、よく見ると死んでるじゃねえか!!

ぎょえええ!!!室内に潜り込んだところで、何か力尽きたってことか!!!

うそおおお!!!
そんなタイミングで死ぬなんて偶然があるもんなんか!!!!
つーか、その前にどこからどう入ったんじゃい!
まるで密室トリックじゃねえか!!ミステリーじゃねえか!!!
落ち着け!みんな、落ち着くんだ!!
あ、みんなは結構落ち着いてる。
俺だ、落ち着け、俺!!!
いや、落ち着いてられねえだろ、これ!!!

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はい、わたくし、久々にパニックになりました。

この正体が、木コリンが持ってきて、
なにげなく置いてたタヌキのはく製だったとわかるまでの約1分の間に、
脳みそが体内を3周してきた気がいたします。

布川産業、はく製うますぎるだろ!

by (脳みそ活性化された)里山おやじ

2017年02月22日

第5回・里山若者サミット・ディナー編

さて、午後。
外は白い雪の中、それでもいろいろな作業やってもらいました。

里山生活には、農繁期には手が回らない仕事が
この時期結構あるものなのです。

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昨年、ログビルダーの戸田さん (http://nofuzo-log.com)
にいただいた桜のテーブル板の皮むきや、
近くの神社で伐倒した銀杏の玉切りと運搬。
(プロのきこりの木こりんに大活躍してもらいました。)

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さらには、その銀杏玉切り材の皮むきなども。
伐倒時期が冬場だと皮がむきづらく時間かかりますが、
人海戦術でどんどんはかどりました。
いずれ、何年か乾燥させて、お皿など作っていく予定なんであります。
皮さえ向いておけば、害虫が入らないので一安心。
寒い中、ティータイムまでお疲れさまでした。

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そして、ティータイムの後は、あずまやで夕飯の飯炊き。
今日は、新アイテム・ヌカ釜でのご飯炊きであります。

試運転を3回やってきたので、
だいぶこの道具の使い勝手が分かってきたところ。

ちょっと自信をもって着火したんであります。
そこまではよかったんですが、
羽釜を火にかけてからどうも様子がおかしい。
炎が見えないし、やたらと煙ばかりが出ます。
過去3回こんなことはなかった…と、首をかしげていたんですが、
ブクブクと音だけはしてきました。
が、前回十数分であっという間に炊けたときの火力はまるでなし。

うわー、こりゃあ、失敗だ。
今から台所の薪ストーブで炊きなおそう、
ということになりまして、全員あずまや撤収。

やばいなあ、絶対に失敗したくなかったんだよ、今回だけは。

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なぜかというと・・・
今回炊いたお米は、一昨年からフェスタに出店してくれている
これまた素敵な若手夫婦農家
ナナツノツキノ・ジェイ君が、午前中にわざわざ届けてくれた
無農薬栽培の希少品種・「いのちの壱」なのです!

しかも、鶏解体中にやってきたジェイ君とは、
その場で、鶏肉とお米の物々交換成立という、
即興物語付きのお米だったのです!!

ところが。ところが。ところが。
台所でいざ羽釜のふたを開けてみると・・・
なんと、立派に炊けていたんであります。

良かったあああああ!!!

これだけ燻ったのでおそらくヌカ釜燃焼としては失敗なのですが、
とにかく、ご飯としては焦げもせず、上手に炊きあがりました。
原因はおいおい探るとして、今日はこれで十分です。

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そして、実際、この「いのちの壱」、粘り豊かな実においしいご飯でした。
(この日さばいた鶏料理をおかずに。)
先日、ごちそうになったときは味付きご飯だったし、
おしゃべりに夢中だったんで、
白米としてのこのおいしさ、把握できずにいました。
ご飯の好みは人それぞれですが、わたくしの一推し。
もちもち系の食べ物好きな人は絶対好きになるご飯の味でした。

それもうなづけるのは、この「いのちの壱」は、
過去に3回(2007,2008,2010)も
「おいしいお米コンテスト」で最優秀賞をとっているんですね。

さらにもう一つの特徴は、とにかく粒がでかい。
ジャポニカ米としては最大で、コシヒカリの1・5倍!
味も形も、何かと目立つ米なんですね。
ぜひぜひ一度は食べてみてちょうだい。

そして、実はジェイ君、もう1種類の「亀の尾」も
持ってきてくれてたのでした。
こちらは、土鍋で、薪ストーブで母ちゃんが炊き上げました。
酒米として有名ですが、白米の味も評価高いです。
この米は、でんぷんを構成しているアミロースが高く、
アミロペクチン(米アレルギーの原因)が低いため、
米アレルギーの方も食べられる可能性が期待されているそうです。

わたくし、「いのちの壱」食べ過ぎで、この日亀の尾食べられず・・・
炊き立ての感想書けません、ごめんなさい。
でも、翌朝、残りの亀の尾食べたら、冷めても十分うまかった。

普段、何気なく食べているお米だけど、
作り手さんのいろいろなこだわりを感じながら食べるのはまた格別です。

この日の里山ディナー、
11人で実に1升3合のご飯を食べ尽したのでありました!

ちなみに、北上在住のナナツノツキノさん、
大きなマルシェなど企画運営しているから、知名度抜群でありながら
北上はもとより、盛岡まで毎週お米や麹の配達に行っていることは、
意外と知られていないんですね。
これらのお米、食べてみたい人、直接連絡してみてはいかがでしょ。

3合の小分けパッケージもあるから、とっても買いやすいよ。
おしゃれなデザインパッケージに入っているから、
お土産、贈り物、お歳暮、お中元にもとってもよさそう。

090−9308−3677(ナナツノツキノ)

   by 里山おやじ

2017年02月21日

第5回・里山若者サミット・ランチ編

またまた開催しました若者サミット。
ほぼ、月1になってきました。

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今回は、遠野のネクストコモンズという
地方創生プロジェクトを始めた団体からも、
カフェシェフの藤田さんはじめ、3人の若者が参加。

午前中、初参加の3人も恒例の鶏解体をみっちり体験、研修した後、
いつにもましてにぎやかになった昼食テーブルを
ぎゅうぎゅう詰めになって一緒に囲みました。

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この日の里山かあちゃんランチは、
鶏の出汁カボチャスープや
暮れに作ったロースハムに加えて・・・

紫波町の「わとな」さんの絶品ハードパン「農夫のパン」や
農薬、化学肥料を一切使わないで育てた野菜と
その野菜で手作りした自家製ドレッシング3種。

わとなさんは、新規就農の年にスタッフとして
夫婦そろって里山フェスタを手伝ってもらい、
翌年は出展者としてフェスタに参加してもらいました。
野菜作りの由和君と、加工品担当のめぐみさんは、
いわゆるuターンの若手脱サラ新規就農夫婦です。
フェスタは出店に忙しすぎるので、
いつか、生活学校でワークショップなど開催して
じっくりお話を聞く機会など作れたらいいですね。

なので、今回はぜひとも若者サミットメンバーと
わとなさんの生産物を出会わせたいと思ってのランチ企画。

天然酵母で、ユキチカラという県産小麦の特性を見事に生かした
ハード系のパンは本当に絶品でおすすめ。
(ご飯党のわたくしは、あまりパンに反応しない人間なのですが、
先日ごちそうになったとき、これは、久々にうまい!と感動。)
参加メンバーにも好評で、
前回さばいた鶏のレバーペーストなどを添えて舌鼓。

3色のカラフルさが素敵なドレッシングは、
どれもそれぞれオリジナルな味があって、
サラダ1皿を文字通り3倍、3回楽しめました。

「根菜しょうゆ」は、一番スタンダードで
誰もが、どのサラダにも、程よく合いそうな風味。
根菜類の味もよく出ています。

朱色鮮やかな「トマト&リンゴ」は、切れ味あるさわやかな酸味で、
肉料理にも、ばっちりマッチして楽しめそう。

黄色鮮やかな「カボチャ&大豆」は、
隠し味のたまねぎのおいしさが際立って、
粒々感を残した大豆はクルミのような触感で、これもいい。

ためしに、ドレッシング投票してみよっか、と言ってみたら、
「それぞれの良さは比べられないから、投票できない」
と、いうことに。
なるほど、確かにそうだよな。
政治家の選挙じゃないもんな。
そういう若者感性もいいな、と。

ちなみに、意外にもあまり知られていませんが、
わとなさんは、盛岡、北上地域は毎週配達してるし、
その他の地域は発送もしているから、
食べてみたい、と思う方は連絡してみてはいかがでしょ。

090-8782−6909(わとな自然農園)

   by 里山おやじ

2017年02月11日

SJS???

本日はスタッフ同士の研修会。
と、いうことで、久々に集結しました生活学校スタッフ。

昨年6月にスタッフでクルミとヤナギの樹皮を採取して以来、
樹皮のストラップづくりワークショップができるようにと、
試行錯誤してきた花子さんを講師に、

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集まったのは全員女子スタッフ。
で、「里山女子会サミット」と、なりました。
「SJS」だね、こりゃ。

花子さんが水で戻して準備してきてくれたクルミは、
品質も状態もとてもよくて、これならワークショップはばっちりです。

樹皮ストラップはかわいくて高級感もあるので、
人気のワークショップですが、
ストラップの編み方は複雑なので、
実際にワークショップをやってみると、
途中で混乱する参加者が結構出ます。

なので、講師一人では、指導できる参加者数に限界があり、
それが大きな課題でした。
そこで、ワークショップでアシスタントできるスタッフが育つように、
本日が1回目の研修会なのであります。

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今日のストラップは1本の中に、クルミの編み込みパーツは4枚。
編み込みを4回繰り返すと、だいぶ鍛えられます。

それでも、またすぐに忘れそうな不安が残るということで、
家に帰ってからもトレーニングしようということになり、
花子さんの作る手順を各自スマホで動画撮影。

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自分の作ったストラップと、この動画を持ち帰って、
家で特訓、ということになりました。

何ごとも、自分のものになるまで繰り返しは大切です。

さてさて、
今日は、花子さんがもう一つのワークショップネタを
持ってきてくれました。

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おお、かわいいな…ってよく見ると、
材料はほとんどすべてタネなんですね!

どんぐり、カボチャ、ぽぽー、ハンの実、風船カズラなどなど。
これは名付けるなら「種細工」でしょうか。

ふむふむ、これは見事な地域素材アート。
大人向けの樹皮細工に対して、
子供向けのワークショップにぴったりですね。
来年度のちびっ子ワークショップまでに、
材料のレパートリーを増やしておきましょう。

   by 里山おやじ



posted by 里山生活学校 at 18:20| Comment(4) | 研修

2017年02月06日

鶏年ということで・・・

本当は正月早々(パソコン入院中)に書きたかった記事。

2017年は鶏年ということで、
今年は、これまでに作ってきたロケットストーブや愛農かまどや
ニューフェイスのヌカ釜といった地域エネルギーアイテムと絡めて、
何か、卵や鶏料理を楽しむイベントも企画したいところ。

昨年から続いている「里山若者サミット」では、
鶏解体作業と合わせて鶏料理を良く楽しむので、
この流れでのイベントも企画中。

フェスタ出店の生産者さんたちの食材とコラボできたら最高。

さてさて、その鶏たち。
真冬の優命園での日常のお世話の一コマを紹介すると・・・

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主食の南部小麦や、米ぬかやおからで作る発酵飼料に加えて、
緑のないこの時期に必ず食べさせるのがこれ。

「鉄カブト」といういかにも固そうな名前のカボチャ。
夏の間、鶏用に1000個近くを栽培している。(鶏糞を肥料にね。)
名前の通り、固い皮に覆われているこの品種を選んでいるのは、
岩手での厳しい寒さの冬場の保存時に凍結から実を守れるから。
毎朝、2つに割って鶏舎に放り込む。
平飼いの鶏達は自由なので、食いたい奴が食う。

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別に飼料用のカボチャではなくて、
人が食べても十分においしいれっきとした「日本カボチャ」なので、
鶏たちも好物でよく食べる。
(こら、カメラ目線やめなさい!)
(平飼いの鶏達は自由なので、写りたい奴が写る。)

が、やっぱり生では「鉄カブト」の皮とその周辺は固いので、残る。

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そこで、2,3日に1回は、このショリショリ(正式名称が分からん!)
を使って、千本切りにしてやる。
「手間かかるねえ。」と、よく言われるが、
苦労して栽培貯蔵してるものを残される方がよっぽど悔しいので、
農閑期の今は手間とは全くは感じない。

こうして、毎日カボチャはめでたく完食されていく。

今季は鳥インフルの大流行で、
養鶏農家は野鳥対策などいつになく神経をすり減らすことも多々あるのだが、
優命園では、昨年秋から産卵絶好調(なぜだかまだ分からん!)でありまして、
(平飼いの鶏達は自由なので、産みたい奴が産む。)
ただいま、久々に卵の販路拡大中。
(地元は宅配、盛岡、仙台、首都圏などは発送してますんで、
興味ある方、ぜひお問い合わせ<0197-36-3292>くだされ。)

そんなわけで、とり年の2017年。
せっかく25年も鶏を飼い続けてきた優命園としましては、
生活学校で、ぜひとも鶏に絡んだイベントを何かやろうと思いまする。

   by 里山おやじ






2017年02月04日

ヌカ釜

昨年、生活学校で開催したイベントは大小合わせて14回。
この時期は、その様々なイベントでの様々な課題を整理しながら、
新年度のイベントについていろいろと妄想中。

で、新年早々、設計図を持ち込んで、
新年度の新たなイベント用に制作を頼んでいた新アイテム「ヌカ釜」到着。

ヌカ釜を、たった10文字で説明するなら、
「もみ殻が燃料の炊飯器」であります。
オイル缶などでも簡単に作れますが、それでは耐久性が悪いし、
かといって鋳物の立派なものでは、価格が高すぎるし、
その中間のものが欲しくて、委託してみたのでした。

ちょっと予算オーバーしてしまいましたが、
丈夫なうえに、とってもオサレな仕上がりに大満足。

あとは、繰り返し試運転を重ねて、
この道具を上手に使いならせるようになるまで、工夫と慣れが大切です。
場合によっては、改良が必要かもしれない。

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そんで本日は、第1回目の試運転。
実際に米を炊いてみます。

まずこうして、中央の燃焼筒と釜筒の間に燃料のもみ殻を詰めます。
ちょっとロケットストーブに似た構造ですね。

そして、燃焼筒内部にたきつけ材を入れて着火。
釜底の通気口からの吸い込みでよく燃えます。

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火が安定したころ合いを見て、1升焚きの羽釜をセット。
火力が強いので、ものの5分で沸騰し始めます。

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その後、水分がなくなるのを確認できれば、火からおろします。
木の枝などを羽釜のふたにあてて耳を近づけると、
振動と音の変化で水分の状態がよくわかります。

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火からおろして、数分蒸らして炊き上がり。
ふたを開けてみると・・・いい感じ!

ただ、よーく噛んで食べてみると、かすかにご飯の芯が残っている。

原因を探ろうと燃焼筒の中を見てみると、
たきつけ材が完全に燃え尽きていて、吸い込みが完全に終わっている・・・

と、言うことは・・・

多分、最初のたきつけ材がほんの少し足りなかった気がします。

でも、まあ初めての試運転としては合格だし、
釜自体の改良は必要なし。
あとは、慣れるまで使い込めば、ばっちりです。

ロケットストーブ、愛農かまどに比べれば、
なんともかわいいミニアイテム。
今年は、これを使ったイベントも思案中であります。

   by 里山おやじ