里山生活学校
https://blog.canpan.info/satoyamalife/
里山をつくって、維持する 。里山を知って、記録する 。里山に集って、楽しむ 。里山を活かして、生産する。
ja
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3月イベント「里山の小さな春を歩いて探して遊んで食べる日」
今年最初の里山イベント「里山の小さな春を歩いて探して遊んで食べる日」を今回も里森屋・芽依ちゃんの企画で開催しました。昨年1年間で7回の里山のイベントを開催して、少しずつ参加者も増えてきて、今日は22人(うち子ども8人)の参加。これくらいが優命園のイベントとしては理想的な参加者数ですね。午前中は、雪解け直後の農場散策ガイド。溜め池のヤマアカガエルの卵やたんぼ周辺の「ぬるめ」と呼ばれる溝に棲息するドジョウやゲンゴロウなどの水系の小動物達を歩きながら観察。これはすっかり優命園の得意..
自然観察&農場見学会
里山生活学校
2024-03-17T18:28:19+09:00
「里山の小さな春を歩いて探して遊んで食べる日」を
今回も里森屋・芽依ちゃんの企画で開催しました。
昨年1年間で7回の里山のイベントを開催して、
少しずつ参加者も増えてきて、今日は22人(うち子ども8人)の参加。
これくらいが優命園のイベントとしては理想的な参加者数ですね。
午前中は、雪解け直後の農場散策ガイド。
溜め池のヤマアカガエルの卵や
たんぼ周辺の「ぬるめ」と呼ばれる溝に棲息するドジョウやゲンゴロウなど
の水系の小動物達を歩きながら観察。
これはすっかり優命園の得意分野になりました。
動き始めている小動物達に
確かな春の訪れを感じました。
多くの子ども達は水辺の生き物大好きで、
これもまた大きなたんぼの価値なのです。
たんぼは、単なる商品としての米の生産工場ではないってこと。
日本の、里山の、小さなたんぼ・・・残したい、なんとしても。
たんぼのあとには諭季ちゃんの育てる小麦畑を見て、皆で麦踏み。
お昼のランチは、そんな麦体験をしたあとに
小麦の全粒粉を使ってのピザづくり。
トッピングには里山鶏のミンチと山菜のワラビで特性里山ピザ。
しばらく休んでいた愛農かまども久々の復活で、熱々ピザのできあがり。
かまどの達人・かあちゃんも手際パワー全開で、
22枚のピザを次々と焼き上げました。
それから、ご飯と味噌汁と漬物様々、全ては里山素材メニューで。
こうやって、野外の賑やかな食卓を囲む食事は最高です!
午後は、これまた久しぶりのいのち森復活で
子ども達の声が響き渡りました。
ツリーハウスで子ども達が遊ぶのはいつ以来だろう。
この日は、階段が一部朽ち果てていたので、上には上れず、下のテラスで。
ほかの木製遊具も、半分は朽ちてきたので、
今年は修理イヤーになりそう。
慌てずに、一つずつ直していきましょう。楽しみながら。
最後は、里小屋にて、小さな5人マルシェ。
半農半Xのシェアファームという形を模索している優命園は、
個人事業主の集まり、という見方もできます。
半農を共働でシェアし合い、
半Xで自分たちが価値を感じている得意分野のモノを生産して販売します。
小さなこのマルシェは、
そんなコミュニティのあり方を表現する場でもあります。
ログテーブルに自分たちがそれぞれに丹精込めた生産物からは、
それぞれの長いストーリーが溢れていて、
小さなスペースではあるけれど、
見ていて、とても幸せな気分になりました。
5人の小さなコミュニティ。
たとえ、どんなにサイズは小さくとも、
5人には5人の素晴らしいかけ算の広がりができることを実感しておりまする。
コミュニティ・・・これからの時代のキーワードではないか、
と、イベントの日の夜に、しみじみと思う57歳でありました。
by 里山おやじ
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https://blog.canpan.info/satoyamalife/archive/1202
3.11
あれから13年。能登の大災害で始まった今年・・・こんな風景の中で3.11を迎えている。あのとき、甚大な被害と不安と悲しみの中で、被災地にできた様々なコミュニティには、学ぶべきものがいくつも生まれた。(もちろん、きれい事ではすまない葛藤や悩みも含めて。)いま、オンラインのコミュニティが全盛期で、それが使える人なら地方に暮らしながらにしていろいろな可能性を享受できるありがたい時代ではある。けれど、非常時、災害時に頼れるのは、どうしたってリアルコミュニティだ。オンラインコミュニティ..
未分類
里山生活学校
2024-03-11T20:47:34+09:00
あれから13年。
能登の大災害で始まった今年・・・
こんな風景の中で3.11を迎えている。
あのとき、甚大な被害と不安と悲しみの中で、
被災地にできた様々なコミュニティには、
学ぶべきものがいくつも生まれた。
(もちろん、きれい事ではすまない葛藤や悩みも含めて。)
いま、オンラインのコミュニティが全盛期で、
それが使える人なら地方に暮らしながらにして
いろいろな可能性を享受できるありがたい時代ではある。
けれど、非常時、災害時に頼れるのは、
どうしたってリアルコミュニティだ。
オンラインコミュニティの豊かさを享受しながらも、
その中だけに浮かれることなく、
このリアルなコミュニティを大事にしなければ。
リアルであるが故の難しさがどれだけあろうとも、だ。
改めてそんな想いを強くした今年の3.11。
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https://blog.canpan.info/satoyamalife/archive/1201
サシバ米販売
優命園のサシバ米、class earthさんとの初コラボで、絶滅危惧米として初の販売。東京・二子玉川ライズ1階で3月31日まで開催中です。優命園は、生物多様性と共存していく生態系調和型農業生産をこれから加速的にすすめていきます。そして、そのような意識の高い企業さんとは積極的に関わっていきたいと願っています。里山の農村社会も、農村の営農活動が支えてきた豊かな生き物たちも、ともに崩壊に向かってカウントダウンしている現状だけど、急ぐことと焦ることは違うから、こうして、一つずつ一つず..
未分類
里山生活学校
2024-03-01T20:12:27+09:00
絶滅危惧米として初の販売。
東京・二子玉川ライズ1階で3月31日まで開催中です。
優命園は、生物多様性と共存していく生態系調和型農業生産を
これから加速的にすすめていきます。
そして、そのような意識の高い企業さんとは積極的に関わっていきたいと願っています。
里山の農村社会も、農村の営農活動が支えてきた豊かな生き物たちも、
ともに崩壊に向かってカウントダウンしている現状だけど、
急ぐことと焦ることは違うから、
こうして、一つずつ一つずつ丁寧に形にしていきます。
by 里山おやじ
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https://blog.canpan.info/satoyamalife/archive/1200
『里山のちいさな春を歩いて 探して 遊んで 食べる日』
今年も春が早い…もう梅が咲いている〓ということで、急遽イベントを企画しました!今回、農しごとはお休みです🧑🏻〓小さな春と生き物たちに会いに農場をぐるっとお散歩お散歩の帰りに摘むフキノトウと去年仕込んだ塩漬けワラビとチーズをたっぷりのせて東屋の愛農かまどでピザを焼いていただきます午後は今年再開拓し、復活を目指す"いのち森"のネイチャーツアー可奈さんと縄をなうところから作る稲藁リースワークショップどちらかお好きなコースをお選びください◎イベントの最後は大好評の5人の小さな里山マ..
自然観察&農場見学会
里山生活学校
2024-02-29T20:43:15+09:00
ということで、急遽イベントを企画しました!
今回、農しごとはお休みです🧑🏻〓
小さな春と生き物たちに会いに農場をぐるっとお散歩
お散歩の帰りに摘むフキノトウと
去年仕込んだ塩漬けワラビとチーズをたっぷりのせて
東屋の愛農かまどでピザを焼いていただきます
午後は
今年再開拓し、復活を目指す"いのち森"のネイチャーツアー
可奈さんと縄をなうところから作る稲藁リースワークショップ
どちらかお好きなコースをお選びください◎
イベントの最後は
大好評の5人の小さな里山マルシェ
うたがきメンバーそれぞれが丁寧に手がけた
農作物と加工品がずらりと並びます!
もちろん、農菓女子ゆきちゃんのお菓子も🥰
@___ikka.bake
こんな感じで
里山の春のはじまりを皆さんにお披露目し
お子さんから大人の方までみんなで
春のはじまりを楽しみまくる内容にしてみました🎖️
春休みの思い出にいかがですか〓️
皆さんのご参加、お待ちしております〓〓
春のお披露目イベント//
いわて里山うたがき優命園&里森屋こむろめい
『里山のちいさな春を歩いて 探して 遊んで 食べる日』
〓︎開催日時
2024年3月17日(日) 9:15~16:30ごろ
※ 8:45より受付開始、9:15スタート
〓︎開催場所
いわて里山うたがき優命園
(奥州市江刺広瀬字松館89番地)
https://goo.gl/maps/upr8qfWPDAoZWqxz8
〓︎対象・定員
子どもから大人まで・先着20名
小学生以上であればお子さんのみの参加も◎
〓︎内容
AM
ちいさな春と農場さんぽ
わらびピザ作りと里山ランチ@東屋
PM
いのち森ツアーor稲藁リースWS
5人のちいさな里山マルシェ
〓︎参加費
未就学児:無料
小学生以上:3,000円/名
※受付の際、現金でのお支払をお願いします
※レジャー保険加入希望の方は+300円/名お支払いください
〓︎服装・持ち物
詳しくは申込フォームへ
〓︎申込方法
投稿写真のQRコードを読み取っていただくか、
以下の申込フォームからお申込ください◎
https://forms.gle/Ra2ytJBWjSMHQyAV8
〓︎申込締め切り
2024年3月14日(木)
※定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます
〓︎マルシェについて
お支払方法は現金のみとなります。
また、駐車場の関係で、イベントにお申込みいただいた方向けとなります。マルシェのみのご参加はご遠慮いただきますようお願いいたします。
●お問い合わせ先
里森屋/うたがき優命園 小室芽依
〓🏻のInstagram「里森屋」へのDM
https://www.instagram.com/satomoriya_iwate...
またはこちらへのコメントも受け付けております
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シェアファームコミュニティ
うたがき優命園は、この春から、明確に「半農半Xのシェアファームコミュニティ」というキーワードを胸に農場を運営していきます。こういう形を初めから意図していたわけではなく、農的暮らしをベースに自分の夢やビジョンを持つ若者達が集まってきたからこそ、生まれてきたキーワードであり、運営形態の構想です。私たち夫婦に若者3人、あわせて5人の小さなコミュニティですが、大規模化できない里山のサイズには丁度良いし、5人それぞれの個別の価値観や得意分野をフルに活かして、この里山の地で様々なオリジナ..
うたがき優命園とは
里山生活学校
2024-02-27T23:18:26+09:00
明確に「半農半Xのシェアファームコミュニティ」
というキーワードを胸に農場を運営していきます。
こういう形を初めから意図していたわけではなく、
農的暮らしをベースに自分の夢やビジョンを持つ若者達が集まってきたからこそ、
生まれてきたキーワードであり、運営形態の構想です。
私たち夫婦に若者3人、あわせて5人の小さなコミュニティですが、
大規模化できない里山のサイズには丁度良いし、
5人それぞれの個別の価値観や得意分野をフルに活かして、
この里山の地で様々なオリジナリティに溢れた価値を
生み出し続けていきたいと思います。
「半農半X」は、最近実によく聞くようになりました。
これは、塩見直紀さんという方が作られた言葉ですが、
優命園の場合、この「農」は、決して農業ではなく、
自給ベースの農的暮らしの「農」です。
この部分を5人の共働で行い、
お金をあまり掛けずに豊かに暮らす基盤を作ります。
その上で、それぞれがそれぞれのこだわりを持って、
Xの部分で、鶏卵や米、小麦、梅、桑の栽培やお菓子やヨモギ茶製造、
そしてイベント開催などなど・・・で収益生産をしていきます。
鹿や熊の獣害対策として大きく一㎞近く囲った電気柵内の農場を、
モザイク状に分け合って利用しながら
それぞれの担当作物や動物たちを育てていく、
そんなスタイルをシェアファームと表現してみました。
新しいスタイルの挑戦には試行錯誤がつきもの。
これからも大波小波様々乗り越えなければならない課題が
現れてくることでしょう。
それも覚悟の上で、
新しい時代にふさわしい新しいコミュニティのあり方を
コツコツと模索していこうと思っています。
by 里山おやじ
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https://blog.canpan.info/satoyamalife/archive/1198
果樹剪定
果樹剪定の季節。いつもは、雪の中で、足指が冷たくかじかんで辛いときもあるのですが、今年は全くそんな心配なし。まるで、関東地方の冬です。年末、植物ホルモンの講習会に福島まで行ってきて、多くのことを学んで、早速実践。少しずつ、植物ホルモンの流れと剪定の関係性に関して、知見が深まってきました。それをコミュニティとしての集合知として育てていきたいと思っています。剪定は奥が深くてどこまでも面白い。どの枝を切るか、というたった一つの選択の中にも、そこを切る事によるメリット、ディメリット、..
里山生活奮闘記
里山生活学校
2024-02-19T06:59:32+09:00
いつもは、雪の中で、足指が冷たくかじかんで辛いときもあるのですが、
今年は全くそんな心配なし。
まるで、関東地方の冬です。
年末、植物ホルモンの講習会に福島まで行ってきて、
多くのことを学んで、早速実践。
少しずつ、植物ホルモンの流れと剪定の関係性に関して、
知見が深まってきました。
それをコミュニティとしての集合知として育てていきたいと思っています。
剪定は奥が深くてどこまでも面白い。
どの枝を切るか、というたった一つの選択の中にも、
そこを切る事によるメリット、ディメリット、
切らない場合にも、切らないことによるメリットディメリットが必ずあります。
人生にも大小様々な選択、決断、岐路が常にありますが、
どっちの道を選んでも、必ずメリット、ディメリットがあるわけで、
この選択が絶対正しいとか、そんなことはないと思っているんで、
剪定は、なんか通じることろがあります。
by 里山おやじ
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https://blog.canpan.info/satoyamalife/archive/1197
高木伐倒
とても岩手とは思えない、まるで関東地方のような暖冬。雪がない分、外仕事もはかどります。この冬は、15mを超えるほどのニセアカシアを5本伐倒。これ、蜜源として植えたのは、27,8年前だったかな・・・。ちょっと増えすぎてしまったので、薪用に伐採。(その頃、まだ生まれてなかった)農場長のロープワークはかなり上達。このクラスの伐倒になると、「万が一」が重大事故になるので、全てロープを掛けて5人がかりで慎重に慎重に作業しました。それにしても、ここまで暖冬だと、さすがに気味が悪い・・・。..
里山生活奮闘記
里山生活学校
2024-02-01T21:35:24+09:00
雪がない分、外仕事もはかどります。
この冬は、15mを超えるほどのニセアカシアを5本伐倒。
これ、蜜源として植えたのは、27,8年前だったかな・・・。
ちょっと増えすぎてしまったので、薪用に伐採。
(その頃、まだ生まれてなかった)農場長のロープワークは
かなり上達。このクラスの伐倒になると、
「万が一」が重大事故になるので、
全てロープを掛けて5人がかりで慎重に慎重に作業しました。
それにしても、ここまで暖冬だと、
さすがに気味が悪い・・・。
by 里山おやじ
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https://blog.canpan.info/satoyamalife/archive/1196
時には昔の話を
「時には昔の話を」っていう大好きな歌がありまして・・・今日は一日中、この歌が耳から離れません。久々にこの歌を聴いたわけではなく、久々に昔の話をしたからです。奥州市での新規就農に関心のある参加者対象に就農時の体験話などを聞かせてもらいたいという企画で、うたがき優命園を訪れた方々に、久々に昔話をする機会があったのでした。♪ お金はなくても何とか生きてた 貧しさが明日を運んだ~♪ 揺れていた時代の熱い風に吹かれて 体中で時を感じたあぁぁ そうだねという曲の歌詞そのものの、..
未分類
里山生活学校
2024-01-16T16:35:12+09:00
今日は一日中、この歌が耳から離れません。
久々にこの歌を聴いたわけではなく、
久々に昔の話をしたからです。
奥州市での新規就農に関心のある参加者対象に
就農時の体験話などを聞かせてもらいたいという企画で、
うたがき優命園を訪れた方々に、
久々に昔話をする機会があったのでした。
♪ お金はなくても何とか生きてた
貧しさが明日を運んだ~
♪ 揺れていた時代の熱い風に吹かれて
体中で時を感じたあぁぁ そうだね
という曲の歌詞そのものの、
若くて熱かったあの頃を懐かしく思い出しました。
のはいいんだけど、参加者の真剣なまなざしに乗せられて
相当な時間オーバー・・・反省。
そういえば、先日、次男と2人で伐倒した桑の大木。
切り株の年輪を数えたら32年。
この樹、私たち夫婦が新規就農した年に芽生えてたのか!
そう思うと、切り倒した木に愛おしさがこみあげてきまして、
これから、この樹で木皿を作って、
時には昔の話をしながら
次世代の若者たちと囲む日常の食卓で使ったら、
なんかとてもいいよな~・・・といつもの妄想癖発症。
この木工スキル身につけておいてほんとに良かった。
ささやかな楽しみができました。
「時には昔の話を」してみるものです。
by 里山おやじ
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https://blog.canpan.info/satoyamalife/archive/1195
本年もよろしくお願いいたします。
2024年、今年もよろしくお願いいたします。大変な幕開けとなりました。被災した皆さまに心からお見舞い申し上げます。どうか、これ以上犠牲者が出ませぬように。そして、この中で、私たちが改めて注目しなければならないことは被害の大きかった地域に原発建設計画(珠洲原発)があり、その計画が凍結されていたという事実です。今回の痛ましい大災害の中にあって、3/11後に起きた福島原発の大事故のような災害が起きてないことだけは不幸中の幸いと言わざるを得ません。私たちは覚悟を持って、この問題と向き..
未分類
里山生活学校
2024-01-15T06:57:42+09:00
大変な幕開けとなりました。
被災した皆さまに心からお見舞い申し上げます。
どうか、これ以上犠牲者が出ませぬように。
そして、この中で、私たちが改めて注目しなければならないことは
被害の大きかった地域に原発建設計画(珠洲原発)があり、
その計画が凍結されていたという事実です。
今回の痛ましい大災害の中にあって、
3/11後に起きた福島原発の大事故のような災害が起きてないことだけは
不幸中の幸いと言わざるを得ません。
私たちは覚悟を持って、この問題と向き合わなくてはならない
と言うことなのだと思います。
地震、津波、原発、エネルギー自給率、石油依存社会・・・
これらに目をそらすことは許されない、
という自然界からの強烈なメッセージとして、
この災害大国に生きる運命を受け取らなければならないのでしょう。
必要なことは、
エネルギー自給率が決定的に低水準であることを自覚した上で
狭い認知から感情的な原発反対や賛成を叫ぶ争いではなく、
視野を広げ、視座を高くもち、
長期展望の視点も十分増やした上で、
メリット、ディメリット、リスクをすべてオープンに洗い出し、
どこまでのリスクをとりながら、
どこまでのメリットを享受するのか
と言う冷静な議論だと思います。
そして、更にもう一つ、
自給率を上げるための
エネルギー依存度を下げる暮らし方の探求も必要不可欠です。
足るを知るという思想が共有されたとき、
依存度と幸福度は半比例する部分さえあると思っています。
by 里山おやじ
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https://blog.canpan.info/satoyamalife/archive/1194
今年もお世話になりました。
雪のないありがたい大晦日。語りログ小屋のハンモックに揺られて、農場を見渡しながらしばし今年一年を振り返るジジイの自撮り、の図。今年も最初から最後まで、語り尽くせぬほど色んな事がありました。身に起きた試練と恩恵の全てに感謝して、心穏やかに新しい年を迎えたいと思います。皆さま、どうぞ良いお年を。 by 里山おやじ
未分類
里山生活学校
2023-12-31T21:07:01+09:00
語りログ小屋のハンモックに揺られて、
農場を見渡しながらしばし今年一年を振り返る
ジジイの自撮り、の図。
今年も最初から最後まで、
語り尽くせぬほど色んな事がありました。
身に起きた試練と恩恵の全てに感謝して、
心穏やかに新しい年を迎えたいと思います。
皆さま、どうぞ良いお年を。
by 里山おやじ
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https://blog.canpan.info/satoyamalife/archive/1193
給水管交換大工事
年末の慌ただしい中、井戸の給水管大工事に追われてました。自力で敷設してから、二十八年経過した井戸の給水管。どこかの継ぎ手から僅かに空気が入ってしまうようになり、蛇口からボコッ、ボコッと空気が出る症状が直らず、思い切って大工事をして、新しい給水管を新たなコースで引き直すことにしたのです。 ところが工事は想定外のトラブル続き。年末に何日も水が使えない苦労をしました。まずは、浅井戸からの吸水口を掘り出す際に、井戸側の脇に埋めていた貯水タンクから地下水が噴出。この水を逃がすために給水..
里山生活奮闘記
里山生活学校
2023-12-24T18:56:00+09:00
井戸の給水管大工事に追われてました。
自力で敷設してから、二十八年経過した井戸の給水管。
どこかの継ぎ手から僅かに空気が入ってしまうようになり、
蛇口からボコッ、ボコッと空気が出る症状が直らず、
思い切って大工事をして、
新しい給水管を新たなコースで引き直すことにしたのです。
ところが工事は想定外のトラブル続き。
年末に何日も水が使えない苦労をしました。
まずは、浅井戸からの吸水口を掘り出す際に、
井戸側の脇に埋めていた貯水タンクから地下水が噴出。
この水を逃がすために給水管とは別の溝を二十メートル以上掘る羽目に。
そして、せっかく掘った給水管の方の溝は、
ネットで注文した給水管が一週間以上届かない間に、
まさかの大雨で一部崩落。
やっとその土を掘りあげると、今度は寒波襲来。
敷設した給水管をジョイントでつないだところで、給水管内が凍結。
熱湯を掛けても、ドライヤーで温めても溶けず、
四十メートルもの給水管を再び外して室内へ。
管内の氷を溶かして、やっとつなぎ直せると思ったら、
室内まで運んでいる往復の間に、
特殊ジョイントのパッキンが落ちたらしく紛失。
ネットで注文し直しか、年内に届かないかも・・・。
と、焦っていたら、市内の水道パーツ屋さんで在庫が見つかり、急いで買い出しに。
ようやく、ようやく、新しい給水管をポンプまでつなぐことが出来ました。
まったく、今回はトラブルの連鎖で、ドタバタの年末奮闘記でありました。
でも、まあ次世代の農場長とこのドタバタ工事の作業経験を共有できたので、
例えば、数十年後、又、給水管にトラブルが起きたときは、
今度は私がいなくても出来る事でしょう。
これも一つのバトンタッチです。
by 里山おやじ
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https://blog.canpan.info/satoyamalife/archive/1192
しめ飾り
大豊作だったお米の年間予約いただいた方に感謝を込めて、お正月のしめ飾りをプレゼントしています。有機栽培・天日干しの米作りならではの稲藁から、特に立派な藁を厳選して、一つ一つていねいに作ります。最近年末は、あちらこちらで、このしめ飾り作りのワークショップの依頼も増えて、師走の忙しい里山かあちゃんでありまする。(年明けからは、亀やホウキ作りのワークショップも受け付けておりまして、 だんだん農閑期のライフワークになってきた感があるます。)日本人のきめ細やかな米作り文化の一端、しめ飾..
生産・工芸活動
里山生活学校
2023-12-13T17:23:19+09:00
大豊作だったお米の年間予約いただいた方に感謝を込めて、
お正月のしめ飾りをプレゼントしています。
有機栽培・天日干しの米作りならではの稲藁から、
特に立派な藁を厳選して、
一つ一つていねいに作ります。
最近年末は、あちらこちらで、
このしめ飾り作りのワークショップの依頼も増えて、
師走の忙しい里山かあちゃんでありまする。
(年明けからは、亀やホウキ作りのワークショップも受け付けておりまして、
だんだん農閑期のライフワークになってきた感があるます。)
日本人のきめ細やかな米作り文化の一端、しめ飾り。
大事にしたい、
大切に残したい、
次世代に伝えたい。
by 里山おやじ
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https://blog.canpan.info/satoyamalife/archive/1191
冬じまい
里山に雪の季節がやってきました。まだ、根雪ではありませんが、根雪になる前に、やりたい冬じまいがいくつかありまして…。冬場の貴重な食料の保存もその一つ。大根、人参、カブなどの根菜類は、収穫した物を選別して、質の良い物は長期保存のため、キッチンガーデンに溝を掘って、藁を敷いて、埋めておきます。昨年くらいから、堆肥の技術が向上してきて、これまでうまく出来なかった根菜類も、ずいぶん良い物が穫れるようになってきました。猛烈な粘土質の酸性土壌にしては、十分な出来映えです。これだけ穫れるよ..
里山生活奮闘記
里山生活学校
2023-11-29T16:39:53+09:00
まだ、根雪ではありませんが、
根雪になる前に、やりたい冬じまいがいくつかありまして…。
冬場の貴重な食料の保存もその一つ。
大根、人参、カブなどの根菜類は、
収穫した物を選別して、質の良い物は長期保存のため、
キッチンガーデンに溝を掘って、藁を敷いて、埋めておきます。
昨年くらいから、堆肥の技術が向上してきて、
これまでうまく出来なかった根菜類も、
ずいぶん良い物が穫れるようになってきました。
猛烈な粘土質の酸性土壌にしては、
十分な出来映えです。
これだけ穫れるようになってくると、
引っこ抜くのも一仕事、運ぶのも運搬車を使っての一仕事、
それを埋めるスペースを掘るのも一仕事。
藁の上に一本、一本ていねいに並べて見ると、
なんだかとても良い風景に見えます。
4人がかりで約半日。
これで、チーム優命園5人分の根菜貯蔵完了。
安心して冬を迎えられます。
こういう仕事は、
チームで役割分担して行うと、とても効率的で、楽しくて、感謝がわく。
もちろん、食料を確保できた安心感も手に入る。
端(はた)を楽(らく)にするから「はたらく」って誰かが言っていたけど、
端(はた)と競い合って、自分の時間を売り渡して、
稼いだ金で購入する食料とは、
同じ食べ物であっても、
やはり根本的に何かが,何もかも違う。
こういう「はたらく」を味わい尽くせる里山の小さな暮らしは、
何よりも贅沢なのダ、と思うのでありまする。
by 里山おやじ
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https://blog.canpan.info/satoyamalife/archive/1190
(続)11月の里山体験イベント
午後の部は、さらに10人以上の方々が集まり、遠くは仙台、東京からも本日はちびっ子含めて26人の参加者に来ていただきました。本当に感謝です。さてさて午後メニューは、A,Bの選択2コース。Aコースは里山かあちゃん得意の正月用の注連飾り作りワークショップ。農具であるレイキを使って新米の稲藁をしごいて、袴を取り除き、霧吹きで湿らせて、金槌で藁を叩くところから始めます。今年は,米の出来も良かったので、稲藁もとても立派。稲藁細工にも使いやすい。注連飾りの土台になる縄づくりは、熟練が必要な..
自然観察&農場見学会
里山生活学校
2023-11-26T20:34:01+09:00
遠くは仙台、東京からも
本日はちびっ子含めて26人の参加者に来ていただきました。
本当に感謝です。
さてさて午後メニューは、A,Bの選択2コース。
Aコースは里山かあちゃん得意の正月用の注連飾り作りワークショップ。
農具であるレイキを使って新米の稲藁をしごいて、袴を取り除き、
霧吹きで湿らせて、金槌で藁を叩くところから始めます。
今年は,米の出来も良かったので、
稲藁もとても立派。
稲藁細工にも使いやすい。
注連飾りの土台になる縄づくりは、
熟練が必要な手のひら縄ないではなく、
「素人でもすぐにできる縄ない」方法で
2人一組になって、力を合わせて、丁寧に。
これで輪を作って、
里山で集めてきた松葉や松ぼっくりやアオハダの赤い実、
稲穂や唐辛子の赤い実を
お好みに合わせて
グルーガンで貼り付けていきます。
スタートから約2時間かけて、
里山素材の手作り注連飾り完成です。
お正月にぜひお飾り下さい。
さて、一方のBコースは,お散歩農場見学。
まずは、冬のビオトープにて、生き物調査。
この冷水の中、
網ですくって調べてみると・・・
生き物の種類こそ、夏場の半分の半分の半分以下ですが、
ヤゴやマツモムシ、ヌカエビ、アカガエルなど確認。
自然界のたくましさに感動です。
ビオトープをあとにして、雪を踏みしめながら、
たんぼから畑へ。
畑はすっかり雪に覆われてしまいましたが、
鶏の餌である飼料カブを収穫してみました。
ちびっ子達が大奮闘してくれまして、
昔、絵本で何度も読んだ「おおきなカブ」を思い出しました。
小麦畑では、
やっぱり雪に埋もれてしまった小麦を確認。
今年は麦踏みが遅れてちょっと心配な状況ですが・・・。
中力粉のナンブ小麦と強力粉のユキチカラの二種類。
小麦栽培は、お菓子のゆきちゃんが素材作りから手がけています。
さらに収穫間近の大根、人参畑を通り、梅エリアへ。
ここでこの時期観察できるのが、モズのハヤニエ。
梅のとがった枝に,モズがいくつもの小動物を刺しているのです。
この日は宝探しのような気分で、そのハヤニエを探してみると・・・
いました、いました。
アマガエル、カナヘビ、ミミズ、イナゴの四種類も。
モズ、がんばっとるなあ。
岩手大学で野生動物を研究してきた芽依ちゃんの説明によると、
これは、繁殖期に供えての保存食で、主に雄が食べるのだとか。
と、いうことは、梅って、モズの雄にとても感謝される果樹であり、
里山の共存関係発見です。
最後は、先程収穫したカブを羊たちに。
優命園の羊たちはみな、人なつっこいので、
怖がりもせずによってきました。
相変わらず、人気者です。
そんなわけで、
6回目の芽依ちゃん企画の今年最後のイベントは、
思わぬ積雪ではありましたが、多くの人に足を運んでいただき、
とても楽しいひとときになりました。
回を重ねるごとに、
芽依ちゃんの企画力もブラッシュアップ!
来年に向けて、
さらなるヒントをいくつも抱えて、
ひとまず冬籠りに入ります。
参加してくださった皆さま、ありがとうございました。
by 里山おやじ
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11月の里山体験イベント
11月25日、「11月の里山体験イベント」、開催しました。スタッフ・芽依ちゃん企画・第6弾。今年最後のイベントです。そんな今年最後のイベントが、今年最初の雪に見事にぶつかりまして・・・男子スタッフは朝から想定外の雪かきでのバタバタスタート。初雪は天気予報通りではありましたが、まさかこんなに降り積もるとは。でも、こんな悪天候の中で、午前中から,10人以上の参加者の皆さんが集まってくれました。足下悪い中、感謝です。午前中の大豆、小豆しごと体験メニューがハウス内で大正解でした。ハウ..
自然観察&農場見学会
里山生活学校
2023-11-26T09:08:03+09:00
「11月の里山体験イベント」、開催しました。
スタッフ・芽依ちゃん企画・第6弾。今年最後のイベントです。
そんな今年最後のイベントが、今年最初の雪に見事にぶつかりまして・・・
男子スタッフは朝から想定外の雪かきでのバタバタスタート。
初雪は天気予報通りではありましたが、
まさかこんなに降り積もるとは。
でも、こんな悪天候の中で、午前中から,
10人以上の参加者の皆さんが集まってくれました。
足下悪い中、感謝です。
午前中の大豆、小豆しごと体験メニューがハウス内で大正解でした。
ハウス内は,稲藁も収納している時期でぎゅうぎゅうでしたが、
これはこれで、妙なアットホーム感のある空間で
おしゃべりしながらの小豆脱粒手作業はいい時間でした。
焚火を囲むと、話しやすい時間が出来るというように、
この手作業をするという時間も、
何故か話しやすくなるのは、
何か共通する条件があるんでしょうか、ね。
もう一つの豆メニューは,大豆の脱穀。
こちらは手作業ではなく、足踏み脱穀機を使います。
最初は,片足でバーをリズムよく踏み込むこつをつかむまで
少し戸惑いますが、
やっているうちにどんどん慣れてきて、
じばらくすると、軽快な音が響いてくるようになります。
日本の昔ながらの道具って
どれもスタイリッシュでいて、
作業音が優しい感じがしてとても好きなのです。
金属系の工業音とは、全く違うトーンで。
みなさん、順番に体験してどんな感触をもたれたでしょうか。
午前中の作業体験の「おまけ」はポップコーンの脱粒。
体験メニュー最年少参加者のS君がすっかりはまって、
あっという間に「ポップコーンインストラクター」に成長。
次々に参加者の皆さんに,こつを伝授している姿が可愛くて可愛くて。
そして、びっくりするほど上手な説明だったのでありました!
見習わなくてはいかん。
作業終了後には、
優命園5人の里山ミニマルシェも開催。
今回は朝から里小屋にて、ばっちり準備してのマルシェに出来まして、
参加者の皆さんには5人の様々な生産物をたくさん購入していただきました。
これは、来年も進化させていきたいな。
超ミニミニだけど、
ストーリーを見せられるフィールドなので
多分、もっともっと面白く出来そうな気がします。
そしてランチタイムは、
鶏とキノコ汁
わらび入りのおこわおにぎり
人参と葉入りのかき揚げ
卵かけ新米ご飯
大根の漬物
ふかし熱々熱々じゃがいもに自家製マヨネーズ
芽依ちゃんメニューのよもぎ茶
農場とりたての素材を
朝から仕込んだ里山かあちゃんの全力投球です。
冬の始まりを告げるような日に、
温かいメニューがそろえられてとても良かった。
なんだか長くなってきたので、午後は続編で。
by 里山おやじ
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