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2019年05月10日

初のグリンツーリズム受け入れ

今年、はじめて奥州市のグリーンツーリズム協会に登録して、
他県からの修学旅行のファームステイ受け入れをやることにしました。
で、今回が記念すべき1回目。
やってきましたのは、北海道白老町・白翔中学校の3年生男子3人。
ミュージシャンに、野球部員に、バド選手。
(3人ともプロフィールの好物に寿司と書いてありましたが、
こんな山奥で寿司は出ねえぞ。)

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お天気も最高に良かったので、
あずまやで、岩手名物のすいとんをたっぷり食べて、
腹ごしらえしましてから、最初の作業は薪割り。
3人とも経験あるそうで、なかなかの腕前。
ミュージシャン・Ⅿくんのうちには薪ストーブもあるそうな。
(ちなみに15歳のⅯくんと、まさかの吉田拓郎談義!)

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さて、今回のメイン体験は、
ちょうど植え時を迎えたコンニャク芋の定植作業にしました。
まず種イモを大きさ別にコンテナに分けてから、いざ畑へ。

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畑では、大きいものから順番に植えていきます。
作業は畑の畝に植穴をあける係、芋を入れて土をかけて鎮圧する係、
さらには藁を刻んでマルチをかける係に分担しまして、
チームワークよろしく交代しながらの芋植え体験をしました。

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小1時間、うっすらと汗ばむほどの陽気で、無事植え付け終了。
いい感じにちょっと疲れて、あずまやに戻りまして、
今度はおやつの桑の実ピザ作り。

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先ほど割った薪を「愛農かまど」にくべて、
自分達でトッピングしたピザを次々に焼いて、
熱々の出来立てピザをほおばりました。
3人とも桑の実の味、気に入ってくれて何よりでした。
(しかーし、写真撮りそこなった。)

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さてさて、この白翔中学校、話を聞くと、
なんと2年前に野球部が日本一になったそうな。
(そりゃあ凄い!優勝した瞬間、町の防災無線で町民に放送されたそうな。
わかる、わかる。それは快挙だわ、確かに。しかも、会場は宮崎県だったそうで、
そんなくそ暑い地で、道産子がんばったんだなあ・・・。)
で、今回来た野球部員・Rくんは当時1年生でベンチにいたそうで、
当然、野球バカ一家のうちでは、キャッチボールをする流れになる。
「おっ、センスあるなぁ。」7月の全道大会がんばれよー。

さてさてさて。
キャッチボールの後はいのち森へ。
中学生に森の手作り遊具がどのくらい受けるかはわかりませんでしたが、
心配ご無用、大はしゃぎの小学生のノリで、一通り全部遊び尽しました。

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ただ、申し訳なかったのは、
竹滑り台が、途中でボキリと折れて、
Rくんのケツが4本の竹ごと地面に落ちて悶絶させてしまったこと。
事前に遊具はみなチェック済みだったのですが、まさかの悶絶事故発生。
今後の教訓にしなければ。
R君のケツの痛みはとれたでしょうか。
これが原因でサードゴロをエラーしないでしょうか…心配です。

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惜しくも事故の決定的瞬間のシャッターチャンスは逃してしまいましたが、
事故直後、ツリーハウスでいじらしく右手でピースサインをする彼の左手は、
尾てい骨を抑えているものと思われ、
彼らが北海道に帰った今、北の空に向かって
一日も早い回復を願うばかりであります。

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その日本一野球部員・RくんよりスラックラインがうまかったのはHくん。
船乗りの血を引くというHくん、これは船上で培われた体幹のDNAか?
きっとそうに違いない!と、おもいきや、
「僕船酔いするんで、漁師にはなれません。」
うーん、人生そう単純ではない、ということ、でありまする。

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さすがにそろそろ飽きてきたので、
最後にやさし森に行ってみんなでワラビ採り体験。
5日の開校日に29人で採ったばかりですが、
もう採りごろワラビがわんさか出ておりました。

そして、やさし森の頂上で記念写真。
どんなポーズを決めようか考えましたが、
手を写さないという約束で、「君の数学の成績は?」
という質問に、指の数で答えてもらいました。
(全部うそです。
それがたまたま当たっていたとしても、責任は一切負いません。
だって、うそですから。)

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日も暮れて、
晩御飯の収穫をしに畑へ。
レタスとチンゲン菜、その場でちょっとつまみ食い。

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このあと、お風呂行って、飯食って、
一日の最後にラミキューブという
数学の成績が上がるかもしれないという儚いゲームをして寝ました。
(これで成績が上がらなくても、やはり責任は負いませんが。)

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あっという間に朝。
雄鶏たちの雄たけび気づかぬくらいぐっすり爆睡したようで何より。

朝ご飯の手作りパンにまたまた桑の実で、好評でした。

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最後の作業は、菜の花収穫。
これは毎朝の鶏の餌です。
喜んで菜の花をついばむ鶏たちを見ながら、
朝のハンバーグと鶏の命の繋がりを、
きっと感じてくれたのではないかと・・・期待しています。

1泊2日は、実にあっという間でした。
そして多分、再会の可能性も少ないこどもたちとの2日間。
この小さな出会いが、何かを生むのか生まないのか。
里山の自給自足暮らし体験が、
心のどこかに残ってくれることを願って、さようなら。

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送っていった集合場所の支所で、
各農家でファームステイした同級生たちと
最後に全員で素敵な混成4部合唱「何でもないや」を聴かせてくれました。
(なまら、感激しました。
 お礼を歌で表現できるってホント、素敵です。素敵な歌声ありがとう!)


   by (久々に長いブログ記事書いてもう眠い)里山おやじ