里山哺乳類のはく製を使った素敵なクイズを持ってきてくれた木こりんは、
午後からは「里山樹木利活用観察会」のガイド。
場所は夏からスタッフが一生懸命整備してきた新しい観察コースで、
これまでのコースにはない樹木もいくつか観察できます。
木こりんの弟子?の智君が、サポートについて同行してくれて
その様子を報告してくれました。
智君は昨年に続いての学生スタッフ。
大学では、自ら自然観察会も主催する若者で、
自然観察サークルのリーダーでもあります。
今回自分は師匠のきこりん(以下森の妖怪)のサポートとして
『里山樹木利活用観察会』に関わらせていただきました。
参加者はご家族の方が多く、
お子さんを連れての観察会で始まりから賑やかな雰囲気で行われました。
お昼過ぎの観察会だからか食べ物の話ではお子さんも親御さんも
特に盛り上がったように感じます。
「この樹木はホオノキと言って葉が朴葉味噌などに使われるのですよ」
「なるほどー」
森の妖怪の話で森の中に感嘆の声が響きます。
また子供達は本当にたくさんの発見をしてくれました。
「これは何?」「この虫は?」
どんな子供も里山でこうした疑問をたくさん感じながら
成長して欲しいなと感じました。
最後に森の妖怪によるアオダモを用いたマジックは
お子さんも親御さんも大喜び。
とても盛り上がりました。
このマジックのネタは
観察会に参加してくださった皆さんとのヒミツにしたいと思います。笑
樹木なんて興味持ってもらえないのでは?
と最初は不安だった自分たちでしたが
「僕は植物少年です!」という子供もいたり、
意外にも樹木に興味を持って参加してくださいました。
樹木と人の生活がなかなか結びつかない社会になっているので、
こうした利活用観察会はこれからも価値あるものになっていくと思います。
今回の観察会での森の妖怪と参加者の笑顔をモチベーションに
自分もそんな観察会ができるよう頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。
とも(森の妖精)