さて、ここからは希望者のみ参加のモノづくり。
今回は「タネ細工」というワークショップで、
講師はスタッフ・花子さん。
いまや花子さんは、「タネ細工」の小物を産直で
販売するまでになっているので、
その一部をサンプルとして展示。
肌のきれいなエゴノキをスライスして作った台に、
秋から花子さんがせっせと集めた身近な植物のタネ十数種を
グルーガンで張り付けて様々な作品を作っていきます。
トチ、フジ、ミズナラ、ツバキ、ポーポーなど樹木のタネから
ゴーヤ、カボチャなどの野菜のタネまで、
(何の種だかわからずに拾ってきたものもあり。)
お皿やかごに入れて
こうしてきれいにテーブルに並べてみると
なんだかちょっと豪華な感じに見えるもんです。
親子参加がほとんどでしたが、
子供は子供なりの、大人は大人なりの作品を
みな夢中になって作りました。
花子さんのサンプルは、
豚やネズミなどかわいい動物の顔や花びら模様で、
何人かはそれを参考にした作品。
子供たちは、これが多かったかな。
一方、こんな風に、
まるで生け花感覚のオブジェも出来上がりました。
これはちょっと斬新な感じ。
親子で同じテーブルについて
一緒になって真剣にモノづくりする時間っていいなあ。
もうちょっとこういう時間を作っておくべきだった・・・
(今にして思えば、小学生までが勝負だったよな。
中学生は部活がすべてになってしまうし・・・、
高校生?論外でしょ。ろくに会話さえねぇんだから。)
と、そろそろ子育てが終わる身としては、
ちょっとうらやましくほほえましくほろ苦い気分で、
このタネ細工ワークショップを見ていたのでありました。
そんなわけで、リニューアルした第1回の開校日は、
スタッフにとっては初の3本立てでしたが、
これなら続けていけそうだ、という手ごたえあり、で
また次回に臨みたいと思います。
by 里山おやじ