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2014年04月15日

丸椅子づくりのワークショップ その1

とても強い風が吹き、里小屋から見えるニセアカシアの木からは、
タネの詰まったプロペラが、クルクル回りながら落ちてくる。
そんな春の一日、ワークショップが開催されました。

今回は丸椅子づくり。
ご案内の通り、里小屋ではよくお世話になっている木製の椅子です。
どっしりとした座面に比べて頼りなくも見える脚。
最初こそ心配しますが、座ってみればすぐわかる安定感。
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今回このワークショップに参加された方の多くは、
この椅子の魅力を十分ご存知の方ばかりです。

講師は江刺区米里でオープンガーデンを公開されている、
牧場のロックガーデンの高橋誠さん。
トラックにたくさんの材料や道具を積んでの登場です。
01.JPG
以前から高橋さんご指導のもと、
里山スタッフも何人かは椅子作りを体験済み。
今回のワークショップでは15脚の椅子が新たに生まれましたが、
スタッフもサポートにまわりスムーズに進みました。

当初は小屋の中でのワークショップも考えていましたが、
急きょ屋外でやることになりました(これは大成功)。
椅子を作り、最近屋根がかかったばかりのツリーハウスを見学し、
恒例のおやつを食べる。
そんな一日をご紹介します。

by おり

2014年03月28日

丸椅子づくりのワークショップ

今回の里山クラフトワークショップは、
「丸椅子作り」です。

生活学校の里小屋にいらしたことのある方は
見たり使ったりしたことがあるはず。

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杉丸太の輪切り材と
エゴの枝材を組み合わせたおしゃれな椅子です。
塗料は柿渋。

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軽くて丈夫。
作って2年以上たちますが、
里小屋の9つの椅子は一つも壊れていません。
杉の輪切り材に割れ防止の工夫があるんですね。

これを教えてくださったのが
同じ江刺区在住の高橋誠さん。
今回の講師先生です。

12日は、じっくり作り方を習いながら
マイスツールを作ってみたいと思います。
興味ある方の参加お待ちしています。

・4月12日(土)13時〜

・里山生活学校「里小屋」
(岩手県奥州市江刺区広瀬字松舘89)

・講師 高橋誠さん(ロックガーデン)

・定員10名くらい(要予約)

・参加費2000円(会員は1500円)
 材料費、おやつ代込

・お問い合わせ 1097−36−3292まで

2013年04月25日

クラフトワークショップ・ティータイム編

それぞれのワークショップが終わりお楽しみ第二弾
ティータイム!

今回のおやつはワークショップの流れをきちんと引き継いで
こんな感じに。

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優命園で育てた小麦を石臼でひいた全粒粉を使いました。

*もちもちあんぱん

*羊&卵型クッキー

*珈琲・紅茶・ハーブティー二種

カメラマンをしつつクラフトマンストーブに薪をくべてくれていた
里山次男のおかげで、里小屋はホンワカ暖かく
お湯もたっぷり沸いていました。

参加者皆さんの感想を聞きながら、笑顔を見ながら、生産者として
「なんて幸せな時間だろう」と思いました。

食べ物を生産し届けるだけでなく、
こうしてクラフトの材料も提供できる場を共有できることで
新しいつながりを感じることができました。

今度はそれぞれのワークショップに使われた素材の姿を
大地の上で共有していけたらいいだろうな、と
口下手なかぁちゃんは心で思ったのでした。

今週末は里山フェスタの出展者&スタッフの集まりがあります。
開催するみんなで、地域の素材を見つめなおし、新たな活用法に向け
提案できる場づくりができるよう話し合っていこうと思います。

最後にこのワークショップ中
黙々と針を刺し続けたおやじの作品・・

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目がこわいよ〜(笑)

by 里山かぁちゃん

2013年04月24日

クラフトワークショップ・麦藁編

お米文化の日本で生活の様々な場面に利用されてきた稲わらに対し、
小麦文化圏では麦藁を利用してきました。
特にもクリスマス用の飾りとしては今も根強く残っているようです。

でも、クリスマスでなくとも窓辺に揺れる麦藁細工はとてもきれい。
そんな風景を参加者の皆さんの家にも届けたいなぁ..
と今回準備してきました。

でも、里山生活学校で開くワークショップですから
「らしさ」を大事にしていかなくては!
ということでまずは麦藁の選別から。
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あいにくの寒空の下、はさみを片手に
基本となる長さと太さの麦藁を、
収穫して束ねたままの束から探します。

かびが表面に出ていても
一皮むけばきれいな黄金色部分が現れたり、
中までかびてたり。
いい太さなのに折れてたり。

節と節の間のちょうどいいところを探すのは一苦労。
折れているのは、「束ねたときの外側で縄の力が強いため」や
かびるのは「収穫・乾燥時期が梅雨時期にあたるため」なども
確認しながらの作業工程でした。

暖かい小屋に戻って
まずは麦藁を4つに割きます。
シュタイナー教育にも取り入れられている麦藁細工ですが、
そこではナイフと定規を使って割く方法や
ストロー状のままアイロンでプレスする方法です。

こちらでは道具を使って割いていきます。
ここでなぜ麦藁は「ストロー」と英名がついているのいかを納得できます。
 ここでおやじが一言
「プラスチックのストローはこの麦藁(ストロー)からつけられたもの!
もともと先にストローとついていたのが麦藁!」と叫ぶ・・
はいはい・・とにかくストロー状だね、麦藁は・・
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この作業はみなさん気持ちよさそう!
上から入れて
下から引っ張る。

これが基本になり
次はいよいよ組んでいきます。
P1120615.JPG

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組図とガイドを使って時計回り・・
今回は長いもの12本・短いもの6本の組み合わせで☆にします。

全てのわらをガイドの上に並べたら抑えをつけて
はさみで形を整えます。

12色の糸から好きなものを選んで、てっぺんを決めたら裏返し。
糸を通してから表に戻して、固定作業のスタート。
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ここからはみなさん真剣なまなざしです。
黙々と糸をかけていきます。
3つの麦藁を一組として、それぞれ三周。
三周目だけは左右の二本のみを巻きます。

これだけ読むと簡単ですが、
入り組んでいる麦藁は隣の組やさらにその隣の組にまで伸びていて、
糸は前後左右くねくねと動かさなくてはならず、
目は今糸をかけている組を確認しつつ、
糸の通る道を探し出さなくてはなりません。

力を入れすぎると簡単に折れてしまう麦藁なので、
夢中で糸を前後に動かしていて「あっ!」という声がします。
変わりはいくらでもあるので大丈夫・・
と何度も話しかけるのですが
真剣な皆さんは「この一作品を仕上げる」という想いが強く
目の前の麦藁に集中です。
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ようやく糸かけが終わり
恐る恐るガイドから外します。
「お〜!」という溜息とともにストロースターが完成です。

この後さらにはさみで形を整えて本当の完成となりました。
ストロースターははさみの入れ方や糸の色などで
様々な表情になります。
今回も世界でたった一つのストロースターができました。
それぞれの場所で
気持ちのいい風を受けて揺らめくのでしょうね♪

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by 里山かあちゃん

2013年04月23日

クラフトワークショップ〜フェルト人形編

フェルト人形の先生は千田優子さん。
スリングに赤ちゃん、アシスタントに小学5年生の長女さん
とやってきました。

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材料は里山の羊たちの毛からできたフェルトです。
しかもマリーゴールドで染めたという綺麗な黄色に仕上がっていました。

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作り方は
@卵型のフェルトの塊にその黄色いフェルトを巻きつけて、
ニードルでチクチクとさしていく。
A何度もチクチクとさしてかたくして形を整えていく
B顔面を付け足していく、髪、顔の表情を作っていく。
という手順です。
針の先にたくさんの傷がついており、
刺せば中のフェルトが引き出され、
外から刺されたフェルトと絡まってくっついていきます。

P1120589.JPG


また、刺せばさすほどしっかりと固くなっていくので、
ふんわりした仕上がりにしたい時はそれほど刺さないようにする、
という具合です。

みなさん黄色のフェルトから、ヒヨコをイメージしたようで、
今回は小人よりヒヨコにチャレンジした方が多くいました。
さすが、里山に集まってくる方たちです。

ひたすらチクチク針を刺しながら、
「マリーゴールドの見方が変わるねえ」
「それ可愛い!!」
「顔の表情って目の付け方でかわっちゃうよオ」
などなど・・・あーだ、こーだと作業しながら
おしゃべりにもはながさきます。
お話好きな女子にはぴったりのワークショップかもしれません。
そして、今回唯一男性参加者 里山おやじさんは、というと・・・
「うちのヒヨコはこうじゃないな・・」
などブツブツといいながらいつの間にか無口になり
作業に集中しておりました^^

「人形って製作者に似てきます」
という先生の言葉通り、
それぞれの作品は個性的で可愛らしいものに仕上がりました。
最後はみんなの作品を並べて撮影会(!?)となりました。

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里山の羊たちのおかげで、
千田優子さんのおかげで楽しいひとときを過ごさせていただきました。
勿論、手塩にかけて羊たちを育てている里山ファミリーに感謝です。

                         BY rikagonn

2013年04月22日

クラフトワークショップ

4月21日は、今年最初のワークショップ。
今回は、フェルト細工と麦藁細工の2本立て。
参加者が、お好きな方を選択できるという初の企画でした。

4月も下旬だというのに
小雪まで混じる寒い日でしたが、
クラフトマンストーブのお披露目としては、
かえってよかったのかも…。

さて、生活学校のワークショップは、
里山の資源や素材と作品のつながりを実感できることが
何よりも大切と考えています。

そこで、今回は、ワークショップの素材である
フェルトと麦藁について、
つまり、里山農場での羊の飼育と小麦の栽培について
1年かけて撮りためた写真を
50枚のスライドで紹介することから始めました。

P1120561.JPG

たとえば、
仔羊の誕生感動とか、

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あるいは、
豊作を願う麦踏作業とか、

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こうした様々な暮らしの糧を得る仕事の中で
ウールや麦藁という
今回のワークショップの素材が生まれるわけです。

そして、素材の元をたどれば、
どちらも「命」であるということ。

もちろんクラフトの技術は大切ですが、
「命」と結びつきのない技術があふれかえっている現在、
生活学校のワークショップは、
素材の「命」を実感しながらクラフトを学ぶ場として、
あり続けたいと思います。

技術の優劣とはまた別に、
素材を手に触れて物を作るプロセスにおいて
「命」を感じられる時間はとても心豊かなものです。

そして、この先TPPなどグローバル競争時代には、
こうした心豊かな素材との交流は、
意識的に育て、守っていかなければならないのかもしれません。

小麦の栽培や羊の飼育自体が、
この国から失われる可能性も出てきましたから・・・。



では、実際のワークショップの様子は、次回です。

by 里山おやじ




2013年04月04日

里山クラフトワークショップ

今年最初のワークショップのお知らせです。

・4月21日(日)午後1時から

・里山生活学校小屋にて

・里山素材のクラフトワークショップ

  今回は2つのワークショップを同時開催。
  参加者はどちらか1つお好きな方を選べます。
  作るのはこんなものです。

  @フェルト細工・・・講師は北上の千田優子さん

 昨年の里山フェスタでもフェルト細工のワークショップを
開いていただいた千田さん。
地道な作業でこんなかわいいものが作れます。

P1110329.JPG



  A麦藁細工・・・講師は生活学校の河内山可奈

 北欧の小麦文化圏で伝わる「ストロースター」と呼ばれる
麦藁細工の作り方をを紹介します。
シュタイナー教育に取り入れられて、知る人も多いかも。

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・ワークショップの里山素材スライド上映

 生活学校のワークショップは、なによりも
「地域資源や素材の豊かな利活用」を大切にしています。

クラフト(工芸)が、技巧や生産効率ばかりを追求して
素材から離れていくことは、悲しいことです。
工芸が、素材や暮らしと結びつく、
そんなワークショップを目指しています。

 今回の地域素材は「羊毛」と「麦藁」。
この素材が、里山の農的暮らしの中で生まれる背景や
様々な利活用事例などを1年間の画像記録を通して
50枚のスライドで見ていきます。
例えばこんな画像です。

068.JPG

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・里山カフェ

 恒例となった里山カフェは、
もちろん里山素材のスイーツです。

ほぼ完成したロケットストーブと
この冬新たに仲間入りしたクラフトマンストーブ。
2台の地域エネルギー暖房を囲みながら楽しみましょう。

この冬増えたミニチュア木工「木人」シリーズの
新作、大作展示もあります。
お楽しみに。

P1120061.JPG



地域材の手作り小屋にて、
地域資源の薪で暖まり、
地域素材の食を囲み、
地域素材の工芸を豊かに楽しむ。
そんな時間と空間をぜひ、体験しに来てください。

・先着20名で要予約です。(4月17日まで)

・参加費 会員1000円(ご家族二人目から500円)
     一般1500円(ご家族二人目から1000円)

・お問い合わせ 0197ー36−3292


2011年12月08日

ロケットストーブ改良版見学

11月の「ロケットストーブワークショップ」から、3週間。

ワークショップで制作した「ロケット1号」は、
何度も火入れをして、実体験を積んでいますが、
日常的な実用化に向けては、課題もいくつか見えてきました。

特に、着火してから炎が安定するまで、
この1号は煙がよく出るので、まずはこの点を解決したい。
焚口も狭いので、利用できる薪の大きさは、
かなりの制約を受けます。

と、思っていたところ、講師の及川さんから、
「実用化に向けた改良ロケットが出来た」
という知らせが来まして、
12月4日、早速見学させてもらいに、
川辺さんと2人で及川さん宅へ行ってきました。

これが、及川さんの「実用改良ロケット1号」です。
着火後も全く煙は出ませんし、
部屋が暖まるまでもあっという間です。

フィードチューブと呼ばれる焚口部分に
何を利用してるか見えるでしょうか。



そう、市販の時計型ストーブです。
これなら、細工が面倒な扉部分の加工も不要だし、
なにより、かなりのサイズの薪まで投入できます。
日常的な実用化を考えると、
これは大きなメリットです。



そして、扉を閉めても、空気の調節が出来るため、
「火加減」ができます。
これなら、調理用熱源としても充分利用価値が見えてきます。



及川さんも試行錯誤を重ねている最中で、
ここに至るまでの、試作や失敗談などもお聞きしました。

この冬、生活学校の小屋には、「レンガロケット1号」を
設置したいと夢見ているので、
大変参考になりました。

原発事故から、脱原発社会に向けて、
自然エネルギーが注目される中、
生活学校らしい取り組みとして、このロケットストーブは、
今後も追い続けたい面白いテーマです。

また、続報をお届けします。

2011年11月19日

ロケットストーブ製作のワークショップ【その3】

ロケットストーブ製作の様子の紹介の続きです。
完成も間近です。

Eドラム缶の中にヒートライザーを取り付け、断熱材を挿入します。
  固定した焚き口の上部に、一斗缶をもう一つつなげます。
  一斗缶の中には煙突菅が入り、これがヒートライザーとなります。
  断熱材は、耐熱性が高いバーミキュライトを入れました。




F完成したロケットストーブ。
  ドラム缶の内部にあるのが、ヒートライザー。
  完全燃焼した高温のガスは、この中を強烈に上昇してきます。
  そしてドラム缶の天蓋に当たって、渦を巻きながら下降します。  
  下部右が焚き口、左が排気管。




Gドラム缶の蓋をして完成です。




Hいよいよ火入れです。
  焚き口に細い薪を入れて点火!
  左側の煙突は、仮設のフレキシブル菅です。
  初めての燃焼なので、ドラム缶内部の塗装が燃えて煙が出ますが、だんだん煙は出なくなります。




I最後にみんなで記念撮影!
  左が完成したロケットストーブ。
  およそ4時間で出来上がりました。
  右は及川さん自作のロケットストーブ5号。




このあと、くるみとバナナのケーキを、みんなでいただきました。
とっても感動したワークショップでした。

なお、今回製作したロケットストーブは、後日ここの作業小屋に据え付ける予定です。
この冬は、みなさんを暖かく迎えてくれることになるでしょう。

     (今回のブログ担当は、風野の又三郎でした)

ロケットストーブ製作のワークショップ【その2】

今回のワークショップでは、及川一さんの指導を受けながら、実際にみんなでロケットストーブを作ってみました。
その様子を紹介します。

@今回使用した主な材料。
  ドラム缶、一斗缶、煙突菅など。  
  ほとんどがホームセンターなどで手に入ります。
  廃品の利用も可能です。
  この他に、ヒートライザー用の90度エルボ、断熱材のバーミキュライトなどがあります。




Aみんなで、どこに何が付くのかを確認中。




Bドラム缶に焚き口を取り付ける穴を開けます。
  手前は一斗缶を利用した焚き口。
  今回は、及川さんが予め作ってきてくれました。



C煙突を取り付ける穴を開けます。
  設置場所の都合で、焚き口とは90度横に向けて取り付けます。




D焚き口をドラム缶に取り付けます。
  ビスとバンドででしっかりと固定します。




もう少しで完成ですが、この続きは【その3】で紹介します。