CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2018年02月14日

図鑑編集会議

厳しい寒さが続く中、今年初の「里山樹木利活用図鑑」の図鑑編集会議。

P1300879.JPG

昨秋までに約100種の樹木リストができあがり、
葉に関しては写真撮影も進んだ。
その後、様々な資料も参考に、
でもあくまで実際の経験値をもとに器官別利活用の項目も充実してきた。

しかし、それだけでは出来上がる図鑑のオリジナル性は決して高くないだろう。

2年後の完成はサプライズ付きで発表したいので、
それまでページのコア部分は公表しないが、
絶対的オリジナルな図鑑を作り上げたい。

というか、オリジナル性が高くなければ苦労して作る意味はない。

この冬は色々な図鑑を読み漁り、
木こりんからもたくさんのヒントをもらい、
ようやく固まってきた具体的なページ構想を
このメンバーと会議で共有した。
まだイメージの段階ではあるが、
メンバーもオリジナル性への自信を感じ取ってくれたはず。

この日は3時間で15種の樹木ページを煮詰めていくことができた。
各自の各樹木に関する経験値や参考資料の情報をもとに、
オリジナルストーリーのアイディアを出し合う会議は、
必死に知恵を絞りだすとても楽しい作業だった。

差し入れは、木こりんからの松皮餅。

P1300873.JPG

松の皮を利用したとても珍しい秋田のたべもの。
みんなで食べて、これも一つの樹木利活用の経験値に、ね。

   by 里山おやじ



2018年01月17日

マツブサ風呂

昨夏の観察会で、木こりの森林インストラクター・木こりんが、
はじめて見つけてくれたマツブサ。

まだ、この里山では数本しか確認できてないので、
採取するのは控えていたら、
木こりんが持ってきてくれたのでした。

P1300803.JPG

このような蔓性の樹木でありまして・・・

剪定はさみで切り刻んでみると、
なるほど松の香りがプンプンと立ち込めてきます。
それで、マツブサ。
納得!
ポケモンのキャラクター・マツブサとは何の関係もありませぬ。

一番知られた利活用方法は入浴剤としての皮膚への効用で、
ネットで検索してみると結構なお値段だとか。
もう少し数があれば、カネの匂いがプンプンして来たでしょうか。

P1300804.JPG

それでさっそく試してみたわけであります。

さらしの袋に入れて、
風呂に付けておいて・・・マツブサ風呂。
匂いは大してしませんが、
2日目には、湯が見事な緑色に。

うん、確かになかなか良かったです。
肌が、キュッキュと鳴るような感覚になります。
何かにかぶれた時など、効果ありそうな予感。

こんな風に
今年は、里山樹木利活用図鑑を作りながら、
実際の利活用体験を一つでも多く体験、実践していくつもりであります。

   by 里山おやじ

2017年12月12日

里山樹木利活用図鑑づくり

8月から「いきいき岩手支援財団」の助成を受けて
3年プロジェクトとして始まった
「里山樹木利活用図鑑」づくり活動。

森林インストラクターで木こりの木こりんや
カメラマンの優介君に来てもらいながら、
今年度は「葉」をテーマに、
樹種の同定、タグつけ、撮影、
観察コースとそのフィールドマップ作りなど、
ここまで順調に進んできました。

先日は、年内最後の撮影で、コースをたどりながら冬芽を採取。

P1300501.JPG

冬芽は小さくて目立たぬ器官ではありますが、
樹種の特徴がよくあらわれるし、
葉と並んで長い期間樹上にあるので、
葉と冬芽が分かると、年間通じて樹木の識別力が一気に高まります。

P1300522.JPG

冬場は日も短くて、日陰での撮影になると光が足りないので、
こうして採種籠に集めてから室内撮影です。

一度に80種を超える冬芽の着いた枝を、
ごちゃごちゃに籠に入れて持ち帰っても大丈夫なわけは、
それを見ただけでその樹種が完全にわかるという木こりんがいればこそ。
いつの日か、このレベルにまでなりたいものです。

P1300495.JPG

この日は、全長1キロを超える3つのコースを歩いて、
タグつけと採種をする中で、初の樹種「ツタ」を発見。
これで、この里山の103種目の自生種です。

この冬は、集めたサンプルやデータを整理して、
具体的なオリジナル性のある図鑑のページレイアウトなども
じっくり煮詰めていこうと思います。
楽しい作業になりそうです。

   by 里山おやじ