最近はこのパターンが多いのですが、
午前中は里山若者サミット、で、がっつりの里山作業。
この日は、ここ数年、収穫時に乾かずに苦労する田んぼの環境改善に、
少しでも日当りを良くしようと、周辺樹木の伐採と片付け。
来年から、生活学校のイベントに、
田んぼとお米との絡みを発展させていく計画もありまして、
その周辺整備という意味も込めて、貴重な第一歩にもなりました。
なによりも秋晴れで最高に気持ちよい気候の中で、
サミットメンバー3人の学生と、
久々に来てくれたドキュメンタリー映画監督の澄川さんと、
目いっぱい楽しく頑張れました。
お昼の里山ランチは、
久々に愛農かまどとヌカかまで、炊きたてご飯を、
これまた久々にあずまやで。
午前中の重労働(伐りたての枝や幹は重たいのです。)でお腹もすいて、
午後からの観察会、山あそびにも備えて、
モリモリとお代わりを平らげて・・・
いざ、里山樹木観察会へ。
今回は今年初めてのいのち森コースで、
「実」をテーマに約30種の樹木を観察。
午後から来てくれたプロカメラマンの花さんに、
素敵な写真をたくさん撮ってもらいながら、
今回も図鑑づくりを兼ねたスタイルの観察会で、
ガイドはサミットメンバーの智君。
樹木イラストもさらに増えて18枚。
会を増すごとに確実に中身が充実してきました。
参加者がガイドの説明を聞いてから、
各樹種の利活用がイラストによってもう一度再確認されことで、
印象付けられていく効果もとても高いように感じます。
そもそも1度に30種もの樹種観察は、
かなり欲張りな数だと思うのですが、
「これはイラストにするとどう表現されるのか」
という楽しみが加わって退屈しません。
里山生活学校ならでは、のオリジナルな観察会が、
自信をもって展開できるようになった気がします。
今回は田んぼ近くのビオトープまで足を延ばしてのロングコース。
たっぷりと2時間以上歩いて、子供たちチームが遊ぶ
ペーターパークに合流しました。
フェスタ前にペーターとみぽりんが作ってくれた杉丸太シーソーは、
フェスタでは雨のため使えませんでしたが、
ここでようやく使えてよかった!
このあと、子供たちは日暮れまで、
思う存分いのち森で遊びきって、
今年最後の開校日を満喫してくれました。
さて。
開校日終了後も、
若者サミットメンバーは、熱い熱い里山樹木図鑑図鑑編集会議、
さらに夕食後は、
先月、屋久島に行ってきたメンバー・めいちゃんの
「屋久島(どしゃぶり)報告会」
(屋久島って九州で一番標高高いって知ってました?)、
おまけに里山経済学者(を目指す)里山おやじの
「おかねっておっかねー」講座(本日の受講者は1名)、
と、第8回・開校日の里山生活学校の濃密な一日は、
月が沈んでオリオン座流星群が飛び交い始めるまで、
延々と続いたのでありました。
by 里山おやじ