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2014年01月23日

おしらせ

2月1日(土)13時〜「里山の雪遊び」開催します。

内容は、
・クロスカントリースキー
・そり
・樹木クライミング
などなど。

終了後は、里小屋のロケットストーブで暖を取りながら、
ティータイムを楽しみましょう。

冬場初めてのイベント挑戦ということで、かなり手探りです。
いろいろ、課題も出てくるかもしれませんが、
まずはやってみよう、と思います。

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そんなわけで今回参加費は無料。
ただし、先着10名くらいなので1月28日までに予約お願いします。

スキーウエア、雪靴、長靴、帽子、スキー手袋など
各自防寒対策は十分備えてきてください。


2013年12月30日

良いお年を。

今年最後のいのち森。
で、
最後の樹木クライミング。
で、
新アイテム登場!

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2本の木に張って楽しむハンモック。
正式には、ツリーモックと言うそうだ。

150キロまでなら何人でも一緒に乗れるので、
二人でラブラブツーショットもあり。

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来年は、夢のツリーハウス建設も動き出すし、
いのち森は、「樹上」の楽しみ方が増えそう。




今年もまた、里山生活学校は、たくさんの方々のお世話になりました。
本当にありがとうございます。

(樹上の)高いところからではございますが、
みなさま、どうぞ、よいお年を。


2013年12月23日

樹木クライミング講習会 その3

残念だったのがこの天候。
おかげで寒いしカメラは曇る。
何よりもの景色が真っ白なのがいただけない。
それでも参加した皆さんは思い思いのアクションで楽しんでいました。

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真ん中の輪っかはストッパーで、仮に落下しても途中で止まるようになっています。

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上からの眺め。ロープにカメラをくくりつけ、引っ張り上げてもらいました。

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まるで木こり。しばらく景色を眺めていました。

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これがやりたかった!という参加者のアクロバティックな様子。

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最後は隣の木に掛けたロープを使い、大迫力ブランコ!


この時期は暗くなるのも早いので、明るいうちに撤収。
片付けの人以外は冬の里山見学に行きました。
風景のの違いは写真で最初にお見せした通り、別世界でした。

参加者の皆さん、ペーターさん、お疲れ様でした。

by おり

2013年12月22日

樹木クライミング講習会 その2

とにかく辺り一面が雪の中、十人ほどの参加者が集まりました。
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講師はもちろんペーター。
里山的には「木人(こびと)」の製作者でもあります。

最初に強く言われていたのが、「いかに安全であるか」と言う事。
ロープの結び方、結び目の握り方、降りるときの声掛けなど、
最低限のルールさえ守れば怪我をすることはない。
また専用に揃えられた道具たちも、どれくらいの強度を持っているかなど、
講習を受ける人に安心感を与えてくれます。

まずは一人をモデルに用具や使い方の講義。
ハーネス(ロープで身体を吊るための半ズボンみたいなの)と、
カラビナ(ロープとハーネスをつなぐ金具)の説明を受けます。
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とにかくポイントになるのはロープの使い方。
身体を支える、足で踏ん張る、落下防止のストッパー。
それぞれに結び方の工夫がなされています。
上から引いてもほどけないのに、下から引くとするっと抜ける。
などなど様々な知恵が盛り込まれています。

登り方、そして安全な降り方を教わり、
いよいよ皆さん登り始めます。
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私が初めて体験したとき、
細い足かけロープに身体を預けるのに苦労しました。
本当は身体がロープと同じ縦にならないといけないのですが、
どうしても足が前に出てしまいバランスを崩してしまいます。

ところが今回の参加者はすいすい登る。
五分もするとかなりの高さまで上がっていました。
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次回は趣きを変えて、写真を多めにご紹介します。

by おり

2013年12月21日

樹木クライミング講習会 その1

この写真は里山のとある場所です。
いったいどのあたりだか分かりますか?
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みんなでアイガモの職場である田んぼを高台から眺めているのです。
訪れた事のある方なら、
この風景の変りように驚かれるのでは?

足もとの悪いと言うか、雪が舞い散る中。
かねてから企画していた樹木クライミングの講習会が開かれました。
今年の里山フェスタでも体験イベント自体は行いましたが、
開催するにあたり指導の資格が必要なため、
外部の方に応援を頼んでいたのでした。

今回は何とペーターが寝る間を惜しんで?資格を取得し、
一人でも講習会を開くことが出来るようになったのです。
これで晴れて里山イベントと言えましょう。

そもそもこの樹木クライミング。
簡単に言ってしまうと木に登るだけ。
それだけの事なのに、何を大げさにと思うかもしれません。

子供の頃ならどんな高い所でも登りました。
庭の木だったり塀の上だったり屋根の上だったり。
それが今では身体も大きくなり、腕力だけでは支えきれない。
また登ることが出来たとしても塀から飛び降りる勇気もない。

高い所が心底苦手な人には全く向きませんが、
普段とちょっと違う風景を眺めたい、または単純に高い所が好きと言う人に、
多大なエネルギーを使わなくて登れる、そして安全に降りることが出来る。
それが樹木クライミングの良い所ではないでしょうか。
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いつもながら大層なフリですが、この写真に至るまでの様子をお伝えします。

by おり

2013年10月03日

人間ロープウェイ???

樹木クライミングの“インストラクター免許取得”
へ向かってまっしぐらのペーター(日本人ですよ。)が、
人づてに聞いた話をヒントに
こんな里山遊びを考案しました。


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まず、数十メートル離れた2本の木に、
それぞれしっかりとアンカーをとってロープを張る。

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片方の木にクライミングで登っていって、
張ったロープに届いたら、
このロープに滑車をかけて
自分のハーネスにカラビナで留める。

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で、もう一方の木にめがけて
ちょっと怖いけど・・・ジャーンプ!
加速がどんどんついて木々の間をすり抜ける。

「タアアアアザーーン」と、
叫んでもいいだろうけど、
どちらかと言えば、ロープウェイって感じか?

いずれ、スリル満点!これは面白い!
初のお試しだったこの日、
大の大人が二人・・・気がつけば・・・2時間経過
で、夢中になっておりました。

いつの日か、ツリーハウスからジャーンプ!
なんてできたら最高だね。

「里山遊び」・・・少しずつレパートリーが増えてくる。



         by 里山おやじ

2013年09月16日

次なる夢のプロジェクト・・・1

大型台風18号接近中なう。
被害が出ないことを祈るばかりです。


フェスタ終わって一段落で、ブログが随分空いてしまった。
けれども、実は水面下では、
次なる夢のプロジェクトに向かって格闘中なのです。

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整備の進んだ「いのち森」内にこんなホオノキがあります。

で。

このホオノキに、こんな夢のある「ツリーハウスを作りたい」
というのが、次なる生活学校の大きなプロジェクト。

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地域材、自然素材を使って、
ロケットストーブの時のような楽しいワークショップ形式で、
木を傷めない配慮ある工法で・・・。

出来上がったら、樹木クライミングと合わせてイベントでフル活用し、
こどもたちの人気スペースに。

日常的には、野鳥観察撮影拠点に・・・・。

などなど、
この春からスタッフの間で話はどんどん盛り上がり、
夢は膨らみ、


それをペーターは、こんな形にまでしてくれました。

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あとは、建設費用のねん出。
で、現在、とある助成金申請に向けて格闘中なう…なのでした。

   by里山おやじ

2013年01月23日

クライミング&スキー(3)

小屋に戻って今度は次男君に板を履いてもらいます。
ツリー&スキーの専属コーチが付くなんて、今日は次男君デーでした。

こちらも初めてなので簡単な手ほどきだけして、
目の前の斜面をのぼってもらいます。
おお、おやじさんより飲み込み早い!流石!

流石に斜面はどうして良いかわからず転ぶこと多数でしたが、
立ち上がり方やキックターンを教えるとすぐに飲み込んで、
剛腕おやじさんと一緒に新しい雪の道を作っていました。

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ここで配達から帰って来た里山かぁちゃんの登場。
自分がやることになるとは予想外だったそうですが、
ペーターの強い意見で渋々と板を装着。
流石女性と言うか何というか、
転んだあとの生まれたての子羊的な動きは一番ステキでした…

最後におやじさんとペーターがバトンタッチ。
このクロカンスキーは、つま先だけが板にくっ付いていて、
かかとが離れるタイプの板のため勝手が違う部分もありますが、
流石経験者ということで上手に取り回していました。
何度かオーバーアクションで転んでいましたが、あれワザとですよね。

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皆さん今までに使ったことのないような筋肉を酷使されたようで、
翌日以降の筋肉痛を大変心配されていました。

本当はこういった斜面を使うことよりも、
雪の野山を移動する手段としてのスキーを紹介しようと考えていたのですが、
遊びになると得てして思う通りに行かないもの。
冬のビオトープが見れるかな?と期待して来たのですが、
1時間ほどですっかりくたびれてしまったようで、
この日はお開きとなりました。

スキー場としての里山は木の密度が高く、急峻な斜面も多かったりしますが、
雪山歩きの場所としては魅力的です。
今度はデクワシタや山の裏側にも行ってみたいですね。

by おり

2013年01月22日

ツリークライミング&スキー(2)

声はすれども姿は見えず。
どこにいるか全くわからなかったので、
とりあえずスキーを履いたまま一人で山へ向かいます。

里山次男君とペーターの足跡をたどって行くと、
土肌の見える山に到着。
この日は思った以上に気温が上がったので、
日当たりの良い斜面は所々に黒々とした地面が見えていました。
こうなると走破性の良いクロカンスキーもお手上げ。
素直に板を担いで山を登ります。

頂上では里山次男君が8mほどの高さからお出迎え。
ペーターも準備万端で待っていました。
勧められるがままにハーネスを付けて、初クライミングに挑戦です。

まずとにかく要領がわからない。
一本のロープに身体を支えているための結び目(A)と、
足をかけるための細いロープの結び目(B)を交互に引っ張ります。
Aに体重を預けている間に足を持ち上げてBを引っ張り、
ついでBに足をかけ踏ん張って状態を持ち上げ、弛んだAを上へスライド。

文章の説明では難しいですが、頭ではわかっているんです。
ただこれが全くうまく行かない!
新品のロープだから普通よりも滑りやすく、
結び目のスライドは簡単なはず。
後で聞いたら体重が重すぎて、特にBの結び目が締まりすぎたらしいです。
最終的にはBを毎回緩めることでなんとか5mほど上がりました。

木の上の眺めは地面からのそれとは違いました。
もちろん頂上よりも高い位置にはいましたが、
何と言うか爽快感があります。

スキー靴を履いてツリークライミングする人なんてそうそういないだろうと、
自慢げに話すと北海道では良くあるとのこと。
夏場はクマが危険なのでスノーシューやスキーで現地に移動し、
そのまま木に登るそうなので、浅はかな考えに深く反省です。

遠く小屋の方を見ると豆粒サイズの里山おやじさんが一生懸命歩いています。
次男君が「おーい」と叫ぶと、おやじさんも「おーい」と返す。
別の場所で遊ぶ?親子がお互いの存在を確認しあう姿が、
昨今の街中では見かけない光景で、
何かの動物の親子のように感じてしまったのは内緒でしたが、
書いちゃったものはしかたがない、ごめんなさい。

その後おやじさんもカメラを片手に頂上まで来て、
次男君のデモンストレーション撮影会となりました。
既に上まで登り切った次男君にデジカメを渡すため、
ロープの端にカメラを括り付けて引っ張り上げたのは、なるほどでした。
どんな風景が撮れたのでしょうか?

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2013年01月21日

ツリークライミング&スキー(1)

おりです。

10年ほど遠ざかっていたスキーを昨年から再開しました。
道具は高いしリフト券代もばかにならなくてやめていましたが、
とあるきっかけから、どっぷりとはまりました。

ただしゲレンデを駆けめぐるようなものではなく、
林の中をじっくり歩くような感じです。
板の裏にはウロコのように模様が彫ってあり、
これのおかげで坂道でもグイグイ登れます。

と言っても場所は限られていますし、そう多くはありません。
閉鎖されたスキー場、冬季通行止めの未除雪道路等々。
どこか良い場所無いかと考えた結果、里山にたどり着きました。

冬の間は広い土地が故に雪も多いと伺っています。
長靴では足が進まず、スノーシューでも沈むような雪でも、
このスキーがあればスイスイ?移動できるはず。

河内山家ではあまりスキーの経験が無いとの事で、
クロカンスキーの体験会となりました。
まだまだ教わる立場の下手くそですが、
歩くくらいなら大丈夫かな?ということで講師を引き受けました。

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まずは里山おやじさん。
修学旅行以来という腕前はもちろん期待してはいけません。
のぼりはなんとかこなしてもらいましたが、
くだりは普段意識しないようなバランスを求められるので、
見事なまでに転んでいました。

何回かのぼりくだりしてもらっていると、
山の方から元気な声が聞こえてきました。
声の主は里山次男君(とペーター)。
なんと私のために?ツリークライミングの準備をしてくれてるとのこと。

ここでおやじさんを独りにしてしまったので独学が進み、
後から聞いたら通常やらないような腕力でガシガシ進む方法を選択。
そりゃ筋肉痛にもなりますね、ごめんなさい。

ということで続きは雪中ツリークライミング パート2です。