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2017年07月12日

嵐の農繁期・・・の怒涛の週末(後)

で、翌日9日は、
朝から早朝ウォーキングなる悲しい地区行事で、
農繁期の農作業前に残り少ないアドレナリンを無駄に削り取られたあと、
午前中大急ぎで動物たちの世話をして、その午後・・・
この日は、森プロの里山林100uモニタリング調査。

里山の手入れの指標として割り出された「幹距比」を調べます。

調査区は杉山、雑木山の中2か所。

まずは、比較的下草などが少ない杉山から。
最初に平均的な高さの木を1本選んで、
中心樹として、そこから5.65mの半径で円を描きます。
といっても、
木が立ち並んでいるわけですから簡単ではありません。

P1290398.JPG

いちいち巻き尺を中心樹近くまで戻して、
4方角、8方角、16方角と、
半径5.65mを正確に測ってはそこに次々と杭を立てていきまして、

P1290412.JPG

最後にこの16本をマーキングテープで囲います。
これで100uの円の出来上がり。
中心木の樹高を目測で測ると約20m。
「幹距比」表で見ると、人工林の場合、
20mの樹高の木が望ましい本数は、7〜8本。
実際に数えてみると、9本。いい線です。
2年間自己流でやってきた整備は、なかなかだったわけです。

一応、低木や灌木類も数えてみると、
実に16種、35本。
人口の杉林内でも、雑木山が近いせいなのか
結構思った以上に多様性があるもんです。

P1290419.JPG

続いて、雑木山。
こちらは灌木が多くて、100uの円を描くのがはるかに大変。
比較的、平らで見通しの良いところを選んではみましたが、
鉈や鋸で、邪魔な木を伐りながらの作業。
気温はどんどん高くなるし、藪なので蚊もぶんぶん。

こんな中で、今日はスタッフに交じって、
ⅭちゃんとR君の小学生兄妹も立派に一人前に手伝ってくれたのでした。
たくましいなあ。

P1290422.JPG

雑木山の方は、100uの円内に
14本の高木、13本の中木、そして30本以上の低木。

中心木の栗の木の樹高が目測で14mだったので、「幹距比」表で見ると、
見晴らしの良い高木育成型の里山林の指標本数は
100uあたり9〜12本。
これからかなりの手入れが必要ということになります。

それにしても森林内だというのに、
岩手だというのに、
まだ7月頭だというのに、
本当にうだるような暑さの中で、はじめての「幹距比」調査。
2時間半で、みな汗まみれになって下山してきました。

この数値が絶対最適ということではないと思いますが、
一応の目安に沿って作業を進めるためには、とても有効な気がします。

猛暑の中、みんな、おつかれ〜。

   by (アドレナリン銀行を探す)里山おやじ

2017年07月11日

嵐の農繁期・・・の怒涛の週末(前)

嵐の農繁期に33度超える猛暑が続く中、
先週は怒涛の週末でありまして・・・。

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まずは、8日。
午前中は地元・玉里小学校の親子レク受け入れ。
(かなり気温を上昇させそうに賑やかな)1年生9人のクラスで、
先生、保護者含めて19名の参加。

DSC07836.JPG

今回はかまどピザづくりがメイン。

あずまやは斜面の桑の木が作る木陰から冷たい空気が下りてくるので、
かなり涼しい空間になるんでありますが…

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久々の愛農かまどにて、
20枚のピザを次々に焼くこの人は汗だくだく。

かわいそうに、これでは、体重が減ってしまう。

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さて、この日の早朝、
鶏の世話の最中に、たまたま見つけたオオムラサキを、
これまた、たまたま素手でうまく捕まえてしまったので、
虫籠に入れて、子供たちに見せることにしまして、
この場で放して見せました。
偶然でしたが実にいいタイミングでありました。
日本の国蝶は、「里山のチョウチョ」でもあります。

P1290396.JPG

そして、午後。
里山樹木同定調査。
森林インストラクターで木こりの木こりんに来ていただいて、
猛暑の中、3時間余り、里山内を共に歩いてもらって、
リストを片手に、これまで同定できなかった樹種を次々に確認してもらいました。

ヤマガシュウ
ニシキギ
コマユミ
ツクバネウツギ
クマヤナギ
アオハダ
エビヅル
イワガラミ・・・・・・などなど、
新たに12種がリストに入りまして、
なんとキリが良いことにジャスト100種!

8月から始まる「里山樹木利活用図鑑」づくりに向けて、
何だかモチベーションが高まるいいスタートになりました。

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午前中に見たオオムラサキの幼虫の食樹・エゾエノキも数本確認。
「これだけあれば、立派なオオムラサキ天国」
と、木こりんが言うほど。

それにしても、幼木の同定も次々にできる木こりんはすごい。
「詳しく調べれば、あと5〜10種出てきそう」とも。

25年住んでいて、コツコツと樹木図鑑で約90種を確認していた
私の里山樹木リストに、わずか3時間で12種をプレゼントしてくれたのでした。

ありがたいことに、この猛暑の中、
木こりんはそのあと日暮れまで私が小麦の脱穀をしている最中に、
ガンガンとたんぼでの田車作業も手伝ってくれまして、
それもまたとても助かった1日になったのでした。



   by (アドレナリン通帳の残高がゼロになった)里山おやじ

2017年04月04日

森プロ日記・春1

里山のフクジュソウがきれいに咲いて、
ネコヤナギやハシバミ、ツバキ、オオイヌノフグリに
ミツバチたちがぶんぶんと元気に群がって、いよいよ春本番。

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ミツバチたちのお仕事に合わせるように、森プロチームも始動。

まずは、4月16日の春の開校日に向けて、
いのち森・ペーターパークの手作り遊具修理作業から。

ということで、
今日は午前中からペーター隊長と、花子さん、ミポリンのトリオで、
ご近所からモウソウダケをいただいてきて、いのち森に運搬。
そして、冬を越えて古くなった竹滑り台をリニューアルしました。

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試運転してみると、いい滑り!
やはり新しい青竹は違います。
山遊びに来る子供たちも喜ぶことでしょう。

さて、モノはついでというか、
突然思いついたというか、
午後、スタッフトリオが余ったモウソウダケで
夢中になって作り始めたのが、これ。
流しそうめん・・・

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では、なくて・・・「鹿威し」。

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もうすぐ始まる優命園の水稲育苗の
苗代から流れ落ちる水を利用して
あっという間に見事な鹿威し完成。

二ホンシカの深刻な増加に悩む岩手県内里山地域で、
果たして効果は期待できるのか、と問われれば、
図々しいシカどもに多分ほとんど効果はなさそうですが・・・
とりあえず、
「カコン、カコン」というきれいな乾いた音は、
とても風流で、いい感じなのであります。

   by 里山おやじ

2016年12月14日

森プロ日記・冬3

里山は雪が残る日もしばしば、という季節になりまして、
昨日、今日で森プロチームの山作業は仕事納め。

いのち森の森トイレは水仙球根の植え替え。
来年も‟スイセントイレ”咲かせます。

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杉の森からは、伐倒した杉材の運び出し。
これは製材してもらって、冬場に木工スペースの壁を張ろう。

少しでも寒さをしのげるスペースになれば、
冬場の「モノ作り」はきっと進むはずだし、
ベルトグラインダーなど木工機械には、
雪が吹き込んで濡れたらまずい。

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そして、あずまや、里小屋ともに冬仕舞いもしっかりと。

今日は最後に、先日届いた
秋の里山遠足に来たモミジ学童の子供たちからの、
素敵な写真とコメント、感想文を楽しく見せてもらいました。
こういうのって励みになりますね。

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あぁ、今年も春から毎週毎週の山作業、
スタッフのみんな、お疲れ様でした。

やさし森、杉の森、いのち森、
それぞれに,限られた時間の中で、できるだけの手入れはできました。

里山は、人の心のこもった手入れがあって初めて「里山」ですから。

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そしてこの冬は、モノ作り深めていきたいね。

生活学校のワークショップで様々な講師の先生に習ってきた
樹皮細工やわら細工や木工を少しずつ
自分達のものに育てていきたい。

伝統工芸は無理だけど、
軽薄な大量生産商品に負けることのない
確かな暮らしのモノ作りを、ふるさとの地域資源から生み出していこう。

   by 里山おやじ

2016年12月07日

森プロ日記・冬2

忘年会が終わっても、
雪に埋もれるまではまだまだ続く森プロ作業。

でもさすがに寒さが厳しくなってきました。
こんな日はかえって動き続けていないと凍えそう。

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まずは春に作る「新遊具」の材を、杉の森からいのち森へ。
力持ち女子コンビは、ふつーに丸太を担ぎます。はい。
いや、もう少し重そうに持ってもらわないと、
最近50肩が辛い身としては、立場上・・・
まあ、とにかく森プロ女子はみな力持ちであります。

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それから、クリクルミ牧区で、オーチャードグラスの種まき。
先週はクリエリア、今週はクルミエリアです。
何とか積雪前に間に合いました。

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この牧区は、猛烈な笹薮エリアがありまして、
大きいものはひとの背丈くらい。
茎も太く硬く、刈り払い作業は、かなり腰に来ます。
先週は日暮れまで頑張っても終わらなかったところでしたが、
それもやっと今日刈り払い終わりました。

いやー、師走に入ってから、雪まで、雪まで
と、合言葉のように唱えてきましたが、
どれもこれも間に合いまして、一安心。

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一安心してのコーヒータイムは、
またちょっと格別だったりします。
本日の話題は、樹皮細工ワークショップについて。
雪に埋もれたら、モノ作りシーズンスタートだからね。

   by 里山おやじ

2016年12月02日

森プロ日記・冬1

師走突入。
雪前に、あとどのくらい森プロ作業できるだろうか。

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この日は、先週までに下草を刈り払ったクリ牧区に、
福田さんからいただいた牧草・オーチャードグラスを播種。

本当は地域資源として在来種のノシバを播種したいところだけれど、
ゆくゆく栗の木が大きく育ってきたら
やっぱり日陰に強いオーチャードということで、そこは妥協。

一人が熊手で落ち葉を掻きわけて、
一人がホ―で、地表面を削って、
一人が手で種まき。

という共同流れ作業で、およそ10アールに2キロを播種。
牧草のタネは軽いので、相当蒔いた実感があったのだが、
おわってみれば、たったの2キロ。

雪さえ積もらなければ次回来週は胡桃牧区にも播種できそう。

季節はいよいよ冬本番で、
日も短くなってきたので、日暮れまでは休みもとらずにノンストップ。

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おかげで汗ばむくらい頑張ったのだが、
日暮れ時には気温もぐっと冷え込んだので、
作業後はこうして
クラフトマンストーブに起こした火を囲んで、
コーヒータイムで極上のひととき。

冬の作業はこの時間がなんともいいねえ。

   by 里山おやじ

2016年11月20日

森プロ日記・秋4

一度積もったドカ雪も解けて、森プロ作業再開。

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これもまた大切な仲間との貴重な時間。

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立てた目標に向かって、日々黙々と、黙々と。

こうした手間と時間を経て、
はじめて「里山」という空間が存続していく。

にぎやかなイベントの陰には、
必ず、手間暇の積み重ねがあるということ。

   by 里山おやじ

2016年11月08日

森プロ日記・秋3

一気に寒くなってきました。
雪の前に、もうひと頑張りしたい森プロチーム。

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今日も、山作業に精を出しまする。

先月から整備している平坦な場に山栗をたくさん見つけたので、
ここを山栗林にすることにして、
思い切って、栗以外の雑木を除伐しております。

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そうなると、
てっちゃんとペーターのチェンソーコンビが大活躍。
「山栗林」という目標ができたことが
新鮮なモチベーションにもなってきました。

もともと2,3本あった山栗が成長して
成木になって落とした実を、
リスとかハタネズミが貯食用に運んだのでしょう。

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成木からかなり離れたところにも
こうして、苗木が10本以上育ち始めています。

この苗木をそのまま
周辺だけを整備して育てていこうと思います。

下草刈りでうっかり刈り払ってしまわぬように、
青いテープを巻き付けました。
そして、改めて数えてみると苗木を含めて30本以上の山栗。

ゆくゆくは大きく育った木の下に
オーチャードグラスを蒔いて羊を放し、
絶好の山栗(ひろい)林を育てていこうと夢が広がりはじめて、
いっそう作業に励むのでありました。


   by 里山おやじ

2016年10月28日

森プロ日記・秋2

この秋、マイ・チェンソーを持ち始めたペーター隊長は、
杉の森間伐作業で切り出した杉丸太で、
新しい遊具作りに着手。
(それが何かは、まだ内緒。ただ、次のは、ちょっとデカいよ。)
いのち森に年々増えていく遊具スペースは、
「ペーターパーク」と命名しよう。

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杉の皮むき作業は、8月中に切った木でないと厳しいと言われていたが
何とかぎりぎり間に合った感じ。

利活用先が決まっていると、
間伐作業や皮むき作業は一気にモチベーションが高まる。

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さて、10月の森プロはもう一つの作業も同時進行。

春に植樹した胡桃の下草刈りと、山栗園づくり。
ビオトープに続くこのスペースは栗とクルミを育てていくことにした。

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胡桃の方は春先に植樹して育て始めたが、
栗は自生して増殖している天然の山栗を増やそうと思う。
現在12本確認できているものを残し、
その周辺の雑木を間伐し始めているところ。

もう十分に実を成らせているものもあるので、
整備さえすれば、来年から秋には栗拾いが楽しめるはず。

   by 里山おやじ


2016年10月05日

森プロ日記・秋1

フェスタ翌週からガンガン作業しております森プロチーム。
フェスタ打ち上げから、特に気合の入っているあそび隊・隊長は、
何だかまた若返ったようで・・・。

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杉の森の枝打ち作業もバンバンと進んでおります。

頭の中には次の遊具のアイディアも浮かんだそうで、
間伐材は皮むき作業も始めました。
夏場に伐採した杉の皮は実に気持ち良く剥けます。
(が、10月に入っても以上に大量発生している蚊の大群には、
少々参っております。)

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その隊長、最近は、杉の森周辺から、
いろんなものを持ち帰ってきます。

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先日は、見事なニホンジカの角。
これはでかい!
ぜひとも、この片割れも見つけたいね。

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そして、大量の山栗。
今年は大豊作だ。
ただいま、その栗で里山イベリコ豚を肥育中。

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さらには、大きなサンショウの木。
これなら何本ものすりこ木がとれるでしょう。

まだ、整備にかかって2年目の杉の森はちょっと未知の世界。

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いのち森ややさし森にはなかった山ぶどうも発見。

隊長を筆頭に、
作業をしながら、秋の里山の恵みを満喫中の森プロチームなのでした。

   by 里山おやじ