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2013年03月23日

クラフトマンストーブ初試運転

今日は、有志に呼びかけての「チェーンソー製材」研修会。

その模様は、次回報告としまして…。

もう一つ、
煙突工事が終わったばかりの
クラフトマンストーブ初試運転でもありました。

P1120376.JPG

2種類4か所の空気弁を調整してから、着火。
火力はあっという間に上昇。
煙突も問題なし。

初日だったので、しばらくは
塗装が燃えるにおいが充満しましたが、
やがて消えてくれました。

P1120392.JPG

火の勢いは十分で、
室内は見る見るうちに暖かくなりました。

この日は、夕方から冬に逆戻りの寒さがぶり返し、
外でのチェーンソー製材実演は、体が震えるほど。

終わってから小屋に入っての暖かさが
なんとも嬉しく心地よかった!

講師の鈴木さんを囲んで
大いに話が盛り上がりました。

P1120430.JPG

ひとまず、
クラフトマン試運転は無事成功。
石村工業さんに改めて感謝。
今後、ロケットストーブとの暖房コンビに大いに期待です。

次回は、チェーンソー製材について。

by 里山おやじ





2013年03月22日

クラフトマンストーブ煙突工事



1月に釜石・石村工業から贈られて来た
クラフトマンストーブ。

試運転のためにはまず煙突工事なのだが、
大雪やら、骨折やら、子供たちの卒業式やら、引っ越しやらで
すっかり遅れてしまったこの工事にようやく取り掛かった。

DSCN3987.JPG

まずは、室内から直管を2本つなげて、
そこからT字で外へ。

P1120325.JPG

それから、防火用のメガネ石を収める木の枠を自作。
これを、壁を切り取って設置。

これさえできれば、あとは煙突をつないでいって
針金や、支えの金具でおさえるだけ。

P1120336.JPG

順調、順調。これで、一応試運転は可能だ。
縦煙突の長さが、横引きの3倍とれたので、まぁOKだろう。

P1120373.JPG

でも、贅沢をいえば、外は2重煙突にしたいところ。
とはいえ、市販品の2重煙突は高価なので
ここは、頑張ってグラスウールを巻いて自作。

これは、結構時間がかかりそう。
でも、なんとか、煙突取り付けまして
試運転準備完了。

ロケットストーブとの暖房コンビ誕生だ。

あれ、でも、そろそろ春の気配・・・。
巷では、ストーブをしまい始めてる?・・・・。

   by 里山おやじ





2013年01月12日

素敵な贈り物

雪の中、鉄の街・釜石から生活学校に
素敵な贈り物が届きました。

P1120075.JPG

重さ80キロ。男手二人でやっと小屋に運び込みました。
中身はこれ。

P1120085.JPG

名前は、クラフトマンストーブ。
岩手県軽米町の建具店経営者が
改良を重ね10年かけて絶妙な燃焼方式を開発し特許取得し、
現在、釜石・石村工業さんで製造販売されている
素敵な薪ストーブです。

石村工業さんは、3・11大震災で工場が被災され、
製造中だったストーブも海水をかぶり、
震災後のがれきの中から無事だったものを集めて
錆などを除去して作り直したのだそうです。

しかも、それを「わけあり商品」として販売はせずに、
薪ストーブを有効活用する団体に無償で提供することに決め、
ホームページや新聞で希望団体を公募しました。

その朝日新聞の記事を見て、
生活学校で応募したところ、
ありがたく採択してもらったのでした。

工場が被災したにもかかわらず、
なんと送料まで会社が負担して・・・。

これから、ロケットストーブとの2枚看板で、
様々なイベントで、このストーブを
大切に使って、それをまた発信していきます。

そして、このストーブが
実際に3・11の津波をかぶったことを背負い、
炎の暖とともに語りかけるであろう無言のメッセージに
この先、私たちは、耳を傾け続けようと思います。

あの日の地震のこと、
津波のこと、
犠牲者のこと、
被災地のこと、
原発事故のこと、
放射能汚染のこと、
再生可能なエネルギー・薪ストーブのこと・・・

石村工業さん、素敵な高価な重たいプレゼント、
ありがとうございました。
大切に使います。

生活学校の小屋にまた一つ、
人の想いの詰まった物語が増えました。

P1120101.JPG

スタッフ一同、心から感謝申し上げます。

そして、まず、
煙突工事だー。

by里山おやじ

2012年12月06日

粘土蓄熱カバー

延び延びになっていた
ロケットストーブ本体の粘土蓄熱カバーを
ようやく作ることができた。

まず、先週、ちょこちょこ暇を見つけては、
ワイヤメッシュとメタルラスで骨材を作っておいた。

さらに、掘ってきた粘土土をふるいにかけておいた。

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今日は、その粘土に石灰と砂を混ぜて、
さらに水を加えて練り上げたものを
この骨材に塗りこんでいく作業。

この地域の粘土質土壌を生かした地域資源である。

予定では、
その外側にレンガ風コンクリート板を設置するつもりで
買い揃えておいたのだが…。(こんな風に)

P1110787.JPG

ところが粘土を塗りこんでみると結構厚くなってしまい、
アールが合わないし、
粘土との接着もうまくいきそうもない。
困った。
しかも3段積む予定だったが、
ふと考えてみれば、耐震性も疑問だ。
確かに見た目はいいが、コンクリートは、
熱伝導も高すぎて蓄熱効果は、低い。

で、思い切って予定変更。
粘土をこのまま表面仕上げにすることにした。
(買う前に気づけよ!オレ!
このコンクリート板はいつか絶対リサイクルしよう。)

ってことで、そうなると必要なのが塗り鏝(こて)。
ここからは、左官屋さんだ。

P1110800.JPG

粘土の団子を作っては、
ひたすら押し付けながら塗り込んでいく。

材料の粘土がなくなれば、また練作業。
材料が出来上がれば、また左官作業。

日没までこの繰り返し・・・で、
ようやく出来上がりました。

P1110818.JPG

フィードチューブといわれる焚口も
きっちり断熱できたので、
煙の逆流対策としての効果も期待できそう。

次回試運転の楽しみが一つ増えた。

こうして手作りする地域材エネルギーは、一歩一歩の前進。
だけど、確実な、手ごたえのある一歩、だ。

by 里山おやじ

2012年11月27日

自作二重煙突

朝起きたら猛吹雪。
瞬く間に雪は積もり、一気に里山は冬本番となりました。

まきばが雪に埋もれたので、
今日から羊たちには、夏場作った干し草を与えます。

P1110729.JPG

これから春まで里山は厳しい季節を迎えます。

外仕事ができなくなるので、中仕事が増えてきます。

で、早速今日は、小屋のロケットストーブの二重煙突造りです。

試運転の続くロケットストーブの今の課題の一つが
結露による水がベンチの下から出てくることなのです。

酸性の水でしょうから、石灰を混ぜた蓄熱ベンチには
悪影響を及ぼしそうで、ちょっと心配。

解決策として、煙突を断熱すれば効果ありそうなのですが、
この二重煙突は、購入するにはとても高価。
何とか工夫して自作することにしました。

ロックウールという防火断熱素材をネットオークションで、
格安(90センチ×11メートルものが、送料込みで7700円)に落として
これをカッターで切って、煙突に巻き付けてみることにしました。

P1110727.JPG

素材はチクチクの人工繊維なので、
吸い込まないようにマスク着用の上、
飛び散らさぬように慎重に作業します。
(以前、グラスウールでえらい目にあった経験があります。)

これを抑えるのには、
塗り壁下地に使うメタルラスを試してみました。
なんとか行けそうです。

最終的には、さらに粘土でコーティングしたいので、
その下地も兼ねてなのですが、
これなら粘土もくっついてくれそうな気がします。

P1110728.JPG

ところで、最近ロケットストーブに関する質問を
いくつかもらうようになりました。
まだまだ生活学校も試行錯誤段階の段階ですが、
この煙突の立ち上げ部分はとても重要です。

雷管と呼ばれるところなので、
開け閉めできるようにしておいて、
着火前にここを開けて新聞紙などを焚きつけて
上昇気流を作ってから着火すると、
横引きが実にスムーズになって煙が逆流しません。

先週、山仕事に集まったスタッフで、
この「着火講習会」を開きました。

P1110694.JPG

みんなで少しずつ手作りしたロケットストーブ。
この使い方もまた、少しずつ自分たちのものにして
関心ある人には伝えていきたい。

原発事故を受けて、
エネルギーの浪費を顧みる機運が高まって、
地域の薪を燃料に、
手作りできるロケットストーブに関心が高まることは
とてもいいことです。
薪に含まれる放射能濃度は課題ですが、
それも含めて
ぜひ、試行錯誤情報を共有できる場を作っていけたらと思います。

地域資源で手作りするエネルギーは
なによりも、その過程が、楽しいですから。

数値には表せませんが、
この楽しさも「地域活性化」そのものですよね。


by 里山おやじ


2012年10月04日

ロケットストーブ試運転

14日のメインは、羊たちの林間放牧の調査観察会ですが・・・
もう一つのメニューがロケットストーブデモンストレーション。

いくつものワークショップを重ねて、この夏には蓄熱ベンチも完成。

果たしてストーブの熱がうまく伝わるかどうか、
14日の本番に向けて、今日初めての試運転をしてみました。

結果は大成功です!

もちろん蓄熱ベンチへの熱の移行もうまくいきましたが、
今日1番感激したのは、課題だった煙の逆流を
一気に解決できたことです。

考案者・戸田さんに教わったある裏ワザが決め手になりました。
(14日までは内緒。黒ハートこれから製作してみたい人は必見です。)

そしてこのストーブ、なんと薪の消費が少ないことか!
いつも驚かされます。

P1110406.JPG


思いおこせば、昨年及川一さんを講師に招いて、
ロケットストーブワークショップを開いてからちょうど丸1年。

福島原発事故以来、
持続可能なエネルギーへの関心が大きく高まる中、
里山生活学校として、提案できる一つの答えが出せた気がします。


この40年、この国の産業界は、多くの省エネ技術革新で
化石エネルギー消費を減らしてきました。
(もちろんそれでも、最大消費分野ですが。)

一方、家庭の化石エネルギー消費は増え続けています。
そして、その大半を、
家庭内の水・空気・食べ物を暖めることに使っています。

薪ストーブの有効活用は、その消費を大幅に減らせますが、
中でもロケットストーブの面白さは、その暖め方です。

空気や水を暖めると同時に、蓄熱体を暖めて、
それに人が肌をくっけて温まるという発想。
これは、オンドルなども同じですが、素晴らしい熱効率を生みます。



と、まぁ、14日は、こんな話を、
ロケットストーブを囲みながら、
あったかい飲み物とスイーツで楽しみましょう。

ロケットストーブや自然エネルギーに興味ある方、
ぜひ、来てみてください。

参加予約お待ちしてます。

2012年07月26日

ロケットストーブ蓄熱ベンチ・3

さて、要領がつかめてくると、
だんだんと作業にスピードが出てきました。
特に、昼食後は、進む、進む。
どんどんはかどっていきます。

P1100708.JPG

何せこの人数。
分業化も固定されてきて、
団子を作る人、ベンチに押し付ける人、仕上げの鏝塗をする人
がそれぞれに流れ作業化してきまして…
さらに効率が上がりました。

P1100892.JPG

材料を混ぜて練る仕事もつきっきりっで
なんだか追い立てられすほどのスピードに。
粘土のふるいかけだけは先にやっておいて正解でした。
徐々に気温も上がってきて、結構汗だく。

P1100929.JPG

気が付くと皆無言。

黙々と手だけが動きます。

「今日はできるところまで」というつもりが、
「完成」も見えてきました。
仕上げ鏝塗り係の2人は、どんどん腕が上がって・・・・

P1100938.JPG

どうです、この仕上がり!
ちゃんと、座った時にお尻の形がフィットするような曲線仕上げです。

延べ9人の見事な連携作業で、素敵なベンチになりました。

しかし、浮かれるのはまだ早い。

実はこの後10日ほど乾かせて様子を見ます。
おそらく相当ひび割れてくるので、
そこをまた埋めていく補修作業が必要。
何度か補修を繰り返した後、
最後は漆喰を塗って仕上げる予定です。

でも、粘土の色合いはとても温かみがあって美しく
見てるだけならむしろこのままの方がいい感じです。

ともあれ、1日で一気にここまで進みました。
うまく段取りしてくれた戸田さんのおかげです。
作業に駆けつけてくださったみなさん、ありがとう、お疲れ様でした。

フェスタまでもうひと頑張りですね。

2012年07月25日

ロケットストーブ蓄熱ベンチ・2

この冬、
蓄熱ベンチの作成は
ダクトをブロックとモルタルで囲うところまで終わっていたので、
この日の作業は、そこからの続き。
粘土でこのベンチ表面を塗り上げていく左官の仕上げ仕事だ。

P1100691.JPG

まずは、モルタルにくぎを打ち込んで
ラス網をこの釘に結束線で止めていく。
つまり最初にベンチ全体をラス網で囲ってしまう。
(ラスは、粘土が剥がれ落ちないように
うまくからんでくれることを期待して、という戸田さんのアイディア。)
結局これがうまくいった。

P1100733.JPG

そこに塗りこんでいくのが、この粘土。
水を加えて水分調整をしながら手で団子を作っていく。
石灰が混ざっているので、素手は厳禁。
すぐに手が荒れてしまう。
混ぜた稲わらは、ひび割れ軽減効果を期待してのもの。
昔の土壁づくりや土間うちの資料を参考にした。

P1100776.JPG

さて、この団子をラスに押し付けて、いよいよ左官仕事本番開始。

鏝を使っての仕上げ作業はこんな感じ。
何度も何度も丁寧に塗っていくと、
滑らかな曲線がテカテカにつやを帯びてきて
何とも「いい感じ」になってきた。

唯一失敗だったのは、壁にマスキングテープを張らなかったこと。
柿渋の壁は、石灰入り粘土と中和反応してしまい、
粘土の汚れは、後から水拭きでは全く落ちなかった。

まぁ、これも勉強、勉強。

(続く)

2012年07月24日

ロケットストーブ蓄熱ベンチ

冬に作ったロケットストーブの蓄熱ベンチ。
仕上げは、粘土を使って作る予定でいました。
農繁期でなかなか時間が取れずに、のびのびになってしまいましたが、
「フェスタまでに何とか」というモチベーションが生まれて・・・
ようやく取り掛かりました。


P1100611.JPG

まずは、材料の粘土調達。
セシウムの混入がないように地表から10センチ以下のものを
測定して、5ベクレル以下を確認。これで一安心。
(地表の土壌は300ベクレルありますが、
地下10センチ以下には浸透していないということもわかりました。)
これなら、と、粘質系の土壌を選んで、掘ってきました。
軽トラックに積んで、運んで、シートに広げ、
約1週間乾かしました。

この粘土が、今回利活用する「地域資源」です。


P1100668.JPG

そして23日、
スタッフはじめ総勢9人が集まって一気に仕上げ作業をやりました。

まずは、乾かしておいた粘土をふるいにかけます。

P1100669.JPG

それに、
砂や石灰や稲わらを加えて、
借りてきたミキサーで混ぜる。
最後に、水を加えて、さらに混ぜる。

これで、原料は完成。

はたしてうまく塗れるかどうか。

今回は、初めてのことだらけで、不安いっぱい。

でもまぁ、失敗だったらまた壊してやり直そう、という気で・・・。

とにかくやってみよう、ということになりました。

(続く)

2012年04月12日

ロケットストーブ製作日記・5

大分、日にちが空いてしまいましたが、
今日は、延べ5日目。

雪の中、凍えながらスタートしたロケットストーブ製作でしたが、
周りの雪もすっかり解けて、気が付けば農繁期の忙しさもすぐそこです。
南からは、サシバもやってきたし、
まきばでは、3頭の仔羊が生まれました。
ようやく、待ちに待った春本番です。

さて、今日は、蓄熱ユニットであるベンチに、生コンを流し込みます。
助っ人は、すっかりおなじみの広多君・麻実ちゃんの
明るいパワフル若手コンビ。

午前中は、室内へのスロープの足場を組んだり、
生コン運びの準備やシュミレーションをして、
昼食後、1時半にミキサー車到着。

今回は、約6メートルのユニットに、0.5リューベの生コンを注文しました。
これを4人で役割分担して、運んで流し込んでいきます。

まずミキサー車からスロープを上って室内までの一輪車運搬を
力持ちの広多君。

P1090683.JPG

室内の上り口から、ベンチまでの運搬を麻実ちゃん。

そのあと、おやじとかあちゃんで、一輪車からスコップや鏝など使って
流し込んでいきます。

すでに、ブロックで枠はできているので難しくはないのですが、
真ん中に設置しているダクトが邪魔でなかなかすんなりと流し込めず、
結構時間がかかります。

ダクトの下に空洞ができないようにと、バイブレーターを借りてきて
使ってみましたが、逆にダクト下に流れ込んだ生コンが、
ダクトを押し上げてしまい、うまくいきません。
しかたなく、木の棒を使って、静かに突いて流し込みました。

4人で黙々と1時間半。
P1090684.JPG

大きなトラブルもなく、無事終了。順調でした。
ちょっと危なかったのは、
余裕をもって多めに頼んだつもりの生コンが、ぎりぎりだったこと。
どこで、計算間違ったんだろう…。
まぁ、良しとしましょう。

今日はここまで。

P1090695.JPG

これで、ユニットの下地は完成。
いい感じです。
オリジナリティにあふれたぬくもりのある空間になってきました。
仲間で集まるたびに、
きっと素晴らしい時間を生み出してくれることでしょう。

最後のベンチの表面仕上げは、素材を厳選して、
ワークショップで楽しく行います。

完成に向かって着々と・・・・・この時期が一番わくわくと楽しい時間です。