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2013年06月11日

調査観察会 その1

田植えも終わったこの時期、
場所によっては梅雨入りしているはずなのですが、
連日雨知らずの暑い日が続いていました。

ここ里山も大変良い天候に恵まれて、
ニセアカシアの木にも白い花がたくさん咲いています。

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観察会を迎えたこの日も日差しが強く、
参加者の方は帽子を携えて小屋に集まってきました。

今回は「羊たちと草の共生」についての調査です。
過去の観察会については、こちらをご覧ください。

 昨年の模様

さて今年はと言いますと、

・羊まきばの植生調査
 これは問題なし

・里山の見学
 かわいらしいアイガモを見るはずが…

・里山カフェ
 これも問題なし

・ワラビとり体験
 天候のせいで…

このように当初予定していたようには進みませんでしたが、
和気あいあいと観察会は進んで行きました。

それでは次回から調査観察会の模様をお届けします。

by おり

2013年05月17日

6月9日調査観察会&ワラビとり体験

まきば調査観察会&ワラビとり体験会

・日 時: 6月9日(日)午後1時〜
・場 所: 里山生活学校(岩手県奥州市江刺区広瀬字松舘89)
・参加費: 会員1000円 会員外1500円
・参加予約は、6月3日まで

・羊まきばの植生調査

      講師・福田栄紀さん(放牧草地研究家)

昨年に引き続き、10頭の羊が放されているまきばで、
羊たちとどんな草が共生しているのかを
データをとりながら観察していきます。

・ワラビとり体験(天候次第で、ワラビが少ない可能性あり。)

ワラビの群生地「やさし森」に羊たちを放すと・・・
ワラビだけがきれいに残ります。
それをありがたく収穫する作業体験です。
もちろんお持ち帰りできます。

・里山カフェ

恒例の里山素材の手作りスイーツ(今回はシフォンケーキ)を
手造り里山小屋で楽しみましょう。
ミニチュア木工などの里山工芸作品の鑑賞をしながら。


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※問い合わせ   代表・河内山まで(0197−36−3292)

2012年10月21日

自然観察会 その5

小屋に戻るとロケットストーブとケーキが我々を待っていました。
カップに入ったバターを使っていない、片やバターをたっぷり使用した、
どちらのリンゴケーキも美味しいものでした。

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作業から戻ったばかりの人には少々部屋の温度が暖かく、
座る場所によっては暑い!なんていう方もいらっしゃいました。
それでも里山の自然観察会はおやつの時間くらいから陽がかげり始め、
寒くなっていくのがいつものこと。
暖かい部屋は助かります。

講師が交代して、里山おやじさんの登場です。
9月16日に行った学習会のダイジェスト版。
詳細はここに書ききれませんので省略させてもらいますが、
里山としての観点で行くと里山遠足を中止しています。
これがすなわち持続不能な状態と言えるでしょう。

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燃やしたらそれまで、という石油や石炭に代表される、
地下資源は作られるのにかなり長い時間がかかります。
また安い海外からの輸入木材などは、
移動にお金と時間がかかっています。
太陽光や国産の木材のように、
近くの資源を有効に利用する方が地球にも懐にも優しい、
というメッセージもありました(お財布の話なんてしてない?)

エネルギーの使い道とその量を調べてみると、
一番使っているのがもちろん産業になるようです。
モノ作りや工場運営には莫大なエネルギーが消費されています。
ただ技術革新や省エネ意識、
オイルショックの経験などからその使用量はさほど増えておらず、
むしろ近年では減少傾向にあります。
コストダウンの一環としても効果があるようです。

それに引き替え増えているのが輸送、そして家庭での消費です。
特に暖房・給湯・厨房といった、
冷たいものを温める行為が全体の6割を占めています。
今年の夏は大変暑く冷房を欠かせない家もあったと思いますが、
実はエアコンはそんなに大したことがなかったりします。

ここで登場するのがロケットストーブ。
小屋のドラム缶には二つのやかんがかけられており、
ティータイムのお湯として使われています。
ロケットストーブならではの「煙道横引き」のおかげで、
蓄熱ベンチが実現しています。


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通常ストーブの煙は上方向にしか行かないので、
煙の通り道である煙道(要はパイプですね)も真上にします。
そうしないと薪を燃やしているそばから、
部屋中煙だらけになってしまいます。
ロケットストーブならではの煙を強く押し出す作用によって、
煙道を横に長く伸ばすことが可能で、
熱い煙からの伝熱をパイプで受け、
そのパイプをベンチの中身としてお尻を温めてくれます。

このロケットストーブの制作過程を、
6分にまとめたビデオの上映をしてもらいました。
解説を聞きながら画面じっくり見入ってしまったので、
メモを取るのを忘れてしまいました。
この映像はいつか簡単に観ることができるようにしたいですね。

上映会の終了をもって今年の自然観察会はお開きとなりました。
その後スタッフ会議を行い、
来年度の予定などについて話し合いました。
まだここではお知らせできませんが、
楽しい話題がいくつもあります。

2012年の自然観察会はこれで一区切りですが、
今後何年も継続して行いデータを蓄積させていきます。
来年の自然観察会もお楽しみに!

by おり

2012年10月19日

自然観察会 その4

初めこそ手間取ったりマイナス成長や判断に迷っていた皆さんも、
3か所もこなせばすっかり良いペースで測っています。

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巻き尺の端まで測定したら、
一旦全て巻き取って山のふもとにおります。
次の目印に先端を固定してから山の上まで登り、
また30m分だけ巻き尺を伸ばます。
これをみんなで数回繰り返し、
この日は幅50m分のエリアを測りました。
「本当にフィールドワークをしている気分だ」
と言う方もいらっしゃいました。
いえいえ、本当にフィールドワークですから。

最初は別のエリアにいた12頭の羊達が、
鳴きながら山のふもとに走り抜けます。
その後を子どもたちが追いかけ、山は一時静かになります。
皆さんは熱心に測り続け、山の奥へ奥へと入っていきます。
測定チームに入らなかった私は手持無沙汰となり、
ふもとへおりました。

作業開始から小一時間経ち、突然風が出てきました。
葉のこすれ合う音が雨音のように聞こえ、
また収まると静けさが戻ります。
皆さんが働いている間にひとりノンビリしていると、
どこからともなく野鳥が現れます。
また最初には気付かなかった、
たくさんの小さい蝶がヒラヒラ飛んでいます。

あまりのリラックスした気分で一人休憩していたので、
蝶に促されるように山へ戻りました。
粗方作業の様子は確認したので、次は山の様子を見ることに。

ひとつ気になったのが、
山中にも関わらずハエが多かったこと。
皆さんは作業をしながら動き回っているのでそうでもないですが、
様子を観察している私はじっとしていることが多く、
すっかりハエにたかられてしまいます。

何故こんなところにハエ?
という謎の答えは山中の緩やかな獣道にありました。
羊のフンがいたる所にあり、それをお目当てで来ているようです。
以前この山に入った時にはハエなんていなかった気がするので、
おそらくそういうことでしょう。


作業風景を改めて見ると、だいぶ背の高い枝も出てきました。
ふもとの辺りでは羊に食べられて1mを超えることもなかったのが、
ホウの木は食が進まない様で2m以上も伸びていました。
葉もしっかり残っています。

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私も全てのデータを見ているわけではないので、
福田さんに集計していただき、
図表での説明を待ちましょう。

1時間半くらいの作業で区切りをつけ、小屋に戻ります。
山仕事の最強チームのリーダーから「手ぶらで帰らないで!」
との指示のもと各々が伐採された長い木や枝を手に
いのち森を後にしました。

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一応これが軽作業ってことでよろしいでしょうか???

by おり

2012年10月17日

自然観察会 その3

切株からどのように成長していくのか、また羊との関係は?
そんな調査の目的のために、新芽の成長の様子を測ります。

まずは対象となる切株から出ている新芽のうち、
一番背が高いものを探します。
斜面の状態に関わらず、地面からの距離を測ります。
次に新芽の広がり具合の調査として、
東西・南北それぞれの方向に対し、
どれくらいの幅で広がっているのかを測ります。
これらのデータを昨年7月に測った結果と比べ、
成長の度合いを確認します。

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山に羊を放しているので芽が食べられてしまったり、
折れたり枯れたりすることもあります。
そういったものはマイナス成長として記録しますが、
これも立派なデータです。

高さと幅2方向測る。
作業としてはこれだけなのですが、何せ森は広いのです。
斜面には30mの巻き尺を伸ばし、
5m間隔で引かれた線が何本もあります。
この巻き尺の位置を目安に、印を付けた木を探します。

参加者を全4チームに分け、
それぞれが30本くらいの測定をすることになります。
従ってサンプル数は120本以上!
しかも山の斜面に生えている木なので、
登るだけでも一苦労です。

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最初に福田さんの模範測定を見た後、
一斉に山へ散らばります。
そして子ども達はふもとのブランコ目がけて一目散です。

by おり

2012年10月15日

自然観察会 その2

6月の観察会では羊と人との共生、主に草木に着目しました。
囲いの有り無しや地面を焼いたりノシバの育成具合などですね。
割といのち森の山のふもとでの観察でした。
今回は山の中、特に樹木と羊の関係について観て行きます。

草食動物と森の関係というのが、大変ホットな話題だそうです。
吉野熊野国立公園大台ケ原では、
シカにより森が荒らされるといったこともあるそうです。
これは森が再生できなくなるという良くない例ですが、
ここ里山ではどのように共生していくかがテーマです。
特定の状況を作りだし、その影響を観察します。

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今回のポイントは切株です。
ひとつの根から数本生えている木を選び、一本を残して伐採します。
薪として利用する場合であれば全部を切ってしまう、
というのが昔からのやりかたのようですが、
今回は敢えて残しています。
幹の太さは直径で10cm程度をイメージしてください。

木は切られても根が残っている限り、
また生きようとする力があります。
切断面ではなく脇から新しい芽がヒョロヒョロと伸びます。
ただ木があるだけならばいずれ大きく育つでしょう。

ところかそこに羊が来るとどうなるか。
美味しい芽なら食べられてしまいます。
草食動物の口が届く範囲にある低い芽は、
食べられてしまっても仕方ありません。
それが嫌なら大きく成長するしかありません。

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既に大きくなった木には低い位置に葉などなく、
光を求めて上へ上へと育って行きます。
そんな成長した木をバッサリと切ってしまい、
若かりし頃のように芽が低い位置にしか出せない。
でも能力としては立派な大人。
これがいったいどうなるか?が評価のミソです。

それではどのように調べるのか、次回でご説明します。

by おり

自然観察会 その1

今年の夏はとても長く続き、
やっとここ最近になって秋を迎えた感じです。

日中は日差しがあるとは言え半袖では少々心もとない、
木陰に入ると涼しさを感じる秋晴れの日、
今年最後の自然観察会が行われました。
集合は夏の里山フェスタ以降どんどん進化をとげる小屋の中です。

観察会のテーマは3つ、
@いのち森の調査
Aエネルギーに関するミニ講座
Bロケットストーブのお披露目
となっています。

前半の講師はおなじみ東北農業センターの福田さん、
そして後半は里山おやじさんがつとめます。

フェスタ以降の生活学校は強力な実働部隊のおかげで、
里山も小屋の中も整備が進みました。
そんな話を交えつつ自然観察会のスタートです。
今回は全5回のご報告となります。

by おり

2012年10月02日

10月14日開校日お知らせ

10月14日(日)13時より、今年最後の開校日です。

<内容>

・@羊たちの林間放牧調査観察会

2011・6.26小屋床仕上げなど 084.JPG

東北農業センターの福田さんを講師に、今年2回目の調査観察です。
前回は、羊とまきばの草の関係を調べましたが、
今回は、羊と森の樹木の葉っぱの関係を調べます。

私たち市民が研究者の調査作業に直接参加する観察会です。
具体的には、
森の中で羊たちがどの樹種の葉を好んで食べているか、
を記録してデータ化していきます。

地域資源を生かした林間放牧は、
小さなエネルギー投入量で生産活動を行う素晴らしい方法です。
そして
動物と植物(今回は羊と樹木)の豊かな共生関係が生まれます。
ぜひ、それを見に来て下さい。

軽作業も予定してますので、動きやすい服装でお越しください。

・Aロケットストーブ試運転デモンストレーション

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夏にみんなで手作りした蓄熱ベンチに、設計通り
うまく熱が伝わるかどうか…。
ドキドキのデモンストレーションです。

・Bエネルギーミニ講座「持続可能な暮らし方を求めて」

リンゴケーキでティータイムをしながら、ロケットストーブを囲んで
エネルギーについて考えてみましょう。

私たちの暮らしは、どこでどのくらいのエネルギーを使っているのか、
その消費量は、持続可能なのか、
地域資源のエネルギーとは、
などなど。スライドを見ながらの予定です。

・場所 里山生活学校 岩手県奥州市江刺区広瀬字松舘89

・参加費 会員1000円(ご家族二人目から500円)
会員外1,500円(ご家族二人目から1,000円)
     リンゴケーキ&飲み物代込み

・予約 10月10日まで

・問い合わせ 0197ー36ー3292 河内山まで

興味ある方の参加予約お待ちしています。


2012年09月11日

「農的暮らし見学会」お知らせ

9月16日(日)里山生活学校で、午前10時より
「農的暮らし見学会&スライド講演会」を開催します。

今回は、「持続可能な暮らし方を求めて」というタイトルです。

原発事故を受けて、今後の社会の在り方として求められるであろう
「小さなエネルギーで心豊かに暮らすこと」をテーマにします。

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主催は、一関水と緑を守る会

集合場所は、午前8時に一関市役所裏駐車場

帰着予定時刻は、一関市役所に午後3時ころ

参加費 1人1500円(手作りおやつ付)

持参するもの  帽子、水筒、汚れてもいい靴 弁当各自持参

申込先  千田功平事務所  0191−21−2417


ということですので、一関地域の方は上記事務所へお問い合わせください。
それ以外の地域で直接来てみたいという方は、
生活学校へお問い合わせください。0197−36−3292。

2012年08月13日

里山フェスタお知らせ・2

里山フェスタのチラシには間に合わなくて載せられなかったのですが、10時〜16時まで
快医学ネットワーク主催の「ミニセルフケア講習会」もあります。

*アイロンによる温熱療法の体験(カンパ200円程度):
*快療法の説明
*快ネット編集 小冊子「内部被曝からいのちを守るセルフケア」400円の販売など 
当日はテント内で体験できます。

福島の子供たちのためにもいろいろ活動されている皆さんです。
この機会にセルフケアを身近なものにしてみませんか?