研修生のMちゃんが企画する里山イベント第2弾です。
来月6/3(土)、
うたがき優命園で初夏の里山イベント開催します!
詳細はこちら↓↓
------------------------
季節は春から夏のはじまりへ
日ごとに草木の緑が濃くなり
風が吹くと気持ちよさそうに揺れています
田んぼはいよいよ5月末に田植えを迎えます
温室育ちの苗たち、がんばれ〜!!!
さて、今回のイベントは
田植え(手植え)体験、田んぼの生き物探し、
お茶会の3部構成です
季節の農作業・生き物・食を通じて
初夏の里山をまるごと楽しめる内容となっています
皆さんのご参加、草木の緑に囲まれた初夏の里山でお待ちしております
●開催日時
2023年月6月3日(土) 13:00〜16:00
●開催場所
岩手里山うたがき優命園
(奥州市江刺広瀬字松館89番地)
●Googleマップ
https://goo.gl/maps/upr8qfWPDAoZWqxz8
●定員
先着20名
●参加費
大人 2,500円/名
小学生以上高校生以下 2,000円/名
※未就学児のお子さんは無料です
※当日受付時に現金にてお支払いお願いします
●スケジュール
12:30 受付開始
13:00 はじまりのあいさつ、スケジュールや確認事項の共有、自己紹介など→田んぼへ移動
13:30 手植え体験、田んぼの生き物探し
お茶会(去年収穫したもち米、5月に採ったよもぎを使った手作り草もちとお茶のセット♡)
16:00 おわりのあいさつ、解散
●服装・持ち物
作業ができる汚れてもよい服、くるぶしが隠れる靴下、長靴(田んぼに入られる方は丈が長いもの)、サンダル、帽子、軍手、荷物を入れるリュックやかばん、マイコップ・マイ皿・マイ箸、水分補給用の飲み物、タオル、着替え、レインウエア上下(雨天時)、レジャーシートなどの敷物(田んぼの畦に座ってお茶会する予定です)、タッパーなどの容器(おやつをお持ち帰りした
い方)
●申込方法
下記のリンクまたは画像のQRコードから
お申し込みいただけます
https://forms.gle/Hd8uXDbhD1D6oTMQ7
●申込締め切り
2023年5月27日(土)17:00
※定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます
●ご確認事項
・新型コロナウイルス感染症対策のため、発熱など体調がすぐれない方は、恐れ入りますが参加をご遠慮ください。
・家畜伝染病予防のため、開催2週間以内に他の養鶏場へ出入りされた方は参加をご遠慮ください。
・「体力的に手植え体験は見学したい」という方でもご参加いただけます。
・当日お出しするおやつ(お一人様1セット)には、大豆(きな粉)を使用する予定です。
・当農園には水道がありませんので、水が必要な方はご持参ください。
・動物(盲導犬、介助犬を除く)およびペットの持ち込み、同伴はご遠慮ください。
・小雨決行ですが、大雨の場合は別メニューとお茶会を行います。
●お問い合わせ先
岩手里山うたがき優命園 090-6228-3016 (受付時間 9:00〜17:00)
2023年05月21日
2023年04月29日
春の里山イベント
2022年04月30日
山菜採り体験会
前日夜に岩手県内各地でまさかの雪が降り、
農作物への悪影響心配しましたが、今のところ大丈夫。
で、本日はワラビ採り体験会。
前日は雪でしたが、今月中旬には30度を超える日もあったので、
実はワラビは例年より1週間も早く出始めてしまい、
急遽、優命園のお米のお客さんたちにお声がけしまして・・・
約20名の方々の参加。
前夜の雪は跡形もなく解けて、荒天にも恵まれて、
絶好の山菜取り日和。実に気持ちよい1日でした。
ワラビは各自好きなだけお取りいただいて、
1キロ600円での販売。
山菜取り初めての方もいらっしゃったので、
かあちゃんはワラビの簡単な灰汁抜き方法を説明。
帰ってから、上手く灰汁抜きしてちょうだいませ。
そのあと、一同、羊の放牧地を通って、語り場小屋へ。
ここからは、購入いただいている米を栽培している
たんぼや麦畑が一望できます。
遠くの雑木山にはカスミザクラの花が満開(例年より半月も早い!)で、
畑の飼料カブもまた菜の花を満開に咲かせていて、
いいタイミングで、みなさんお越しいただけました。
世の中、暗いニュースがたて続いておりますが、
こうして自分たちの足元にある幸せな価値を
心から楽しむことで再確認したいし、
世界中の人々が、
地に足をつけて生きられる日々を
手放すことなく暮らせるように願わずにはいられません。
by 里山おやじ
農作物への悪影響心配しましたが、今のところ大丈夫。
で、本日はワラビ採り体験会。
前日は雪でしたが、今月中旬には30度を超える日もあったので、
実はワラビは例年より1週間も早く出始めてしまい、
急遽、優命園のお米のお客さんたちにお声がけしまして・・・
約20名の方々の参加。
前夜の雪は跡形もなく解けて、荒天にも恵まれて、
絶好の山菜取り日和。実に気持ちよい1日でした。
ワラビは各自好きなだけお取りいただいて、
1キロ600円での販売。
山菜取り初めての方もいらっしゃったので、
かあちゃんはワラビの簡単な灰汁抜き方法を説明。
帰ってから、上手く灰汁抜きしてちょうだいませ。
そのあと、一同、羊の放牧地を通って、語り場小屋へ。
ここからは、購入いただいている米を栽培している
たんぼや麦畑が一望できます。
遠くの雑木山にはカスミザクラの花が満開(例年より半月も早い!)で、
畑の飼料カブもまた菜の花を満開に咲かせていて、
いいタイミングで、みなさんお越しいただけました。
世の中、暗いニュースがたて続いておりますが、
こうして自分たちの足元にある幸せな価値を
心から楽しむことで再確認したいし、
世界中の人々が、
地に足をつけて生きられる日々を
手放すことなく暮らせるように願わずにはいられません。
by 里山おやじ
2017年03月19日
里山樹木観察会準備
よ〜〜やく雪解けの里山。
4月からの新年度に向けて各イベントの計画も
細かい企画検討を始めていく。
春から、ぜひとも充実発展させていきたいのが、里山樹木観察会。
これまでの観察会よーく振り返り、
課題を整理して、
参加者がより深く里山樹木と出会える準備をする。
名前を覚えるだけでなく、
その姿、形、機能に潜んでいる生き方(生き残るための工夫や努力)
から何かを学べる観察会を作り出したい。
そのためのアシストとなるガイド資料や記録シートは絶対に必要で、
良い資料やシートを作れるようになるためには、
ガイド役のスタッフの地道な勉強も不可欠。
そして、何より、そんな勉強や資料作りが、
夢中になるほど面白い!
と、ガイド自身が思えなければ、
楽しい観察会は生み出せない。
さらに、この観察会で出会えた樹木を
ワークショップを通して利活用できるところまでつなげたい。
そんな思いを胸に、生活学校の8年目の観察会が始まる。
by 里山おやじ
4月からの新年度に向けて各イベントの計画も
細かい企画検討を始めていく。
春から、ぜひとも充実発展させていきたいのが、里山樹木観察会。
これまでの観察会よーく振り返り、
課題を整理して、
参加者がより深く里山樹木と出会える準備をする。
名前を覚えるだけでなく、
その姿、形、機能に潜んでいる生き方(生き残るための工夫や努力)
から何かを学べる観察会を作り出したい。
そのためのアシストとなるガイド資料や記録シートは絶対に必要で、
良い資料やシートを作れるようになるためには、
ガイド役のスタッフの地道な勉強も不可欠。
そして、何より、そんな勉強や資料作りが、
夢中になるほど面白い!
と、ガイド自身が思えなければ、
楽しい観察会は生み出せない。
さらに、この観察会で出会えた樹木を
ワークショップを通して利活用できるところまでつなげたい。
そんな思いを胸に、生活学校の8年目の観察会が始まる。
by 里山おやじ
2016年06月12日
6月観察会
11日に恒例の6月里山観察会を開催しました。
今回のテーマは、蜜源樹。
この里山に自生している樹木は、
現在確認できているもので84種。
(先日、岩大の菊地さんのガイドのおかげで一気に8種も増えました。)
植樹してきたものを含めると104種。
この先、まだもう少し増えそうですが、
約100種のうち、この日は1時間半かけてリストを見ながら30種を観て歩きました。
事前に参加者に、ミツバチが蜜や花粉を集めている樹は、
「30種のうちいくつあるだろう」
という予測を立ててもらってから出発しまして、
途中、小屋の壁の板の節穴から出入りしている日本ミツバチも観察。
この日、観て歩いた樹種のうち、
ユリ、ニセアカシア、エゴ、ハクウンボク、サイカチ、トチ、ノイバラ、
シナ、クリ、クマノミズキなど蜜を集める樹種と
カラコギカエデ、ハシバミなど花粉を集める樹種を合わせると、
実に20種もの樹木をミツバチたちが利用していました。
30分の20!
もちろんこの数は意識的に蜜源樹を中心に植樹してきた結果ですから、
里山自然界そのものの割合ではありませんが、
それでも、
蜜源樹を知ることは
里山の豊かさを知ることの一つだと思います。
30度近い真夏のような気温の中、
やさし森コース一回りはちょうど程よい距離でした。
あずまやに戻ってきて、
樹木リストを確認しながら
冷たい梅ジュースとアイスコーヒーでのどを潤していると、
愛農かまどから特製山菜ピザが焼きあがって、おやつタイム。
(このピザはすっかり定番化しました。
ワラビは、木曜日に花子さんがやさし森でとってきてくれたもの。
小麦、鶏ミンチ、味噌、ワラビ・・・つまりチーズ以外は里山産。
里山のシンボリックなメニューです。)
あずまやは完成してからまだ2年目ですが、
木陰から冷たい自然の空気が流れ込んでくる設計は大成功で、
こういう暑い日は本当に快適です。
(この夏には、一部壁板も張りたいところ。)
さて、おやつタイムの後は、久々のスラックライン。
今回は斜面の多いのいのち森ではなく
やさし森手前の平らな場所を選んで、
30年生の栃の木にラインを張りました。
この春、スタッフは、
インストラクターの川村さんや青沼さんに2回ご指導いただきましたので、
昨年までとは一味も二味も違う時間を提供できるようになり、
みんな時のたつのも忘れて夕方まで夢中になりました。
なにごとも「進歩への筋道」があるということは、
人を夢中にさせますね。
それにしても、
千田家の子供たちのスラックラインセンスは素晴らしくてびっくり。
(この子たちが「体育は苦手」と聞いて、2度びっくり。
「速い」「高い」「強い」などしか評価できない学校の体育の貧しさ
を垣間見た気がしてしまいました。)
by 里山おやじ
今回のテーマは、蜜源樹。
この里山に自生している樹木は、
現在確認できているもので84種。
(先日、岩大の菊地さんのガイドのおかげで一気に8種も増えました。)
植樹してきたものを含めると104種。
この先、まだもう少し増えそうですが、
約100種のうち、この日は1時間半かけてリストを見ながら30種を観て歩きました。
事前に参加者に、ミツバチが蜜や花粉を集めている樹は、
「30種のうちいくつあるだろう」
という予測を立ててもらってから出発しまして、
途中、小屋の壁の板の節穴から出入りしている日本ミツバチも観察。
この日、観て歩いた樹種のうち、
ユリ、ニセアカシア、エゴ、ハクウンボク、サイカチ、トチ、ノイバラ、
シナ、クリ、クマノミズキなど蜜を集める樹種と
カラコギカエデ、ハシバミなど花粉を集める樹種を合わせると、
実に20種もの樹木をミツバチたちが利用していました。
30分の20!
もちろんこの数は意識的に蜜源樹を中心に植樹してきた結果ですから、
里山自然界そのものの割合ではありませんが、
それでも、
蜜源樹を知ることは
里山の豊かさを知ることの一つだと思います。
30度近い真夏のような気温の中、
やさし森コース一回りはちょうど程よい距離でした。
あずまやに戻ってきて、
樹木リストを確認しながら
冷たい梅ジュースとアイスコーヒーでのどを潤していると、
愛農かまどから特製山菜ピザが焼きあがって、おやつタイム。
(このピザはすっかり定番化しました。
ワラビは、木曜日に花子さんがやさし森でとってきてくれたもの。
小麦、鶏ミンチ、味噌、ワラビ・・・つまりチーズ以外は里山産。
里山のシンボリックなメニューです。)
あずまやは完成してからまだ2年目ですが、
木陰から冷たい自然の空気が流れ込んでくる設計は大成功で、
こういう暑い日は本当に快適です。
(この夏には、一部壁板も張りたいところ。)
さて、おやつタイムの後は、久々のスラックライン。
今回は斜面の多いのいのち森ではなく
やさし森手前の平らな場所を選んで、
30年生の栃の木にラインを張りました。
この春、スタッフは、
インストラクターの川村さんや青沼さんに2回ご指導いただきましたので、
昨年までとは一味も二味も違う時間を提供できるようになり、
みんな時のたつのも忘れて夕方まで夢中になりました。
なにごとも「進歩への筋道」があるということは、
人を夢中にさせますね。
それにしても、
千田家の子供たちのスラックラインセンスは素晴らしくてびっくり。
(この子たちが「体育は苦手」と聞いて、2度びっくり。
「速い」「高い」「強い」などしか評価できない学校の体育の貧しさ
を垣間見た気がしてしまいました。)
by 里山おやじ
2016年05月25日
6月里山観察会のお知らせ
2016・第1回里山観察会、開催します。
・6月11日(土)13時〜
・テーマ「里山の蜜源樹」
・里山生活学校(奥州市江刺区広瀬字松館89)
・里山カフェ・・・愛農かまどの里山山菜ピザ
・参加費1500円(会員は1000円)・・・ご家族2人目からは、500円引き
・要予約(0197−36−3292まで)定員…先着20名程度
里山生活学校の拠点である農場「うたがき優命園」では
2011年まで西洋ミツバチを飼育していました。
毎年のように植樹してきた様々な蜜源樹、
ニセアカシア、ユリ、栃、サイカチ、シナ、豆柿などと、
もともとこの里山に自生していた様々な蜜源樹、
エゴ、桜、ズミ、ミズキ、クリなどを合わせてじっくり見てみましょう。
また、春先寒い時期に花粉を出す
ヤナギやハシバミに共通する特徴を
蜂の視点から探ってみると、
花と蜂の興味深い共生関係が浮かび上がってきたりします。
里山の共生関係の一つのシンボルですね。
動くことは「できる」けれど、
光合成が「できない」昆虫と、
動くことは「できない」けれど、
光合成が「できる」樹木との絶妙な共生のハーモニー。
様々なシステムの行き詰まりに戸惑うばかりの現代社会において、
この共生システムには学ぶことが多々あると感じる日々です。
「うたがき優命園」では、現在ミツバチを飼育していないので、
正直なところ蜜源樹の観察会は、
ちょっと寂しい気持ちもあるのですが、
この春、日本ミツバチの自然分蜂群がやってきて、
小屋の壁に巣を作り始めています。
(写真は分蜂群が飛んできたその日に壁に群がっているところ。
いまは、壁穴に入って中で巣を作っているので、これほど群がっていません。)
ちょうどいい機会なので、
この日本ミツバチの観察と合わせての
「里山蜜源樹観察会」にします。
さて、カフェの山菜ピザ
(小麦、鶏肉ミンチ、ワラビなど材料のほとんどはこの里山農場産)
はもちろんこの愛農かまどで焼きたてを。
(ちなみにワラビは、
「やさし森」に放牧した羊との
これまた絶妙な「共生」によって育った逸品です。)
このかまどに興味ある方は、構造や作り方なども紹介できます。
※会員の方には通信で里山カフェの桑の実スイーツをお知らせしていましたが、
山菜ピザに変更します。
それでもし、お天気よかったら、最後にこれもやっちゃおー!
せっかくなので「蜜源樹」の栃にラインを張ってね。
・6月11日(土)13時〜
・テーマ「里山の蜜源樹」
・里山生活学校(奥州市江刺区広瀬字松館89)
・里山カフェ・・・愛農かまどの里山山菜ピザ
・参加費1500円(会員は1000円)・・・ご家族2人目からは、500円引き
・要予約(0197−36−3292まで)定員…先着20名程度
里山生活学校の拠点である農場「うたがき優命園」では
2011年まで西洋ミツバチを飼育していました。
毎年のように植樹してきた様々な蜜源樹、
ニセアカシア、ユリ、栃、サイカチ、シナ、豆柿などと、
もともとこの里山に自生していた様々な蜜源樹、
エゴ、桜、ズミ、ミズキ、クリなどを合わせてじっくり見てみましょう。
また、春先寒い時期に花粉を出す
ヤナギやハシバミに共通する特徴を
蜂の視点から探ってみると、
花と蜂の興味深い共生関係が浮かび上がってきたりします。
里山の共生関係の一つのシンボルですね。
動くことは「できる」けれど、
光合成が「できない」昆虫と、
動くことは「できない」けれど、
光合成が「できる」樹木との絶妙な共生のハーモニー。
様々なシステムの行き詰まりに戸惑うばかりの現代社会において、
この共生システムには学ぶことが多々あると感じる日々です。
「うたがき優命園」では、現在ミツバチを飼育していないので、
正直なところ蜜源樹の観察会は、
ちょっと寂しい気持ちもあるのですが、
この春、日本ミツバチの自然分蜂群がやってきて、
小屋の壁に巣を作り始めています。
(写真は分蜂群が飛んできたその日に壁に群がっているところ。
いまは、壁穴に入って中で巣を作っているので、これほど群がっていません。)
ちょうどいい機会なので、
この日本ミツバチの観察と合わせての
「里山蜜源樹観察会」にします。
さて、カフェの山菜ピザ
(小麦、鶏肉ミンチ、ワラビなど材料のほとんどはこの里山農場産)
はもちろんこの愛農かまどで焼きたてを。
(ちなみにワラビは、
「やさし森」に放牧した羊との
これまた絶妙な「共生」によって育った逸品です。)
このかまどに興味ある方は、構造や作り方なども紹介できます。
※会員の方には通信で里山カフェの桑の実スイーツをお知らせしていましたが、
山菜ピザに変更します。
それでもし、お天気よかったら、最後にこれもやっちゃおー!
せっかくなので「蜜源樹」の栃にラインを張ってね。
2016年05月07日
山菜採り体験&観察会
昨日は、ワラビ採り体験会&里山観察会。
今年は出芽が早すぎて、
その分早くピークが過ぎてしまわないかと気をもみましたが
ばっちりピークになりました。
約40分でこの収穫。
ワラビを踏まぬように歩くのが大変なほどのワラビ山。
ゆっくり楽しみながら採った人でも約1キロ。
ガンガン収獲作業した人は約6キロの「大漁」でした。
直前まで降っていた雨も上がって、日差しも出てきて
何とも気持ち良いワラビ採りになりました。
(なんか、参加者の平均年齢が若い!)
採ったワラビは、灰を使ったあく抜き方法と
重しを使った塩蔵方法を簡単に学び、
半分はお持ち帰り。
家で頑張って加工してください。
続いて、やさし森の観察会。
ゆっくりと約1時間かけて、
19種の樹木をじっくり観察して歩きました。
環境教育や林学、野生動物に興味、関心の高い学生の参加で、
いつになくちょっと引き締まった雰囲気の観察会に・・・。
今年から3つのコースの図鑑づくりを兼ねた新しい観察会を
模索しながら作っていくのですが、今日はその第一歩になりました。
また、この日は今シーズンのかまど開き。
昨年の経験からかまどオーブンで
すっかり安定したピザを焼けるようになったかあちゃん。
今回も余裕で2種類の里山ピザをばっちり焼き上げて
がっつり愛農かまど利活用の自信獲得。
スタッフの花子さん、参加者のやまんば工房・若生さんからも
ワラビをはじめ山菜を利用したおいしい差し入れをたくさんいただき、
サステイナブルな山菜テイブルランチ!
今回は参加者のほとんどが里山フェスタのスタッフなので、
その顔合わせも兼ねた一日でありましたが、
この時期のこのイベントは
すっかり定番になってきました。
by 里山おやじ
今年は出芽が早すぎて、
その分早くピークが過ぎてしまわないかと気をもみましたが
ばっちりピークになりました。
約40分でこの収穫。
ワラビを踏まぬように歩くのが大変なほどのワラビ山。
ゆっくり楽しみながら採った人でも約1キロ。
ガンガン収獲作業した人は約6キロの「大漁」でした。
直前まで降っていた雨も上がって、日差しも出てきて
何とも気持ち良いワラビ採りになりました。
(なんか、参加者の平均年齢が若い!)
採ったワラビは、灰を使ったあく抜き方法と
重しを使った塩蔵方法を簡単に学び、
半分はお持ち帰り。
家で頑張って加工してください。
続いて、やさし森の観察会。
ゆっくりと約1時間かけて、
19種の樹木をじっくり観察して歩きました。
環境教育や林学、野生動物に興味、関心の高い学生の参加で、
いつになくちょっと引き締まった雰囲気の観察会に・・・。
今年から3つのコースの図鑑づくりを兼ねた新しい観察会を
模索しながら作っていくのですが、今日はその第一歩になりました。
また、この日は今シーズンのかまど開き。
昨年の経験からかまどオーブンで
すっかり安定したピザを焼けるようになったかあちゃん。
今回も余裕で2種類の里山ピザをばっちり焼き上げて
がっつり愛農かまど利活用の自信獲得。
スタッフの花子さん、参加者のやまんば工房・若生さんからも
ワラビをはじめ山菜を利用したおいしい差し入れをたくさんいただき、
サステイナブルな山菜テイブルランチ!
今回は参加者のほとんどが里山フェスタのスタッフなので、
その顔合わせも兼ねた一日でありましたが、
この時期のこのイベントは
すっかり定番になってきました。
by 里山おやじ
2015年06月11日
6/6 開校日・その5
さて3限目は、5年目に突入した恒例の「羊まきば」調査。
講師はおなじみ東北農業センターの福田さん。
まずは、調査区に入る前に
事前に作成していただいた過去4回の調査のデータを配布して、
12の定点の説明してもらいました。
これまでの調査記録から浮かび上がってきたことも
いくつか確認しました。
一番わかりやすいのは、もちろん
放牧区と禁牧区、つまり、羊がいる、いないの差です。
白いポールが見える禁牧区内では、
羊に食されないため、強い草だけが伸び放題。
日陰に弱いノシバはほとんど生育できません。
逆に、羊がいるところでは、
ノシバの被覆が4割から9割以上を占めています。
羊がノシバと相性の良いことがよくわかります。
そして、さらにもう一つ新たな傾向が、浮かび上がってきました。
それは、火入れ跡区と非火入れ跡区との比較で
放牧区内では、火入れ跡のほうが草の種類が減少している点。
火入れからすでに4年経過していますが、
火入れによるダメージが残っているのではないかと思われます。
さて、実際の観察と記録に入ります。
1メートル四方の枠内の草の種類と被覆率を表に記録していきます。
最初は福田さんと一緒に
ていねいに確認しながらの地道な作業です。
わずか1メートル四方内にも、
少ないところで5種類、多いところでは22種類もの草種です。
一覧表を配布されているのですが、
判別が難しい草もたくさんあります。
そのあとは3班に分かれて、自力での調査。
一覧表にリストアップされている草種は全部で60種以上・・・
スタッフは、5回目の作業ですが
まだまだ判別できない草が多々あります。
植物の場合、知っているつもりでも、
花だけを知っている場合が結構あるので、
花が咲いていない時期だとわからなかったりします。
なので、今後写真付きのガイドブックを作ろうか
と、考えたりもしています。
この日はここで雨が降ってきてしまい、
雷も鳴り出して、
各班とも1か所の調査で終了。
残った分は後日福田さんにお願いします。
残念ながら予定していたサシバの巣跡の確認はせずに帰ってきました。
今回は小学生から50代まで幅広い参加者24名、
東先生、福田さんという
動物、植物専門の豪華なお二人の研究者をお呼びしての開校日。
いい仲間、深い学び、豊かな時間でした!
by 里山おやじ
講師はおなじみ東北農業センターの福田さん。
まずは、調査区に入る前に
事前に作成していただいた過去4回の調査のデータを配布して、
12の定点の説明してもらいました。
これまでの調査記録から浮かび上がってきたことも
いくつか確認しました。
一番わかりやすいのは、もちろん
放牧区と禁牧区、つまり、羊がいる、いないの差です。
白いポールが見える禁牧区内では、
羊に食されないため、強い草だけが伸び放題。
日陰に弱いノシバはほとんど生育できません。
逆に、羊がいるところでは、
ノシバの被覆が4割から9割以上を占めています。
羊がノシバと相性の良いことがよくわかります。
そして、さらにもう一つ新たな傾向が、浮かび上がってきました。
それは、火入れ跡区と非火入れ跡区との比較で
放牧区内では、火入れ跡のほうが草の種類が減少している点。
火入れからすでに4年経過していますが、
火入れによるダメージが残っているのではないかと思われます。
さて、実際の観察と記録に入ります。
1メートル四方の枠内の草の種類と被覆率を表に記録していきます。
最初は福田さんと一緒に
ていねいに確認しながらの地道な作業です。
わずか1メートル四方内にも、
少ないところで5種類、多いところでは22種類もの草種です。
一覧表を配布されているのですが、
判別が難しい草もたくさんあります。
そのあとは3班に分かれて、自力での調査。
一覧表にリストアップされている草種は全部で60種以上・・・
スタッフは、5回目の作業ですが
まだまだ判別できない草が多々あります。
植物の場合、知っているつもりでも、
花だけを知っている場合が結構あるので、
花が咲いていない時期だとわからなかったりします。
なので、今後写真付きのガイドブックを作ろうか
と、考えたりもしています。
この日はここで雨が降ってきてしまい、
雷も鳴り出して、
各班とも1か所の調査で終了。
残った分は後日福田さんにお願いします。
残念ながら予定していたサシバの巣跡の確認はせずに帰ってきました。
今回は小学生から50代まで幅広い参加者24名、
東先生、福田さんという
動物、植物専門の豪華なお二人の研究者をお呼びしての開校日。
いい仲間、深い学び、豊かな時間でした!
by 里山おやじ
2015年06月10日
6/6 開校日・その4
さて開校日の2限目は、
場所を里小屋からあずまやに移動しまして
「愛農かまど」お披露目会
を兼ねた里山カフェタイム。
5月の山菜体験会でもさっとしたお披露目はしましたが、
その後一か月、さらにかあちゃんは、
師匠の野呂さんと連絡を続けてご指導を仰ぎながら、
このかまどの試行錯誤を繰り返し、
羽釜のごはん焚きから、
オーブンを使っての様々なパン、ピザ、ローストチキンまで、
次々と、まるで親の仇のような猛烈な速さで
「愛農かまど」を駆使して
これを「my技術」にしていったのであります。
まあ、もちろん20年以上にわたる薪ストーブ調理
の下地があってこそだけど。
(なにしろ東先生がサシバの研究をする以前からだからね。)
だからもう、かまど調理の説明は
1か月前と比べたらかなり自信満々。
特に今回は、ピザを焼くのでオーブンの説明に重点を置いて。
・かまど調理でできた燠を活用しながらのオーブン利用
・オーブンに必要な180〜200度という温度の作り方、
と測り方(なんと素手で!)
・愛農かまど特有の熱効率の良さ(使用する薪の消費量の少なさ)
・蓄熱利用型の石窯との違い
・熱や煙の流れによる各部分の温度の差とその有効利用
などなど、一気にまくしたてながらも
実際にオーブンで焼いて出てきましたのが、これ。
特製・里山山菜ピザ
(小麦、鶏ミンチ+豚の背脂、新玉ねぎ、全卵マヨネーズ、ワラビ、と
それを焼く燃料の薪とかまどまですべて里山産でそろえることができました。)
トッピングのワラビは花子さんの塩漬け里山ワラビ。
このワラビの塩漬け保存法は、あく抜きの手間がなく参加者の方々が
興味津々でした。
まだ脚が未完成の銀杏の5メートル一枚テーブルにて、舌鼓タイム。
チェンソー製材で苦労してたてたあずまやも、
イベントのたびにフル活用であります。
こうしていい仲間が集って、
素敵な時間を生み出せる空間になりました。
by(まだ愛農かまどで調理したことのない)里山おやじ
場所を里小屋からあずまやに移動しまして
「愛農かまど」お披露目会
を兼ねた里山カフェタイム。
5月の山菜体験会でもさっとしたお披露目はしましたが、
その後一か月、さらにかあちゃんは、
師匠の野呂さんと連絡を続けてご指導を仰ぎながら、
このかまどの試行錯誤を繰り返し、
羽釜のごはん焚きから、
オーブンを使っての様々なパン、ピザ、ローストチキンまで、
次々と、まるで親の仇のような猛烈な速さで
「愛農かまど」を駆使して
これを「my技術」にしていったのであります。
まあ、もちろん20年以上にわたる薪ストーブ調理
の下地があってこそだけど。
(なにしろ東先生がサシバの研究をする以前からだからね。)
だからもう、かまど調理の説明は
1か月前と比べたらかなり自信満々。
特に今回は、ピザを焼くのでオーブンの説明に重点を置いて。
・かまど調理でできた燠を活用しながらのオーブン利用
・オーブンに必要な180〜200度という温度の作り方、
と測り方(なんと素手で!)
・愛農かまど特有の熱効率の良さ(使用する薪の消費量の少なさ)
・蓄熱利用型の石窯との違い
・熱や煙の流れによる各部分の温度の差とその有効利用
などなど、一気にまくしたてながらも
実際にオーブンで焼いて出てきましたのが、これ。
特製・里山山菜ピザ
(小麦、鶏ミンチ+豚の背脂、新玉ねぎ、全卵マヨネーズ、ワラビ、と
それを焼く燃料の薪とかまどまですべて里山産でそろえることができました。)
トッピングのワラビは花子さんの塩漬け里山ワラビ。
このワラビの塩漬け保存法は、あく抜きの手間がなく参加者の方々が
興味津々でした。
まだ脚が未完成の銀杏の5メートル一枚テーブルにて、舌鼓タイム。
チェンソー製材で苦労してたてたあずまやも、
イベントのたびにフル活用であります。
こうしていい仲間が集って、
素敵な時間を生み出せる空間になりました。
by(まだ愛農かまどで調理したことのない)里山おやじ
2015年06月08日
6/6 開校日・その3
「サシバがなぜ、生活学校周辺で子育てするのか」
という今回のタイトルの答えとして、
スライドの最後に東先生がまとてくださったのが、
・田んぼと林がどちらもあって、
・それらを人が上手に使っている。
・巣をかける木が田んぼの近くにある。
・カエルやヘビがたくさんいる。
・みんながやさしく見守っている。
ということ。
でも、
心配なこと・・・として
・アカマツが枯れてきている。
・田んぼをする人が減ってきている。
という2点も上げられた。
確かにアカマツの松くい虫の被害スピードはとどまるところを知らず、
里山農村人口の減少も深刻だ。
この先、サシバとの共存がどこまで続けていけるのか不安も感じる。
でも、だからこそ、この里山での暮らしをがんばりたい
という気にさせてくれる素晴らしい研究とお話だった。
疲弊する農山村を救うのは、一つはお金だろう。
(生産物が適正価格で売れることや補助金の交付)
それは誰も否定できない。
けれど、もう一つは生産者の心の支えの創造だと思う。
東先生のこのサシバの研究には、
本当にその支えを生み出す力があふれていると感じた。
「保護のための保護」ではなく、
地道な調査で証明してみせた
「生産活動の結果としての保護」は、
生産者へのエールにも聞こえた。
(実際、ワタクシの場合、丸4日かかって、2反の手植えを終えて、
腰痛の残る3日目に聞いたこの講義。
実に心にしみました。)
生活学校として、
今後さらに、サシバとのかかわり、ぜひとも深めていきたい!
そして、
このサシバという鳥の生態、
日本中の里山在住者(特に農家)にもっともっと広まってほしいなあ。
(つづく)
by(久々に文字だけの記事を書いた)里山おやじ
という今回のタイトルの答えとして、
スライドの最後に東先生がまとてくださったのが、
・田んぼと林がどちらもあって、
・それらを人が上手に使っている。
・巣をかける木が田んぼの近くにある。
・カエルやヘビがたくさんいる。
・みんながやさしく見守っている。
ということ。
でも、
心配なこと・・・として
・アカマツが枯れてきている。
・田んぼをする人が減ってきている。
という2点も上げられた。
確かにアカマツの松くい虫の被害スピードはとどまるところを知らず、
里山農村人口の減少も深刻だ。
この先、サシバとの共存がどこまで続けていけるのか不安も感じる。
でも、だからこそ、この里山での暮らしをがんばりたい
という気にさせてくれる素晴らしい研究とお話だった。
疲弊する農山村を救うのは、一つはお金だろう。
(生産物が適正価格で売れることや補助金の交付)
それは誰も否定できない。
けれど、もう一つは生産者の心の支えの創造だと思う。
東先生のこのサシバの研究には、
本当にその支えを生み出す力があふれていると感じた。
「保護のための保護」ではなく、
地道な調査で証明してみせた
「生産活動の結果としての保護」は、
生産者へのエールにも聞こえた。
(実際、ワタクシの場合、丸4日かかって、2反の手植えを終えて、
腰痛の残る3日目に聞いたこの講義。
実に心にしみました。)
生活学校として、
今後さらに、サシバとのかかわり、ぜひとも深めていきたい!
そして、
このサシバという鳥の生態、
日本中の里山在住者(特に農家)にもっともっと広まってほしいなあ。
(つづく)
by(久々に文字だけの記事を書いた)里山おやじ