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2018年11月12日

若者サミット・秋・4

里山の秋の収穫、残るは柿とカボチャ。

カボチャは鶏たちの冬場の貴重な緑餌で、
毎年600個以上収穫する予定で作付している。

今年は嬉しい誤算の大豊作なので、
受験目前の次男も休日の昨日は、(半強制的に)お手伝い。

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露に濡れた足元に「滑らぬよう」
コンテナに詰めたカボチャを「落とさぬよう」
頑張って、2時間で300個近くの収穫と収納完了。
今年は1000個いけそうだ。
が、とりあえず日も暮れたのでここまで。

そういえば先週は、暗い中、
このあたりでヒロ君スマホをみんなで探したっけなあ・・・。
まぁ、ヒロ君も昨日新しいスマホ買ったって聞いたから、
諦めもついたんだろうけど・・・
今回の教訓は、スマホ持って農作業するときはカラスに要注意!
ってことだよな。


んでもって本日。
次男がカボチャ収穫し終わった畑の草刈りをしていると・・・
刈り払い機に、何かがかすって、カチッ!という金属音がした。

ん? なんだべ? え? あああああああ、
これは、なんと、1週間前に遭難したあのヒロ君スマホではないか!!!

もはや息はない。
が、家に戻って充電という名の心肺蘇生をすれば、復活するかもしれない。
しかし、今確かに、カチッとぶつかったぞ、カチッと。
大丈夫なのか!

それにしても、
正確な発見場所は、
ヒロ君が落としたはずだと言った3本の柿の下ではなく、
(この3本の周りはくまなく探したのだ。)
一番離れた田んぼ寄りの柿の木のそばだった。

これは一体どういうことだろう、ワトソン君?

そして、何よりも、声を大にして言いたいのは、
あのGPSが表示した1キロ先の田んぼはいったい何だったんだー!!!
と、いうことである。
カラスくんには無実の罪をかぶせてしまった。

これはいったいどういうことだい、ジョブズ君?

GPSは自信満々に、さも偉そうにピンポイント情報を表示してたぞ。
暗闇の中ライト付けて、しかも他人の田んぼを
なにやら捜索していた集団は、周りからさぞ怪しげに見えたに違いない。

今回の教訓は、
ジョブズ君のおもちゃは、そんなに信用してはダメよ!
ってことではないか。

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現在スマホ君は、心肺蘇生中・・・。



   by(いまだのジョブズ君のおもちゃを持っていない)里山おやじ



2018年11月08日

里山若者サミット・秋・3

さてさてさて。
今回のサミットは、予期せぬ番外編付きでありました。

メンバーヒロ君が午後の作業中、どこかでスマホを落としてしまったのです。
どうやら柿の近くらしい…が、みんなでどんなに探しても出てこない。

そこで、かあちゃんのスマホのGPS機能を使って、
遭難したヒロ君スマホの行方を探ってみると・・・

なんと表示されたのは1キロ近く離れた田んぼの中!

一体これはどういうことだろう、コナン君?

すでに日没後だったが、とにかくみんなで車でそこまで行ってみる。
確かに田んぼの中だ。失礼してみんなでその田に降りて探してみる。
しかし、やっぱり見つからない。
スマホGPSがピンポイントで示す場にもない。
そもそも稲刈の終わった田んぼで見晴らしはすこぶる良いのだ。
あれば必ず見つかるはず。

一体これはどういうことなんだ、ホームズ君?

車のライトを照らして、5人がかりで探しても見つからず、
午後7時捜索打ち切り。

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これは、帰らぬ人となったヒロ君スマホに、合掌の図・・・ではなくて、
本日のメインディッシュ・鴨汁と鴨胸肉ローストに感謝していただきますの図。

とにかくいったんスマホのことは棚上げして舌鼓。
いや〜新米にカモ肉、うまし! し・あ・わ・せ!

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夕食後は、カボチャとサツマイモのケーキを食べながら、
スマホ捜索で疲れて沈没した東先生を横目に、
漬物をもって駆けつけてくれた花子さんも交えて、
やっと、樹木図鑑編集会議。
短時間集中で、まずまず結構はかどりましたが、ここまで。
朝から晩まで、中身の濃い、番外編の付録までついた長〜い一日でありました。

その後、
この謎のスマホ失踪事件をメンバーで推理した仮想ストーリーは・・・

1、柿収穫中に、ヒロ君がスマホを落とす。
2、それに気づかず、ヒロ君、田んぼに移動。
3、柿を食べに来た1羽のカラス、スマホを発見。
4、おいしそうな新米ご飯の写メを見て、スマホごとわしづかみにして飛び去る。
5、1キロ先の田んぼ上空まで来たときにスマホ充電が切れる。

であります。まぁ、真相は神のみぞ知る、でありますが。
とりあえず、合掌。

    by 里山おやじ

2018年11月06日

里山若者サミット・秋・2

さてさて、午後は、
稲わら片付けチームと柿収穫チームに分かれてのお仕事。

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生活学校では、来年から、フェスタ出店者さんとコラボして、
この稲わら利用を大いに進めていきたいと思っておりまする。

一方で、サシバ研究者の東先生からも、サシバ保全と絡めて
とても面白い利活用話をいただいて、今着々と準備中であります。

これからは稲わらをきれいに収穫保管する術も身に付けなければ・・・。

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さらに、田んぼに張り続けていたカラス、トンビ除けの釣り糸も、
取り外しました。(合鴨を守るため。)

しかし、今年は、この糸にサシバが絡まって死なせてしまい、
それが今年の米作り最悪の負の思い出であります。涙

来年、サシバは渡ってきてくれるかどうか。

ビオトープ周辺を整備して、サシバが狩りしやすい環境づくりを、
稲作農作業の一つとして組み込んでいく予定です。

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収穫した渋柿は、三陸のころ柿という種なし高糖度品種。
今年は実が大きくて特に出来が良い。
この日は人手があるので、皮を剥いて干し柿作りまで。
あずまや屋に柿すだれをこしらえました。いい風景!
(そういえば、あずまやの柱は柿渋塗ってたんだ。)

日没まで柿を吊るして、中に入り、
そしてここから里山樹木図鑑づくり会議・・・・のはずだったのですが、
ここからハプニング発生。

思わぬ番外編の落とし穴が待っていたのであります。

 つづく

    by 里山おやじ

2018年11月05日

里山若者サミット・秋・1

昨日は開校日以来の里山若者サミット。
今回は、「今年田んぼで穫れたご飯とおかずを食べる」企画で、
まぁ、ちょっとしたミニ収穫祭でありまする。

今年の米作りも、種まきから始まって、
(昭和の)田植えや(泥沼の)稲刈りに、
何人ものメンバーがお手伝いに来てくれました。

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そんなメンバーたちと穫れたての新米をみんなで食べよう!
というわけでしたが、全員というわけにはいかず、
集まりましたのは5人の若者メンバー。

なんといっても、今回の主役は田んぼで育ったおかず君・・・もとい合鴨君。
(様々な外敵の捕食から最後まで生き延びた23羽中の8羽でありまする。)

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7月まで、田んぼで害虫や雑草抑制の活躍をしてもらったあと、
田んぼから引き揚げて、この日まで肥育してきました。
その命に手を合わせてありがたくいただきます。
(もう少し寒くなれば、さらに脂がのってうまいのでありますが・・・。)

合鴨農法は、田植え後すぐにヒナの鴨を田に放します。
田植え後、苗が小さいうちに親カモを放すと、苗を踏み倒してしまいます。

なので、どのみち同じカモを飼い続けることは難しいのです。

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合鴨は水鳥なので、羽にある水をはじく油が多いのでしょうか、
鶏より羽をむしる作業にかなり手間取ります。
この日は30羽の鶏と一緒にやったので、大幅に予定時間を過ぎてしまいました。

その間、かあちゃんは愛農かまどとヌカ釜を使って、
今年穫れたての新米を焚いて・・・お腹ペコペコ、やっとお昼。

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お天気も気温も申し分なく、
あずまやにて気持ちよ〜く「いただきまーす。」

あ〜、やっぱり新米はうまい!
若者衆、おかわり連発。

ヌカ釜の燃料はもみ殻だから、
田んぼから、ご飯と燃料とおかずがそろうことになるのであります。
(しかし、昼は合鴨料理は間に合わなかったけど・・・。)

つづく。

   by 里山おやじ

2018年06月25日

続・桑の実収穫

真夏のような気温の中、今年最後の桑の実収穫に、
多くの助っ人来てくれました。

特に今回は「はじめまして」という若者サミットの新メンバーが5人も!

この人数になると桑の実以外にも
ウメの収穫やひまわりの草取りや干し草作りなど
農場あちこちに分散して
同時多発作業してもらいました。
それで写真ほとんど撮れず・・・・・・・

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母屋に人が入りきれず、ランチは久々に里小屋。
かあちゃんは朝から薪ストーブの前、汗だくで調理、調理、調理。

その分、人海戦術で、
桑の実の収穫選別も完了、梅の収穫も完了、ひまわりの草取りも完了・・・
うだるような暑さの中、お疲れさまでした。

汗をかいた後の、おやつのドーナッツと
桑の実作業に合わせたベリーソーダ(桑の実は英語でマルベリーと言います。)
大好評でした。

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作業が早く終わったので、
新メンバーには生活学校のフィールド案内。

みな農学部・森林科学科の1年生だけに、
樹木観察への食いつきが強くて、
ちょこっとつもりが本格的観察会に・・・

2年生のめいちゃんがガイド役となって、
1年生の質問に答えている姿がとても頼もしくて
ああ、いいなあ、と。

樹木図鑑づくりに参加する学生が
次々にガイドになれるような循環がこのフィールドで生まれたら最高です。

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最後はいのち森空間にも足を運んで、
フェスタのスタッフもお誘いしておきました。

今年の第8回・里山フェスタは9月8日土曜日。
都合つく人、頼むよー!

(フェスタが雨の時、車がスタックすると、
人力で車を押すというフェスタ名物労働がある駐車場係に、
「ラグビー部員が欲しいね」と冗談で言っていたら、
今回新メンバーのH君はほんまもんのラグビー部!
しかも、相当な実力者で、1年生にしてレギュラー!
これは運命の出会いか。笑)

   by 里山おやじ



2018年06月20日

桑の実収穫

先月の田植えに続き、
今月は、桑の実収穫作業に助っ人メンバーが集まってくれました。

毎年来てくれるベテランのO君に、
2年連続のRちゃん、
初参加のTちゃんにAちゃん。

朝からあいにくの小雨模様になってしまいましたが、
桑の樹の下に次々にシートを広げては枝を叩いて、
約2時間かけて、15本の樹の収穫作業を大急ぎで完了。
こんな天候の時こそありがたい人手であります。

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この日までは雨が少なかったので、実の品質は上々。
収穫量もわずか2時間で初めての80キロの大台に。
これには正直びっくり。

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かあちゃんはこの日も「里山農場自給ランチ」をバリバリと作り、
みんなでそのランチをモリモリと平らげ、
午後からは80キロの桑の実選別作業。

桑の実の場合、
その日収穫した分はその日のうちに選別までしないといけないので、
ここからが勝負!

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テーブルいっぱいに山の如く広がった80キロを見た時は、
最後は作業灯を点ける羽目になるかも…
と、覚悟したんでありますが、
みんなで若者サミットおしゃべりしながらも、
手際よくとてもいいペースで選別作業ははかどり、
夕方までにすべての選別完了!
で、思わず、「終わったー!」と、歓声。

今回も助っ人のみなさんの人手に大いに助けられたのでした。

ちなみに選別ではじいた桑の実はその辺い捨てると、
味を覚えたタヌキ一家が、団体様ご一行で押し寄せてきてしまうので、
全て子豚のブーちゃんに。
この美味しい実は、動物たちもみな大好物なのであります。

桑の葉は、蚕は言うまでもなく、羊たちも大好物。
最近は桑の葉茶も流行っているし、
樹皮からは和紙も作れる。

野球でいえば、二刀流、三刀流、四刀流・・・
桑は里山最優秀有用樹木なのであります。

   
      by 里山おやじ

2018年05月30日

続・田植え

「昭和の田植え」2日目。
助っ人部隊第2陣が来てくれました。

ポット苗に40グラム蒔きという疎植で、
有機質培土に45日かけて育てた苗は、
4葉以上の丈夫な大苗で、手植えにはもってこいです。

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「尺角植え」なので、畝間、株間ともに間隔は十分広いため、
この人数で、一斉に始めると、本当にぐんぐんはかどります。

曇り空だったので、陽射しも弱い分体力も楽々。
時折聞こえてくるツッツクピー、ツッツクピーという
キビタキの美しいさえずりを聞きながら、
余裕の作業でありました。

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ワタクシは、マンガと呼ばれる道具で、
田んぼに碁盤の目のマスを線引きする作業に追われて、
田植えはほとんどできないくらい。

10時のティータイムまでに1枚の田んぼが植え終わり・・・
12時のランチまでにもう1枚が植え終わり・・・

初日と合わせても、わずか1日半で、今年の田植えは、気持ちよく完了です。

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おかげで午後からは、
ひまわりの種まきや、
ジャガイモの芽かきや、
キッチンガーデンの草取りも手分けしてやってもらいましたし、
3時のティータイムの後は、山菜採りも。

丸一日、里山農作業めいいっぱいの2日目でした。
大人数の食事は楽しいし、農繁期の仕事もはかどって言うことなし。

今年もまた助っ人のみなさんのおかげで
心に刻まれるいい田植えが2日間できました。
みなさんありがとう!



   by 里山おやじ

2018年05月28日

田植え

今年も多くの若者助っ人に恵まれて、
優命園の「昭和の田植え」始まりました。

お天気よくて汗ばむほどの日差しの中、
これだけの人手があると、手植え作業もみるみるはかどります。

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苗の出来はかなりばらつきを出してしまい、
ロータリーの代掻きはレベルが不安定で、
反省点あり過ぎなのでありますが、
こうして楽しい仲間がお手伝いに来てくれると、
細かいことは吹っ飛びました。

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かあちゃんは朝から助っ人のみなさんへの食事とおやつでてんてこ舞い。
おかげで、田んぼカフェの時間は、最高の休憩時間。

働くことと食べることが力強く結びついている暮らしには、
決して間違いはないと思える瞬間です。

美味しいエネルギーと水分補給で、
予定通り4枚中2枚の田んぼが植え終わりました。

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さてさて、この日の昼食や夕食は、
木こりんが写真撮影をしてからイラストを描いてくれます。
完成したイラストは、
この春から月一で「岩手日日」にかあちゃんが連載している
「いただきますに続く道」という記事とコラボします。

まあ、まさに
田んぼから食卓まで、いただきますに続く道を歩いた一日でありました。
みんなおつかれ〜。

2日後には第2陣助っ人部隊が来てくれる予定です。嬉しい!

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夕食後は、疲れているにもかかわらず、
図鑑づくり編集会議に突入。

朝から晩まで、とっても中身の濃い幸せな田植えの1日でありました。
里山暮らしはいいなあ。

   by 里山おやじ

2018年03月02日

暴風雪

3月に入り、春まぢかだというのに・・・

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まじか!という暴風雪襲来。
で、今季32回目の雪かき・・・は、夕方6時まで。
今日は数年に一度という、車も立ち往生というレベル。

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着雪警報の言葉通り、羊君たちのウールには見事な着雪で凍結。
やはり、この里山で冬のイベントは難しいよな。

   by 里山おやじ

2018年02月28日

久々、里山若者サミット

2月も終わろうかというのに、
真冬のど真ん中のような里山にて、本当に久々の里山若者サミット開催。

鶏の解体や大豆の選別作業をがっつりとしましたが、
寒くて寒くて脳みそ凍結につき、写真撮ることも忘れ・・・・
室内に来てからやっと思い出したので、たったの2枚。

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以下、参加したⅯちゃんの感想報告文から一部お借り。

「個人的に久々の里山生活学校で今年初の活動でもあったので、
いつもよりわくわくしてました。
去年から経験したいと思っていた鶏の解体、(中略)
普段スーパーで買っている胸肉、ささみが
どんな風に自分の手元に届いているのか
昨日まで生きていた鶏が段階を踏むごとに
生き物から食べ物に変わっていくことを
いろいろ考えながら貴重な経験ができたと思います。

小中高の理科の授業で解剖はしたことなかったけれど、
解剖という手段は、グロテスクではあるけれど、
生き物の体の仕組みとか、命を学ぶのに
てっとり早い方法だなあと感じました。

出来立てのひき肉もいただいたので
早速シュウマイを作ってみようと思います。

夕食が作られてておいしそうな匂いの中で
大豆の選別作業は眠たいしお腹もすくしで大変でしたが、
可奈さんの作る料理は安定して美味でした。
苦手なはずのレバーもなぜか食べれて、
不足がちの鉄分を摂取できてよかったです。(後略)」


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体験作業と食事がリンクするように
いろいろ工夫しているかあちゃんの思いがとてもよく伝わっていて
嬉しい感想(と、食欲(笑))でした。

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さて、話は変わってというか、
この日のサミットでも話題に上がったこの本
「未来の年表」をご存知でしょうか。

目の前に迫っている少子高齢化社会の現実を
冷静な数値で表すとこうなります。

私自身、里山農山村地域は、
深刻で猛烈な少子高齢化が進んでいると感じていましたが、
どうやらそれは都市部でも変わらない現象だと認識を改めました。

経済予測などと違って
人口予測というのはほとんど外れないわけで、
この減少に歯止めがかかる希望が全くないところが
この問題を深刻にしていると言われています。

これからを担う日本の若者たちにぜひとも読んでもらいたい1冊です。

   by 里山おやじ