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2015年07月15日

丸椅子作り・3

乾燥させた枝材は、大まかな長さをそろえて、
先端をドリル穴に合わせて鉈で削ります。
ぴったりとはまるまで削れば、あとはボンドづけ。

ボンドが乾くまで数日間待って、
しっかり固まったところで、逆さにして正確な長さに合わせて切ります。

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これで形としては完成。
あとは、表面の研磨作業ですが、
グラインダーを使って、この炎天下にマスクとゴーグル。
グラインダーも結構重たいし、
女性陣にとっては、かなりハードな仕事になってしまいました。

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今回作っている丸椅子は、あずまやで使うので、
雨に当たることも考慮に入れて、丁寧に柿渋仕上げ。

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カラ梅雨とこの高気温で、
塗った柿渋はみるみる乾燥して
次々と丸椅子は完成。

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昨年春のワークショップから1年を経て、
材料から完成までの全工程を
完全に自分達のものにすることができました。

手作りのあずまやに、
手作りのかまど、テーブル、そして今回は丸椅子が、
着実な技の習得と共にそろいました。

どれもみな地域資源を生かし、
手仕事の技を投入して、
素敵な付加価値を生み出した大満足の出来栄えです。

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記録的猛暑の日々、
総勢9名で一気に作り上げました丸椅子約20脚。
フェスタほか今後のイベントでもばっちり使う予定であります。



2015年07月12日

丸椅子作り・2

椅子の脚は、材質をそろえて杉の枝で作るのがベスト
なのかもしれないけど、
ここは敢えてオリジナリティを出したいところ。

あれやこれや検討した末に、
実を収穫した後の桑の枝を使ってみることにした。

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これなら桑の木の剪定作業と1石2鳥だし、
葉っぱはこれが大好物の羊たちへ。
大ご馳走である。

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桑が面白いのは、
この時期、樹皮が割と簡単にきれいにはがせること。

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(樹皮のほうも利用できそうな気がして、
こちらも、友人のクラフト作家さんに試作を頼んだ。)

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きれいに樹皮がむけた枝材は、
自然の造形美が残っていて、アートな感じがよく出ている。
ただし、べたつく樹液が大量に出ているので、
とりあえず、これを乾燥させる。


2015年07月10日

丸椅子作り・1


この春できたあずまやに
立派な銀杏テーブルが備え付けられました。
材は、一関の佐惣珈琲さんから1年前に頂いたプレゼント。
かんな掛けをして、柿渋を縫って、
脚は戸田さんにお願いしました。

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20人は座れます。

そこであと揃えたいのが、このテーブルにあう20脚の椅子。
もちろん、地域素材にこだわりたいので、
昨年春にワークショップで習った丸椅子で揃えたい。

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ということで、最近の森プロ作業は、
この椅子作りに没頭しております。
最初にして最大の難関だった杉材の正確な玉切り技術は
戸田さんにがっつり習うことができました。 

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チェンソーによる切り口のバリが出ない
スコアリングというプロの技まで教えてもらってばっちりです。
今月から森プロメンバーに加わってくれたS君にもこれを伝授。

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簡単に見えるかもしれないけど、
フリーハンドではとても無理。
やってみて初めて分かるプロの技です。

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ここからは、作り方を習ってきたペーターが、
正三角形の治具で印をつけて…。

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ドリルで適度な角度をつけて穴を開けます。
あとは脚。

2015年06月17日

桑の実

里山農場・うたがき優命園にとって1年で最も忙しい季節、6月。
そのうちの作業の一つが、桑の実の収穫、選別。

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こうしてシートを広げた上に叩き落としていきます。
冬場の剪定も上手になってきまして、
地上から叩ける枝の割合が高くなってくると
年々収穫量も増えてきて、200キロを超えるようになり
優命園のジャム生産だけではさばききれないほど。

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そこで、今年から生活学校でも利活用を検討してみようと、
生活学校スタッフで収穫作業もしています。
あずまやは現在、
桑の実の選別作業小屋と化しておりまする。

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こうして生食で食べるのもおいしいのだけれど
なにせ、傷むのが早くて、販売は難しい。

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一方、2年前に
ほんのお試し気分で作ってみた
”桑の実発酵アルコールジュース”が
結構おいしく出来上がってしまい、ちょっと感動。
で、最近は珍しく晩酌続き。

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これならちょっと本気で試してみようかと、
本日はスタッフで収穫した約30キロを仕込んでみた。

てな具合に、現在この里山資源の新たな利活用を模索中。

地域資源に
アイディアと労働を投入して
付加価値を生み出して
それを豊かに交換し合うのが
持続可能な経済の王道。
たとえどんなに小さな規模にせよ…。

というわけで、ただいまアイディア募集中。

    by 里山おやじ

2015年01月27日

丸椅子作り

新年早々、パソコンの大不調に
シリアでの緊迫した人質事件の発生が続き、
ブログ更新停滞しておりました。

ジャーナリスト・Gさんの一刻も早い生還を祈りつつ、
森プロ作業の再開を機にブログ再スタートします。



この冬の目標の一つであった生活学校としてもモノづくり。
とりあえずは、
昨春のワークショップでロックガーデンの高橋さんから習った
丸椅子から始めることにしました。

基本的な材料は、杉丸太の輪切り材と椅子脚の枝材があれば足ります。
輪切り材は、高橋さんから乾燥したものをたくさんいただいていたので、
あと必要なのは脚材。

杉の枝でもいいのですが、
いのち森のエゴノキを使うことにしました。

いのち森で立ち枯れが目立つエゴノキ。
早いうちに伐り出せば、利用できるのではないか
とずっと考えていたものです。

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この日は、ペーターとミポリンと3人でいのち森に入り、
立ち枯れエゴの木の伐り出しから始めました。
山の整備にもなるので一石二鳥。

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伐って集めた材はこうしてロープで束ねて
雪の上を引きずって運び出していきます。
むしろもっと寒い方が材が滑りやすいし、
靴が雪に埋まらずに楽なのですが・・・。

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もってきた材は、長さを揃えて切り、皮をむいて、
杉輪切り材にあけたドリルの穴の直径の細さまで
先端を鉈で削ります。

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木工ボンドをつけて、脚材を輪切り材のドリル穴に叩き込んで、
水平をとってから足を切りそろえれば
ほぼ形は完成。
あとは、輪切り材の木口表面をていねいにペーパーがけします。
ばっちり、昨春のワークショップ通りに再現できました。

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とりあえずひとつ無事にできましたのでこの日はここまで。
午後から駆けつけてくれた花子さんとともに
あとは、ひたすら脚作り。
この先の量産に備えることにしました。

それにしても気温が高くて動きやすくて助かります。
この分だと、3月を待たずに雪解けか。
そうすれば、あずまやもできそう・・・。


   by 里山おやじ

2013年09月24日

トチの実

毎日豚へ水やりに行きながら見上げるトチノキ。
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もともとは蜜源として一メートルぐらいの苗木を植えた。
ようやく花をつけ始めたとき
この里山ではミツバチの飼えない環境になっていた・・
実は風で落ちて、こうして野生動物の食料に。
どんぐりに並び昔は人も食べていた。
灰汁が強くて食べるまでに手間がかかることから
かぁちゃんも利用しないまま時が経っていた。

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それでも毎年そのつややかな実は手にせずにはいられなかった。
クリみたいで大きくてきれいで・・
友人の地歩ちゃんが、中をくりぬいて革ひもを付けて
キーホルダーとして販売しているのを見て
食べられないなら工芸品としての利用も考えてみたり。

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でもやっぱりまずは食べてみよう。
稲刈り前のちょっと時間のある秋晴れの午後。
いつものように何の前触れもなくトチノ実を拾い始めたかぁあちゃんの
後を、これまたいつものようにカメラを抱えて追うおやじ。
「食べてみることにしたよ!」
「そうか!そりゃいい!ブログネタだな!いつ食べれる?」
「クリスマスプレゼントだね!」
「!連載決定!」
「いやいや、水に浸して二日間(動きはない)、
 天日干しで二か月(やはり動きなし)だからつぎにネタになるのは
 二か月後だけど?」
「!!!」

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ということでこの続きはもう少し先。
無事クリスマスはケーキの代わりにトチ餅が食べられますように!

by 里山かぁちゃん

2013年05月10日

ウール毛刈り

先月やってきたコリデールのモコミティ。
コリデールだけあってウールはどこもフサフサ。

ところが、これが災いして、
彼の場合は目の周りもフサフサで視界を遮っている。

先日初めてまきばに放したところ
桑の木にぶつかった。(ゆるせ、モコミティ。)
やはり、目の前が見えてない。

それで、まずは毛刈りということになった。

ウール工芸にかかわる「見学体験希望者」も集まって
今日はギャラリー多数!

うん、生活学校の工芸作家さんには、
この素材からぜひかかわって知ってもらいたいと強く思う、のだ。

人が食べられない草を食べて、
ウールという素材が生まれること、
そしてウールが生まれるまでの人の手間、技、羊との関係。

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そんなわけで初の毛刈り会。
まずは、モコミティをひっくり返して
押さえつけながら毛刈りの開始。
ゆこりんには後ろ足を抑えてもらって、
まずは体の左半身をお腹から背中へ向けて刈っていく。

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ところが、昨年修理したばかりのバリカンがどうも不調。
で、結局はさみの手刈り。こりゃ、時間かかるな。
ところが、研いだばかりの毛刈りはさみも切れ味悪く・・・
最後は裁ちばさみを使っての毛刈りに。

1時間近くかかってやっと半身完了。
今度は、モコミティを裏返して右半身。
ここからは、ゆこりんも毛刈り初挑戦。
皮膚を傷つけないように慎重に慎重に・・・。

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他のサフォークたちを違って
背中や首周りのウールは特に長くて
きれいなカールを巻いている。

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そして、一番の違いは、顔や頭の毛の量だ。
フサフサの頂頭部はうらやましい限りだ。
(ゆるせん、モコミティ。)
顔の部分は、かあちゃん担当。
まるで人間の床や風景。

そんなこんなで、2時間近くかかってやっと毛刈り完了。
顔も体もまるで別人(?)になったモコミティをまきばへ。

めでたし、めでたし。

と、なるはずだったのだけれど、
実はここから大波乱が待っていた。
目が見えて興奮したのか、モコミティは大暴れ。
頭を振り回して、人に襲いかかてくる。
あわてて私以外はみな柵の外へ避難。

今後の人との関係にもかかわって来るので、
飼い主の私だけには服従させねばならない。

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しばらくは、頭突きを繰り返すたびに押さえつけて
力でかなわないことを教えようと格闘したが
何度やっても学習しない。

そのうち、頭突きをよけた手が運悪く、
桑の木とモコミティの頭に挟まれて流血の惨事に。

しかたなく今日はここで断念。
モコミティはまた、別飼いの小屋へ。

楽しい毛刈り体験会が一変してしまった。
あー、この先が思いやられる。

まぁ、これもウールが生まれるまでの物語の1章ですなぁ。

  by 里山おやじ





2012年11月29日

干し柿づくり

この秋に収穫した里山の柿の放射能濃度を測定して
下限値8ベクレルで不検出だったので、
干し柿を作ることにしました。

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先週収穫しておいた柿を
花子さん、ゆこりんコンビで
ひたすら2日間皮むき、皮むき、皮むき・・・。

むき上がったものから一つずつ
小屋の中に吊るしていき、
2日目の夕方には、
この通り。

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暗くなってしまって分かりづらいけど、
柿渋をぬった壁板を背景に
いい風景ができました。



あんぽ柿の産地・福島県伊達市では、今年も
放射能汚染の影響で、干し柿を生産できなかったと聞きました。

生活学校にもよく来てくれる落合君と由利ちゃんは
毎年福島に干し柿づくりのお手伝いに行っているのですが、
今年の収穫作業は、生産のためではなく、
樹を弱らせないために、果実をとって廃棄することだったそうです。

同じ生産者として胸が締め付けられる話です。

果樹を植えたことのある人ならだれでも、
実が成るまでの年月の長さを知っています。
果実を収穫する喜びを知っています。
育ってくれた果樹への感謝する心を知っています。
それは、決してカネだけで計算・賠償できるものではないはずです。

きれいに並んで吊るされた柿を見ながら
あらためて
原発が汚染し、
原発が奪い、
原発には贖いきれないものの大きさを感じます。



地域でも干し柿を作る人がめっきり減ってしまったけど、
電気に頼らない保存食・干し柿、
この脱原発時代に、
是非とも見直したい食文化です。

by 里山おやじ

2010年10月09日

ほにお

里山はやさしい秋につつまれています。


稲刈りのお手伝いをさせて頂きました。
秋の雨続きで田植えのようなぬかるみになっており
私は動く度、必要以上にはまり
みんなよりも必要以上に泥だらけになりながらの作業…

おいしい米にな〜れ!と
初めて作ったMy穂仁王(ほにお)に
ひとりしみじみ達成感を味わっていました





                                        by穂

2010年04月20日

播種〜めざせ美味しいごはん〜

本日は播種作業

種まきマシーンなるものの登場

作業は楽チン!のはずが…

ちょーっとおっちょこちょいなマシーン(誰に似たのか)

1穴に2粒のはずが

4、5粒平気で入っていたり

かと思えば全く入っていない穴も。

結局最後は人の手が必要

上から土をかぶせ

慎重に苗床に運ぶ

軽トラのエンジンをかけずニュートラルで運ぶ

それほど慎重。

田植えが待ち遠しい


土を丁寧にかぶせる


慎重に運ぶ


                                          by穂