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2016年01月20日

籾摺り器・5


一昨日からの全国的な大雪で、全国至る所で停電。
岩手県内でもいまだに6000戸が停電中だという。
皮肉にもタイムリーなこの籾摺り器記事の連載になってしまった。

P1240222.JPG

原因は、通常よりもかなり湿った重たい雪だったので
電線への着雪量が多くなったためではないだろうか。
いずれにしても、冬には停電要因が多いことを念頭に、
ブラックアウトに備えたいものだ。

で、連載に戻って・・・
(この籾摺り器制作は昨秋の話。
昨日は、丸一日雪かきで疲労困憊。
悠長に籾摺り器づくりしてたわけではありませぬ。)

はい、まずは試運転開始。

ゴリゴリゴリ!という軽快な音を立てて、
上臼は実に滑らかに回りだした。

いいね・・・・うん・・・・実にいい。
音も手ごたえも・・・・でも・・・

あれ?

肝心の米が出てこない。
米が出てこないので、籾も吸い込まれて行かない。
なぜだ?

不安になって上臼を外してみると・・・・
確かに籾はよく摺れている。玄米だ。
これはこれで感動なんだけど・・・
まさか、摺るたびに上臼を外さないとこの玄米を取り出せないってことか?
そんな原始的なことはやってられないぞ。
(手動籾摺り器自体が原始的じゃねえか、という突込みは無視する。)

ここで、テキストをいただいた小岩さんにメールした。
「テキスト通りに(ちょっと無駄なアレンジもしたけど、それは伏せとく。)
作ったのですが、玄米が出てきません。
中で籾はよく摺れているのですが、
これはいちいち上臼を外して取り出さねばならないのでしょうか。」と。

返事が来るまで、また試してみる。
が、何度やっても玄米は出てこない。

ちょうど、このころ「メジャー」という野球漫画を読書中だったので、
試しに、何気なく左手で回してみた。
(あ、どうでもいいけど、この漫画の主人公が、
右肩をを故障してボールが投げられなくなって、
左利きになるというストーリーなのだった・・・)

あれ?
出て・・・きた。
出てきた、出てきた、出てきた!
おーっ、玄米がジャラジャラ出てくる、出てくる、でてくる。
(パチンコの当たりってこんな感じか?やったことねえけど。)
おーっ、感動だ、成功だ、籾摺り器1号・マルコメ君完成だ!

いや、待て。
感動は感動だが、その前になぜ、左手で回さないと玄米が出てこない?
ミステリ―じゃねえか、これ・・・?
確かに野球は「不思議と」左ピッチャーが有利といわれるが、
籾摺りも「不思議と」そうなのか?
そんなはずがあるのか?

いや、違った、わかった。
回転方向だ!
時計回りでは・・・・・・・出てこない。
逆回りだと・・・・・・出てきた!
間違いない! そうだったのか! 謎が解けた!

しかし・・・小岩さんに・・・なんとメールしよう・・・
かなり、恥ずかしい位置に自分が立たされていることに気づく。

(だからと言ってあのメールを出してしまった以上、
黙っているわけにもいかず、
しかたなく、おバカな自分の早とちりのお詫びを書く。
返事は・・・・・・いまだに・・・・・・・ない。)

だけど、一言、言い訳したいのは、
ふつう右利きの人がハンドルを回す作業をするとなると、
大抵は時計回りに回す。
例えば、農具でいえば唐箕もそうでしょ!
実際その後、この籾摺り器を見せた人は全て右利きで、
全員例外なく時計回りに回したのだ!
(全員っていったい何人よ?
と冷めた目で突っ込むような人は、多くの友を失うだろう。)

つまり、大昔から世界中いたるところで使われてきた
この道具が、反時計回りであるってかなり不思議なことだと思うのだが…。

こんなわけで、ちょっと苦労して籾摺り器は完成した。

この籾摺り器1号・マルコメ君、
今年はイベントでも活躍してもらうぞ。

と、同時に、
農山村部のブラックアウト防災対策の防災グッズとして
各地域にあるといいのではないだろうか。


   by 里山おやじ

2016年01月18日

籾摺り器・4

昨日は、阪神淡路大震災の日。
これもまた防災について振り返る貴重な節目だ。

地震に限らず、災害大国ニッポン。
それぞれの地域に見合った防災対策がそれぞれにある。

手動の石臼と籾摺り器があってホントに助かった
という日が
いつか本当に来てしまうかもしれない。

さて、その籾摺り器づくり。
残るは、上臼トップの籾を入れるスペースの彫りだしだ。

P1230696.JPG

まあ、1号機なんだし、
素直に、無難に、おとなしく、円形にしておけばよかったのだが・・・

すぐにオリジナリティを表現したくなる悲しき性分ゆえ
ここで懲りずに凝り出してしまった。

何をしたかったのかというと・・・
「米」という文字が閃いて、
それを無性にデザインしたくなってしまったのである。

しかし・・・
わかってはいたのだが、欅という材は固かった。
ましてやデザインを彫る臼の上面は木口であった。

おかげで、ここからの作業が延々と続き、
第1号機の制作時間の半分以上は、
このデザインを彫る作業となり、
(何日かかったかは言えない。)
挙句に、「これってない方が、籾がスムーズに落ちるんじゃない」
という隣人のまさに正しい突っ込みに
「うるさい」としか返せない羽目になってしまったのだった。
(世の中、言ってはならない正しい突っ込みに満ち溢れているものだ。)

それでも、
ようやく彫りあがったこの1号機君に、
念願の「マルコメ君」という名前を付けて、
(ほら、上から見ると○の中に「米」って見えるでしょ。)
ひとりさびしく、
「無駄じゃなかった、
無駄じゃなかったに違いない、
たとえ、もし無駄だったとしても
無駄の中にも大切なことはある、
無駄かどうかは、人間にはわからないのだ。」
としつこく何度も自分に言い聞かせ、なぐさめ、

段ボールで黙々と受け皿を作り、

P1230687.JPG

ハンドルや固定バーを木の枝で作って、完成!

P1230713.JPG

いやー、途中からが(多分無駄に)長かった、長かった。
うん、でも、その分アートっぽいいいものができた。
暮らしの中に、ささやかなアート心は必要だ。

で、とにかくまずは、試運転だ。

(あと、ちょっとだけ、つづく)


   by 里山おやじ

2016年01月16日

籾摺り器・3

さて、今回、籾摺り器を作るにあたって、
たまたまというか、
趣味の木皿を作るつもりで乾燥させていた
直径30センチものの欅の材があったので、
これを材料とすることにした。

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運がいいことに、
ちょうど訪ねてきてくれたログビルダー・戸田さんに頼み込んで、
これをきれいに切断してもらった。
さすがプロ!
スコアリングという技で、毛羽立ち一つなし。

この技は、夏場に丸椅子作りをする際に習って
結構できるようになったのだが、さすがにここまではまだ無理。
頼んでよかった。

P1230593.JPG

切断した上臼の重量は、とても重要。
この重さが籾をプレスする力になる。
軽すぎては籾が十分に剥けないだろうし
重すぎては、米をすり潰してしまうだろう。
測ってみると12キロ近くあり、とりあえず合格。

P1230595.JPG

次に、上下の臼共にコンパスで中心を出して、
下臼に回転を支える軸を取り付ける。
今回は、小岩さんのテキストに習って、ステンレスのボルトを軸に。
ラチェットで絞めてから、ボルトの頭はグラインダーで切断。

一方の上臼の中心には、
ボルトを受ける穴をあけて、これで上下臼を合わせる。
ぴったりだ!
何しろ戸田さんの切り口は真っ平らなので、
微調整のカンナ掛け修正はほとんど不要だったのだ。

P1230626.JPG

そして、上臼にはこの中心軸から5センチずらした位置に、
籾の投入口の穴を開ける。
ドリルによる垂直の穴あけは難しく、
しかもこれは距離もあるのでドリルスタンドを利用。
それでもドリルの刃が届かず、
結局反対側から目測で狙いをつけて何とか貫通。

P1230619.JPG

これで一応全体構造は出来上がり。


あとは、ひたすら地道に臼の目を彫っていく作業。

P1230628.JPG

臼の目のパターンには大きく分けて、
6画と8画の2種類があるのだが、今回は8画のパターンを採用。

上下臼の木口に、
鉛筆で目のパターンを線引きしてから
丁寧に一本ずつ彫刻刀でなぞるように彫っていく。

P1230646.JPG

秋の夜長の実に楽しい時間ですっかり没頭、夢中。
時がたつのもすっかり忘れて、気がつけばあっという間に深夜・・・。
(ちなみに制作したのは昨秋のことです。)


(つづく)

   by 里山おやじ

2016年01月14日

籾摺り器・2

さて、籾摺り器を手作りするにあたって、
大変お世話になったのが、鹿児島在住の自然風・小岩さん。
すでにご自身で改良を重ねた3号機まで自作なさっている。
コンタクトをとってから、
ご親切にもその設計図付きのテキストを送っていただいた。

P1230588.JPG

とても詳しい設計図だったので、大いに参考にさせていただいた。

そして、もう一つ参考になったのが実物のこれ。

以前、ご近所の故Gさんにいただいた石臼。
(何度かこれで自家製そばなど挽いたことがあった。)
籾摺り器というのは、摺り臼の一種なので、
目の構造パターンなどは石臼と一緒。
だからこれもとても参考になった。

P1230691.JPG

石臼といえば、
実は最近になって、ご近所のYさんの亡くなられたお父さんが、
以前、石職人さんだったことを知らされて、
その時に使われていたという道具をお借りしてきた。
中に、石臼の目立てをする「タタキ」という道具もある。
いつかぜひとも使えるようになりたいものだ。

P1230694.JPG

米、小麦が貯蔵できる農家に
手動の籾摺り器と石臼がそろっていれば、
いざというときのブラックアウト(大規模停電時)も怖くない。

というか、本当に深刻なブラックアウトが広範囲で継続した場合、
政府や自治体は災害に弱い都市部の救済で手いっぱいになるはずなので
災害に強い農山村は、自立能力を準備しておく必要があると思うのだ。

(どうも、籾摺り器の話が、ブラックアウトへの備えの方に流れてしまうのは
ただいまワタクシ「ブラックアウト」という
ちょいと話題になった小説を読んでおる最中なのでありまして、
あしからずご了承くださいませ。)

さて、前ふりばかり長くなってしまいましたが、
石臼の実物を見ながら、
籾摺り器のテキストまでそろったおかげで、
実にスムーズに籾摺り器・第1号作成に取り掛かることができたのであります。

(つづく)

   by 里山おやじ


2016年01月12日

籾摺り器

もうすぐ、5回目の3・11がやって来る。
のど元過ぎれば熱さ忘れる性を持つ多くの人にとって、
節目となる日こそは、振り返って多くの教訓を確認する良い機会に違いない。
特に被災地東北の人間であればなおさらだ。

大規模災害時のライフラインの確保をシュミレーションしてみると
都市部に比べて農村部の強さは際立つ。
ブラックアウトと呼ばれる広範囲停電に見舞われるケースでは
都市部の弱さとは比較にならない強さを持ち合わせているはずだ。

実際に3.11直後のブラックアウトでも、
原発事故の被害がない農村部では、その強さは至る所で生かされていたし、
一方、大都市・仙台ではたった数本のペットボトルの水を求めて
長い行列ができていたという話も直接見てきた人から聞いた。

実はあの時、里山での自給生活をしてきた私たちが、
いつまで停電が続くか見えない状況の中で、
これだけは準備しておこうと唯一急いで買ったのは、鋸の刃とその目立てヤスリだった。
つまり、あのブラックアウトが相当長引いたとしても、
燃料の薪を山から切り出す鋸さえあれば、
井戸の水はあるし、
加えて主食の米、小麦、味噌が1年分以上備わっていたので
当分は大丈夫というシュミレーション結果だったのだ。
幸い、この地域の電気はすぐに復旧してそんな事態にも至らなかったのだが…。

しかし、その後、改めてもう少し細かいシュミレーションをしたときに
見えてきた一つの盲点があった。
それは、米が籾での貯蔵、小麦が玄麦での貯蔵であり、
籾摺り器と石臼が電動機械だったのだ。

そう、あの時、教訓として、米の玄米貯蔵利点の見直しとともに、
「こんな時のために、手動の籾摺り器や石臼があると安心だなあ」
と、つくづく思ったのだった。

そんなわけで、昔はきっと農村中で使っていたに違いない籾摺り器や石臼に
大いに興味を持ったのはその時から。

籾摺り器はいつか作ろうと思っていたし、
石臼は、中古モノをもらっていたので、
いつか機会があれば目立ての仕方を学ぼうと思っていた。

けれど、その後の様々な忙しさの中で、
籾摺り器作りの情熱も徐々に消えかかって、はや4年半たった昨秋・・・

このブログを読んで訪ねてきたアメリカ在住の夫婦から、
「庭先で池を作って田んぼにして米を栽培したのだが、
収穫後、籾をする方法を模索している。何かいいものありますか。」
と問われて、
ああ、まさに籾摺り器だなあ、と忘れかけていた情熱が再び復活。

よし、今度こそ「手動籾摺り器」を作ろう、と。

(もちろん、続く)

   by 里山おやじ

2015年07月15日

丸椅子作り・3

乾燥させた枝材は、大まかな長さをそろえて、
先端をドリル穴に合わせて鉈で削ります。
ぴったりとはまるまで削れば、あとはボンドづけ。

ボンドが乾くまで数日間待って、
しっかり固まったところで、逆さにして正確な長さに合わせて切ります。

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これで形としては完成。
あとは、表面の研磨作業ですが、
グラインダーを使って、この炎天下にマスクとゴーグル。
グラインダーも結構重たいし、
女性陣にとっては、かなりハードな仕事になってしまいました。

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今回作っている丸椅子は、あずまやで使うので、
雨に当たることも考慮に入れて、丁寧に柿渋仕上げ。

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カラ梅雨とこの高気温で、
塗った柿渋はみるみる乾燥して
次々と丸椅子は完成。

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昨年春のワークショップから1年を経て、
材料から完成までの全工程を
完全に自分達のものにすることができました。

手作りのあずまやに、
手作りのかまど、テーブル、そして今回は丸椅子が、
着実な技の習得と共にそろいました。

どれもみな地域資源を生かし、
手仕事の技を投入して、
素敵な付加価値を生み出した大満足の出来栄えです。

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記録的猛暑の日々、
総勢9名で一気に作り上げました丸椅子約20脚。
フェスタほか今後のイベントでもばっちり使う予定であります。



2015年07月12日

丸椅子作り・2

椅子の脚は、材質をそろえて杉の枝で作るのがベスト
なのかもしれないけど、
ここは敢えてオリジナリティを出したいところ。

あれやこれや検討した末に、
実を収穫した後の桑の枝を使ってみることにした。

P1210036.JPG

これなら桑の木の剪定作業と1石2鳥だし、
葉っぱはこれが大好物の羊たちへ。
大ご馳走である。

P1210061.JPG

桑が面白いのは、
この時期、樹皮が割と簡単にきれいにはがせること。

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(樹皮のほうも利用できそうな気がして、
こちらも、友人のクラフト作家さんに試作を頼んだ。)

P1210071.JPG

きれいに樹皮がむけた枝材は、
自然の造形美が残っていて、アートな感じがよく出ている。
ただし、べたつく樹液が大量に出ているので、
とりあえず、これを乾燥させる。


2015年07月10日

丸椅子作り・1


この春できたあずまやに
立派な銀杏テーブルが備え付けられました。
材は、一関の佐惣珈琲さんから1年前に頂いたプレゼント。
かんな掛けをして、柿渋を縫って、
脚は戸田さんにお願いしました。

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20人は座れます。

そこであと揃えたいのが、このテーブルにあう20脚の椅子。
もちろん、地域素材にこだわりたいので、
昨年春にワークショップで習った丸椅子で揃えたい。

P1200809.JPG 

ということで、最近の森プロ作業は、
この椅子作りに没頭しております。
最初にして最大の難関だった杉材の正確な玉切り技術は
戸田さんにがっつり習うことができました。 

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チェンソーによる切り口のバリが出ない
スコアリングというプロの技まで教えてもらってばっちりです。
今月から森プロメンバーに加わってくれたS君にもこれを伝授。

P1210022.JPG

簡単に見えるかもしれないけど、
フリーハンドではとても無理。
やってみて初めて分かるプロの技です。

P1210010.JPG

ここからは、作り方を習ってきたペーターが、
正三角形の治具で印をつけて…。

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ドリルで適度な角度をつけて穴を開けます。
あとは脚。

2015年06月17日

桑の実

里山農場・うたがき優命園にとって1年で最も忙しい季節、6月。
そのうちの作業の一つが、桑の実の収穫、選別。

P1200824.JPG

こうしてシートを広げた上に叩き落としていきます。
冬場の剪定も上手になってきまして、
地上から叩ける枝の割合が高くなってくると
年々収穫量も増えてきて、200キロを超えるようになり
優命園のジャム生産だけではさばききれないほど。

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そこで、今年から生活学校でも利活用を検討してみようと、
生活学校スタッフで収穫作業もしています。
あずまやは現在、
桑の実の選別作業小屋と化しておりまする。

P1200845.JPG

こうして生食で食べるのもおいしいのだけれど
なにせ、傷むのが早くて、販売は難しい。

P1200883.JPG

一方、2年前に
ほんのお試し気分で作ってみた
”桑の実発酵アルコールジュース”が
結構おいしく出来上がってしまい、ちょっと感動。
で、最近は珍しく晩酌続き。

P1200879.JPG

これならちょっと本気で試してみようかと、
本日はスタッフで収穫した約30キロを仕込んでみた。

てな具合に、現在この里山資源の新たな利活用を模索中。

地域資源に
アイディアと労働を投入して
付加価値を生み出して
それを豊かに交換し合うのが
持続可能な経済の王道。
たとえどんなに小さな規模にせよ…。

というわけで、ただいまアイディア募集中。

    by 里山おやじ

2015年01月27日

丸椅子作り

新年早々、パソコンの大不調に
シリアでの緊迫した人質事件の発生が続き、
ブログ更新停滞しておりました。

ジャーナリスト・Gさんの一刻も早い生還を祈りつつ、
森プロ作業の再開を機にブログ再スタートします。



この冬の目標の一つであった生活学校としてもモノづくり。
とりあえずは、
昨春のワークショップでロックガーデンの高橋さんから習った
丸椅子から始めることにしました。

基本的な材料は、杉丸太の輪切り材と椅子脚の枝材があれば足ります。
輪切り材は、高橋さんから乾燥したものをたくさんいただいていたので、
あと必要なのは脚材。

杉の枝でもいいのですが、
いのち森のエゴノキを使うことにしました。

いのち森で立ち枯れが目立つエゴノキ。
早いうちに伐り出せば、利用できるのではないか
とずっと考えていたものです。

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この日は、ペーターとミポリンと3人でいのち森に入り、
立ち枯れエゴの木の伐り出しから始めました。
山の整備にもなるので一石二鳥。

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伐って集めた材はこうしてロープで束ねて
雪の上を引きずって運び出していきます。
むしろもっと寒い方が材が滑りやすいし、
靴が雪に埋まらずに楽なのですが・・・。

P1180728.JPG

もってきた材は、長さを揃えて切り、皮をむいて、
杉輪切り材にあけたドリルの穴の直径の細さまで
先端を鉈で削ります。

P1180741.JPG

木工ボンドをつけて、脚材を輪切り材のドリル穴に叩き込んで、
水平をとってから足を切りそろえれば
ほぼ形は完成。
あとは、輪切り材の木口表面をていねいにペーパーがけします。
ばっちり、昨春のワークショップ通りに再現できました。

P1180745.JPG

とりあえずひとつ無事にできましたのでこの日はここまで。
午後から駆けつけてくれた花子さんとともに
あとは、ひたすら脚作り。
この先の量産に備えることにしました。

それにしても気温が高くて動きやすくて助かります。
この分だと、3月を待たずに雪解けか。
そうすれば、あずまやもできそう・・・。


   by 里山おやじ