コリデールだけあってウールはどこもフサフサ。
ところが、これが災いして、
彼の場合は目の周りもフサフサで視界を遮っている。
先日初めてまきばに放したところ
桑の木にぶつかった。(ゆるせ、モコミティ。)
やはり、目の前が見えてない。
それで、まずは毛刈りということになった。
ウール工芸にかかわる「見学体験希望者」も集まって
今日はギャラリー多数!
うん、生活学校の工芸作家さんには、
この素材からぜひかかわって知ってもらいたいと強く思う、のだ。
人が食べられない草を食べて、
ウールという素材が生まれること、
そしてウールが生まれるまでの人の手間、技、羊との関係。
そんなわけで初の毛刈り会。
まずは、モコミティをひっくり返して
押さえつけながら毛刈りの開始。
ゆこりんには後ろ足を抑えてもらって、
まずは体の左半身をお腹から背中へ向けて刈っていく。
ところが、昨年修理したばかりのバリカンがどうも不調。
で、結局はさみの手刈り。こりゃ、時間かかるな。
ところが、研いだばかりの毛刈りはさみも切れ味悪く・・・
最後は裁ちばさみを使っての毛刈りに。
1時間近くかかってやっと半身完了。
今度は、モコミティを裏返して右半身。
ここからは、ゆこりんも毛刈り初挑戦。
皮膚を傷つけないように慎重に慎重に・・・。
他のサフォークたちを違って
背中や首周りのウールは特に長くて
きれいなカールを巻いている。
そして、一番の違いは、顔や頭の毛の量だ。
フサフサの頂頭部はうらやましい限りだ。
(ゆるせん、モコミティ。)
顔の部分は、かあちゃん担当。
まるで人間の床や風景。
そんなこんなで、2時間近くかかってやっと毛刈り完了。
顔も体もまるで別人(?)になったモコミティをまきばへ。
めでたし、めでたし。
と、なるはずだったのだけれど、
実はここから大波乱が待っていた。
目が見えて興奮したのか、モコミティは大暴れ。
頭を振り回して、人に襲いかかてくる。
あわてて私以外はみな柵の外へ避難。
今後の人との関係にもかかわって来るので、
飼い主の私だけには服従させねばならない。
しばらくは、頭突きを繰り返すたびに押さえつけて
力でかなわないことを教えようと格闘したが
何度やっても学習しない。
そのうち、頭突きをよけた手が運悪く、
桑の木とモコミティの頭に挟まれて流血の惨事に。
しかたなく今日はここで断念。
モコミティはまた、別飼いの小屋へ。
楽しい毛刈り体験会が一変してしまった。
あー、この先が思いやられる。
まぁ、これもウールが生まれるまでの物語の1章ですなぁ。
by 里山おやじ




