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2018年01月10日

手打ち胡桃物語

正月は、お節と共に様々な餅をたらふく食べた。

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その一つがクルミ餅。
次男の誕生木に15本植えた手打ち胡桃というクルミを秋に収穫して、
殻のまま保存しておいて、食べる直前に割って食べる。
これが脂肪が多くて酸化しやすいクルミの最高に贅沢な食べ方だが、
普通のオニクルミだと割って穿り出すのに手間暇がかかる。

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その点、手打ち胡桃は殻が薄いので簡単に割れて、
中身も取り出しやすい。
薄皮がやや渋いのが唯一の欠点だが、フライパンで炒ればok。

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「東北食べる通信」先月号で、
このクルミ栽培を3代にわたって続けてこられた
岩手・九戸の小井田さんが特集されて、高橋編集長に送っていただいた。
私が17年前にクルミをいただいたのは初代の与八郎さん。
クルミの下で乳牛や鶏を放牧する「立体農業」を実践されて、
それが小井田家で受け継がれている。
私にとってはとても読み応えのある特集記事だった。
(編集長、ありがとうございました。)

以前このブログにも書いたが、
若いころ、この立体農業の考え方と実践に深い感銘を受けて、
優命園の農場づくりのあちこちで参考にしてきた。
クルミの木の下には羊を放して、
田んぼには合鴨を放して、
ブドウの下には鶏を放して・・・。
現実はなかなか理想通りにはいかないが、それは世の常。

全てが成功でなくても全てが失敗でもない。
大切なのは追い続けている方法が、
自分と、自分が暮らす地域にあっているかどうかという見極めなんだと思う。
この先もごく小規模で緩やかに「立体農業」は追い続けていくつもりでいる。

循環や共存というキーワードに支えられたこの方法には
それだけの楽しさと魅力がたくさんつまっている。

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   by 里山おやじ
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