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2016年04月22日

熊本地震と川内原発

九州、熊本地方での大地震の頻発、
それによる被害のニュースや画像を見るたびに、
まざまざと5年前の3・11を思い返さずにはいられない。
これ以上被害が広がることなく、
地震や火山も落ち着いてほしいと願うばかりだが、
自然の猛威の前には、人の願いが届かぬ事も多々ある。

ただ、あの時と大きく違うのは、津波がないことに加えて、
原子力災害を伴っていない点だ。
救援活動にしろ
(まだ、気が早いことかもしれないが)復興支援活動にしろ、
熊本産の生産物を購入するなどの応援もし易い。
このまま、原発災害を起こすことなく復興支援活動にたどり着くためにも、
川内原発は一時停止すべきだと思う。

平時の原発賛否はひとまず置いといて、
「この地震頻発が収まるまでの期間」に限定するという明確な条件
(例えば、中央構造線上でM5以上の地震が1か月間発生しなくなるまで、とか。)
の下で、即停止すべきだ。

原発推進派は
「大地震頻発事態時には、原発を停止しても電力安定供給ができること」で、
原子力への信頼を取り戻す機会にしたらよいし、
反対派は
「今回の一連の地震活動」が収まった後の「川内原発再稼働」については
即認めるという条件で、とにかく一旦停止すべき時だ。
停止による電力会社へのコスト負担が大きくなるから停止できないというなら、
それを国家が負担するかどうかという議論もありだと思う。



by  里山おやじ

posted by 里山生活学校 at 19:04| Comment(0) | 未分類
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