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2015年06月08日

6/6 開校日・その3

「サシバがなぜ、生活学校周辺で子育てするのか」
という今回のタイトルの答えとして、
スライドの最後に東先生がまとてくださったのが、

・田んぼと林がどちらもあって、
・それらを人が上手に使っている。
・巣をかける木が田んぼの近くにある。
・カエルやヘビがたくさんいる。
・みんながやさしく見守っている。

ということ。
でも、

心配なこと・・・として

・アカマツが枯れてきている。
・田んぼをする人が減ってきている。

という2点も上げられた。

確かにアカマツの松くい虫の被害スピードはとどまるところを知らず、
里山農村人口の減少も深刻だ。
この先、サシバとの共存がどこまで続けていけるのか不安も感じる。

でも、だからこそ、この里山での暮らしをがんばりたい
という気にさせてくれる素晴らしい研究とお話だった。

疲弊する農山村を救うのは、一つはお金だろう。
(生産物が適正価格で売れることや補助金の交付)
それは誰も否定できない。
けれど、もう一つは生産者の心の支えの創造だと思う。

東先生のこのサシバの研究には、
本当にその支えを生み出す力があふれていると感じた。
「保護のための保護」ではなく、
地道な調査で証明してみせた
「生産活動の結果としての保護」は、
生産者へのエールにも聞こえた。

(実際、ワタクシの場合、丸4日かかって、2反の手植えを終えて、
腰痛の残る3日目に聞いたこの講義。
実に心にしみました。)

生活学校として、
今後さらに、サシバとのかかわり、ぜひとも深めていきたい!
そして、
このサシバという鳥の生態、
日本中の里山在住者(特に農家)にもっともっと広まってほしいなあ。

(つづく)
  
  by(久々に文字だけの記事を書いた)里山おやじ
この記事へのコメント
生産者の心の支え

これは凄いことなんですね。
サシバと里山あらためてその存在のことを
考えられました。

人の欲求というか
どんな仕事でも
役に立つ
という実感があるほう
やはりいいです。

Posted by rikagonn at 2015年06月10日 12:49
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