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2015年04月28日

かまどづくり・7

3日目、午後。
ランチと野呂さんのお話を聞いている間に
モルタルも乾いたであろうという3時間後。

かまどづくりラストスパートにしてクライマックスである
木型の取り出し作業開始。

ところが、モルタルが結構付着して固まってしまい、
これがなかなか抜けない。

P1200151.JPG

かといって乱暴にたたいて壊しては、元も子もないので
恐る恐る木槌などで叩いてみる。
みな心配で覗き込む。
「お前、まさかここまで来て壊すなよ」
という無言であるがゆえにかえって怖い「22の瞳」のプレッシャーを受けて
ビビりながら慎重に慎重に叩き続けて、
ようやっとモルタルから木枠が外せた。


P1200153.JPG

「おおお」という歓声。
これが愛農かまどかあ!
感動だ。

いやいやまだ完成ではないよ。
ここから最後の仕上げ。

P1200165.JPG

木型を外したかまどの内側をモルタル仕上げ。
目地も丁寧に埋めていきます。
1週間後に、タイル張りの仕上げ予定ですが、
一応レンガの最上段なのでここはきれいに仕上げたい。


P1200210.JPG

午前中勾配を付けて設置した鉄扉も、
支えのレンガがだいぶ乾いていたので、
扉と壁面にできた三角形の隙間を粘土で埋めます。

P1200229.JPG

はい、これで前面出来上がりました。

左は、追い焚口扉。
風呂釜の灰取り出し口のふたを縦に付けました。

真ん中は、野呂さんがドラム缶から切り出してくれた
オーブンのフタ。
取っ手は花子さんプロデュースのエゴノキ枝。

そして右が苦労した焚口扉。
これも風呂釜焚口のフタ。

つまり見事にすべて中古品再利用。
最初から年季の入った味を醸し出している。

P1200225.JPG

さて、こちらレンガ最上段も仕上がりまして、
金輪を置いてみます。

「おおお」再び歓声。
そしてこれで「愛農かまど」の完成。
(あくまで3日間ワークショップ上の完成。)

できたあ!
という達成感がじわじわと湧いてきました。

最後に3日目にして、3回目の記念撮影。
完成の笑顔付。

P1200235.JPG

いやいや楽しい3日間でありました。
そしてほんとにいいものができました。
ていねいな素晴らしいご指導をいただいた野呂さんはもちろん、
参加してくれた皆さんに感謝、感謝であります。

こういう仲間で力を合わせた体験と
今後に膨らんでいく夢が
生活学校のなによりの、決して盗まれない大きな財産です。


この春、生活学校にまた一つ豊かな財産が生まれました。

3.11、福島原発事故から丸4年。
各地で自然エネルギーに関心が高まる中で、
生活学校としては
3年前に作ったロケットストーブに続く2つ目の
持続可能な手作りの「地域エネルギー」ということにもなります。




  (それでももうちょっと続く) by 里山おやじ
この記事へのコメント
東野様
はじめまして。
「愛農かまど」は名前の通り、三重県にある私立・愛農高校やその卒業生たちで組織されている「全国愛農会」の中で生まれたものです。そこに問い合わせれば、この竈を作るための情報は十分にもらえると思います。3日間のワークショップも頼めるはずなので、聞いてみてください。この竈を使ってみての感想は、燃料効率が非常に良いので、薪の量が少なくて済むのが一番の利点です。一方、燃料が少ない分、オーブンの蓄熱量は少ないので、大きな石窯などのようにパンやピザを連続で焼くには不向きです。あくまで家庭用という前提を確認してから取り掛かるのがいいと思います。
Posted by 里山おやじ at 2017年05月04日 07:41
湘南で都心を中心にインテリアデザインを手掛け父の危篤を機に故郷金沢に戻り、更に能登の湾前に古民家を購入し昭和の部分を壊し明治期の創建当時に戻してます。そこで竈を復活したく検索してますと愛農かまどに出会ったのですが、ここ数か月手掛けた方のブログ等にアクセスするのですがなかなか連絡が取れず途方に暮れております。何かアドバイスを頂けると幸いです。
Posted by 東野龍也 at 2017年04月27日 13:57
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