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2014年04月16日

丸椅子づくりのワークショップ その2

里山生活学校を語る上で外せない言葉、「地域資源の利活用」。
もちろん今回のワークショップにも活かされています。
登場するのは杉の木です。
04.JPG
直径20〜30cm程度、樹齢で言うと50年ほどの木材を輪切りにして、
某アニメのマンモス肉のような円盤が座面に。
同じような年齢の木に生えていた枝が、脚の部分となります。
あとはボンドや必要に応じて割れを防ぐ「鎹(かすがい)」もありますが、
基本的に材料はこれだけ。
何とも単純なものです。

ところがこの材料、使えるようになるまでには長い時間がかかっています。
林から切り出されたばかりの生木では、
時間が経つにつれ曲がったりヒビが入ったりと大変なことに。
伐採してから1年、輪切りにしてから3年ほど寝かせます。
これはどの木にも言えるそうですが、
以前里小屋で体験した発酵食品のお肉のように、
じっくりと熟成させないと良い材木にはならないのですね。

このお肉もとい杉の輪切りに、ドリルで穴を掘ります。
最初はこの穴掘りも体験の一つだったのですが、
素人目に見ても難しそうなことと、先生がノリノリだったので、
全部穴を掘ってもらいました。
05.JPG
三角の型を使って印を付け、その跡をドリルで掘ります。
最初はまっすぐに、少し掘ってから「斜めにドリルを動かします」。
この言葉に違和感があれば、あなたは立派な日曜大工見習卒業です。
06.JPG
ドリルは普通まっすぐにしか進みません。
それを先生がドリルの刃に少々細工をし、斜めにも掘り進められるようにしてあります。
これにより脚が座面より広がるように伸び、より安定感が増すのです。
07.JPG
写真を見てもらえるとわかりますが、
穴をいくつもあけている場合があります。
これは決して先生が間違ったわけではなく、
また軽量化を図っているわけではありません。
09.JPG
しっかりと乾燥された材木ですが、それでもヒビは入ってしまうもの。
あらかじめ木の中心や、すでにヒビが始まっている辺りに穴をあけると、
ヒビがその穴で止まるのです。
それでもダメなら鎹を打ってヒビが広がらないようにしますが、
これら先人の知恵には頭が下がります。

さて、次は脚の取り付けです。

by おり
この記事へのコメント
みやこのみうらさま

遠路はるばる参加ありがとうございました。
イベントまたありますので
興味やご都合が合う時にぜひまたお越しください。
スタッフ一同お待ちしております。
Posted by 里山おやじ at 2014年04月17日 07:18
凄く楽しかったです!
ありがとうございました。
三時間以上かかって里山に到着。
迷子になってホントに着くのか不安でしたが..
冬眠していた自分。里山に行って春の芽吹きを感じました。「これを機会に!」と。
とは、言うものの、つぎの日の午後あたりから体が思うように動きません..ん?ん?なんなんだろう?筋肉痛?電動工具?半世紀生きてきて初めて手にした事が、こんな....。
私にとって、ワイルド過ぎたのか、楽しくて無我夢中だったので、アウトドア大好きの私が情けなく思いました。
でも、でも、また参加したいです。
Posted by みやこのみうら at 2014年04月17日 00:07
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