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2012年11月12日

おうしゅう環境フォーラム2012

11日、おうしゅう環境フォーラム2012に参加してきました。


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ブースでは、ミニチュア木工作品、野鳥の写真、などを展示しながら
ミニチュア木工のワークショップを開いてきました。

あらかじめ用意していた昆虫づくりよりも、
ハンの実で作る羊を希望する人が多くて、
それにも対応していた講師の泉山さん、ゆこりん、ご苦労様でした。

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私の方は、午後から、この日講演された葛巻の
森と風の学校・代表・吉成さんと対談企画に招かれまして、
不慣れな「対談」をなんとかこなしてまいりました。

対談では、短い時間の中でしたが、
これまでの生活学校の活動紹介や
原子力やエネルギーに関すること、
身近な地域資源を利用することなどをテーマに
吉成さんと会話のキャッチボールをする形で進めました。

打ち合わせから講演に至るまで、吉成さんからは、
「森と風の学校」の10年以上の歴史をお聞きすることができ、
苦労話を含めて大変勉強になりました。

特に講演会では、これまでの画像や映像も見せていただき、
やはり、なにごとも積み重ねだ。積み重ねてきた年月は重い。
と、改めて思いました。

子供が大好きな吉成さんは、子供の話になると止まらないという方で、
むしろ、子供の環境教育というテーマで自由に話していただければ
もっと深いお話が聞けたかもしれないとも思いました。

夏ののキャンプで、服のまま川に入って
子供たちと大はしゃぎで水を掛け合う吉成さんの映像が
とても印象に残りました。

ところで、吉成さんは、泉山作品をとても気に入ってくださって
ぜひ、「森と風」にも来てほしいと言われまして、
今後またご縁があるかもしれません。
再開できる日を楽しみにしたいと思います。



さて、この日、ブースでは様々な展示がありまして、
いくつか興味をひかれるものがありました。

なかでも個人的にとくに目についたのが、これ。

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「ぬかくど」とか「ぬか釜」と呼ばれるもみ殻を燃料にご飯を炊く
昔ながらの道具です。

 生活学校で是非そろえたい調理場のエースとして探して
いたところでした。
すでに、しくみやメリットは良く知っていたのですが
実物を見たことがなかったので、「おっ、こんなところに」
という出会いでした。

これが利活用できると、たんぼは、食料である米とともに
調理燃料であるもみがらを生産する場にもなります。

「身近な地域資源」をキーワードとする生活学校としては
素通りできない道具なのです。


 そんなこんなで、初参加の環境フォーラムは実りある1日となりました。

“フォーラム担当部長”で準備段階から忙しかった花子さん、
ホントにお疲れ様でした。


by 里山おやじ



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