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2011年12月25日

里山の放射能汚染・7

この冬の作業日の仕事で、
生活学校の手作り小屋の内壁と外壁の間に
断熱材として麦わらを入れる予定だった。

ただ、小麦の粒は、収穫後のセシウム測定で
26ベクレル検出されていたので、
麦わらも一応測定してからということにした。

結果、なんと97ベクレル。
粒の4倍だ。

食べるものではないので、
内部被ばくの心配はないとはいえ、
この数値を壁の中にわざわざ入れる気にはなれない。

やめた。

来年の収穫まで待つか、
それとも、別の資材を探すか。

思えば、放射能に振り回された一年を象徴するような
年の瀬の測定結果だ。

原子力はつくづく許し難い。
地域資源をことごとく汚染している。

子供たちの健康被害を心配する親の前にも、
生産物を心配する農家の前にも、
そして、地域資源の利活用を目指す生活学校の前にも、
何度も何度も、立ちはだかる。

年明けの2月には、
スタッフの川辺さんが導入する測定器が、
北上の「パスポート川辺商会」に来る。
生活学校も出資に参加しているので、
いろいろと測れるだろう。

食生活において、
数値の高い食材の傾向がつかめれば、ありがたい。
今はとにかく、地域を挙げて、
子供の内部被ばくを減らす努力をすることが何よりも肝心。
それには、まず、十分な測定が不可欠だ。

そして里山や農地汚染の実態や除染効果なども、
測定によって、確かめられることがあるかもしれない。
一つでも、効果や成果が出てくれば、
汚染地域の励みになる。

期待して待っている。
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