見学会を振り返って最初に思い浮かんだのが、
ビオトープの周辺にいる時間が毎回長くなっている、ということでした。
山の水を集めて田んぼに引く際に、
そのままの水温では冷たすぎることから、
ため池をいくつか作って段階的に温度を変えています。
その人為的な場所に虫や動物達が集まりはじめました。
「人が手を入れることで喜ぶ動物もいる」
という図式がこのビオトープにありました。
滅多に見られなくなったというミズスマシに参加者が群がり、
ゲンゴロウはお構いなく交尾をしています。
空ではちょうどカケスが鳴いていました。
田んぼの反対側に作られた水路、
そのU字溝がカワニナを全滅させてしまいました。
そのことがビオトープを作るきっかけとなったそうですが、
今では人も昆虫も寄ってきています。
季節はずれのクワガタまで現れる始末です!
クワガタに話題をさらわれてしまいましたが、
アイガモの田んぼも景色を変えていました。
劣悪な労働環境にも負けず頑張っていたアイガモ達ですが、
最終的には1羽になってしまったうえ、
「ここはハヤブサの餌場?」「いや、レストラン」などと言われる始末。
えっと、来年も頑張ってほしいですね。
岩手に移り住んで10数年来、
いつも不思議に思っていた言葉が「ほんにょ」でした。
今回皆さんの記事を見ることで、
何故あれが崖の上みたいな名前なのかわかりました。
「穂が仁王立ち」で「ほにお」で「ほんにょ」ですね。
さてさてこのクワガタ、
種類は何だったのでしょうね。
来年はビートルプロジェクトもありますので、
たくさんの昆虫達がビオトープに集うことでしょう。
メモ帳を読み違えました。もう一回だけ書かせてもらいます。
by おり
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ほんにょ!??
今年初めて解説していただき、納得です