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地域に暮らす私たちが、地域資源の魅力に気づき、
楽しく活用するしくみづくり

2015年03月04日

森プロ日記・あずまや編12

あずまや建てこみ3日目。
本日も、スタッフ含めて7名の豪華メンバーだ。

P1190143.JPG

まずは、前回1本残った最後の梁の据え付け。
男衆トリオが揃っているので、あっという間だ。
これで構造材部分はほぼ完成。

で、ここからは屋根張りとなる。

このあずまやは、丈夫な「厚さ0.6ミリ」の折半屋根
というタイプのものを使うので、
タイトフレームと呼ばれるジグザグの金具を、
桁や棟に取り付ける作業からだ。

P1190126.JPG

まずは大距と呼ばれる大きな三角定規を使って直角を出して、
桁や棟木上に墨を打つ。
角材でないだけに、墨は慎重に直線を出さねばならない。
それから墨に沿って、タイトフレームをビス止めしていく。

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この日は、T君が足場まで持参してくれて、
高所での移動がホントに楽になった。
それでも足りないところは、
女性陣が、脚立を次々と移動してくれるので、
作業は実に順調。
滞ることなくスムーズに流れるように進んだ。

おかげで午前中には、予定通りに片側屋根のタイトフレームを
ペーターとT君コンビで見事に据え付け終えた。

余裕の昼食を挟んで、午後から折半屋根はり開始。

P1190168.JPG

午前中に女性陣に運んでもらった屋根を1枚ずつ、
これまた女性陣に運び上げてもらう。

P1190244.JPG

それを足場の上で男性陣が、
タイトフレームから出たスクリューに、
屋根材を打ち込んで打ち抜いて、
パッキン付きのナットで締めていくという作業だ。

丈夫なだけあって、厚保さ0.6ミリは、実に固く、
ハンマーで打ち抜くには、一苦労。
穴を空けた充て板の上から
力いっぱい何度もハンマーで叩いてやっと貫通する。

順調にはかどってはいったものの、
相当に時間はかかった。

P1190245.JPG

それでも日没までには、
東の片側をほぼ張り終えて、
続いて西側も張り始めた。

こちらはさらに高い場所で、
屋根の長さも長いので、さすがに張り終えるまでは至らなかったが、
本日予定のノルマは充分以上に達成。

一日の仕事に大満足、
だけでなく、ほぼ完成のカウントダウンにはいった
このあずまやの出来栄えにも大満足。

地域資源を活かした上に
手作りの温かみもたっぷりと表現できたと思うし、
チェンソー製材という技術での挑戦も合格点だ。

そしてなにより
オリジナリティにあふれた「付加価値」を
仲間と共に楽しく産みだせたことの充実感!
その思い充分にを建物の中に込めることができた。

完成まであと一息だ!

   by 里山おやじ

2015年03月03日

森プロ日記・あずまや編11

午後は、残り半分の土台の据え付けから。

P1190021.JPG

それにしても、雪解けで足もとが悪い。
明日にでも田植えができそうだ。
何を運ぶにも、長靴が泥に捕られて歩きづらい。

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そんな中で、まずは、土台を
独立基礎の羽子板にコーチボルトで締めて留めていく。
長靴には、粘土質の泥がどっさりこびりついて
足が重い。


P1190072.JPG

おまけに、運ぶ材料もみな重い。
土台や柱はいいとしても、
桁や梁は、これをみな足場の上に運び上げるのだ。
一苦労して、やっと運び上げてからは、
T君と二人で、ほぞ穴に差し込む。

不安定な足場の上では、無駄な力が入ってしまうためか
午後は足の指がしょっちゅう攣ってしまった。

P1190095.JPG

土台の上に、
柱、桁、梁と順を追って組んでいくのだが、
午前中のロスタイムが響いてきて、
だんだんと時間との勝負になってきた。

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2日連続で駆けつけてくれた「お手伝いのプロ・T君」
の文字通りプロ級のお手伝いがとにかくありがたく、
後半は、息もぴったり。
いい感じで順調にペースも上がってきたのだが…。

P1190115.JPG

あと、梁一つというところで、ついに日没。
タイムアウト。

暗い中で怪我してもつまんないので、本日2日目はここまで。
午前中は苦労して遅々として進まなかったが、
午後はスイスイと面白いように立ち上った。

ここまでくれば、一安心だ。

   by 里山おやじ




2015年02月28日

森プロ日記・あずまや編10

吹雪のあずまや建込み初日から一転、この日は快晴。
気分よく2日目のスタートを切ったところ、
昨日建てた柱の通りがほとんどあっていないことが判明。

と、いうか前日の最後は吹雪と夕闇で見えなかっただけだった。
がっくりとうなだれ、
平静を装いながら実はかなり落ち込み、
必死に気をとり直し、
それで午前中は、
ほとんどその手直しに費やす羽目になってしまった。

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それでも、今日もスタッフ含めて総勢7人。
こんな時こそ仲間が心強いというものだ。

チェンソー製材にこだわった今回のあずまやは、
両面が丸く、面のない材が多くて、
垂直を確認するための水準器が使えない。

それに代わる「下げ振り」という小道具を3つも同時に使って
垂直を出していったのだが、
糸が風で揺れたり、
引っ張ったロープを緩めると、柱が戻ってしまったり、
一進一退な感じでけっこう苦労した。

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そして女性陣は、柱の傾斜の歪み修正に
こんなに頑張ってくれた。
あー、明日は筋肉痛だね、こりゃ。

でもこの柱の先端に結んだロープを引っ張るという
シンプル作業の効果は抜群で、
見事に全てこの方法で修正できた。
おかげさまさま。

これで、最大の難関、地上4メートルの棟木をようやく組める。
長さ4メートルの重たい棟木を
5人がかりでなんとか足場の上まで運んで
あとは、T君と二人で、がんばる。

P1190041.JPG

こうして最後は、掛合という大きなハンマーで
ほぞに叩き込んで棟木を組む。
実はこのホゾがなかなか入らずに
何度もやり直して泣かされた。

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ずいぶん手こずってしまったが、
とにもかくにも午前中最後には、最大の難関の棟木が入り、
その通りも、めでたくぴったしかんかん。

「どれどれ」と、見に来た羊達も
「あー、ホントに直っているわ。昨日は、ひどかったけど。」
と、言っておりました。(多分)

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よし、これで、確信。
あとは何があっても「あずまやは建つ!」、と。

安心して、昼飯だ〜。

   つづく by 里山おやじ








2015年02月27日

森プロ日記・あずまや編9

あずまや建てこみ、勝負の日。
なのに里山は、昨夜から雪で、
冬に逆戻りの雪景色の中でのスタート。

P1180819.JPG

晴れたかと思えば、一瞬で小雪が舞い始めたり、
強風が吹き下ろして来たり、荒れた天気の一日でしたが、
スタッフほかお手伝いに来てくれた9人の
「超豪華強力メンバー」の総力戦で、
決戦の火ぶたは切って下されました。

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高いところは4メートル近いので、
2段に重ねた足場の上での危険伴う作業になり、
しかも材料が皆重たいという力仕事で、
ここは男性陣に大奮闘してもらいました。

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一方、女性陣も材料を運んでもらい、
ロープを引っ張って柱を立ててもらったり、
その柱を抑えてもらったり、
と、こちらもフル回転してもらいました。

P1180873.JPG

里小屋、ロケットストーブ、ツリーハウス、森トイレ
と、いろいろ作ってきましたが、
仲間で一つの目標に向かって夢中になる時間って
いつもいつもかけがえのない豊かな充実ややりがいを感じます。

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最後には、こんな猛吹雪の悪条件に見舞われたのですが、
逆境にめげることなく一応なんとか、初日の予定ノルマまで達成。
これも、仲間の力を結集したらばこそです。

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気が付けば、あっという間に夕方5時のサイレン。
満たされた達成感で、薪ストーブを囲んでの
ささやかなティータイムは、
かじかんだ手と、びしょ濡れに冷えた身体が芯から温まり、
これまたとても深い時間でした。

P1190011.JPG

地域消滅なんて言葉を、最近耳にするけど、
いったい何が消滅するというのだろう。
人口の数か。
カネか。

でも、
豊かな資源にあふれて、
そこから付加価値を生み出す知恵と技が維持されて、
集うすばらしい仲間がいれば、
かけがえのない時間が無限に生み出されていく。

そんな地域は、
簡単に消滅はしないなと、しみじみ思った一日でありました。

   by 里山おやじ
    




2015年02月24日

森プロ日記・あずまや編8

あずまやの建込みは、27日に決定。

それまでにやらねばならぬこと

@まずは桁の頬杖加工。

P1180799.JPG

と、A柿渋塗装。

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さらに今週は雪解けが進んだので

B土台の据え付けも開始。

P1180805.JPG

アンカーボルトを通す穴を空けて、

P1180806.JPG

座金とナットで締めていく。

のだがその前に、
アンカーボルトは丈が足りなくて・・・
ノミで土台に穴を彫ったり、

ボルトの穴がなかなか合わなくて・・・
何度もドリルで穴を空け直したり
思わぬ苦労の真っ最中。

P1180811.JPG

何とか2本据え付け完了。
27日までにあと4本だ。


   by 里山おやじ

2015年02月17日

あずまや再始動

2月とは思えない暖かい日が続いてる。
雪解けが遅い里山も、あちこち地面が見えだした。

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こうなってくると、
1日も早く完成させたいあずまや。
年末完成予定が、大雪や凍結で延期になったままだ。

そこでまず、
加工した材木に被せていたブルーシートに積もった雪どかし。

P1180787.JPG

当たり前だけど、材料はみな無事で一安心。
おお、年末以来のご対面だ。

P1180792.JPG

建込みは月末に大勢でやることにしたが、
それまでに頬杖の加工やら、
足場の設置やら、
土台の設置やら、
準備作業はけっこうあるので、
しっかり済ませて万全で建込みを迎えねば。

あずまや建設再始動だ。

   by 里山おやじ

2015年02月03日

奥州めぐみネット研修会

今日は、花子さんと2人で、
水沢区・メイプルにて
「奥州めぐみネット」の研修会に参加して来ました。

基調講演は、三陸ひとつなぎ自然学校の若き黍原君。
「今年こそ、団体を活性化させる」
というタイトルでお話を聞きました。

そのあと、生活学校も10分間の活動報告。

P1180761.JPG

奥州市内の4つの団体の報告も聞くことができました。
いわば、シーズンオフのこの時期、
他の団体の活動を聞くことは、
来シーズンに向けての良いヒント探しになりました。

   by 里山おやじ
posted by 里山生活学校 at 17:54| Comment(0) | 研修

2015年01月27日

丸椅子作り

新年早々、パソコンの大不調に
シリアでの緊迫した人質事件の発生が続き、
ブログ更新停滞しておりました。

ジャーナリスト・Gさんの一刻も早い生還を祈りつつ、
森プロ作業の再開を機にブログ再スタートします。



この冬の目標の一つであった生活学校としてもモノづくり。
とりあえずは、
昨春のワークショップでロックガーデンの高橋さんから習った
丸椅子から始めることにしました。

基本的な材料は、杉丸太の輪切り材と椅子脚の枝材があれば足ります。
輪切り材は、高橋さんから乾燥したものをたくさんいただいていたので、
あと必要なのは脚材。

杉の枝でもいいのですが、
いのち森のエゴノキを使うことにしました。

いのち森で立ち枯れが目立つエゴノキ。
早いうちに伐り出せば、利用できるのではないか
とずっと考えていたものです。

P1180703.JPG

この日は、ペーターとミポリンと3人でいのち森に入り、
立ち枯れエゴの木の伐り出しから始めました。
山の整備にもなるので一石二鳥。

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伐って集めた材はこうしてロープで束ねて
雪の上を引きずって運び出していきます。
むしろもっと寒い方が材が滑りやすいし、
靴が雪に埋まらずに楽なのですが・・・。

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もってきた材は、長さを揃えて切り、皮をむいて、
杉輪切り材にあけたドリルの穴の直径の細さまで
先端を鉈で削ります。

P1180741.JPG

木工ボンドをつけて、脚材を輪切り材のドリル穴に叩き込んで、
水平をとってから足を切りそろえれば
ほぼ形は完成。
あとは、輪切り材の木口表面をていねいにペーパーがけします。
ばっちり、昨春のワークショップ通りに再現できました。

P1180745.JPG

とりあえずひとつ無事にできましたのでこの日はここまで。
午後から駆けつけてくれた花子さんとともに
あとは、ひたすら脚作り。
この先の量産に備えることにしました。

それにしても気温が高くて動きやすくて助かります。
この分だと、3月を待たずに雪解けか。
そうすれば、あずまやもできそう・・・。


   by 里山おやじ

2015年01月06日

寒中お見舞い申し上げます

寒中お見舞い申し上げます。

今年はひつじ年。

P1180667.JPG

生活学校のシンボルの一つ。

飛躍の年になりますように。

本年もどうぞ、よろしく。

posted by 里山生活学校 at 19:12| Comment(2) | 未分類

2014年12月29日

森プロ日記・あずまやづくり編7

雪と低温。
とてつもなく厳しい冬であります。
あずまやづくりの延期、正解でありました。

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里山は、今はもうこんな状態。
普段なら1月、2月の風景です。
その分、春が早いといいのですが…。

P1180653.JPG

雪に埋もれて、もう、ブルーシートテントを張ることは難しい。
それで、見落としていたあずまやの刻み作業(頬杖のホゾ穴)は、
晴れ間を見て、
ブルーシートに積もった雪かきをしてから
シートをめくってやっています。

P1180665.JPG

さて、
今年も数えくれないくらい多くの人に支えられて、
生活学校は、とても活発な活動が続くきました。
ありがとうございました。

寒さ厳しい年の瀬ですが、
みなさま、どうぞ、良いお年をお迎えください。

そして、来年もどうぞよろしくお願いします。

   by 里山おやじ