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地域に暮らす私たちが、地域資源の魅力に気づき、
楽しく活用するしくみづくり

2015年04月21日

かまどづくり・1

 この春、生活学校では、完成させたばかりのあずまやに、
「あいのうかまど」なるユニークなかまどを作った。

3日間泊まり込みでご指導いただいたのは、
大船渡出身で全国愛農会の会員・野呂由彦さん。

だから名前の由来は、
(do you know kamado ?)
(T know kamado.)という英語ではなく、
「愛農会」からきた「愛農かまど」というわけ。

戦後、愛農会の料理研究家の先生が考案されたこのかまどは、
その構造に様々な工夫がなされていて、
燃焼効率が高いために,
少ない薪で調理ができるという優れもので、
当時は愛農会の拠点である三重県内だけで400基も作られたそうだ。

しかしその後のガスや電気の普及によってすっかり需要を失い、
風前の灯火だったこのかまど作りの技を、
12年前に木型と共に、師匠から受け継いだのが野呂さん。
原発事故の後には、自然エネルギーへの関心の高まりから
各地で指導を頼まれることも増えたという。

現在は農的暮らしを営む傍らで、
「愛農かまど」作りの依頼にこたえて各地を回る野呂さんは、
常に参加者とともに3日間のワークショップでこのかまどを完成させる。
野呂さんにとって20基目になったという
生活学校のかまどワークショップ。
連日10人を超える参加者で、
200個近くのレンガを積み上げて無事完成した。

ということで、今日からその素晴らしく楽しかった
「愛農かまど」ワークショップの模様を連載します。


P1190628.JPG

初日。参加者14名。
まずは、野呂さんに3日間の仕事の段取りと
「愛農かまど」の構造を簡単にレクチャーしてもらいました。
これまでに作ったところの写真も見せていただき、
今後3日間の流れは、しっかりイメージできました。

加えて、
「各人がすべての役割仕事を経験できるように交代しながら行い、
最初にやった人が次の人に仕事を伝えること」
という野呂さんのワークショップの姿勢には
とても感心させられました。

P1190639.JPG

そして次に見せていただいたのが、この左右2つの木型です。
400基のかまど作りを支えてきたこの木型。
12年前に野呂さんが師匠から受け継いだ”お宝”。
ところどころ欠けていたり、朽ちていたり、
大切に受け継がれた年輪を感じました。

この木型が残っていたからこそ、
「愛農かまど」は、復活できたのです。

木型を見ていると、
岩手出身の野呂さんが、
初めて岩手に作るこのかまどの指導に来てくださったことへの
運命めいたご縁も感じ、
なんだかますます意欲が湧いてきたのでありました。

P1190695.JPG

こうして気持ちが高まってきた中、
いよいよレンガ積みが始まりました。

P1190672.JPG

モルタルを練る係、レンガを積む係、
分担と交代を引き継ぎながら、
この日は、6段まで積み上げるのが目標です。

   (もちろん、続く)by 里山おやじ

2015年04月17日

季節限定

構想から2年半。

P1200325.JPG

ついに実現した

スタッフ・花子の季節限定ネタ。

水の引けない山にもできる水洗トイレ。もとい、水仙トイレ。

ただいま特許出願検討中。

P1200328.JPG

   BY 花子

2015年04月09日

樋口先生、東先生来訪

里山は早春、快晴、最高の日和。
(スギ花粉さえ飛んでなければ。)
で、本日は、素晴らしい野鳥専門家先生方が来訪。

お一方は、今年度生活学校で、
初めてのサシバの学習会をお願いする
岩手大学の東淳樹先生。

以前から、サシバの研究者として
里山との関係を報告されていて、
2年前、サシバの営巣、子育て、巣立ち
を観察できた生活学校としては
いつか必ずお呼びしてお話を聞きたいと思っていた先生です。

東先生は2回目の来訪で、
今日は、鳥類学者(東大名誉教授)の樋口広芳先生と
元我孫子市鳥の博物館学芸員の時田さん
を連れてきてくださいました。

P1200265.JPG

短い滞在時間でしたが、
「里山ランチ」のお昼を食べて、早速里山をご案内。
やさし森から、いのち森、ビオトープ、
そして2年前にサシバが巣をかけた田んぼの脇の松の木まで、
ぐるりと回ってきました。

P1200268.JPG

先日は東先生に、
先生のサシバの研究が掲載されている
野鳥や自然保護の専門誌をいくつもいただき、
とても面白く読ませてもらいました。
ぜひ、この内容を生活学校でお聞きしたいです。

そして今日は、樋口先生に
最新著書「鳥・人・自然」をいただきました。
今からじっくり読みます。

先生方、遠いところ、ありがとうございました。

今年の生活学校はちょっとアカデミックに進化していきます。

  by 里山おやじ

2015年04月08日

仔豚

近くの養豚農家さんの相次ぐ廃業で、
仔豚の導入がいよいよ難しい状況になり、
これが最後のベーコンか・・・
と、豚飼いをあきらめかけた昨冬から半年。

友人の紹介で、
この春1頭の子豚を購入することができた優命園。

P1200255.JPG

40キロの立派なランドレース、先日到着。
かわいい!
(そして、半年後は多分、おいしい!)
ここですくすくと順調に育っておくれ。

生活学校のイベントで、
参加者さんをお待ちしています。
welcoboo!


   by (依然、新パソコンについていけない)里山おやじ

2015年04月01日

放牧スタート

里山おやじ家パソコン大崩壊により、
記事更新すっかり遅れてしまいました。
この新しいパソコンも設定など手間取ったまま
まだ思うように使いこなせなくて
会員の皆さんへの通信春号発行も遅れています。
申し訳ありません。今しばらくお待ちを。

さて、4月。
すっかり春到来の里山は、
やさし森へのヒツジ放牧が始まりました。

P1190598.JPG

今月は、完成したばかりのあずまや内に
「愛農かまど」という名の面白いかまど作りも始まります。

P1190600.JPG

農作業も本格的に始まる中、
いよいよ、
生活学校も今年の活動が本格化していきます。

   by (パソコン苦手の)アナログおやじ

2015年03月25日

2014年度総会&里山フェスタ出展者会議

3月22日日曜日 
2014年度の里山生活学校総会が開催されました。
久しぶりにロケットストーブにあたりながら
今日は戸外の方があたたかいかも・・・
と感じる日でした。

一年を振り返ると、
ツリーハウス、森トイレ、里小屋下屋
そして最後に多目的あずまやの建設
地域材を活かした手作り建築作業
続きました。
休む間のない作業。
森プロチームの頑張りは、ほんとにすごかったです。
本日、はじめて目にした’’あずまや’’を前に
ブログでだけ見ていた私は
ひたすらオドロキでありました。

P1190531.JPG

どうぞ 皆様 4月の開校日をお楽しみにしていてください。
このあずまやにて【愛農かまど】製作ですよ〜どんっ(衝撃)

こうして、2015年度の活動に引き継がれていきます。
まだまだ校長先生には様々な野望がありますから・・ぴかぴか(新しい)
どうぞ2015年度も宜しくお願いいたします。

P1190518.JPG    


そして午後からは
恒例となりました里山フェスタ
出展者会議でした。
自己紹介もかねて、
この里山でそのように出展してみたいか
(今、考え中・・も含め) 
お話していただきました。
地元江刺、近隣北上、花巻、盛岡そして葛巻!!
広範囲にわたる方々のお話に
なるほど・・
なるほど・・・と
里山フェスタのイメージがひろがってきます。


そして、実際にこの後に里山に入り、
皆さんにもっと、そのイメージを広げていただきました!!

一緒にきた子供たちは
羊たちに草をあげたり、
ブランコで遊んだり、
ツリーハウスにあがったりと
久しぶりの森に大喜び。
勿論大人も・・・
現地調査!!
春を迎える里山を体感していただいたと思います。

P1190543.JPG


ツリーハウスで
眺める春の景色・・
すっかり枯れ落ちた草のカサカサ&その下の土のふかふかさ
朴ノ木の芽吹き
向いの山のほのかなピンク色。
しん・・とした中に聞こえる鳥の声
そして
森プロの手で整備されていきた遊歩道も歩きました。

スタッフも
いよいよはじまる!!
という実感をもって一緒にあるきました。
さてさて・・・
今年の里山フェスタはどんなフェスタになりますか
こちらもどうぞお楽しみにしてください。
ちなみにフェスタは
9月12日土曜日
初の9月開催です。
いまからカレンダーにチェックお願いします。

そうそう、最後になりましたが
本日のおやつるんるん
あんこたっぷりの草餅でした。
里山かあちゃんは、
  ’’冷凍していたよもぎだよ〜’’
というものの、
ヨモギの香り感じましたよ。

お天気と共にしっかり春を感じた一日となりました。
                  
                  rikagonn


2015年03月18日

森プロ日記・春その1

新年度からの森プロチームの森づくり新スタートを前に、
今日は、今年の作業予定地を測量。

P1190443.JPG

森林管理図などを片手に、
初めて、「やさし森」や「いのち森」の尾根伝いから「頂上」へ。
そこには、こんなポールがたっておりました。
「標高209メートル」とあります。

P1190449.JPG

巻尺を持って3人で、この尾根伝いの距離を測定。
図面に書き記します。

P1190454.JPG

それにしても、この付近の赤松はどれも無残。
まるで、「赤松の墓場」のような惨状でした。

本日は気温14度。
急斜面を登って降りて、汗だくで戻ってくると、
裾野で顔出す春の花・フクジュソウ。

P1190459.JPG

いよいよ春本番、新年度間近ですね。


     by 里山おやじ

2015年03月11日

3.11

4年目の「3・11」。
里山は、ドカ雪に埋もれた。

P1190439.JPG

完成したばかりのあずまやにも積雪。
この雪の前に完成してよかった。

そして、あの日が、
ここまでの寒さに襲われていなかったことは、
不幸中の幸いだったと言えるのかもしれない。


3・11の後、被災地だけでなく、
日本中に芽生えて、広がった「分かち合い」の心があると思う。

同じく、あの原発事故を機に、
やはり日本中で、政府や大企業や専門家任せではなく
「自ら考る。」という気概も確実に芽生えたと思う。

その後、それらは、わたしたちの中で、
どのくらい育ったのだろう。

何度でも、何度でも「3・11」に立ち返ろうと思う。

黙祷、そして合掌。

   by 里山おやじ


posted by 里山生活学校 at 18:02| Comment(0) | 未分類

2015年03月08日

森プロ日記・あずまや編13

あずまや建てこみ四日目。
午後から出勤のゆこりんも駆け付けてくれて、
今日も総勢6人の作業。

とにかく、まずは残りの屋根張りだ。

P1190275.JPG

こうしてゆこりんとMちゃんが
折半屋根を何往復も運んでくれて、

P1190302.JPG

それをペーターが運び上げて、
T君と2人で、ハンマーでたたきながら張っていく。
この流れ自体にすっかり慣れてきたので速い、早い。
10時過ぎには、あっという間に張り終った。
軒の出もきれいに揃えられて、気持ちいい出来栄えだ。

あとは、ホオヅエを入れるのみ。
これでほぼ「あずまや」完成である。

そこで。

せっかくだから餅まきをしようというのりになって・・・
いきなり餅はないけど、
かあちゃん手作りのお菓子ならあるぞ、
ということになって・・・・

ホントに餅まきならぬ菓子まきをやった。

P1190327.JPG

予定外のこういう流れっていいもんだ。

しかし、実はホッと一息ついたここからが長かった。
あとはホオヅエだけとはいえ、計20本。
しかも、強度を考えて、柱に掘り込み式にしたので、
大変な手間だった。

P1190411.JPG

まずは片っ端から、柱と梁にホオヅエを入れる位置に墨をつける。
その墨に沿って、ドリルで補助の穴あけをした後、
ただただひたすらにノミとハンマーでで掘りこむ。

無言の男三人衆がノミをたたく音ばかり里山に鳴り響くこと数時間。
掘り込みがおわった端から、
Mちゃんはラチェットスパナでコーチボルトを締めて、
ホオヅエの据え付け。

P1190368.JPG

こうして、全ての柱に、ホオヅエが取り付けられていった。
あずまやは壁がないので、長い筋違は入れたくない。
しかし、短いホオヅエだと強度が弱い。
そこで、こうして掘り込み式にしたわけだが・・・・

P1190389.JPG

確かに手間はかかったけれど、
強度が高くなることは長く今後使っていくうえで安心だし、
デザインとしてもとてもいいものに仕上がった気がする。
苦労してやってよかった。

そして、午後2時を過ぎた時点で半分もいかなかったので、
今日の完成は無理そうだと諦めながら気楽にやっていたはずが、
だんだんと日暮との勝負感が漂い出して・・・・
みなそれぞれにぐんぐんとスピードがアップして・・・・
日没後の6時近くまで一気に作業して・・・・

ついに、完成!

念願のあずまや。

P1190317.JPG

最後は暗くて写真撮れなかったので、
午前中にとった全景をアップするとこんな感じ。

今年度の大きな大きな宿題がよ―――やく終わった。

今日の完成までに何人の人の協力があったことだろう。
その全ての皆様に感謝しつつ、とりあえず完成のご報告。

(で、

へとへとに疲れたので、

このへんで、爆睡いたしまする。)   by 里山おやじ

2015年03月07日

男女共同参画セミナー

今日は、江刺生涯学習センターにて、
「男女共同参画セミナー」の講師で講演してまいりました。

タイトルは、「里山に生きる〜農的暮らしと男女共働〜」。

P1190259.JPG

前半は、23年になった里山生活について。

後半は、5年になった里山生活学校の取り組みについて。

家族経営の里山生活なんて
普段、男女(夫婦)共働が当たり前すぎて、
意識さえしたことなかったのですが、
改めてその当り前さを客観的に見るいい機会を与えてもらいました。

このテーマで適任な講師だったかどうか不安でしたが、
参加者のみなさん、とても熱心に1時間半聞いていただいて、
とても感謝しております。

(そして、個人的に、23年前の入植時に
大変お世話になったS夫妻にお越しいただいて、
とても感慨深いものがありました。)

さて、明日は、
「男女共働パワー」で、念願のあずまや完成予定!

   by 里山おやじ
posted by 里山生活学校 at 18:23| Comment(0) | 未分類