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地域に暮らす私たちが、地域資源の魅力に気づき、
楽しく活用するしくみづくり

2018年02月14日

図鑑編集会議

厳しい寒さが続く中、今年初の「里山樹木利活用図鑑」の図鑑編集会議。

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昨秋までに約100種の樹木リストができあがり、
葉に関しては写真撮影も進んだ。
その後、様々な資料も参考に、
でもあくまで実際の経験値をもとに器官別利活用の項目も充実してきた。

しかし、それだけでは出来上がる図鑑のオリジナル性は決して高くないだろう。

2年後の完成はサプライズ付きで発表したいので、
それまでページのコア部分は公表しないが、
絶対的オリジナルな図鑑を作り上げたい。

というか、オリジナル性が高くなければ苦労して作る意味はない。

この冬は色々な図鑑を読み漁り、
木こりんからもたくさんのヒントをもらい、
ようやく固まってきた具体的なページ構想を
このメンバーと会議で共有した。
まだイメージの段階ではあるが、
メンバーもオリジナル性への自信を感じ取ってくれたはず。

この日は3時間で15種の樹木ページを煮詰めていくことができた。
各自の各樹木に関する経験値や参考資料の情報をもとに、
オリジナルストーリーのアイディアを出し合う会議は、
必死に知恵を絞りだすとても楽しい作業だった。

差し入れは、木こりんからの松皮餅。

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松の皮を利用したとても珍しい秋田のたべもの。
みんなで食べて、これも一つの樹木利活用の経験値に、ね。

   by 里山おやじ



【里山樹木利活用図鑑の最新記事】

2018年02月13日

フクロウの剥製

昨秋、農場で防鳥用の糸に絡まって死んでしまったフクロウ。
貴重な猛禽の想定外の事故に落ち込んだのだが、
せめてこの死体を有効に活用しようと、思っていたところ・・・

岩大の智君が剥製を作ってみたいということで、
お願いすることにした。

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ずいぶん手間暇かかって苦労していると聞いてはいたが、
昨日初めて途中経過を持ってきてくれた。

内臓や筋肉の除去作業を聞いて、
あぁ、なるほど、これは大変だなぁ、と納得。

完成までにはもう1工程あるので、
あと1回、数時間だそうだ。

完成後は里小屋に展示してくれるというので、とても楽しみ。
二ホンシカやキツネの毛皮、
様々な哺乳類の頭骨はあるけど、剥製は初めて。

サシバと並んで里山の象徴的な猛禽なので、
見える形で大切に保存したい。

   by 里山おやじ


2018年02月03日

冬場のモノづくり

里山は数年ぶりの大雪に見舞われている。
全国的に大雪の年なのだからまあ仕方ない。

モノづくりは農閑期が勝負なのだが
雪かき、雪下ろし作業に時間を奪われて、
なかなか冬場のモノづくりが進まない。

それでも、正月からモノづくり小屋の整備を頑張ったので、
少なくとも昨年までよりは
スペースができたのだから、着実に前進はしている。

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今年は
これまで、色々な講師の先生に教えていただいた地域資源ワークショップから、
生活学校のオリジナルなモノづくりが
一つでも二つでも生み出せるように、
じっくり挑戦していきたい。

まずは過去のワークショップをおさらいしながら、
実際に作りながらの試行錯誤だ。

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桑のジャムスプーン、
胡桃のデザートフォークに、スープスプーン、
欅のこけし・・・

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と、まずはこんなところから始めている。

小さくて構わないから、
里山発の確かな物語と結びついた味わい深いモノづくり、
これが目標だ。

   by 里山おやじ

2018年01月17日

マツブサ風呂

昨夏の観察会で、木こりの森林インストラクター・木こりんが、
はじめて見つけてくれたマツブサ。

まだ、この里山では数本しか確認できてないので、
採取するのは控えていたら、
木こりんが持ってきてくれたのでした。

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このような蔓性の樹木でありまして・・・

剪定はさみで切り刻んでみると、
なるほど松の香りがプンプンと立ち込めてきます。
それで、マツブサ。
納得!
ポケモンのキャラクター・マツブサとは何の関係もありませぬ。

一番知られた利活用方法は入浴剤としての皮膚への効用で、
ネットで検索してみると結構なお値段だとか。
もう少し数があれば、カネの匂いがプンプンして来たでしょうか。

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それでさっそく試してみたわけであります。

さらしの袋に入れて、
風呂に付けておいて・・・マツブサ風呂。
匂いは大してしませんが、
2日目には、湯が見事な緑色に。

うん、確かになかなか良かったです。
肌が、キュッキュと鳴るような感覚になります。
何かにかぶれた時など、効果ありそうな予感。

こんな風に
今年は、里山樹木利活用図鑑を作りながら、
実際の利活用体験を一つでも多く体験、実践していくつもりであります。

   by 里山おやじ

2018年01月10日

手打ち胡桃物語

正月は、お節と共に様々な餅をたらふく食べた。

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その一つがクルミ餅。
次男の誕生木に15本植えた手打ち胡桃というクルミを秋に収穫して、
殻のまま保存しておいて、食べる直前に割って食べる。
これが脂肪が多くて酸化しやすいクルミの最高に贅沢な食べ方だが、
普通のオニクルミだと割って穿り出すのに手間暇がかかる。

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その点、手打ち胡桃は殻が薄いので簡単に割れて、
中身も取り出しやすい。
薄皮がやや渋いのが唯一の欠点だが、フライパンで炒ればok。

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「東北食べる通信」先月号で、
このクルミ栽培を3代にわたって続けてこられた
岩手・九戸の小井田さんが特集されて、高橋編集長に送っていただいた。
私が17年前にクルミをいただいたのは初代の与八郎さん。
クルミの下で乳牛や鶏を放牧する「立体農業」を実践されて、
それが小井田家で受け継がれている。
私にとってはとても読み応えのある特集記事だった。
(編集長、ありがとうございました。)

以前このブログにも書いたが、
若いころ、この立体農業の考え方と実践に深い感銘を受けて、
優命園の農場づくりのあちこちで参考にしてきた。
クルミの木の下には羊を放して、
田んぼには合鴨を放して、
ブドウの下には鶏を放して・・・。
現実はなかなか理想通りにはいかないが、それは世の常。

全てが成功でなくても全てが失敗でもない。
大切なのは追い続けている方法が、
自分と、自分が暮らす地域にあっているかどうかという見極めなんだと思う。
この先もごく小規模で緩やかに「立体農業」は追い続けていくつもりでいる。

循環や共存というキーワードに支えられたこの方法には
それだけの楽しさと魅力がたくさんつまっている。

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   by 里山おやじ

2018年01月08日

モノづくりスペース

2018年スタート。
本年もよろしくお願いいたします。

新年を迎えた里山は、年末からの雪で一面銀世界ですが、
新年明けてからは、降雪が少なくて比較的穏やか。
おかげで覚悟していた雪かき、雪下ろしに割く時間が
思いがけずに空きまして

そこで・・・

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今冬はどうしてもやりたいこと、
かつ、やらねばならないことがあって、
こうして正月2日目から、寸暇を惜しんで大工仕事に明け暮れております。

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実は年末の、ほとんど真横から吹きつける猛吹雪で、
モノづくり用の機械類が、屋根の下にありながら雪に埋もれる事態に・・・。

今年からは、特にモノづくりに力を入れたいと思っていた矢先の
緊急事態に直面してしまったので、
まずは機械類の保護を万全にするための壁張り作業。

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そしてそもそも、
こうした機械類を存分に使えるスペースづくりも必要だったので、
この際一気にやってしまおうと、正月返上なのであります。

まぁ、これ自体がモノづくりそのものでもあるわけですが・・・。

今年は、新たなモノづくりを探すというより、
これまで様々な講師の方に習ってきたワークショップを、
自分たちなりに深めることのできる年にしたいなぁ、
と、そんなことを思う年の始めであります。

   by 里山おやじ

2017年12月30日

森プロ日記・年末最後

あぁ、もう泣きたいくらいの雪、雪、雪の里山。
12月後半は、降るわ、吹くわ、積もるわ、凍るわ・・・
冬の楽しみなんぞ何一つやる余裕もなく、
雪かきと雪下ろしの日々。

年末最後の森プロ作業も、
あまりに雪が深ければ諦めようと思っていたが、
杉の森に(雪をかきかき)行ってみると、
杉の森の中は積雪がぐんと少ない。

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これなら間伐材の搬出ができそうだ。
それにしても、樹の北側半面だけ着雪しているさまが、
ここ数日の吹雪きのすさまじさをよく表している。

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最後の作業は、年末で忙しいスタッフに代わって、
年末で練習がオフの野球部員コンビ。
冬の筋トレに間伐材の搬出という素晴らしいマッチングだ。
(企画by里山おやじ)

が、やってみると、なんと雪の上を材がよく滑り、
するすると素晴らしいスピードでの搬出作業となって、
これじゃあ、筋トレとして物足りないか・・・
いやいや、結局20往復近く運んでもらったので、
やっぱり立派な筋トレになったでありましょう。
さすが、高校球児!
(演出by里山おやじ)

おかげで、年内の森プロ作業予定がきれいさっぱり片付きました。

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さてさて、このブログも2017年最後の記事。
今年は、ネットの不具合が度重なって、
なかなかブログ更新できない期間もありましたが、
アクセス数はかえって増えた不思議な年でもありました。
来年もまた無理のない範囲で、
記事を書くことを楽しみたいと思います。

みなさま、どうぞ、良いお年を。

 

2017年12月24日

冬の樹木利活用

冬場、よぉぉぉやく農閑期。
今年は、秋の天候不順で特に農閑期を迎えるのが遅かった。

里山暮らしの農閑期には、
農閑期にやりたい、農閑期にしかできない、農閑期にやるべき
(リンカーンの演説のような)仕事が目白押しだ。

樹木の様々な利活用も結構ぐっと増える。
「里山樹木利活用図鑑」づくりが始まったので、
特にこれらの利活用を記録して整理しておかなければ・・・。

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夏場、田植えの助っ人のみんなと搬出した杉の間伐材は、
製材所で挽いてもらった後、自然乾燥していたが、
そろそろいい感じに乾いてきたので、
カンナ掛けや相じゃくりの加工をして、
この冬はモノづくりスペースの壁張りの予定。

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クリスマスが近づいてくると、
秋口に用意して乾かしたカスミ桜の枝を細かく割って、
スモーク用のチップに。

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先日の若者サミットで解体した鶏を
1週間近く塩漬けしておいて、今年も恒例のスモークチキン。
桜のチップの香りは素晴らしい。

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さて、もうひとつ。
昨年の今頃、近くの神社で切り倒されたイチョウの木の処分を頼まれて、
木こりんに玉切りしてもらって運んできたものを約1年乾かしたので、
これも、そろそろ皿や箸づくりに利用しようと、
チェンソーを入れてみると・・・・
キン!という金属音がして、慌ててチェンソーを止めた。

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なんと、中から釘が3本出てきた。
そのせいでチェンソーの刃はあっという間にボロボロ。
まさか、神社のイチョウの中から釘がこんなに出てくるとは・・・怒。

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年輪の中深くに埋まっているので外からは全く分からない。
昔の悪ガキの仕業か、
神社での祭りなどで、釘を打つ必要があったのか、
それとも・・・・
え、もしかして藁人形か?

樹木利活用に、思わぬアクシデント。
いずれにしろ、この材は、怖くてちょっと使えない。

里山暮らしにハプニングはつきものだが、
大量のイチョウ材の使い道を探さなくては…。

   by里山おやじ

2017年12月21日

里山若者サミット&冬の間伐材搬出

先日は久々の里山若者サミット。
年末で若者たちはみな忙しくて参加者はわずかでしたが、
(k君は日にち間違えるし…笑)
男手が集まってくれたので、
雪の前にやっておきたかった「杉の森」の杉丸太の間伐材搬出作業を
ここぞとばかりに手伝ってもらいました。
って、すでに里山はもう完全に雪の中。

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寒いし、重たいし、滑るし…の悪条件の中、
本当は6人以上でやりたかった作業を4人で頑張って搬出。
雪の水分を吸って見た目よりも相当に重くなった材の搬出を数往復、
こりゃ、まるで筋トレだ、という作業の繰り返しに
ヤングパワーは、大いに助かりました。

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この日は、ほかに
優命園のクリスマス用のスモークチキンの解体作業や、
豆蔵さんから頂いた自家採種60年のにおい豆の唐箕かけの作業など、
冬恒例のお仕事も一緒にやってもらいました。

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今年はフェスタ以降、
雨雨雨の悪天候続きで農作業が大幅に遅れて
さらに週末は地域行事も立て続いて
なかなかこのメンバーを里山にお誘いできず、
まあ、だからと言って無理をするつもりはなく、
良いタイミングを待ちましょう、と
思っているうちに年末になってしまいました。

この一年、
田植えの手伝いや、桑の実の収穫、
それからひまわりの種まきや、大豆の草取り、
そしてなんといってもフェスタのスタッフ、
サミットメンバーには、大いに助けられました。
来年もまた頼むよー!

   by 里山おやじ

2017年12月14日

間伐材利活用研修

今年は、春先に間伐材の利活用研修の技術講習として、
のふうぞの戸田さんに来ていただいて、
ペーター考案の杉丸太利活用のジャングルジムづくりを兼ねて、
チェンソーによる杉丸太の刻み方を習った。

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チェンソーによるスカーフの取り方など、とても勉強になったが、
夏場、ちょっとした加工で、いざ丸太をき刻もうとしたところ、
最初の墨付けの段階で戸惑ってしまい、
8月に、もう一度来ていただいて再度習った。

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習ったときはわかったつもりになっても、
実際に自分でやってみようとすると、
理解が甘かった…という典型的なパターン。

というか、チェンソー作業が中心だったために、
墨付け作業の習得が疎かだったのだ。

今度こそ、と、実際に墨付けを手取り足取り習って、
ばっちり身に付いた・・・気になった。

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そして、この冬、ようやく遅れに遅れた農作業が片付いて、
積雪前にどうしても出したかった下屋の作業に取り掛かり、
再び、丸太加工の実践の機会が訪れた。

2度にわたる講習の成果は・・・・というと、
実は結構忘れている部分もあったのだが、
やっていくうちにどんどん思い出して、
ばっちり墨付けができた。

当然ながら墨付けがきちんとできると、刻み加工は正確だ。
建てた柱の墨付けラインが水準器で測っても見事垂直で感動!

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これで、ちょっとした小屋なら
チェンソー製材で面出しをしなくても、
今までと一味違って
かなり精度の高いものが作れる自信がついた。

間伐材利活用の引き出しが一つ増えた気がする。
師匠・戸田さんのおかげで身に付いた今年の貴重な成果の一つだ。

   
   by 里山おやじ
posted by 里山生活学校 at 17:44| Comment(0) | 研修