CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
地域に暮らす私たちが、地域資源の魅力に気づき、
楽しく活用するしくみづくり

2014年10月29日

秋の調査観察会&ワークショップ その7

今回の報告は大変でした。

何せみんなは手元に集中しているし、作品はどんどん形を変えていくし、
先生の思惑通り子供たちはあっと言う間に仕上げるし、
大人たちは横目で隣の人を伺いながら悩んでいるし、
使ってよい飾りつけの素材は机一杯ありましたから。

何よりも、写真を持ってこなかった自分が歯がゆい!

22 素材の数々 (2).jpg

22 素材の数々 (3).jpg

22 素材の数々 (1).jpg

22 素材の数々 (4).jpg
これらの素材を、様々なのりを使って貼っていきます。

先生も言われていましたが、
まずはどんな素材があるか一通り見た方が良かったですね。
目の前に並んだものだけで構成してしまい、後から気に入った素材を足していくと、
最初のコンセプトから大きく離れてしまいます。
ま、それも味なのでしょうね。

22 作品 (1).jpg
親子の写真にはもってこいの飾り。

22 作品 (3).jpg
みんなが感心していた、リボンの飛行機雲。
子供の発想は思いもよらない!

22 作品 (5).jpg
このように慎重にボンドを塗ると、

22 作品 (4).jpg
このようなものができあがります。

時間を決めないといつまでも飾り付けが終わらないので、1時間くらいで終了。
最後には皆の作品を並べて記念撮影。
皆さん後ろで良い笑顔をされていましたよ。
23 作品集合.jpg

最後になりますが講師のお二人です。
楽しいひとときをありがとうございました。
24 講師のお二人.jpg

by おり

2014年10月28日

秋の調査観察会&ワークショップ その6

続きましてスクラップブッキングのワークショップ。
講師は北上のmory(モリー)さん。
今年の里山フェスタに出られた時の紹介ページを貼っておきます。
http://blog.canpan.info/satoyamalife/archive/576

このスクラップブッキングは写真ありき。
写真に合うように台紙に色々なものを飾り付けます。
先生の説明から少々引用しますと、
・必要なのはセンスではなく、やりたいようにやること
・あくまで飾り付けであって、主人公は写真です
あらっぽい言い方をすると「好きにして」という感じですが、
皆さん本当に好きなように飾りつけをしていました。
22 作品 (2).jpg

もちろん技術的な指導もあります。
紙はスティックのり・テープのり、木や花は木工用ボンドを刷毛で、リボンは両面テープ、
どんぐりやラベンダーのように立体的なものはグルーガンを使う。
写真を入れ替えることができるように、
フォトコーナー(写真の四隅をひっかける袋状のシール)を貼ったり、
入れ替える予定がなくとも、写真が痛まないようにするための材質を使ったり、
雰囲気をつかむために写真と飾りつけした配置をスマホで撮って確認したり。
これらの言葉は作業前にお話された内容ですが、
それ以外にも皆さんが制作中に声を掛けられた沢山のノウハウが盛りだくさんです。

私もそれなりにワークショップを見てきましたが、
今回ほど皆さんてんでバラバラに動き回っている様子は見たことがありませんでした。
大人も子供も夢中です。
どれくらい一生懸命やっていたかというと、この写真を見てもらえればいかがでしょうか。
21 脚.jpg

最終回は皆さんの制作風景の様子をご覧に入れます。

by おり

2014年10月27日

秋の調査観察会&ワークショップ その5

ワークショップを始める前に、里山カフェのスタート。
18 お菓子.jpg
お知らせでも書かれていましたが、細かく引いてもらった小麦のおかげで、
ふっくらとしたリンゴとハチミツのコラボ。
全粒粉のクッキーはとても美味しかったです。

今回の目玉はポポーともポーポーとも呼ばれている果物。
19 ポポー.jpg
http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/pawpaw.htm
味はトロピカルフルーツを思わせますが、なんと江刺で採れたもの。
皆さんご存知でした?
ちなみにこの種、クラフトに使われるため花子さんが回収していきました。
(種が欲しいのでみんなに食べてもらうために持参したとの話も…)

お茶を頂きながら談笑している時に、
切り株の間に藤のツルが増えたと感じていた方がいらっしゃいました。
伐採されて陽が当たるようになったこと、また伐採により倒れてツルが土にくっつき、
発根して元気になったのでは?などの意見がありました。

このように疑問に思ったことも来年になれば、また何らかの解があるかもしれません。
主目的は里山と羊の共生ではありますが、
皆さんもそれぞれテーマを持っていのち森を見てみるのも良いかもしれません。
20 お茶のひと時.jpg

さて、次回からワークショップのご紹介に移ります。

by おり

2014年10月26日

秋の調査観察会&ワークショップ その4

さて、今回は観察範囲も広いので、3班に分かれてスタートです。
観察対象の配置リストも目印もあるので、
3〜4人の構成でテキパキ調べていきます。

今回皆さんが調べた結果は、福田さんの調査ともあわせ、
お披露目自体は1年後の観察会の場になるかと思います。
それゆえ今日の報告はどのように調査しているのかをお届けします。

13 観察の模様.jpg
ここでは広さ方向への広がりを測っています。ざっと2m程度?

14 観察の模様.jpg
これは高さ方向を測っているところ。
用意した3mの物差しよりも高い木もあり、皆さん苦労されていました。

15 観察の模様.jpg
リストに書かれた配置と、青い棒の先端に書かれた数字を見比べ、
測定結果をリストに書き込んでいきます。

16 観察の模様.jpg
皆さんもちろん真剣です!

私は観察班に混ざらず皆さんの様子を聞いて回っていましたが、
「死滅してしまった(枯れた、食われた)」という株もあったそうです。
時間が無く全ての対象を観察できたわけではありませんが、
来年もきちんと成長する姿を見せてほしいものです。

今回は小さな子供たちも参加していましたが、
樹木の調査は前日の風や台風で折れた枝などが散乱している急な斜面。
踏みつけた枝で怪我をすると危ないな、と思っていましたが、
きちんとツリーハウスのお掃除をしてくれていました。
17 御掃除.jpg

小一時間の観察ですが、汗もかき、また空気も涼しくなってきました。
里小屋に戻って温かい飲み物を頂きましょう。

by おり

2014年10月25日

秋の調査観察会&ワークショップ その3

自然観察のやり方で大事なのは、『比較』と『反復』とのこと。

「あの木は大きく育った!」と言っても、元がどれくらいの大きさか知らなければ、
聞いた人もピンと来ません。
「去年までは軒下くらいの背の高さが、今年は屋根を大きく超えたよ」と言われれば、
なるほどその成長具合を実感することができるでしょう。
「ここは良い土地。美味しいお米が採れる!」と言っても、偶然かもしれません。
来年も、再来年も良いお米が収穫できれば、流石にみんなも納得するでしょう。

こういった『比較』と『反復』を行うことで、
今後もこの知識をどう活かすことができるか、いわゆる「利活用できるか」が分かります。
里山生活学校の理念でもありますね。
08 比較と反復.jpg

今回は樹木の観察です。
いのち森にある9種類ある樹木を一部切り取り、その株から生えた新しい息吹が、
羊たちとどのように関わるか。
食うか食われるか?いや食われるか食われないか??
これを継続的に調べています。
09 切株.jpg
スライドの写真にもあるように、切り株から出た芽の広がり、成長を記録します。
どの位置にどの木があるのかは、事前に分かっていますので、
その分布図を見ながら記録を付けていきます。

10 ホオノキ一番.jpg
過去3年間の記録から、どうやらホオノキ(ツリーハウスの主役)が強く、
モミジやクリが不調だと言うことが分かって来ました。

今後はこれらのデータを元に、また羊の影響も考慮して、
福田さんが色々解析してくれることでしょう。
11 羊達.jpg

それでは今年の観察会を始めましょう。
「ホオノキをツリーハウスに選ぶなんて、流石校長先生!」と福田さんから言われて、
ご機嫌な里山おやじさんの後に続いて、いのち森へ参りましょう。
12 校長先生.JPG
by おり

2014年10月24日

秋の調査観察会&ワークショップ その2

まずはお馴染み東北農業センター福田さんの観察会。
過去の模様はこちらをご覧ください。
 2014年 4月
 2013年10月
 2013年 6月
 2012年10月
 2012年 6月
 2011年10月
 2011年 6月
春の草木観察に続くは、秋の樹木観察です。

繰り返しになりますが、大きなテーマは里山と羊との共生。
2011年に調査を開始し、羊たちが里山にどのような影響を与えているのか。
長期的に観察することで、色々解明していこうという取り組みです。

例えば小さな島。
そこに何も手を加えず草食動物などを放すとどうなるでしょうか。
無垢な彼らは片っ端から草を食べつくしてしまい、荒れた地面から土砂が流れだし、
それらが海に流れて海洋汚染を起こしてしまう。
自然がイチバン!とは言っても、ある程度はコントロールが必要なこともあるのでしょう。

たくさん見せて頂いたスライドの中で、福田さんの職場の写真がありました。
07 東北農業センターの林.jpg
お母さん牛を休ませるために林へ放牧しています。
ある程度切り開かれた土地に牛を放し、草を食べてもらう。
のどかで心地よい風の吹きそうな林は、小屋の中で暮らす牛が栄養過多にならないよう、
草の育成(食べられ)具合を見ながら放牧地を変え、コントロールしています。
この写真だと見づらいかもしれませんが、いのち森の風景に似ていませんか?

今までは羊なんていなかったこの江刺の土地に、8頭の羊を放ちその変化を確認します。
普通は植物の成長は光合成を奪い合うために上へ横へと広がる闘争劇。
それが羊の存在でどう移ろいでいくのか。
次回はその観察内容をご紹介します。

by おり

2014年10月23日

秋の調査観察会&ワークショップ その1

目が覚めると街は白い霧の中。
今日の観察会は大丈夫かしら?という心配も、開始時刻には日本晴れ。
前日の強い強い風が空の全てを吹き飛ばし、
とても良い天気に恵まれた10月19日。
里山が少しだけにぎやかになりました。

今回は春・秋に行っている自然観察会に加え、
夏の里山フェスタでも好評だったスクラップブッキングのワークショップ開催です。

次回からはきちんとご報告いたしますが、
まずは秋の里山の様子をお届けしてからにしましょう。

01 アイガモ.JPG
すっかり大きくなった、アイガモたち。

02 トンボ.JPG
木の上のトンボ。

03 風格の出てきたフクロウ.JPG
風格の出てきたフクロウ。頭が羽毛のように毛羽立ってきた。

04 製材を待つ木材.jpg
製材される順番を待つ木材たち。

05 鹿ドレス.jpg
冬支度の鹿のドレス。

by
06 byおり.jpg
(花子さんお手製のネームプレートです)

2014年10月21日

里山遠足

20日、水沢もみじ保育園学童の子供達16人がやってきて里山遠足。
実は昨年に続いてのほぼ同じ時期の遠足で、
ちょうど1年ぶりのご対面という
すっかり顔なじみになった子もおりました。

P1170833.JPG


午前中は里山素材クラフトの時間ということで、
栃の実をくりぬいての栃笛作り。

釘やステンレス耳かきを使っての手作業は
子供達にはなかなか難しかったようで、
穴を貫通させてしまう子や、
根気が続かずに飽きちゃう子が続出。

最後まで完成できた子は5人くらい。

そこからさらに作った笛の音を出すにも工夫や練習が必要で、
きれいな音を出せたのは3人くらいかな。

現代っ子たちよ、
もっと普段から手作業、工作やるべし。
その貴重な手は、ゲームのキーボードを押すためだけに
あるわけじゃねえぞい。
(うわ、おやじくせえ)

P1170851.JPG

クラフトは同時進行で、
木のプレートに木の実や小枝で文字を作る表札作りと
モリーさんのスクラップブッキングもあわせてやりました。

木のプレートは、
先日講習を受けたスライド丸鋸をフル活用して
エゴノキの枝から切り出しまして、
小さいものは、モリーさんにも
スクラップブッキングの材料に使ってもらいました。
今後、こうした工作にじゃんじゃん使っていけそうです。

本来モリーさんのスクラップブッキングは、
写真のデコレーションがベースなので
紙などは「リグ人フリー素材」を厳選して使用しているのですが
「地域素材の活用」という生活学校のテーマに合わせて
今回は里山素材を存分に使ってもらいました。
とても良かった!

P1170860.JPG

お昼は、持ってきたおにぎりと里山地鶏汁で
たっぷり腹ごしらえをして
(それにしてもみんな地鶏汁よく食べました)・・・

P1170863.JPG


さて、午前中、
女の子たちは、
かなり夢中になって作品作りに取り組んでいましたが、
男の子たちは、
「山でのパチンコ」を楽しみに来た子など痺れを切らした子もいて、
午後はお待ちかねの「いのち森」体験になりました。

森エコトイレの使い方を学んでから、いざ、いのち森へ。

P1170888.JPG

ツリーハウスからのパチンコ的当てゲームは、
低学年用に、ハウスの壁に押し当ててゴムを引ける
ニューバージョンパチンコも初登場。
これで小さい子も、できるようになりました。

栃の実を弾に、みな夢中だったようです。
ときどき、「ばちーん」と的に当たる衝撃音が
森の中に鳴り響いて歓声が上がっておりました。

ただ今回、パチンコはスタッフが作っておいたのですが
パチンコ自体を作りたいと思っていた子も何人かいて、ちょっと反省。
確かに自分で作るところからがいいね。

(1人、昨年作った自作パチンコを持参した子までおりました。)

P1170926.JPG

いつも通り、スラックラインも2本張りまして、
子供たちは次々にトライしておりました。

そして今回は、
本格的ターザンロープを3本吊るしてみました。
これは初めてにして大成功。
足で立ってもよし、お尻で座ってもよし。
ブランコが描く弧をかなり大きく揺らすことができて
冒険スリル好きタイプの子供には大うけで大はしゃぎありました。

P1170933.JPG

森の時間はもっともっと欲しかった子供達でしたが、
バスのお迎えの時間が来まして、
最後は、デクワシタの大きな桑の木の周りで記念撮影。

「またね。」「元気で。」握手、ハイタッチ、でバイバイ。
心配していたお天気も何とか持ってくれて
楽しい里山遠足無事終了。

スタッフも5年目に入って、
遠足の受け入れにずいぶん慣れてきました。

思い起こせば、5年前は、足のふみ入れ場もなかった藪だった場所。
子供たちがこれだけ遊べる場になったことは
とても感慨深いものです。


   by 里山おやじ

2014年10月17日

台風19号

書き忘れていたけど、
農場のクルミを1本なぎ倒した大型台風19号でも、
ツリーハウスは無事でした。

P1170603.JPG

あー、よかった。

明後日は、調査観察会。
ツリーハウスにも上がってみましょう。

  by 里山おやじ

2014年10月15日

電動工具講習会

今日は、今年度購入したバンドソーとスライド丸鋸の
安全操作と使い方の講習会を行いました。

どちらも生活学校としては初の木工本格電動工具。
地域材の利活用のために購入した物ですが、
機械が大きいということは、
怪我や事故も大きくなる危険があるわけで、
しっかり安全講習をしたいところでした。

そこで、2つの機械の購入の際にも相談にのっていただき
いつもお世話になっている地元・JPスタイルの
若手木工家・健児さんにお願いして、
この2つの機械の使い方をじっくり学びました。

P1170664.JPG

前日、台風の中、組み立てるのにほぼ1日かかって苦労した
バンドソーは、テーブルやブレードなど微調整がこまごまとあって
まずはそこからのレクチャー。
建児さんの丁寧な説明と説明書をにらめっこしながら
1時間以上かけてその微調整方法を学びました。

続いて、実際に健児さんにクルミ材から
スプーンの原型を切り出す工程を実演して見せていただきました。
健児さんには、8月のフェスタワークショップで
このスプーン作りをやってもらったのですが、
その時はこの原型からのスタートでした。

P1170648.JPG

ですから今回は、その前の工程が見れて
スプーン作りの全工程がつながりました。
そして、バンドソー自体の使い方や、
怪我しないような立ち位置や手の位置なども説明しながらの
実演を見せていただきました。

やはり経験豊富なプロの技を身近に見ることは
何よりの学びでありました。

ブレードの幅によって、切り出せるRがかわることや
ブレードもベクトルが常に下向きにかかること、

材の安定を考えてのクランプの使い方と
切り出す面の手順を決めていくことなど

なるほどなるほどとうなずくことばかり。

P1170662.JPG

無駄のない動きで、
見る見るうちにスムーズに1本のスプーン原型を切り出す
プロの手作業を見ていると
バンドソーという機械がいかに優れモノであるかと感じますが、
あくまで「上手に使いこなせるようになれば、」の話です。

P1170688.JPG

さてさて、もう一つのスライド丸鋸も、実演を見せていただき、
スタッフも体験の直接指導をしていただきました。

こちらは作りたいものが「木の枝を楕円にスライスしたプレート」
という風に、かなりはっきり決まっていたので
実際にいろいろな厚さのプレートをスライスしてみました。

微調整などは大して難しくありませんが、
手、指の怪我はもちろんのこと、
キックバックもありうるということを聞いて、
更なる注意が必要な機械だと感じました。

20日予定の里山遠足に向けて、
これからさっそくプレートを作ってみます。

P1170710.JPG

お忙しい中、時間を割いて来ていただいた建児さんには
本当に感謝です。
3時間たっぷりの丁寧なレクチャーと実演、ご指導、
とても中身の濃い学びになりました。

この冬からスタッフは
少しずつ地域材木工に取り掛かっていく予定ですが
本日はその第一歩になりました。

これからも何かと勉強させて頂くことになりそうな建児さん。
心強い貴重な地元の若手木工家です。
こういう人の存在自体が地域資源”なんですよね。
(人に「資源」は失礼かもしれないけど。)

実はこの日ちょっと体調も悪かったという建児さん。
そんな中で来ていただき、
ホントーーーにありがとうございました!

   by 里山おやじ
posted by 里山生活学校 at 18:10| Comment(0) | 研修