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地域に暮らす私たちが、地域資源の魅力に気づき、
楽しく活用するしくみづくり

2017年07月16日

タネ細工&樹皮細工ワークショップ

九州地方では大雨による甚大な被害が出てしまいました。
大量の土砂が復興を妨げていると聞きます。
今なお避難生活をされている方々もいます。
日常を取り戻すには時間もかかると思いますが、一日も早く自宅に戻れますように・・・。

一方の岩手県
梅雨入りしてから猛暑、いや酷暑!
時折ゲリラ的にピンポイントで雨は降っているようですが
生活学校の周辺は空梅雨。

そんな中、最近スタッフ花子さんが依頼を受け里小屋で開いているワークショップ。
材料集めが大変な花子さんですが、
一年を通して集めることになるので、山作業の合間や、野良仕事の合間に目を光らせ
生活学校らしいワークショップにすべく奮闘しています。

今回は保育士さんに頼まれてのタネ細工&樹皮細工ワークショップ

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こんな感じでテーブルいっぱいにタネやら、実や枝、蔓に、花びらを広げ
木のプレートにデザインしていきます。

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みなさん素敵な出来栄えです!

お茶時間を挟んで続いては樹皮細工。

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あらかじめサイズごとに揃えて湿らせて準備してきた花子さん。
今回はクルミとヤナギ

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最初に一連の流れをみんなで確認
この段階では手順も少なくできそうかな・・と一瞬思うのだけど・・
いざやり始めると樹皮を抑える手はこわばり
通す順番が分からなくなり
と、悪戦苦闘!
マンツーマンにならないとなかなか組めず。
助手に付いた里山かぁちゃんも、大忙しでこの後の撮影まで手が回りませんでした!

全員の完成を待つことなく、次の作業に行かねばならず、
みなさんの力作も写真に収められませんでした・・。すみません。

暑い中みなさんお疲れさまでした。
今回も笑顔いっぱいのワークショップでした!

花子さんの先生ぶりも板についてきました!
9月に控えているフェスタでのワークショップに向けても準備中ですよ!

by どんなに暑くても食欲だけは落ちない里山かぁちゃん

2017年07月12日

嵐の農繁期・・・の怒涛の週末(後)

で、翌日9日は、
朝から早朝ウォーキングなる悲しい地区行事で、
農繁期の農作業前に残り少ないアドレナリンを無駄に削り取られたあと、
午前中大急ぎで動物たちの世話をして、その午後・・・
この日は、森プロの里山林100uモニタリング調査。

里山の手入れの指標として割り出された「幹距比」を調べます。

調査区は杉山、雑木山の中2か所。

まずは、比較的下草などが少ない杉山から。
最初に平均的な高さの木を1本選んで、
中心樹として、そこから5.65mの半径で円を描きます。
といっても、
木が立ち並んでいるわけですから簡単ではありません。

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いちいち巻き尺を中心樹近くまで戻して、
4方角、8方角、16方角と、
半径5.65mを正確に測ってはそこに次々と杭を立てていきまして、

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最後にこの16本をマーキングテープで囲います。
これで100uの円の出来上がり。
中心木の樹高を目測で測ると約20m。
「幹距比」表で見ると、人工林の場合、
20mの樹高の木が望ましい本数は、7〜8本。
実際に数えてみると、9本。いい線です。
2年間自己流でやってきた整備は、なかなかだったわけです。

一応、低木や灌木類も数えてみると、
実に16種、35本。
人口の杉林内でも、雑木山が近いせいなのか
結構思った以上に多様性があるもんです。

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続いて、雑木山。
こちらは灌木が多くて、100uの円を描くのがはるかに大変。
比較的、平らで見通しの良いところを選んではみましたが、
鉈や鋸で、邪魔な木を伐りながらの作業。
気温はどんどん高くなるし、藪なので蚊もぶんぶん。

こんな中で、今日はスタッフに交じって、
ⅭちゃんとR君の小学生兄妹も立派に一人前に手伝ってくれたのでした。
たくましいなあ。

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雑木山の方は、100uの円内に
14本の高木、13本の中木、そして30本以上の低木。

中心木の栗の木の樹高が目測で14mだったので、「幹距比」表で見ると、
見晴らしの良い高木育成型の里山林の指標本数は
100uあたり9〜12本。
これからかなりの手入れが必要ということになります。

それにしても森林内だというのに、
岩手だというのに、
まだ7月頭だというのに、
本当にうだるような暑さの中で、はじめての「幹距比」調査。
2時間半で、みな汗まみれになって下山してきました。

この数値が絶対最適ということではないと思いますが、
一応の目安に沿って作業を進めるためには、とても有効な気がします。

猛暑の中、みんな、おつかれ〜。

   by (アドレナリン銀行を探す)里山おやじ

2017年07月11日

嵐の農繁期・・・の怒涛の週末(前)

嵐の農繁期に33度超える猛暑が続く中、
先週は怒涛の週末でありまして・・・。

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まずは、8日。
午前中は地元・玉里小学校の親子レク受け入れ。
(かなり気温を上昇させそうに賑やかな)1年生9人のクラスで、
先生、保護者含めて19名の参加。

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今回はかまどピザづくりがメイン。

あずまやは斜面の桑の木が作る木陰から冷たい空気が下りてくるので、
かなり涼しい空間になるんでありますが…

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久々の愛農かまどにて、
20枚のピザを次々に焼くこの人は汗だくだく。

かわいそうに、これでは、体重が減ってしまう。

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さて、この日の早朝、
鶏の世話の最中に、たまたま見つけたオオムラサキを、
これまた、たまたま素手でうまく捕まえてしまったので、
虫籠に入れて、子供たちに見せることにしまして、
この場で放して見せました。
偶然でしたが実にいいタイミングでありました。
日本の国蝶は、「里山のチョウチョ」でもあります。

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そして、午後。
里山樹木同定調査。
森林インストラクターで木こりの木こりんに来ていただいて、
猛暑の中、3時間余り、里山内を共に歩いてもらって、
リストを片手に、これまで同定できなかった樹種を次々に確認してもらいました。

ヤマガシュウ
ニシキギ
コマユミ
ツクバネウツギ
クマヤナギ
アオハダ
エビヅル
イワガラミ・・・・・・などなど、
新たに12種がリストに入りまして、
なんとキリが良いことにジャスト100種!

8月から始まる「里山樹木利活用図鑑」づくりに向けて、
何だかモチベーションが高まるいいスタートになりました。

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午前中に見たオオムラサキの幼虫の食樹・エゾエノキも数本確認。
「これだけあれば、立派なオオムラサキ天国」
と、木こりんが言うほど。

それにしても、幼木の同定も次々にできる木こりんはすごい。
「詳しく調べれば、あと5〜10種出てきそう」とも。

25年住んでいて、コツコツと樹木図鑑で約90種を確認していた
私の里山樹木リストに、わずか3時間で12種をプレゼントしてくれたのでした。

ありがたいことに、この猛暑の中、
木こりんはそのあと日暮れまで私が小麦の脱穀をしている最中に、
ガンガンとたんぼでの田車作業も手伝ってくれまして、
それもまたとても助かった1日になったのでした。



   by (アドレナリン通帳の残高がゼロになった)里山おやじ

2017年07月03日

嵐の農繁期

田植えから始まる優命園の嵐の農繁期”に、
今年もたくさんの人がお手伝いに来てくれて、
何とか倒れずに、乗り切れそうです。

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この忙しい時期に、
生活学校の樹皮細工に使うクルミの伐採、皮むき作業も重なるのですが、
今年は、ペーター、花子さんが、伐採してきてくれました。

先日はその皮むき作業。

そして、大事なのはこの先の樹皮の保存であります。
昨年はずいぶん失敗しちゃったからなあ。

クルミはつるんと剥けた幹も真っ白で美しいので、
これも何かに使いたいのですが、
やはり、すぐにかびてしまいやすく、結局このあとの保存次第ですね。


   by (6月に年間アドレナリンのほとんどを失う)里山おやじ

2017年06月14日

第2回「森まなび・山あそび・モノづくり」A

一方こちらは山あそびコース。
前回は子供たちの参加が多く、
山あそびスタッフのかぁちゃんとふみえちゃんは大忙しだったのですが
今回は学生さんをはじめとした大人の参加が多く
ほとんどが観察会へ行ってしまったので、のんびりムードのペーターパーク。

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スラックラインもこのようにお父さんやお母さんに支えられての体験に。

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小さいお子さんばかりだったので
三角ブランコや大ブランコはちとハードルが高かったようです。
ツリーハウスにも登っていたけど、パチンコをひく力がやっぱりおぼつかず、
パチンコ担当で予習ばっちり、命中率を上げて待ち構えていたテスト中の里山次男は
腕前を披露することなく、一人的当てに没頭。
「ばち〜ん!ぱぁっん!」とクルミで作った球の音が静かな山に響き渡っていました。

同じく山あそび担当の男子学生二人は
大人も夢中になる三角ブランコに歓声を上げ
パチンコにも挑戦して
後はひたすらスラックラインに没頭!
時折やってくる子供たちを優しいまなざしで見守り
いなくなると表情を引き締め、何とかものにしようと奮闘!
かぁちゃんは、フェスタでのスタッフ養成時間と心得て
当日デモンストレーションができるまでになってほしいと
あれやこれやと指示を出し・・・。
高校時代スポーツマンだった二人は体幹のバランスも素晴らしく
みるみる上達していきました。

そんな二人の周りを、ただ駆け回ることが楽しくなって
延々とお父さんと楽しそうに走り回る3歳女子、
ウグイスカグラの実が気に入ってひたすら食べまくっていた5歳女子。
そして後半のワークショップの材を探しに山に入っていったふみえちゃん親子。

それぞれに過ごしながら観察会グループとの合流を待ちました。

合流してからはみんなスラックラインに夢中。
特訓の成果を披露する男子学生k&kコンビには
女子大生達からも感嘆の声が!
思いがけず疲労感いっぱいで夕方からの農作業に響いたことは
内緒にしときますね!

親子グループ、遠方グループはここで解散。
学生グループは農作業へ。
残った里山女子スタッフで、モノ作り「フェスタ出店者さんたちの看板づくり」へ。

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木の実や小枝を使ってお店をイメージして・・。
枝のカーブや、つるの巻き具合をいろんな方向から眺めて
文字にしていきます。
ひらめきやセンスがモノをいう時間でした!
フェスタ当日は各出店者さんのテントに掲げますし、
ワークショップも開催しますので、ぜひ9月のフェスタにお越しいただき
実物を見て、作品作りにも挑戦してくださいね!

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参加者さん、スタッフのみんな!いい時間を一緒に過ごせて楽しかったです!
ありがとう!
次回の開校日は8月20日です!

by 里山かぁちゃん


2017年06月12日

第2回「森まなび・山あそび・モノづくり」@

6月11日は、今年度2回目の開校日「森まなび・山あそび・モノづくり」。
今回も子供含めて29名、ほとんどが若い参加者で、
ありゃ、記念写真見て気が付けば私らほぼ最年長じゃねえか?
という最近よくあるパターンの1日になりました。

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4月の第一回目と同じく、
13時から、「森まなびコース」と「山あそびコース」に分かれて、
2コース同時にスタートしました。

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観察会コースは、1回目が常緑樹でしたが、今回は広葉樹。
この1年は葉っぱをテーマに観察記録していきます。

観察コースに自生している里山の樹木の中で、
利活用されている樹木、葉に特徴のある樹木を
20種類くらいピックアップして、
葉っぱの形、縁のライン、枝からの出方など
実際に自分の目で確かめながら、ワークシートに記録していきます。

その中で、判断が難しいのが単葉と複葉の違い。
それをまずトチの葉とホオの葉で事前学習。
この2種は形も大きさも枚数も実に似ていながら、
単葉と複葉なので、この違いを学ぶのに最適です。

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この里山フィールドでは、
実際には100を超える樹種の中で2割程度しかない珍しい複葉の樹木を
かなり積極的にピックアップして記録しました。

いまさらその樹種を取り上げてみると、
ウコギ、コシアブラ、アケビ、サンショウ、ミツバウツギ・・・
あれ、偶然でしょうが複葉には葉を食用として利用できるものが多いんですね。
(実を食用にできる樹種は数々ありますが、
葉を食用にできる樹種は少ないものです。)

逆にウルシやツタウルシなど、
山に入る前に必ず覚えておきたい恐ろしい樹種もあります。
めんどくさいことにこの2種は、
葉の縁のラインがギザギザだったり、なめらかだったり、
同定が難しいんです。
でも何度か見るうちに、おのずとわかってきます。

まあ、こんな具合に、複葉の樹種は、何かとエピソードが多いもんですね。

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さてさて、今回はこの地味〜な里山樹木観察会に、
10人以上の参加者が足を運んでくれました。
森林を学ぶ学生のスタッフ参加もありました。
とてもありがたくうれしかったのですが、
これだけの人数に対して、
途中から観察コースの山道が狭すぎて、
参加者が一列になってしまうため
列の後ろの方に声が届かなかったり、葉っぱが見えなかったり、
とても申し訳ない状況になってしまいました。
生活学校としては今後の大きな課題です。

次回は8月20日。
それまでに必ず何とかします。

ところで、この春から回っているこの新観察会コースは、
杉山との境に幼木も結構自生しています。
実はこの幼木の同定はとても難しく、まさに葉っぱが頼りなのですが、
同定に迷う樹が10以上あったのです。
が、今月初めに田植えの手伝いに来てくれた
森林インストラクターで「木こり」の「木こりん」に、
全て丁寧に教えてもらい、無事観察会を迎えられました。

この場を借りて、木こりん!ありがと!

つづく
   
      by 里山おやじ



2017年06月07日

11日のモノづくりワークショップ

11日の第2回開校日。
現在のところ、子供を入れて20名くらいの参加予定です。

先日も紹介しましたが、
ワークショップをもう少し詳しく、という要望がありまして、
ちょうど本日スタッフで作品を試作しているところをお見せしますと…

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こんな作業風景であります。
材料は里山の植物のタネと小枝が主体です。

それをこうして、テーブルいっぱいに広げて、
自由に選びながら、グルーガンで糊付けしていきます。

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スタッフはフェスタ出展者さんのネームプレートを作ります。
(リンゴ農家でもあるミズサキノートさんはリンゴのイメージで。)

もちろん文字でなく絵のデザインのみでもOK。

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タネ、小枝、葉などだけでも、
アイディア次第でかなりのレパートリーが作れるものです。

アイディアが浮かぶまでにかなり時間がかかるものなので、
参加する方はあらかじめ少しでも
何を作りたいか考えておくといいかも。

子供はもちろん、大人もはまる人はかなりはまるクラフトです。

2017年06月04日

開校日お知らせ

昨日、今日と多くの助っ人に恵まれて、
4日前の土砂降りの泥まみれで始まった「昭和の田植え」が
よーーーやく終わった優命園。
(だあああ、つかれたああああ。)

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怒涛の2日間で、その前はネット状況の不調で、
すっかりお知らせが遅くなってしまいましたが、
6月11日(日)は今年2回目の開校日です。


6月11日(日)13時〜

・<森まなびコース>(主に小学生以上大人向け)13時〜15時

「里山樹木利活用図鑑づくり」観察会。

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前回は常緑樹でしたが、
今回は里山で利活用されている広葉樹の葉っぱを中心に
よーく観察して記録していきます。

葉っぱから樹木を検索するときにごく基礎的に指標となる
・葉の形…単葉なのか複葉なのか
・葉の縁のライン…ギザギザなのかなめらかなのか
・枝からの葉の出方…交互なのか同じ場所から対なのか
と、いった部分をゆっくりじっくり観ていきましょう。

・<山あそびコース>(主に中学生以下子供向け)13時〜15時

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「いのち森」で、
ツリーハウスや竹滑り台、丸太ブランコ、スラックラインあそびをします。

※大雨の場合は中止します。

・<オプションコース・モノづくりワークショップ>15時〜

今回は、身近な植物の枝やタネを使ったネームプレートづくり。

<参加費>
・650円/おひとり(小学生以下350円・3歳以下無料)
・ワークショップは、材料+講師代550円
※会員はそれぞれ50円引きです。

<要予約>
・参加希望される方、事前にご連絡ください。
・申し込み・お問い合わせ 0197−36−3292


2017年06月01日

照岡小学校親子レク

ネット状況の不調続きで更新が途絶えておりましたが、
この間、生活学校の活動が停止していたわけではありません。

が、忙しい農繁期に、あまり古い記事を書く気にもなれず・・・
5月末に受け入れた照岡小学校の親子レクの模様だけちょこっとお伝えします。

北上市立・照岡小学校。
奥州市のお隣ではありますが、
考えてみると初めての市外の親子レク受け入れになります。
今回は元気な4年生13人と家族と先生の総勢33人。

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最近はメニューの組み合わせは、
自由に選択してもらうことにしてます。
今回もクラス役員の方に事前に検討して組んでもらったプログラム。
「アウトドア派の子供たちなので、とにかく外で!」という役員さんの意向で、
「山遊び」と「観察会」に。
雨が降らなくてほんとによかった!

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山遊びは、久々にクライミング付き。
ときおり頂上まで登った子が鳴らす
「パーフーパーフー」という音と、
それに続く拍手がいのち森に響いておりました。昨年のフェスタ以来か?

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もちろん、いのち森定番のスラックラインも2本。

こちらはは子供たちより担任の若きS先生が一番はまっていたようで・・・・。
学校に欲しい!と、おっしゃっておられました。

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ツリーハウスでは、またまたパチンコ復活。
で、パチンコビンゴに。
これがこの日の一番人気だったそうで。

自分たちで木の枝をのこぎりで輪切りにして作る玉を弾いて、的を狙います。
親子で玉を作る姿が、いかにも親子レクって感じ。
みるみる上達していく子が続出してました。

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一方の観察会。
こちらもビンゴゲームのかかったゲーム形式なのですが、
この日の子供たちは、自然科学に関心の高い子が多くて、
こちらもその反応がとても楽しかった。

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利活用できる20種あまりの樹木をゆっくり観ていったのですが、
若芽が食べられるウコギ科の話や、
蜂蜜のとれる蜜源樹の話も飽きずに聞いてくれるし、
サンショウやクロモジの香りは夢中になって嗅いでいる様子。
ハナイカダの姿には、文字通り目を丸くして見入る表情だし、
メモを取る顔も真剣そのもの。

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虫や小動物に比べると樹木観察はとても地味で、
小学生にはちょっと退屈ではないかと思うことがあります。

なので、ゲーム形式にしたり、
観察会の中では、自然科学に好奇心旺盛な子をなるべく早く見つけ出して
いろいろ掛け合ってみたりもします。

でも、この日の子供たちのように関心が高い子が多いと、
観察会自体に「わー、なになに、へ〜面白い」という空気が
自然と流れ出してきて
こうなるとガイドをしていてもとても楽しくなってくるのです。

同じ学年でも、地域や学校によって大きく違うもの。
こういう感性は、いつどこでどのように誰の影響で育つものなんだろうか。
親? 先生? テレビ? 本?
だから里山樹木観察会は、子供観察会の場でもあるわけなのですが、
それにしても今回の子供たちは面白かったなあ。
そもそも観察会に「探検バッグ」なるすぐれもののアイテム持参だったり、
「図鑑持ってくればよかった」という子がいたり、
ビンゴ景品の卵を「温めてヒナをかえしたい」という子がいたり・・・。

そんなわけで、
初の市外親子レクの受け入れは、
何かと印象に残る観察会になったのでありました。


   by (気が付けば農繁期に追われている)里山おやじ

2017年05月03日

チェンソー技術講習

人びとが大型連休に浮かれ、
ブログの閲覧数がめっきり落ちるこの時期・・・
森プロチームは、
昨秋から計画に上がっていたいのち森の新遊具づくり、である。
コツコツと設計図や模型や材料の準備を重ねてようやくいま着工なのだ。

それと、合わせて
ログビルダーの戸田さんを講師に招き、
杉丸太間伐材利活用のチェンソー技術講習会を兼ねる形で
2日間にわたって、ワークショップ形式で技術を学びながら、
この大型新遊具を立ち上げた。

計画当初より大掛かりなものになった訳は2つ。
一つはこれを生きた立木に組み合わせるようにしたこと。
これで工事の難易度は格段に難しく、そして面白くなってしまった。

もう一つは、この遊具に屋根をかけるようにしたこと。
これで遊具のサイズはずいぶん大きく、そして楽しくなってしまった。

そうなると、簡単な金具で止めただけでは危険。
しっかりと丸太を加工してボルトで固定するものにしよう、
ということで、チェンソーの達人・戸田さんに講師依頼。

丸々2日間、実際の遊具づくりの中で、
実にたくさんの丸太加工に関する技を見せてもらい、
チェンソーをはじめとする機械や道具の使い方を習った。
素人がすぐにできるものばかりではないが、
この先、間伐材の利活用のためにはぜひとも身につけたいものばかりだ。

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立ち木をチェンソーで水平に切るためには、
切れこみを入れた後、エンジンを止めて、
このように水準器をチェンソーバーの上において水平を確かめる。

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丸太同志の接合に欠かせないスカーフ。
を、刻むための墨付け。
これは難しい、がこの先なんとしても覚えねばならないな。

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そして、墨に合わせてチェンソーの刃を入れて、
こうしてスカーフを出していく。


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観ていると簡単にできそうな気がするのだが、
実際にこの作業をやらせてもらってみると・・・

墨付けのラインは2本同時に見ながら刃を入れなければならず、
材の大きさによっては、片方のラインしか見れないので実に難しい。
ましてや重たいチェンソーで、ミリ単位のコントロールが必要なのだ。

スカーフの刃の入れ始めの角度つけや、
逆に刃の出し始めの角度つけも、
一度狂いだすと修正が大変で、これも思うようにいかない。

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さすがに熟練の技は甘くはない。
時にはこうして、チョエンソーの刃を立ててカンナのように使うことも・・・。
これはとてもまねできない。
下手にまねしたら、スカーフがどんどん深くなっていってしまうだろう。

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そして、スカーフの仕上げには、
曲面カンナという特別なカンナを使うのだが、
この刃の研ぎ方に微妙な工夫が凝らされていて、
これまた勉強になった。

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ほぞ穴をあける特殊機械も使って見せてもらった。
チェンソーが合わさったような仕組みで、一瞬で穴をあけられる。
ただし、穴の中のコーナーは丸くなるので
その分、ほぞを短くしなければならないので要注意だ。

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最後に、スカーフをとった材を実際に結合させて通しボルトで止める。
そのための貫通穴はドリルだが、
これを垂直に開けるのもこれまた難しい。
しかも、ほとんどの場合、相手の材にドリルが近くて
ドリルスタンドが使えないので、「勘」に頼るしかない。
これも私たち素人が上達するには時間がかかりそう…。

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今回も、忙しいところ無理難題を引き受けてくれた戸田さんは、
多分、今岩手県で唯一のログビルダー。
高い技術による本当に素晴らしいモノづくりをする職人だ。
昨年からブログを立ち上げて、
これまでに県内に建ててきたいろいろな建造物を紹介しているので、
ぜひのぞいてみてください。
http://nofuzo1192.blog.fc2.com/

20年以上前に出会って以来、「同じ年生まれの移住者」ということもあって、
何かとウマが合い、
生活学校始まってからは、遠慮なく無理難題を頼みまくってきた、
ほんとに長い付き合いの戸田さんが、
実は学年が一つ上だったということがこの日判明。
次から敬語で無理難題を頼むことにします。

ところで、この遊具が何であるかは
完成までもうしばらくナイショでありまする。

   by 明日で戸田先輩と同い年になる里山おやじ
posted by 里山生活学校 at 10:40| Comment(0) | 研修