5月12日に里海の貝と言うプログラムを実施しました。
場所は千葉県木更津市の小櫃川河口干潟です。
参加者は総勢で45名集まりました。
当初は午前中に干潟の探索をして、昼からは前日に漁業者メンバーが漁に出て収穫のあった貝を焼いて海の恵みを食から感じてもらおうと言う企画でしたが、10日・11日と強風が吹き荒れて時化になり漁には出られなくて地元水産会社から貝を仕入れて食する事になりました。これも自然相手のプログラム・・仕方ありませんでした。
午前10時過ぎから小櫃川河口の探索をする。
チゴガニのダンスを少し見て・・葦原を歩きながら植物観察。
途中、カワウのコロニーを見学する。参加者みな異様な光景にびっくりする。
このカワウは数が減り希少な鳥と言われていましたが、今は数も増え・・ここの場所だけでも500羽以上は有に生息してます。正直、漁業者としては稚魚などを多く食べられてしまう現状があり困っています。又、糞は草木を枯らして異臭を漂わせています。
そこから数分。海岸線に出てアシハラガニや稚魚を観察したり塩生植物(ハマヒルガオ・ハマエンドウ・ハマダイコン)を各自が自由に観察する。他にもハママツナやシオクグ・ホソバノハマアカザも生息しています。
葦原を抜けビジターハウスに帰り昼食を取りながら貝焼を行う。
今回はここで獲れたアサリ、絶滅に瀕しているハマグリの代わりに中国から輸入されたシナハマグリ、バラスト水で運ばれて三番瀬で繁殖するホンビノス(写真)などを炭火で焼いて食べてみました。本来はここで獲れるバカガイ・ムラサキイガイ・マテガイなどもチャレンジ予定でしたが時化で断念しました。
途中から
簀立(スダテ)でスノーケリングを行っていた15名も合流して捕まえてきた魚(スズキ・コノシロ他)をその場で捌いて一緒に食する。
昼食も終わりの頃に『海から山への贈り物プロジエクト』の説明を行う。・・本当はこの場で収穫した生ワカメを湯がいて干して提供する予定だったのですが時化で中止。
海苔大使の藤原さんがプロジエクトの説明をしてくれました。
参加者の皆さんも食事をしながら耳を傾けてくれました。その後この干潟を形成した源流部から林業体験を実施するかずさの森の岩田さんや千葉自然学校の土居さん、地球の楽校の長谷川さんなどにスピーチしていただきました。
その後TPAKさんが持参したミャンマーやタイで作られたアクセサリーや布製品の展示即売をしていただいてプロジエクト資金の一部に役立てられました。
ご協力ありがとうございました。
ここのビジターハウスも諸事情があり5月いっぱいで撤去予定です。
最後のお別れ会も兼ねての里海めぐりの楽校プログラムでした。
今回は直接的な資金援助も戴きましたが、このような感じで海を知るプログラムに参加することでこのプロジエクトに参加可能です。海の恵みを知り、山からの恩恵を知り・・自分達が何が出来るのか?それを考えていただく事に意義があると思います。